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Laika: Aged Through Blood

『Laika: Aged Through Blood』は、黙示録的な砂漠を舞台にした西部劇風のモーターヴァニアです。これは、占領軍によって抑圧されている部族の物語であり、人々が失ったものを取り戻すために終わりのない復讐の道を下る母親コヨーテ戦士の個人的な物語です。

みんなのLaika: Aged Through Bloodの評価・レビュー一覧

KEI

KEI Steam

2023年11月03日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

1000回死んでも楽しめたゲーム。

結論から言えば王道のメトロイドヴァニア作品をプレイした後にぜひプレイしてもらいたい作品と言える。
進行に応じて探索範囲が広がり、武器が増えるメトロイドヴァニアらしさに加え、独自性の高いバイクアクションが強みで、バイクの挙動も急発進するとウィリーになるなど拘りがうかがえる。
銘打たれた「モーターヴァニア」に相応しい内容で、完成度は高い。

ボリューム目安となるクリア時間は20時間弱。
その間、当方は1000回少々死んだが、トライ&エラーが楽しめる構成となっていたため苦にはならなかった。
セーブ区間を短くし、リトライする気を削がない工夫がされている。
そして難しいステージやボス戦含めて乗り越えた後はやってやった感が待っている。

世界観とBGMも素晴らしく、興味があるならぜひこの荒野を駆け抜けていってほしい。

nyankotamukiti

nyankotamukiti Steam

2023年10月31日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

デモムービーの通り、横スクロールのゲームです。操作は難しいですが、キャラが死亡した際のデメリットはあまりないのでどんどん死んで操作に慣れていきましょう。死ぬ回数で貰える実績もあります。私は千回以上死にました。
歌もアクションもよくできていて、随所で挟まれるアニメムービーも短いながら満足できるものでした。なにより、日本語に対応しているのも良い点です。ストーリーに大きな破綻も無く、安心しておススメできるゲームです。

Nekomura

Nekomura Steam

2023年10月31日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

バイクに乗って宙返りしながら地面に叩きつけられるモーターヴァニア

よくできた横スクロールアクションでバイクで銃を撃つのだがリロードするのに宙返りが必要、強化していくと複数銃持てたり弾数増えたりと楽になるが着地に失敗して地面に逆さまに落ちるのを最後まで経験するはずだ

話は暗めでなんかよくわからない鳥の軍に追われてわけのわからない突然変異した鳥(最後まで本当にわけがわからない・・・)ボスと戦うわけだが・・・
グラフィックよし、BGMよしでおすすめ

気になる点をいくつか、マウスキーボードでプレイ
・敵の弾カウンターがほとんど機能してない
・エイムカーソルにキャラの回転位置がわかる矢印があるがカーソルに付いてるせいで見づらい、身体の位置にほしい
・銃がどれになってるかわからない、ロケランもってていきなり爆死することもあるから弾数を色変えるなりシてほしい
・話が尻すぼみでまじでなんだったのかわからん・・・エンディングは続編のためなのか?

TANSAN_COFFEE

TANSAN_COFFEE Steam

2023年10月29日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

バイクゲーとメトロイドヴァニアを合体させた意欲的な作品。
序盤の難しさからクリアできるのか?という不安の中でプレイしましたが武器の強化をサボらなければちょうどいい難易度で最後まで進めることができました。
西部開拓時代の雰囲気や帝国主義とインディアンの争いのようなテーマが好きな人に特に刺さると思います。

不満点としては、ジャンルの割に全速力でかっ飛ばすよりはソロソロと慎重に行った方が何かといい場面が多いこと。カーチェイスのようなスピード感のあるシーンがほとんど無かったこと(ボス戦で少しある程度)。
ライバルのバイカーみたいなキャラがいればより良かったと思います。
また、全方向に加速するスキルがあり、それが最高に楽しいのですが、かなり後半に手に入るので使い道が少なかったことも残念でした。

