













Pronty
「プロンティ: フィッシー アドベンチャー」は、未来の海底都市を舞台にしたアクションアドベンチャーゲームです。深海都市ロイラを守るため、槍投げパートナーに凶暴な突然変異のゴミ魚と戦い、新たなアトランティスの背後にある謎を解き明かしてください。 。
みんなのProntyの評価・レビュー一覧

Tch
01月12日
クリア済み。
かなり面白く、クリアまで一気にプレイできました。
◎良かった点
・水中なので横だけでなく縦にも移動ができるので新鮮
・アクションの操作性、レスポンスが良いため快適
・育成していくと明確に強くなるので強化アイテムなどのマップ探索がはかどる
・ストーリーが面白い
・翻訳の質が高い
・リトライ性が高いので何度も挑戦するのが苦じゃない
・ボス戦が難しいのでやりごたえ抜群
△気になった点
・ボスの難易度の差が激しい。やたら簡単に倒せるボスとめちゃくちゃ強いボスが混在している(ある意味緊張感が常にある)
・アイテムを入手するのにしっかり体が重ならないといけないので意外と時間がかかる。メモリスロットにアイテムを引き寄せる能力が存在するのでそれを使えばいいが、スロットを1枠埋めるので悩ましい
正直気になった点は絞り出したレベルで、総じてとても楽しめました。
メトロイドヴァニア好きなら間違いなくおすすめできます。

tamedai
2024年10月21日
360°移動できる水中アクションシューティングゲーム
深海都市で何があったのかを探っていく物語。
[spoiler]棄てられたのはゴミか怨念か…[/spoiler]
難易度は4つあります(最高難易度はクリア後から選べる)。いつでもメニューから難易度は変えれるし、難易度による各パラメータもカスタムで操作できるので敵が強いと感じたら調節してゲームを楽に進行させることもできます。(ダメージ軽減率、スタミナ消費率、ヒートリミット上昇率を0~100%で調整できます)
ダメージ軽減率0%だとかなり難易度は高く、ボス相手で回復薬なしだと数発でやられてしまうことが多々あります。ボス戦だとそれ以外にスタミナ管理や回復薬の使用タイミングを見極める必要もあり、一筋縄ではいきません。
一部の敵は縦横無尽に動くので焦点が定まり辛かったです。
スキル(メモリーボード)は50種類くらいあり探索用とボス戦用(回避特化)に分けました。もう少し一度にたくさんのスキルを装備出来たらいいと思います。
マップは海が舞台なので結構広めに感じます。しかし、要所要所にセーブポイント&ファストトラベルがあるので行き来がスムーズに済みます。次に行く目的地も司令部に示しています。また、マップ上では目印も付けれるしアイテムがある場所は色が濃くなっているのでアイテム回収率100%もそこまで難しくはありません。[spoiler]敵の攻撃を利用してアイテムを手に入れる場所は気づきにくいかも。[/spoiler]マップの配慮が行き届いて良き。
敵キャラクターはたくさんいて、廃棄物と合体したような魚がいっぱい出てきます。その魚の説明も一匹ずつあるので読みごたえがあります。他にも登場人物や資料、場所のフレーバーテキストも一つ一つあり面白いです。設定が凝っている証拠ですね。
時々流れる海外の漫画風の映像もいいです。主人公のかわいい見た目を満喫できます。
BGMは海をイメージしたのか穏やか目な印象です。
高難易度ながらシステム、ビジュアル、設定が優れているゲームでした。

Mokkosu
2024年09月20日
難易度ガーディアン(VERY HARD 相当?)で始めて、全要素コンプまでプレイしました。約20時間。
Steam Deck で最後まで快適に遊べました。日本語翻訳も違和感ありません。
ボス戦が手応えのあるシューティングアクション寄りのメトロイドヴァニアです。
常に水中で全方向に移動できるので、足場をジャンプで渡り歩くようなシビアな操作は要求されませんが、左スティックで移動しながら、右スティックで敵を狙う、という操作が独特なので人を選びそうです。(慣れると楽しい)
ダメージ倍率など難易度調整が自由にできるようになっているので、戦闘が苦手な人でも楽しめると思います。
●良かった点
・キャラクター:無口で一見すると無表情な主人公ですが、ちょこちょこと動くのが非常にかわいらしく、特に要所で差し込まれるカートゥーンはどれも必見の出来です。かわいい。
・ボス戦:水中が舞台なので魚をモチーフとするボスが多いですが、どのボスも非常に個性豊かで手強く、戦っていて楽しかったです。パターンを把握して、攻略に適した装備を模索して、カチッとはまってクリアできたら脳汁がでます。
・ステージ:エリアごとにテーマがあり、美麗なグラフィックを楽しめました。パズルのようなギミックもありますが、難しくはなく易しめです。道中の敵も理不尽な強さではないので、探索にストレスは感じませんでした。
・マップ:きちんと細かい地形が反映され、現在地の表示、マーキング機能、さらには未回収アイテムも大まかにわかる、とかなり便利です。コンプしやすくなってます。
●イマイチな点
・ストーリー:道中で拾うアイテムから断片的に過去の出来事を追う、という構造はよいのですが、そのために物語のほぼ全てが過去の出来事なので主人公の関わりがなく、現在進行形の緊張感や没入感に欠けるように思えました。
・メトロイドヴァニア要素:新しい能力をゲットして行動範囲が広がる、という流れは確かにメトロイドヴァニアなのですが、このゲームでは障害とその障害を越えるための能力が同じエリア内に存在していて、そのエリア内を移動しやすくなるだけ、というケースが多く、あまり効果的とは思えませんでした。

