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Flame Keeper

Flame Keeper は、定型化されたグラフィックと応答性の高い戦闘システムを備えたダイナミックなアクション ローグ ライト ゲームです。さまざまな土地を探索し、敵と戦い、エネルギーを集めて火を燃やし続けます。

みんなのFlame Keeperの評価・レビュー一覧

地獄変

地獄変 Steam

2023年07月02日

Flame Keeper へのレビュー
3

[h1]アクションゲームとして遊び心地が足りない[/h1]

確か2022年だかのNEXTフェスで面白かったので2023年のサマーセールで半額になっていたので購入した。

面白かった理由はアクションとしてしっかり出来ている所感があり、戦闘に爽快感があったと感じたからだ。

ただ実際に買ってみると、色々と物足りない。

[h1]操作[/h1]

X:攻撃
A:ジャンプ
RB:ダッシュ
LT:オブジェクトに対するアクション(起動、拾得、調べる等)

他にも色々あるが私自身もまだよくわかっていないので割愛。

あとゲームパッドに対応しているが、タイトル画面やムービーシーンではパッドに対応していないのは謎すぎる。なんでそこだけキーボードで操作させるのか…。

[h1]視認性[/h1]

悪い。

見下ろし型の3Dとなっているのだが、エフェクトがごちゃごちゃしすぎて余計な被弾をもらうと感じた。

たとえばこちらの通常攻撃を行っている時点でエフェクトが派手なので、地面に潜っている敵がこちらにやってきて、真上への突き上げ攻撃をしてきても、「こちらにやってくる動き」がエフェクトのせいで見えない。ちなみにエフェクトがない状態であれば、この敵が地中を潜って接近している動きはとてもわかりやすい。

他にも別の敵の攻撃を受けるとそのエフェクトで画面が見づらくなって他の敵の接近が見えなかったり、別方向から飛んできた攻撃が見えにくく対応できなかったりと視認性には著しい難を抱えている。

[h1]ゲームの流れ[/h1]

拠点があり、そこからダンジョンアタック。

ダンジョンは1マップ攻略型となっていて、ステージ開始時点に「ライフを捧げる場所」があり、それを必要量の最大値まで捧げるとマップクリアとなって次のマップへ。ライフを捧げる上限はいくつかの段階で刻まれており、上限を開放するにはマップ内のLAMPを手に入れてそれを同じく捧げることになる(当たり前だがマップ開始時にライフを限界まで捧げても到底クリアに必要な量には届かないし、上限がそれを阻んでいる)。

そしてマップ上には敵やらライフ回復アイテムやらがあるのでうまいこと立ち回りながら敵を倒し、減ったライフを回復し、としながら進んでいく。

[h1]面白さ[/h1]

弱い。

アクションとして普通に遊べるが、視認性の悪さに加えて攻撃の駆け引きの弱さがネックだ。

拠点では様々なアップグレードを施すことができるが、アップグレードに必要な通貨が最初はなかなか集まらないので、地味な戦闘を長い間やらされることになり、アクションゲームとして魅力のないものになってしまっている。

序盤はもうちょっと手軽に色々アップグレードさせてほしい。それこそチュートリアルで色々な素材を手に入れて、初めて拠点に到達した時点で幾つかアップグレードさせてほしい。現状は初めて拠点についても何も強化できずに、チュートリアルと変わり映えのない戦闘をやらされ、退屈さを助長させるだけになってしまっていた。

[h1]英語について[/h1]

本作は日本語非対応である。

ただゲームの内容や仕様は触っていればわかるものが大半であり、マップ内のギミックも「あぁ、これの使い道はこれかな?」とある程度あたりを付けることができるので、わからなくて大きな不便を感じたことはなかった。もちろん理想を言えば日本語に対応してほしかったところではあるが。

[h1]まとめ[/h1]

ゲームバランスが悪い。

特に序盤が退屈すぎて楽しくない。そのくせ敵の攻撃が見えづらいので回避できるものも回避できずストレスだけが溜まっていく。

「好評」止まりなのもわかる作品ではある。

幸い本作はアーリーアクセス中ということもあるので今後の改善を楽しみに待っておきたいと思う。もっともプレイ体験自体は上述の通り、楽しめたものではないのでサムズダウンさせてもらうが。

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