













Narcos: Rise of the Cartels
『ナルコス: ライズ オブ ザ カルテルズ』は、Netflix の人気テレビ シリーズをベースにした残忍なターンベースのアクション ストラテジー ゲームです。最初のシーズン全体を、それぞれ独自のストーリーを持つ 2 つの側面から探索します。
みんなのNarcos: Rise of the Cartelsの評価・レビュー一覧

Satojo
2019年11月20日
原作ドラマ未見。1980年代コロンビアでの麻薬戦争を題材にしたターン制ストラテジで、DEAエージェント率いる治安組織側のシナリオを終えると、麻薬組織側のシナリオを遊べるようになるらしいです。
戦闘システムは基本的には最近のX-COMと同系統。しかし、5人分隊のうち、1ターンに1人しか動かせないという一見して奇妙な仕様で、これがレビュー「ほぼ不評」(執筆時)の主な原因です。この仕様のため、複数人での共同が行いづらく、結局は1人だけを動かし戦うことになりがちで、敵も1人ずつ突っ込んでくるばかりですから、戦闘の退屈さは否めません。ストアページで謳われるキルショットというのは、自ら照準を操作してTPS風に射撃を行う目新しいシステムではあるものの、実態は類似ゲームで典型的な監視系スキルと大差はなく、退屈さを補うほどのものではありませんでした。また、基地拡張、技術開発のような戦略的側面はありませんし、ユニットは経験値で成長こそしても、武器や装備のカスタマイズは行なえません。ユニットの種類も少なく、また、いずれも印象的とか特徴的なスキルを使えるわけでもありません。
ドラマに基づき作り込まれた世界観は魅力的ではあるものの、それを除けば「要素を削った不出来なX-COM」という風に言うのが一番分かりやすいでしょう。不評の主要な原因である「ターンあたり1人のみ行動」というシステムはゲームの根本であるため、パッチなどで簡単に改善されうるものとも思えません。そういう次第で、残念ながらオススメできないという結論でレビューを終えることになりました。

si.sim
2019年11月20日
本作品は、80年代後半のコロンビアを舞台にしたX-COMスタイルのゲームです。X-COMに影響を受けていますが多くの点で違います。
まず、ベースを拡張したり、スキルポイントを使ってユニットを詳細にカスタマイズしたりするなど、このようなゲームで期待する機能の多くが欠けています。ユニット間で交換するアイテムや武器もありません。興味深い研究開発はありません。しかしこの辺りは作品性が違うのでしょうがない部分でもあります。
本作品の欠点は戦闘はターン時に1ユニットしか行動できないので、ミッション全体で1人のキャラクターを使用することが多くなます。結果、戦闘が単調になりやすく魅力的でない事です。また、敵は接近すると基本的に突撃してきて戦術的な行動は少ないです。
以上の事からシステム、戦闘面で見て非常に退屈なゲームに仕上がっています。