okuchi_kusai

okuchi_kusai Steam

2023年10月28日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

ゲーム部分は他のレビューのとおり、慣れるまで脳が筋肉痛になるような難しさですが、慣れると新しい手足が生えたように自在に操作でき爽快です。

ストーリーは、終わり頃にはこの母娘がいつか静かなところで幸せに過ごしてほしいと祈りながらプレイするようになっていると思います。

ともあれバード滅ぶべし。

Orchid

Orchid Steam

2023年10月27日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
3

購入して損をしたとは思わないが[b] 他人に薦めはしない[/b]、そんな作品だった。
ストーリーのネタバレはしていないつもりですが、それ以外はかなり触れていると思うので以下注意して閲覧してください。
[h2]良かったところ[/h2]
[list]
[*][b][u] BGMが良い[/u][/b] 
ゲームのストーリーや雰囲気に合っていると感じた

[*][b][u] バイクアクションが斬新[/u][/b] 
リロードやパリィが宙返りやドリフトなどに割り当てられていて慣れると楽しい
(逆にこれが面白いと思えないなら購入はお薦めしない まずはデモ版を)
[/list]
[h2]悪かったところ[/h2]
[list]
[*][b][u] ローカライズが変[/u][/b] 
翻訳により雰囲気が掴めなかったり、誤字や文字化けがあったりした

[*][b][u] メトロイドヴァニア要素の少なさ[/u][/b] 
広大なマップ探索という意味では広かったが、新しいスキルを覚えて更なる未開拓地を進むという点では、そもそも新しいスキルがそこまでなかったので少し残念だった。

[*][b][u] ワープポイントが少ない[/u][/b] 
特にサブクエスト等で長い距離を東奔西走する必要があると感じた
(ここは人によって好き嫌いが分かれる部分だと思う)

[*][b][u] サブクエストの報酬が微妙[/u][/b] 
サブクエスト受領時点で報酬が何か分からない上に、目的地も不明瞭。そして基本的に報酬はその辺で収集できる素材数個程度。雑なゲームのかさ増しに見えて私が個人的にこの部分が一番不愉快な点だった。加えてあるサブクエストの報酬で得られる[spoiler]アイテムがないとメインストーリーが進めることができないため、[/spoiler]ネットで調べない限りサブクエストはやる必要がある

[*][b][u]主人公が見づらい[/u][/b]
このゲームは一撃死なのでバイクの操作が重要になるのだが、敵の血しぶきやその他アクションのエフェクトによって主人公の位置や向きが分からないことが多々あり、それによって死ぬことがザラにあった

[*][b][u]ボス戦が微妙[/u][/b]
駆け引きがあまりなく、敵の攻撃をよけて弱点が出たらそれを殴るだけだった ラスボスなんかは[spoiler] 後方宙返りをしながら銃を乱射するだけで[/spoiler]勝てた

[*][b][u]マップが使いづらい[/u][/b] 
マップがドラッグ&ドロップできなかったので非常に使いづらい
[/list]

総評として2000円で20時間近く遊べてコスパは悪くないと思ったが、圧倒的高評かと問われると甚だ疑問である。
アップデートで見づらさや使いづらさなどのユーザビリティが改善されればお薦めできる

gmp5121

gmp5121 Steam

2023年10月26日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

[h1] とにかく素晴らしいBGM [/h1]

ゲーム中一部ダンジョンやボス戦を除き、探索中のBGMは手持ちのカセットから順次再生されるという形を取ります。
このBGMは世界中にカセットが散りばめられており、ゲームが進むとだんだん増えていくのですが、静かで、寂しげで、メロディックに女性が歌い上げるどの曲も素晴らしく、曲のバリエーションの増加がゲーム進捗とも連動している事で飽きがこない。
バイクアクションの楽しさと合わさって時に繰り返しにもなるマップの行き来が苦になりません。

戦闘は適宜やりなおしポイントが配置される事もあり、反射神経を要求されるアクションというよりはどちらかと言えばパズルゲーム的要素が大きいです。
敵配置を把握していないと対応できない事が多々あり、反射神経一本でクリアしていく事はできません。
ただそれで爽快感がないかと言えばそんな事はなく、アスレチックを飛び回りながらグルグル回転(銃弾のリロードの為にキャラクターを空中回転させる必要があり、これが攻防一体であると同時に回らなければ弾が続かない・しかし回りすぎると頭から着地して死ぬと言うこのゲームのまさに根幹を成すアクション)し銃弾を乱射しどんどんコースを突破していく気持ち良さは得も言われぬ快感があります。

