













Bounty Battle
Bounty Battle はインディーズ格闘ゲームです。新しいマルチプレイヤー 2D 格闘ゲームで、お気に入りのインディーズ ヒーローとして、Guacamelee!、Darkest Dungeon、Dead Cells、Psychonauts 2 などの素晴らしいインディーズ ゲームの他のインディーズ ヒーローと対決することができます。このゲームには 30 人以上のキャラクターが登場し、それぞれが独自のコンパニオン ミニオンとユニークな能力を持っています。これは、スーパー スマッシュ ブラザーズとインディーズ ゲームが融合したもので、インディーズ ゲームの世界からインスピレーションを得たレベル間で最大 4 人のプレイヤーで戦います。
みんなのBounty Battleの評価・レビュー一覧

mutsu774
2020年09月11日
[h1]素材は悪くはないのだが……[/h1]
PCゲーやインディーゲーを少しでも齧った人なら見たことあるキャラが沢山いるであろうインディーゲームキャラの乱闘ゲームです。
乱闘ゲームではありますが、スマブラのような相手を吹き飛ばしてストックを削るという方式ではなくいわゆる体力制のルールになってます。
ゲーム関してはおすすめするかといえばおすすめはしないですが、今後の調整次第ではすごい面白いゲームになると思います。
以下、1時間半程度友人と遊んだ上での評価です。
[b]いい点[/b]
[list]
[*]キャラクターの数が豊富
公式のゲームの紹介にあるように25人以上のファイターと書いてありますが内訳は、
コラボキャラ25人+オリジナルキャラ5人の総計30人です。また、アンロック不要で最初から全キャラ使えます。
30人いるというのはこの手のゲームでは多いほうだと思います。
例として、
Brawlhallaは50キャラ(2020年9月11日現在)
Brawloutはコンパチ込で25キャラ
Rivals of AetherはDLC込みで14キャラ(ただし、ワークショップで様々なユーザーがキャラを作成しているのでそれを含めれば100は超えます)
以上の作品と比べても申し分ないキャラ数ではないでしょうか?
[*]音楽がいい
[*]日本語がある
若干翻訳が怪しいところもありますが許容範囲内でした。
[/list]
はい。正直いいところはこれくらいです。
[b]悪い点[/b]
[list]
[*]ネットワーク対戦がない
おそらくこのゲームで一番不評を買っている部分がこれだと思います。
開発としては「STEAMのRemote Play Togetherを使って友達と遊んでね」ということらしいのだが友達がいない人は延々とCPUと遊べというのだろうか?
確かに友人と遊ぶのも楽しみの一つだと思いますが、やはりこの手のゲームはやっぱりネットワーク対戦で知らない人と対戦したり、ランクマッチで実力試しをするというのが肝だと自分は思いますのでこの部分はかなりのマイナス点だと思います。
[*]一人用のモードが貧弱
上記に付随する問題ですが一人用のモードが貧弱です。
シングルプレイであるのがチュートリアル、キャラのスキン(と言う名のカラー)を獲得するためのトーナメント(と言う名の条件を満たして勝利を目指すチャレンジモード)、チャレンジ(負けないように勝ち抜くモード)、トレーニングの4種とローカルマルチのみです。
せめてオリジナルキャラだけでもストーリーモードでもあれば……って思ったのですが[url=https://www.fig.co/campaigns/bounty-battle/about]クラウドファンドをした際のページ[/url] には大まかなあらすじがあったので余計に残念に思います。
[*]当たり判定がおかしい
キャラと攻撃時のヒットボックスが大きいのか「あれ当たんのかよ!」っていうのが頻発します。
[*]アニメーションがガクガクしている
動画を見ればわかると思いますが、特に攻撃を受けたときや吹き飛ばされたときのアニメーションが特に酷いです。
それゆえかコンボや相手を吹き飛ばしても爽快感に欠けます。
[*]ダウン状態が長くダウン後の無敵が短すぎる
このゲームには回避があるのですが、ダウン後の起き上がりの無敵が短すぎるせいで、「ダウン後起き上がって回避を行う」という行動の前に無敵が切れて起き攻めを喰らい続けるということがありました。
[*]受け身がない
上記の問題に付随する形ですが、ダウン状態の長いこのゲームにおいて、特にこの受け身がないというのが致命的な問題点だと思います。
なぜこの受け身がないというのが大きな問題点かというと、上記のような受け身がないせいでダウンからの起き攻めを受け続けるのも一つですが、それよりもこのゲームのルール上の問題が大きいです。
というのもこのゲームのストック削りは「相手の体力を0にする」と「相手を場外に吹き飛ばす」というスマブラライクではオーソドックスな形式をとっています。
つまり、空中受身がないということは、場外への吹き飛ばしを食らうとダウン状態が解けるまで行動不能となり、そのダウン状態が解ける前に落下死をするという、せっかくの体力制を無下にするという非常につまらない試合になります。(一応、壁有りのステージと壁無しのステージがあるので壁有りのステージで遊べばいいのですが)
[*]音量バランスがおかしい
ボリュームを設定で下げてもメニュー画面に行くまでのボリュームは下がってないためPCの設定次第では爆音が流れるため非常に耳に悪い。
キャラクターの声やSEに対してナレーションの声が大きすぎる。
[/list]
他にも細かい不満点やバグもあったりと言い出したらきりがないのでこの辺にします。
以上に述べたように、非常に残念な出来だと思います。
でも遊べないわけではないし素材やコンセプトは滅茶苦茶いいのが更に残念にさせていると思います。
つまりガッカリゲーですね。(実際自分は約2年ほどこのゲームの発売を待っていたのもあり、ハードルが高くなった)
クローズドβを経て正式リリースをしたらしいのですが、正直なところ正式リリースじゃなくて早期アクセスにして1年くらいユーザーからフィードバックを受ければよかったんじゃないかなと思いました。
前置きにも述べたとおり、今後のアップデート、調整次第ではすごく面白いゲームになる可能性は秘めているので開発者の方にはこれからも頑張ってほしいところです。[strike](まあ、売り逃げするような開発であれば度重なる延期の前にクラウドファンディングで得た資金を持ち逃げすると思うので流石にそれはないと思いますが)[/strike]
自分は一旦返品してしばらく様子を見ようと思います。
[b]結論[/b]
現状はおすすめは出来ないが今後のアプデ次第では良作になれる可能性を秘めたゲーム