



















Keylocker: Turn Based Cyberpunk Action
Keylocker は、マリオ&ルイージ RPG シリーズとクロノ トリガーにインスピレーションを得たサイバーパンク ターンベースのリズム JRPG で、シンガー兼ソングライターの BOBO としてプレイします。リズム ゲーム スタイルでリアルタイムに技を実行し、この容赦のない惑星で音楽の力で技を強化しましょう。当局と戦い、サターンの秘密を解き明かし、自分のバンドのコンサートで演奏し、ネットワークにハッキングして、良くも悪くもこの腐敗したシステムに終止符を打ちましょう。
みんなのKeylocker: Turn Based Cyberpunk Actionの評価・レビュー一覧

kuzuo
02月10日
ストーリーもバトルも超激ムズのターン制アクションバトル RPG
サウンドやヴィジュアルは日本人好みでとっつきやすかった
ストーリーは膨大かつ難解だが、翻訳の質がすばらしいので、ちゃんと[strike]理解できる[/strike]感じられる!
次の目的地や目標をたびたび見失うが、たいてい主人公側も見失っているので、ある意味シンクロ率は高い
フリーズやクラッシュなど何度かあったが、世界観の演出として受け入れられるレベルです
万人向けのお利口なタイトルでは刺激が足りない方におすすめ!

todotask
01月20日
このゲームの様々な「不親切さ」を良さと捉えられるかどうかで、評価が変わると言ってもいいと思います。
面白いゲームなんですが、とにかくこの、ファミコン世代くらいにあったような説明書にも書いてない部分がゲーム体験の壁になってるのかなという印象です。
自分が読み込み不足な部分もあるかと思いますが、実際エンディングを見るだけの実績の達成率が現時点で4%なのでここらへんでの離脱率はかなり高いのかなと思います。
・世界観の「不親切さ」
ローカライズなどはかなり丁寧にされているのですが、一方でゲーム内に出てくる専門用語について解説などもほとんどなく、ふわっとした会話やオブジェクトを調べた時のフレーバーから考察するくらいしかできません。そのせいで割と序盤から会話にはついていけなくなります。
それは物語としては当然なのですけどね。終盤に色々語られますけど正直もうちょっと早めに説明してほしいです。
・マップの「不親切さ」
ジャンプでオブジェクトを飛び越えたり、色々と歩き回ってサブクエストをこなしたり、ゲーム内には様々な探索要素があるのですが、はっきり言ってどれが飛び越えられるのかがすごくわかりづらいです。
あと、一部のマップに至っては壁かと思ったら地面だった、みたいなビジュアルだったりして、正直わけがわからなくなることも。
・バトルの「不親切さ」
RPGで成長要素を好きに決められるというのはとても最高なんですが、こちらも専門用語の嵐…。探り探り遊ぶというのもいいんですが、リセットできるタイミングは限られてるし、チュートリアルの説明も少ないし。ローカライズの問題、ってわけでもなさそうなので、もうちょっとなんとかしてもらえたらいいなと思います。
あと主人公のBOBO含め、本当に色んなキャラを立ち代わり使う羽目になるんですが、その割にエンカウントは何度もできないからレベリングはできないし、経験値にあたるキーは全員で共有だしで結構育成にクセがあります。
とにかく、いろんなものが説明不足です。チュートリアルも最初こそ電柱みたいなオブジェクトを調べる必要があったのに、途中からなんの説明もなくアイテムと同じような扱いになってたこととか結構あります。
あと離脱しているキャラが会話に参加したり、戦闘が止まるバグがまだ残っていたり、色々と粗もあります。
でもゲームシステムはかなり面白いので次回作とかで改善されてたら嬉しいですね。

namigame
01月17日
インディーズの奔流を感じろ!
音楽エネルギーを禁じる圧政者達から自由を求め戦うRPG。
「頭部移植して三角コーン頭になった宗教マント信者達が、自律回転の浮力で空中警備してる」みたいなカオスな光景が日常な世界観。
プレイヤーが目眩を起こしそうな世界感であるが、主人公BOBOは驚くほど真っ直ぐで、孤高で、心温かく、力強く、つまりロックだ。
物語を織りなすキャラクターたちは様々な経緯や思惑を抱えており、用語も多く、理解は複雑を極めるが、主人公BOBOは「長々と話されたけど、全然ワケわかんない。とにかくまだ仲間を泣かすつもりならアンタら全員ブッ飛ばす!」とシンプルな考えで進むため、物語の進行に苦痛はあまりない。
プレイ快適性はそれなりに考えられているようだが、狙ってか狙わずか、まだまだプレイヤー置いてけぼり感は否めず、万人にはおすすめしづらい。
しかし、作品全体から感じる「混迷の中でもあなたの綺麗と思うものを探して輝かせなさい」という雰囲気とマッチしていて、合う人にはとことん合うと思う。
作者の創作エネルギーを感じたい人にとっては、貴重な一作になるだろう。