ボス戦は基本的にあまり難易度は高くないです。
ボスの攻撃が熾烈というよりは走って飛んで回転して撃ってというマルチタスク自体の難しさで自爆する方が多いでしょう。

サブクエストはだいたい何か指定された物を探す事になるのですが、通り過ぎるだけでポップアップされる物と立ち止まらないとされない物があり、クエストアイテムの発見は個人的にちょっとストレスのほうが強かったです。探索中抜群にいいBGMが耳を癒してくれる事で続けられましたが、もっと普通のBGMだったら最後までゲームを続けられなかったかもしれないですね。

PVで表示される高品質のアニメーションは確かに高品質なのですが、なんというか徹底的にPV用という感じで、PVで出しちゃったからとりあえずここに入れておくか…みたいな唐突な使い方です。
ちょっとこの辺りは宣伝用にしても割り切りが過ぎて、もったいないなぁという感じ。

現状でややバグは目につきます。
そう時間もかからずに解消されるとは思いますがここにいくつか書き残しておきますので悩んでいる人は参考にしてください。
①武器3つの状態で武器枠4つにする強化をすると武器選択時にバグって武器が選べなくなったりします。自分の所では武器がちゃんと4つになれば問題は解消されましたが注意してください。
②夜に出てくるおばちゃんに海の音を聞いてこいと言われるイベントはバギーなので注意。海に行かなくてもカルシウム資源を持っているとイベントが進んでしまうようなのですが自分は一度ハングアップしました。ちゃんと順番通りイベントをこなすか、自分の場合はしばらく話さないでいると話しかけてもハングアップしなくなりました。
③ゲーム後半で解禁されるダッシュは「shift」ボタンです。

あとヘルプが再確認不可なのは今時のゲームとしてありえない。
自分の環境だと上記のダッシュのヘルプが文字化けのせいでコマンドがわからず、まぁ実際に動かせばすぐわかるだろうと軽く考えてヘルプを閉じた結果30分くらい総当たりで確認するハメになりました。Shiftなんてこの瞬間まで使わなかったしキーコンフィグにも載ってないじゃん…。

kemosuki

kemosuki Steam

2023年10月26日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

「重心操作モトサイクルゲー」に「2Dガンアクション」を見事に融合させた快作。

ケモノたちが暮らす童話的な世界。
しかし、圧倒的な軍事力を持つ鳥族が容赦なく他種族を支配している、荒廃したアメリカ西部開拓時代~第一次世界大戦くらい、という絶妙な舞台設定。
バイオレンスで退廃的な雰囲気なのに、プレイがキツくなるような絶望感は出ない、良い塩梅になっている。
主人公はコヨーテ族の女性で一児の母であり、ハードボイルドなガンマンで、更にシャーマンの血筋で不死身の呪(まじな)いを受けている。
かなり属性モリモリなのに、その全てが調和していてキャラが立っている。
厳しい世界でも健気に生きるパピーと、不器用ながら我が子の未来を案じる主人公、呪いは回避できない一族相伝のものだと諭す先代シャーマンのグランマ。多くを語らずとも、重い関係性が表現されている。

本作はケモノ要素を上手く使っている。
「カートゥーン的な西部開拓時代」と「インディアン原住民」のどちらも、ケモノキャラと親和性が極めて高い。それぞれの芯を捉えつつ、つなぎ合わせた着眼点はクリエイティブの輝きだ。さらに、それがゲーム性までも包摂しているのだから、恐れ入る。

