











Chroma Squad
Chroma Squad は、仕事を辞めてパワー レンジャーにインスピレーションを得た独自のテレビ番組を始めることを決意した 5 人のスタント アクターを描いた戦術 RPG です。俳優をキャストし、スタジオの機材やアップグレードを購入し、ボール紙とダクトテープから武器や巨大なメカを作ります。
みんなのChroma Squadの評価・レビュー一覧

meg(^o^)
2015年04月30日
日本人ならオープニングテーマ一発で心を掴まれる戦隊物をテーマとしたターンベースストラテジーRPG。
大手スタジオで働く5人のスーツアクターがグリーンバックの撮影に嫌気がさし、巨大ロボで戦いたいという夢も叶えるべく、スタジオを飛び出してインディーズスタジオを立ち上げ、スタジオの経営と撮影を行なっていくというメタな展開がベースになっており、雰囲気的にはレンタヒーローに近い。
ゲームはシーズン毎に契約して各ステージをエピソードとして撮影をするという流れで、撮影終了時にパフォーマンスポイントに応じたオーディエンスからの収入や経費、ファンの増加数が表示される。
各ステージの撮影シーンでは登場する悪役に対して5人のスキルやチームワーク攻撃で工夫しながら戦うシステムとなっている。序盤は素面で戦い、ゲージが溜まると変身してステータスの上昇や武器を使った攻撃が可能になる。監督の演出指示が設定されており、例えば雑魚を全て倒すまではボスに攻撃してはいけない、ボスは5人同時の必殺技でとどめをさすなど戦隊物のお約束を踏まえた戦いをするあたりで頭を使う必要がある。
スーツや装備品の購入(ゲーム開始直後の武器はおもちゃの剣、ブーツはただの長靴)、撮影中に手に入るコットンやダクトテープを使用したクラフト要素、戦闘を有利にするスタジオ設備への投資などゲームの細部も充実。
2016年春に日本語が追加され、かなりの量のテキストが日本語で存分に楽しめるようになった。
戦隊5人の名前、戦隊名、変身のフレーズ、必殺技名、ロボ名、ロボ召還のフレーズなどカスタマイズできるあたり、戦隊物のツボを押さえまくりで驚くばかり。
ちなみにオープニングテーマは日本のファンクバンドScoobie Doのメンバーがボーカルを担当、それ以外のサントラもすばらしい出来。