hisumi93
01月03日
1周して25時間ほどでした。
最初バトルむずかしかったけど途中でクセになってきた。
タイミングよくボタンを押したい人向けのゲームだと思います。
良かった点
・独特の世界観とかわいくてクセのあるキャラクター達が素敵
・バトルのドットアニメーションが良すぎる
・フレーバーテキストがいっぱい
悪かった点
・タイミング調整の設定がない
・次どこに向かえばいいのかわかりづらい。マップに目的地が表示されたらいいなと思う
・文脈が追いづらいため、何に言及しているのかわからない場面がある(海外の小説読んでるみたいなイメージ)
・敵の特定の攻撃がフリーズする、もう回収できないクエストが残り続ける等、バグは結構あるかも。セーブはこまめに。
その他
・プレイ済の曲がもう一度できる音ゲーモードがあればうれしい
・ディーラー好き、クレリコプターかわいい

belfaste
2024年12月28日
『Virgo versus the Zodiacs』のMoonanaによるサイバーパンクスペースオペラリズムアクションRPG。
他人にすすめるか、すすめないかでいえば、まず、すすめない。
であるならば、理性的に判断するのであれば、このレビューの評価もサムズダウンにすべきなのだけれど、できない。
魂が「このゲームは全人類が買うべきだ」と叫んでいる。
エンディングを見たあと、レビューのためにこのゲームをやっていて感じたことを箇条書きで書き出してみた。
・リズムアクション的QTE要素のある戦闘システムなのだが、敵が異常に硬くて異常に攻撃力が高い。ザコ戦でもすぐ死ぬ(英語のレビューでは「罰ゲームみたいな戦闘」と表現されていた。言い得て妙)。
・というか、そもそも初見の敵の初見のモーションだと、防御のタイミングがわかんなすぎる。
・見たモーションでもQTEの速度が速すぎて眼押し不可とはいわないまでも、ムズいのがある。
・あきらかに大半のプレイヤーが挫折しそうなデフォルトの難易度設定(プレイする場合は悪いこといわないから、最低難易度である「ソフトパンク」にすることをオススメする)
・機能の機序がよくわからないステータスや武器やクラス。
・曲がりくねった道にダメージトゲ(二回食らったらHPが半分以下になる)が配置されていて、そこを通りぬけるには三四箇所ほど一キャラ分のスキマをピンポイントで通らないといけない。だが、そこはエリア最序盤の特になんでもない地点。
・シンボルエンカウントを採用しているのだが、あるシステムのせいで場合によっては戦闘終了後に即で新しい敵シンボルがポップするため、不本意な連戦を強いられがち
・そのシステムのせいで、逆にボス戦前のレベル上げをしたいな~というときにかぎって雑魚敵が湧かない
・フラグ管理がなっておらず、ある会話シーンでパーティから脱落しているはずのキャラが出てきて会話に参加する。
・フラグ管理がなっておらず、そこにいないはずのNPCのグラが残っている。
・キャラ図鑑的なものがあり、これで大量のサブキャラを把握できるぜ⋯⋯とおもっていたら、主人公周辺の数名分しかファイルされていない。
・フレーバー程度なわりにはところどころで難易度が高い音ゲー要素
・突然エラーを吐いて強制終了。
・バグなのかなんなのか、解決しても残り続けるクエストログ。
・というか、途中から新しいクエストも使いされなくなってほとんど機能しなくなる
・ときどき、次の行き先がマジでノーヒント。
・探し方が下手なせいもあるかもだが「そこに道があったの!?」みたいなとこが2、3カ所ほどあった。
・味わいというよりは、技術的に稚拙としか思えないストーリー運びとキャラの感情の流れ
・クエストごとのつながりがあんまりにもピーキイで唐突なため、全体の筋を把握するのにも苦労する
・カットシーンの切り替わりのタイミングがちょっとズレてて、しかも切り替わるとシーンが一つか二つくらい跳んでるような展開になることが多い
・難解で複雑な世界観。その設定が終盤に滝のように説明される。
・それまで舌足らずで思わせぶりなセリフが多かったのに、ラストバトル周辺になってきゅうにみんな自分の気持ちを長セリフで説明しだす。
・世界観や物語をふつうにテキストで説明したいのか、ロア的な語り口で語りたいのか、いまいち判然としない。
・マルチエンディング(4つ)だが、分岐が定まるのは最終盤の二択×二回分。それまでの10数時間分のプレイは特に分岐に影響しない。
・エンディングとは別にストーリーもクラス選択によって若干分岐(正確にはクラス毎に固有のサブクエストがある)……するのはいいのだが、たまに自分の選んでないクラスの固有クエストが細切れで発生し、文脈がわからなくなる。
・なぜか特定のエンディング以外では成就しない恋愛要素。