純粋なゲームとしても完成度が高い。モトサイクルの重心操作要素、シューティング要素、いざという時のパリィまで、各要素が綺麗に一体となっている。
独特なのは「リロード」だ。空中でのバックフリップがリボルバーの回転になぞらえてあり、フリップで一回転=リロード完了というシステムになっている。さらにモトのタイヤと車体部分は無敵の盾として機能する。これにより、機動と防御と攻撃を一体的に行うことを求められる。かなりとっつきにくく、慣れるのに時間がかかるが、上手く決めて次々と敵を撃ち抜いていけた時の達成感はひとしお。
なんでバイクの空中回転で手元の銃がリロードするの?
タイヤを撃ち抜かれたらパンクしないの?
そんな細かいことを言う奴等の頭を「ゲームとしての面白さ」で吹っ飛ばしている。
素材収集と強化要素もあり、銃器の作成強化は攻略の要。
レベルデザインはソウルライクで、細かく設置されたセーブポイントとその先にある難所の突破を目指す。死ぬと所持ソウルの半分をその場に落すのがペナルティ。2回まで(強化で回数増)、現場に落すことができるが、回収できずに更に死ぬとロストする。ただし、大穴、毒沼、針などの回収困難な落下罠の類いではペナルティはなし。ボス戦もペナルティなしという有情な設定となっている。
その代わりにソウルがかなり貴重なので、ロストは極力避けたい。

ステージ進行は、オープン式。
チュートリアルステージをクリアしてからは、各ゾーンの連なりで構成されたワールドを自由に探索できる。その際に「ボス討伐が目標となるクエスト」と「サブクエスト」を拠点の住人から請け負うことができる。ボス討伐で全体シナリオが進行していくが、おおよそドライでシンプルな復讐譚だ。各地の雰囲気を楽しむことこそが最大のシナリオといえる。

本作はあらゆる要素を結合させるのが上手いが、「高難易度で何度も同じ場所に停滞する」ことを、「ゲーム内にBGMセットオートプレイ機能が搭載」されていることで緩和し、「オープンワールドの長く退屈な移動時間」を「移動自体をコンテンツにするモトサイクルゲーの根幹」によって緩和している点は、特筆に値する。

挑戦的で尖りのある本作だが、多数の素晴らしいBGMによって不思議とマイルドにまとまっている。

どうしても違和感のある要素としては、敵役となっている鳥族だ。配置されている彼らは、翼で飛ぶことはない。ただただ敵駒として銃撃してくるタレットとして扱われている。かといって飛行移動などされたら、ただでさえ初期ハードルの高いゲームが破綻するほど高難易度になるので難しいところ。

改善してほしい点は、
・かなり引きの画面になる場面が多いが、その時の小さくなった主人公の体勢が見えにく過ぎる。
上手く着地したつもりが頭から着地(即死)だったりすると、かなり理不尽に感じる。これは、プレイフィールの良さに拘った本作の、数少ない減点ポイントといえる。
・セーブ地点にアクセスしたら弾薬即充填してほしい。
セーブ地点付近での死亡リスクはゼロ&死亡で弾薬が全回復するため、デスリロードが有効。
なのだが、その手間が要らない。
・日本語翻訳の精度を更にあげてほしい。
現状でも十分に違和感のない翻訳精度なのだが、機械翻訳にぶちこんで出てきたのをそのまま実装したような作品たちと比較すればの話。本作はもっと上を目指してほしい。
・敵に照準が合っている場合、それを示すマークを敵に表示して欲しい。
リアルさに拘るなら不要な甘い設定だが、個人的には必要だと思う。弾丸一発が重すぎる&モトの重心操作も要求されるゲーム性の「初心者のとっつきにくさ」を、もう少し深刻に考えた方がいい。

Luphen

Luphen Steam

2023年10月25日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

このゲームを買おうと考えている人へ、このゲームはPVで流れているようなスタイリッシュ2Dバイクアクションシューティング...などでは”断じて”ありません。このゲームは某ソウル系よろしく何度も死にまくりステージを探索しながら進めて行くメトロイドヴァニア系のゲームです。
基本的に1発被弾=即死のオワタ式かつ難易度選択などの機能も無いのでかなり難易度の高いゲームであり、そこにアクション面での難しさと容赦ないグロテスク表現も相まって...まぁ、人をかなり選ぶゲームであると断言できます。
しかし上手にバイクアクションを決めながら敵を血祭りにする楽しさやクリアした時の達成感もあり、ゲーム体験としてはとても良いゲームであると自分は思いました。

