Downward: Enhanced Edition
改善されたグラフィックと新しいアセットを備えた Downward の最高のバージョンをお楽しみください...この新しいバージョンでは新しい代替エンディングが追加されるため、ユニークな体験を生きたり追体験したりできます。
みんなのDownward: Enhanced Editionの評価・レビュー一覧
cHeeSy
2024年06月02日
ダブルジャンプや壁走り、グラップルを駆使しながら各地に散らばるアーティファクトを回収する一人称のパルクールアクションゲーム。マップは大きく広がっているが目標は常に画面上にマークされているので行き先を見失うことはなく、なんとなく進めていくだけなら英語があまり読めなくてもそれほど問題とならない。ゴールを目指す以外にもマップに散らばったリソースを集めることでスキルを開放することもできるので、ちょっと寄り道して複雑な地形にチャレンジするのも楽しい。また簡素ながら敵との戦闘もあるなど退屈にならないような工夫も見える。
ただやはり不満もあり、特に気になるのはゴールへ辿り着くルートが常に一本しか無く、決められた場所で決められたアクションを取ることでしか目的地に辿り着けないマップ構成となってしまっていること。そもそもパルクールとは、道なき道を切り拓きその場にあったアクションを瞬時に判断して行動に移すアクション性とそれに伴うスリルが楽しいのであって、これではプラットフォーマーやパズルゲームと何ら変わらない。また特定のアクションを行うための印がマップに溶け込んで非常に見づらく、他のルートを取れないこともありその場で立ち尽くすこともままあり大切な疾走感が損なわれている。
なんとなくパルクールっぽいことは出来るがゲーム全体としてはただのインディーアクションゲームといった感想。クリアだけなら4時間ほどだが、マップを探索してアイテム回収やスキルを開放したり、タイムアタックステージにチャレンジもできるのでもっと遊ぶことは出来る。
cheeeeeeese
2017年08月30日
UE4製の美麗グラフィックパルクールアクション。
画質は現行のあらゆるゲームの中でもトップクラス。
アクションゲーとしては一般的なパルクールで、ダッシュや壁ジャンプなどを駆使して先を目指す。
セーブ機能やリトライ機能も十分で、ストレス少なく遊べるようになっている。
収集アイテムなどもあり、アーリーながらバランスの取れたゲーム。
お値段相当感は十分に感じられた。
ただし、個人的にはFPS視点のゲームの中でも特に酔いやすかったのが唯一の難点として挙げられる。
ゲーム酔いする人は注意した方が良いかもしれない。
歩く動作一つ取ってもリアルな揺れが起こるため、一度酔い始めると苦しい。
既に十分良くできているゲームなので、トレーラーを見て気になったら遊んでみてもいいかもしれない。
Toyoch
2016年12月23日
パルクールで探索しながら進めるゲーム。まだ早期アクセスなので簡単に箇条書きとする。
簡単に総評を言うと、探索が好きな人向けのゲームで、現時点でもそれなりに遊べるが今後に期待できる。
・UE4なだけあってすさまじくキレイな世界。Talos Principleを髣髴とさせるような印象がある。
・パルクールは基本的に登れる箇所や壁キックできる箇所が決まっているが、走っていてそれなりに楽しい。
ダッシュはShadow Warrior 2のような短距離瞬間移動だが、「ダッシュ中に通常ジャンプはできない」点に注意。
青い光(アノマリー)でダブルジャンプ、赤い光はグラップルフックみたいなものを飛ばせるポイントだが、どちらも進行によるアップグレードが必須。
失敗してもすぐに戻れるよう、チェックポイントを作成する能力も持っている。ただし、このチェックポイント作成および使用(特定アップグレードで消費条件が変更できるようになる)にはパワーが必要。パワーはその場でヘルスを回復する時にも使うし、補充は点在する噴水でしか行えない。
・敵はいるが、戦闘は弱点である電源やキューブへ接近して抜き取る形。デスペナは集めたスカイピース(アップグレードで使用する通貨)が減るぐらい。
・アップグレードは各地にある石像で祈ると行える。耐久力増加、フォーカス(ダッシュやスローモーションで使用)増加、パワー(前述、チェックポイント作成/使用とヘルス回復で消費)増加、次項で触れる「品物」のコンパス表示やファストトラベル機能などがある。
・マップ各地にはリンゴ、果物、調合器具や皿といった品物が落ちており、これらはスカイピースに換金できる。
・マップは非常に広く探索しがいはあるが、探索可能な流れはほぼ一本道か。
・ストーリーは序盤なだけあって謎な部分が多く、まだ評価するに至らない。