拙いストーリーテリングと連発するバグ(プレイに致命的に支障をきたすほどでない)。これらが織りなすストレスフルなゲームプレイ。
要するに、Moonanaはゲーム作りがへただ。へたくそすぎる。『Virgo versus the Zodiac』のころからなにも成長していない。
それでいてなお――『Keylocker』は2024年で最高のインディーゲームだ。
なぜなら、そんな稚拙さを突き抜けるほどの情熱が本作のすみずみにまでほとばしっている。
キャラごとどころかオブジェクトごとに設定されたダイアログはいずれもセンスに溢れているし、大量に顔グラが用意されたサブキャラは漏れなく個性的かつ魅力的。精妙なピクセルアート・アニメーションはキャラの仕草を際立たせる。
主人公のBOBOは土星に築き上げられた階級社会をぶち壊すためにゲリラライブを繰り返すロッカーで、その言動はあまりに典型的なパンクというか、今時こんなロッカーいねえだろというくらいにまっすぐな反体制&反資本主義&反管理社会なのだけれど、このまっすぐさがいかにも主人公で気持ちがいい。
そして、なによりの美点は豊穣な作品世界そのものだ。
サイバーパンクなどの80年代的な美学を継承しつつも、どこからどう出てきたのか奇天烈で摩訶不思議なアイデアの数々。なんだか膨大でこんがらがっているが、作者のなかでは整合しているらしく、なにやら一貫した世界が完成されている。
作者の叫びでゲームそのものがはち切れんばかりのエネルギーを放っている。
おもえば、『Virgo versus the Zodiac』にもそういうエネルギッシュな好ましさがあった。製品としての端正さとはまるでかけはなれているが、「このゲーム」でしか味わえないというユニークな輝きがあった。
Moonanaはいまだその輝きを失っていない。どころか、さらに増しつつある。
大資本が"インディーゲーム"開発に乗り出してインディー文化を収奪し、かつてインディーだったスタジオもかれらに対抗するために自らも資本主義に乗らなければならなくなった昨今において、プレイヤーであるわたしたちもまたあのころのようなピュアな気持ちでインディーゲームに接することがむつかしくなりつつある。
そんな時代にあって、『Keylocker』は失われたインディーゲームのこころを今に生きる、非常に稀少な例だ。
わたしたちがなぜふだんブツブツと文句をいいながら、不出来であることがわかっている少人数制作の作品を遊ぶのかを思い出させてくれる。そこにしかない世界を見るためだ。
そして、本作はあまりにインディーゲームであることを忘れていなさすぎるために、発売後三ヶ月時点で130ほどのレビューしかついておらず、クリア率もおそらく10%程度にしか達していない。
100万本売れるべきとはおもわないが、作者がこのクオリティで出し続けられる程度には売れるべきだろう。
そういう意味ではマストバイな一本だ。『Keylocker』を買い、宇宙を救え。
もうひとつ、本作で讃えられるべきは日本語訳。『In Stars And Time』や『Eastward』などの翻訳で知られる柴田泰正氏の翻訳は本年度でも出色の出来。Moonana独特の台詞回しやギャグを巧妙に日本語に訳している。ゲームに翻訳大賞的なものがあったら、2024年は間違いなく本作が獲るはず。

ex_twilight_xx
2024年12月15日
邪悪なQTEと上質な音楽、理解させる気が無い世界観がヘドロのように混ざり合うイカレたRPG。
前作が好きだった人であっても必ずしもおすすめはできない。
あまりにもユーザーフレンドリーじゃなさすぎる。
どうにかしろと言いたい気持ちはあるが、インディーはこれくらい尖ってても良いとも思う。
でもQTEはデフォルト難易度でもきつすぎる。構える時間もなく、許容時間も短すぎて結局タイミングを覚えるしかない。
前作は主人公が「理解してる側」だったからまだ良かったが、今作は「理解してない側」が主人公のため、
何を言ってるのか、善悪はともかく目的に向かってちゃんと進めているのかが分かりにくい。
世界の状況も最終盤にテキストだけで流されるのもあり、終始「何してんのこれ?」感が拭えなかった。
とにかくヤバいゲーム、インディーだから出来るゲームがしたい人以外にはおすすめしない。
遭遇したバグ
イベントシーンの上下黒帯が残り続ける
ゲームを終了すると消費アイテムの所持数が2~3個に初期化される
装備画面・スキルツリーで表示される各種数値が(見た目上)更新されなかったり間違った値になる
イベントの発生順によって正しく会話が出ない時がある
戦闘中にフリーズ(他にも戦闘中は変な事が起こるため何が正常なのか分からない)
テキスト・名前表示がおかしい時がある
完了したクエストが残り続ける