Laika: Aged Through Bloodのここがムズイよ!
その1:オワタ式を強制される
敵の攻撃は基本的に避けるかバイクでガードするしか無く、主人公の強化要素的な物も一切ない(強化要素は銃器のみ)
その2:リロードが鬼
自動リロード?何それ美味しいの?リロードしたければ空中で後方1回転しようね!着地失敗すればもちろん即死だよ!
その3:画面遠すぎ!
主にボス戦で発生する現象。ボスが巨体なので必然的に画面が引き気味になり当然主人公も小さくなる。
主人公が小さくなるとどうなる?知らんのか、リロード後の着地失敗して即死する。

くまはち

くまはち Steam

2023年10月25日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
3

進行不可バグ?

アイテム欄が5個埋まっている状況で3番目のカギのボス倒してもドロップせず、再戦不可能

showgo

showgo Steam

2023年10月25日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

☐ きっとどこかに存在する場所で、キャラクター達は実際に生きているに違いない
☑ 世界観やそれぞれの登場人物にマッチしている
☐ センスはないけど、言いたいことはわかる
☐人形が喋っているみたいに硬い
☐ 機械翻訳のほうがマシ
☐ 言葉はいらない

翻訳周りの不具合
☑ 未訳箇所あり
☑ 読みづらい文字のフォントや大きさ
☑ 読みづらい改行位置
☑ 世界観を損なう誤訳
☐ ゲーム進行にとって致命的な誤訳(例:「進むしかない」→「進まない」)

並行してプレイしていた色々なゲームをすべて途中で止めて、ここ数日、これだけをプレイし続けてしまうくらいに面白い。
女性キャラがところどころで男口調になったり、特定の漢字やローマ数字が文字化けしていたり、ゲーム内固有名詞が統一されていなかったりと、翻訳はかなり雑なのだが、もとの世界観やキャラクターがそれを飛び越えてくるほど魅力的だ。荒廃した世界における独特な死生観や倫理感を表現するうえでは、直訳に近い淡々とした日本語も妙にマッチして感じられる。
バイクの運転中にカセットテープをかけ流して再生されるBGMはどれも最高で、サントラの発売が強く望まれる。フィールドでカセットを拾ってBGMを増やす収集要素も楽しい。
難易度はかなり高い、いわゆる死に覚えゲー。ワンミスで死亡となるうえ、バイクに乗って駆け回るため、ほぼ全ての箇所が初見殺しと言っていい。個人的にはソウルシリーズやSEKIROより脂肪頻度は多い。ただ、簡易セーブポイントがそこかしこに設置されているので、リトライのストレスは死亡回数の割りに高くない。
要求される操作が多くて最初のうちは脳がパンクするが、慣れてくると「アクセルで加速⇒坂道ジャンプ⇒空中でエイム(スローモーション)⇒射撃⇒武器チェンジ⇒エイム⇒射撃⇒後方宙返り(銃のリロード)⇒頭から着地⇒死亡」というプレイが流れるようにできるようになる。
バイクの癖になる操作感に、メトロイドヴァニア的な探索要素、優れたストーリーテリングと、止め時を見失う条件が揃いすぎている要注意ゲーム。モーターヴァニアは新たな人気ジャンルとして多くのフォロワー作品を生み出す予感がする。

