





















Hands of Necromancy
Hands of Necromancy は、GZDoom エンジンで作られた、Heretic に似たダーク ファンタジーの一人称シューティング ゲームおよびメトロイドヴァニア ゲームです。武器を見つけ、悪の勢力と戦い、特別な変身の特別な能力を使って自分の道を見つけてください!ネクロマンサーとしてのあなたがどれほど強力であるかを見せてください!
みんなのHands of Necromancyの評価・レビュー一覧

ユギ
2024年05月27日
無駄に神格化されがちなRaven Softwareの探索FPS、『Heretic』および『Hexen』をリスペクトしたファンタジーFPS。
GZDOOMエンジンを用いて製作されているため、基本的な操作性(アイテム選択方法など)も『Hexen』に酷似している。
『Heretic』からは武器性能を、『Hexen』からはハブ構造のマップを模倣していて、杖や魔術、呪いの鎌、銃、氷の指輪などを駆使して敵を倒し、先に進んでいく。
全3章構成となっており、それぞれハブレベルから各レベルへと向かい探索を行い、鍵を拾ったらハブレベルへと戻るという方式。
指定の鍵を集めるとハブレベルにあるボスレベルへの扉が開き、ボスを倒すことで章をクリアすることができる。
主人公は死霊術士ということで敵の死体を蘇生させて使役したり、自らモンスターに変身して戦ったりといった変わった戦闘を行う事が出来る。蛇に変身して小さな隙間をくぐったり、ゴーレムの怪力で壁を粉砕したり、ワイバーンになって空を飛んだりなどといった変身能力を活かす場面もあり、ちょっとしたメトロイドヴァニア的味付けもあり。
1995年のゲームをそのまんまリスペクトしたせいかゲーム本編はかなり古臭い仕上がりとなっており、単調な戦闘をこなしながら無駄に複雑なマップを鍵やスイッチを探してひたすら彷徨うという正直全然面白くならないゲーム内容になってしまっている。
変身能力も攻撃がMP制(ゆっくり自動回復)なため爽快感は低く、弾薬節約のためにMP回復を待ちながらひたすらちまちまと進んでいくことになる。
ただしゲームとしてのボリュームは10時間越えとそれなりにあり(ひたすら彷徨うので面白くはないが)、グラフィックなどの作りも丁寧なため、そういうちょっと古めの雰囲気のダークファンタジーFPSが遊びたいのなら触ってみても良いのかもしれない。