totatami
2024年10月19日
マップ上にいくつも落ちているちょっとしたオブジェクトも調べることができ、それぞれに専用のテキストが設定されているという事実に何よりも驚愕した
これだけの大量のテキスト、なんなら物語に関わらないような小ネタみたいな部分にまで破綻のない翻訳を施しているという熱意に、何よりも敬意を表したい
ストーリーについては一本筋が通っているが多少難解で読み取るのに苦労するかも
質が高いのは確かなので物語を楽しみに購入するのもあり
戦闘システムは攻撃と防御のたびにQTEがはいるマリオRPGシリーズのような感じ
特に防御のQTEは相手の攻撃によってコマンドやタイミングが異なるので、慣れるまではボコスカ殴られることになる
完璧に入力出来たらすべてノーダメージになるが、数回ミスっただけで敗北するようなシビアさである
回復アイテムは自分ターンなら行動消費なしで使用することができるが、そもそもの所持可能数に制限があるので苦労することに変わりはないだろう
最初は難易度を一番簡単なものにしてプレイするのが安定かもしれない

fis
2024年10月07日
私がテキストエディタ―なら尻尾撒いて逃げ出すほどのテキストの量が散りばめられたRPG。
翻訳も完璧でよくmoonanaの頭の中をここまで日本語にできたなと感心する。
確実に人を選ぶけど、刺さる人には心臓まで刺さる作品。
分かりくい表現や不親切なシステム、多少のバグなど不満点がないわけではないが、この世界観は唯一無二。
是非nanaの愛の詰ったパンドラの箱を体験して欲しい。

suzuna
2024年09月27日
ソフトパンク(イージーモード)で一周クリア済みです。
翻訳がめちゃめちゃ良かったです。
元々のテキストでもハイセンスなものを、日本語訳でもそのまま味わわせてくれているんだろうなと感じられる素敵な言葉達でした。
フィールドにちりばめられた色んなオブジェクトやアイテムのフレーバーテキストを読むのが毎度楽しかったです。
もちろんキャラクター達もみんな生き生きしていて魅力的でした。ロケット大好きだよ。
ライブの時の音ゲーが、ノーツに音の割り当てられているタイプだったのも個人的にとても嬉しかったです。ミスると音楽が崩れるの好き。
戦闘はタイミングがシビアすぎて苦しかったものの、武器やスキルが充実していくにつれ、合う組み合わせや立ち回りを考える楽しさがありました。
世界観の広がりがすごくて、一周クリアした今でも半分ぐらいしか理解出来ていないんだろうな~と思うし、戦闘がやっぱりつらかったですが、良い文章やイラスト、音楽に触れられて、最後までやってよかったな~と感じます。

yahadochan
2024年09月27日
銀行強盗に説教
「やるなら階級制度そのものを破壊しないと!金持ちの金庫をかっさらった後やつらをみなごろしにする!」
すごい主人公だBOBOちゃん、素敵だ
クラススキルが揃ってくると戦略性のあるバトルがめちゃ楽しくなってくる、カウンターで雑魚蹴散らしたり
それだけにバトルのQTEのタイミングのシビアさがもったいない
自分は難易度ソフトパンク(イージー)でやっている
毒とユーモアに溢れたテキストも楽しくアイテムのフレーバーテキストまで読み込んでしまう
翻訳いい仕事してるな
かっこいいアート、音楽、テキスト、キャラ全部素敵なのでおススメです
見たことないイベントやフラグ、ストーリーの別END、ストーリーENDの後に特定のキャラENDまであって周回も楽しい

teru_teru
2024年09月23日
片手操作難易度:[strike]プレイ不能[/strike]普通
表示速度やオート設定などを変えても高速でメッセージが流れてしまいゲームとして遊べませんでした。
XBOXのゲームパッドを使わないようにしてキーボード操作なら動くようではありますが・・・
(追記)steam入力無で快適に動作するとの記載ですが、あえてsteam入力有効にすると取りあえず動きそうです。
それはそれとして戦闘のボタンを押すタイミングのバランスが悪く、光るのに合わせて押すタイプが「白く光る時には押していないといけない」ぐらいのシビアさで戦闘ストレスが大きいです。