ヌベスコ太郎

ヌベスコ太郎 Steam

2023年10月23日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

クリアしたのでネタバレは避けてストーリー部分を中心にレビューします。
このゲーム、ストーリーの山場は体験版の範囲で終わります。それからはコーヒーをプールに一滴垂らしたかのような薄い体験が最後まで続きます。
色々ドラマチックに展開させられそうな設定が盛り込まれてるにも関わらず、どれもサブクエストでちょっと触れられる程度で終わり、一番感情移入し甲斐のある中盤のイベントもほとんど操作パートなくサクッと流されます。クオリティの高い手書きアニメーションが時折挟まれますが、トレイラーにちらっと出てる短いものがゲーム本編に収録されている内容のほぼ全てだと思ったほうがいいです。せっかく良い音楽が採用されているのに、イベントシーンと上手く合わせられておらずブツ切りになることも。
全体的に演出が弱く、ストーリーも薄味な為、心を揺れ動かされるストーリーを味わいたくて買うとガッカリするかもしれません。終盤の超展開も含めて、低予算の打ち切り作品感を強く感じました。
ゲーム部分も問題が多いです。吹き飛ぶ死体に何故か当たり判定がついてて遠くの敵から倒さないと無駄撃ちになる謎仕様、視覚的にわかりづらすぎるキーアイテム、アップグレードなのかバフなのかよくわからないUI、クエストの目的地やNPCの位置が一切マップに表示されず手探りでウロウロするしかない不親切っぷり、主人公自身のステータス上昇が食事による時間制限付きのバフしか用意されていない、敵の種類が少なすぎて単調、ボス戦つまらない、一部マップがめちゃくちゃ冗長で苦行。お金の入手性と店の価格が釣り合ってない、etc......。
それでもこのゲームをおすすめする側に1票入れるのは、色々不満を抱きながらも最後まで遊べてしまうくらいには楽しめたから。モーターヴァニアという新ジャンルで、ケモノゲーで、音楽が良い。これ以上望みません。最高です。ありがとうございます。

Bleeding Wilds

Bleeding Wilds Steam

2023年10月22日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

誇張抜きで自分が遊んだゲームの中で一番トライ&エラーを繰り返したゲーム
操作に癖がある所為で慣れるまでかなり死にまくる。何なら街中でもコケて死ぬ

しかし、操作が上達してきた頃に面白くなるのも事実。
こればかりは文章ではどうやっても伝わらないので自分でプレイするしかない

ビジュアル面やサウンドも素晴らしく、ボスを倒したときのカットシーンも素晴らしい
そしてこれでもかと言うくらいゴア表現があるゲームでもある

tk

tk Steam

2023年10月21日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

バイクを使った移動と戦いが特徴的で誰でも最初はつまづくだろうけど、深いストーリーとキャラクターの魅力、流れる景色の綺麗さに惹かれて進めるうちに慣れるはず。
デモで操作部分の要点は十分体験できるので先に試してみるのをお勧めします。
開始早々から過酷な世界設定を知らしめられるスピード感がありながら、出オチではなく深いキャラクターや世界の掘り下げが続きます。

世界設定をもう少し知りたい人へ少しネタバレ:
[spoiler]軍国主義的な「バード」達に攻め落とされた土地で、主人公が守る集落は殺戮を恐れて荒野の中に隠れて存在する一方、外には侵略を受け入れて言いなりあるいは行商人として生きる人が点々と存在する。
また、単に可愛いからと子のキャラクターが用意されているのではなく、主人公が女性であり母であることはメインストーリーでもサブクエストでも(おそらく主題として)葛藤等を持って意識的に描かれます。[/spoiler]

Lian

Lian Steam

2023年10月21日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

まだ序盤でとても難しいので最後まで辿り着けるかわからないけど、傑作の予感しかしない。

[hr][/hr]

なんとかクリアしたので追記。

1000回以上死んでしまったが、最後まであまりストレスなく楽しんでプレイすることができた。操作への慣れは必要だが、あとは敵の配置や攻撃パターンを覚えればなんとかなるので、序盤に思ったほど難しくはなかったかな。

概ね満足しているが、日本語の翻訳の質が低いのは少し気になった。目的地がわからず右往左往していたサブクエストで、ふと英語の文章を確認したら地名の翻訳ミスだったというオチがあって少し腹が立った。

AI-com13ine

AI-com13ine Steam

2023年10月21日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

何故、移動手段がバイクやチャリやスケボーになるとこんなに楽しくなるのかッ!?
ワイルドアームズは徒歩だったが、○でダダダダッ!とダッシュして方向転換したりするのはそれだけでもなかなか楽しかった。
不思議なものだが普通に歩いたり走ったりしていては楽しくないのだ。個人的には無双しかりゼルダしかり、エルデンですら、「馬」での移動もそこまで楽しくはない。どんなに美麗なオープンワールドRPGも大抵は徒歩移動がクッ!ソッ!つまんねッ!時間の無駄ァッ!最強装備とかいらんからバイクを使わせて下さい。バイクをカスタムさせて下さい。アクセル操作はパッドのトリガーに限るぜッ!あらゆる移動するゲームで移動に費やす時間は膨大。移動手段こそ凝るべきではないでしょうか。凝るべきッ!
まあ山登りゲー系は別として・・・いや別じゃないか、要するに、移動手段を上手く「制御」することが楽しいわけだ。「集中」しなければならないから。

このコヨーテママ、骨製?のヘルメットを着用してるようだが、さすがに高所からの落下や高速回転からの衝撃に耐えられるわけもないようで、回転角度をミスるとしょっちゅう頸椎骨折して死ぬか、頭を撃ち抜かれて死ぬ。特に回転角度の「制御」が難しくて楽しい。カメラも遠めでイマイチ分かりづらいのだが、その中でバイクの角度を計算しつつガードしてエイムしてリロードと弾き返しチャージのタイミングを考えて・・・操作系統自体は複雑ではないのにマルチタスクで実に楽しい。
それにしても母親で戦士、というのは「ラストレムナント」のエマ様を思い出して胸が熱くなる・・・ッ!

BGMをゲーム内で入手したカセットテープを入れ替えて流すというのも面白い。なお、曲を流さずエンジン音だけ堪能することもできる。斬新。

もしも次回作が男塾のゲームだったら、東郷 総司を主人公にして下さい。お願いします。
ちなみに俺は現実のバイクのエンジン音はうるせえッッッ!!!としか思いません。不思議だ。

HG69

HG69 Steam

2023年10月20日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

ハードな世界観に、合わさるバイクアクション。
ゲームの内容もかなり完成度が高く、操作が出来れば確実に面白いゲームと言える。

が、トライアルの様なバイクの重心移動が慣れないと難しく、これが出来ないとこのゲームは一気に面白さが無くなる。
リロード、パリィの回数を回復するには前後の回転が必要になり、敵弾を防ぐにもバイク側を射撃される向きに合わせないといけない。
リトライ自体はチェックポイントが多いので回数が多くてもそこまで苦にはならないが、上手く操作出来ないと同じところで試行錯誤を繰り返すことになる。死んだら敵が復活し、倒した肉塊が資金になるのでこの辺はソウルライクともいえる。

とにかくバイクの操作が出来ないと話にならないゲームであり、システムの根幹部分になっているので、デモをやって合わない、無理だと思ったら購入は控えたほうが良いともいえる。逆を言えば上手に操作ができるのであれば傑作なのは間違いない。

Nekobuchi

Nekobuchi Steam

2023年10月20日

Laika: Aged Through Blood へのレビュー
5

傑作。
バイクとプラットフォームアクション、シューターの見事な融合。
残酷な世界を躊躇なく描くダイアログ。そしてそれに彩りを加える素晴らしいサウンドトラック。
良作揃いの2023年ゲームシーンの中でも、記憶に残るものになるでしょう。

ゲームについて
シューティング部分はMy Friend Pedroの影響が色濃いが、確実に面白い。
バレットタイムが基本なので、エイム力よりも敵をどのように倒すかという思考が重要になってくる。
ガードやリロードといった基本動作がバイクのアクションに統合されているため、最初はクセや難しさを感じるかもしれない。
だが慣れてくると思い通りに動かせるようになり、これが楽しい。

メトロイドヴァニアというジャンルの抱える移動が長いという問題点を、バイクアクションに起伏をもたせることで見事に解決している点も記しておきたい。

蛇足
バイク部分はエキサイトバイクやTrialsはもとより、モトクロスマニアックスを彷彿とさせるのが個人的には最高なのであるがそんなことを言ってもおっさんにしか伝わらない。

Laika: Aged Through Bloodに似ているゲーム