GUNKATANAMAN
2024年09月22日
前作のVirgo Versus The Zodiacがすごい好きだったので購入しましたが、総合的にお勧めできません。
第一に進行不能になる不具合がいくつかあります、特に致命的なのは戦闘中に敵を倒すとスタックします。
良い部分も多いので、いくつかアップデートが来てから再開しようと思います、購入を考えてる人もいったん見送ったほうがよいかと。
以下レビュー
レビュー時点の状態。
デモ版からのコンバートで第5章のボスバトルまで進行。
プレイ時間はデモ版の分が省略(多分2~3時間くらい?)されていて、放置(6時間くらい?)もあるので実質18時間分くらいです。
■グッドポイント
・グラフィック:最高です。タイトルにある通りサイバーパンクっぽい雰囲気を出しながらかわいいドット絵と繊細なキャラグラフィックにアニメーションも滑らかで本当にマップを動いているだけでも楽しめます。
・サウンド:好みはあると思うが、インディーゲーにもかかわらずかなり凝っています。途中ライブのミニゲームがあるのですが、英語版とゲーム内言語版の2パターン用意されていたりかなり力が入っています。個人的には耳に残る曲には出会えてないですが、一般的なゲームレベルの品質があると感じました。
・ミニゲーム:詳しくはネタバレになるので省略しますが、今のところどれも楽しめてます。
・翻訳:前作より良いです。若干かみ砕く必要はありますが、ストーリーが追えなくなることはなさそうです(そもそもストーリーが複雑ですが)
・スキルツリー:キャラの強さ=スキルツリーのゲームです。いろんな種類があってどれを上げていくか考えてる時間は楽しかったです。ツリーが伸びてきて戦闘が楽になると成長を感じてかなり気分が良かった。
■バッドポイント
・アイテムの少なさ:第5章のボスバトルまで進めたのですが、初期に入手した装備が現役です。装備品もかなり少ないようで組み合わせの楽しさとかは無いです。
・クエスト:なにこれ?って感じ。クエストクリアしても報酬が無かったりするし、そもそもクエスト一覧に載ってないのに突然クリアになったり、クエストクリアしてもクリア判定にならずにロードしてやり直したらクリアになったりした。また、メインクエストとサブクエストのようなカテゴリもなく、章が進んでクリア不可能になったクエストも一覧に残り続ける、不親切だと感じた。
・ゲーム進行:ゲーム時間のほとんどが迷子といってもいい。次どこに進んでいいのかまるで分らないです。オープンワールドのゲームならそれでもいいですが、これは1本道(多少分岐はあるようだが)のRPGです。マップ機能もないので同じようなところをぐるぐる回るハメになります。
・敵の行動パターン:基本カウンターor回復技を使ってくるのがほとんどで相手を迎え撃つ戦法がほぼ無理です。これのせいで雑魚戦が無駄に長引いてテンポが悪い。自分は殴りに行くスタイルで始めたからいいけど、それ以外だとかなり退屈なものになると思う。
・ディフェンスが難しい:敵が複数体いる場合に突然防御アクションが始めるように感じる。これは実際にプレイすると感じると思う。もうちょっと技名が出てからディフェンスアクションまで間が欲しかった。
■賛否両論
・戦闘アクションの成立タイミング:前作とそんなに変わらないのでこんなもんかと思えたが、実際かなりシビアだと思う。死んで覚える必要あり。
・ストーリー:前作と同じくらいわけわからない。自分は雰囲気だけ味わえればいいので気にしてない。
・危険度レベル:今作はアイテムの回収やHP回復(宿屋)を利用すると危険度LvL(最高4)が上がって、1以上になると雑魚戦を強いられます。戦闘すると危険度lvlが1下がります。これのせいでアイテムを回収するのが面倒になってしまいました。特に宿屋利用で危険度レベルが上がるのは謎。しかもlvl4の雑魚戦はボスより強く感じますし、lvl4を越したらlvl3,lvl2,lvl1と敵が弱くなるので退屈な戦闘を強いられます。1回戦闘したら危険度レベルリセットでよかったんじゃないかな。戦闘苦手な人はこまめに消化して、自信がある人は貯めてから消化するてきな。
■最後に
進行不能バグが修正されても万人にお勧めできるゲームではないと思いますが、高水準なゲームだと感じています。
前作も無料で追加アップデートが来ていたので、今後のアップデートに期待!