makotora
2024年07月08日
マップ探索+ツインスティックシューター。海底が舞台のメトロイドヴァニア。
序盤はあまりメトロイドヴァニア感が無くて心配したが
中盤以降はアイテム入手→行ける場所が増える、というお決まりのやつになって安心した。
難易度ハードだとパワーアップ無しで挑まされる最初のボス数体が結構な手ごたえ。
というか序盤、ステータスをほぼ上げられないままでそこそこの数のボスと戦わさせられる。
操作に慣れて上手くダッシュや溜め攻撃を使いこなせば勝てるようになるので自分が上手くなったのを実感させてくれて好印象だが逆に言えば上手くならない場合、全く先に進めない。それか難易度を下げるしかない。
(※ラスボス、裏ボス、上級アリーナが難易度ハードだと無理で
最終盤に難易度ノーマルに下げさせられました、私には難しかった・・・)
ダッシュの無敵時間で敵とすれ違うと次の攻撃を強く出来る要素があり
これが他のゲームで言うところのパリィみたいな感じかな。
何よりも気になったのはマップ画面の操作性の悪さ。
「Rスティックで拡大」と書いてあるけどマップはほぼ拡大出来ないし
マップにはマーキングが出来るのだがそれのやりにくさがトチ狂っている。
通常画面の移動や攻撃等の操作性は結構良いのに
マップ画面を開くと途端に操作性が劣悪になる。
ろくすっぽ拡大出来ないマップに任意のマークを一つ設置するだけで画面とコントローラのボタンとを交互に見るような状態。こんなわかりにくくて意味不明なボタン配置って有る?
マップ画面のボタン設定を考えた人はもうゲーム制作に携わらないで欲しい。

magetar
2024年06月28日
メトロイドヴァニアというよりは、360度全方位シューティング(ツインスティックシューター)というほうがしっくりくる気がする海底廃墟探索ゲーム。
高難度タグがあるように、雑魚もボスも殺意がなかなか高い。
幸いオートセーブがこまめ(ストーリー進行、アイテム入手、通路の開通時など)に入るおかげで、ずいぶん前のセーブから探索のやり直しとかはない。
だいたいのボスは弾幕・高速突進・ビーム薙ぎ払いあたりのどれかを使ってくるので、無敵ダッシュですり抜けながら戦うのが基本。
ただ、そこにエイムしながら人差し指カチカチする攻撃作業が入ってくるのがだいぶ大変。避ける、狙う、両方やらなくっちあならないのがガーディアンのつらいところだな。慣れるまでがつらい。
そのほか、敵の行動にパターンはなく、ランダム過ぎて同じ行動を連発することもままある。回避専念すべき技・対処が面倒な技などを連発されるとだるさがぱない。
逆にぬるい行動を連発されるとあっさり突破できたりして、ある種の運ゲー。
実績の一つであるボスラッシュの最後でそういう運ゲーになるとハァ~~~マジ・・・となる。口から赤潮とか出る。
その辺に目をつぶる・赤潮はいてガス抜きする・気にしなければいいゲーム。
廃棄物と魚が融合したモンスターデザインとか実にイカす。

Garabato
2024年04月06日
水中が舞台のメトロイドヴァニア。
全方向に移動できたり、追従するロボットで攻撃したりと、これまでプレイしたメトロイドヴァニアの中では癖が強い方。
操作感以外はオーソドックスで、終始楽しくプレイできた。
マップが非常に優秀で、未入手のアイテムがあると色が変わるので探索しやすい。
レースやボスラッシュといった寄り道の近くに、ファストトラベルできるポイントがないのがやや不親切だと感じた。
(スキルの組み合わせを移動特化にするとかなり快適)
見た目はカートゥーン風ながら、バラバラになった敵の死体や山積みになった人骨など描写されるので、ホラーやグロテスクなものが苦手な人は注意。

clclicl
2024年01月13日
水中2Dメトロイドヴァニア
自キャラだけ見ると一見ポップですが、敵はちゃんと気持ち悪いし世界観もそれなりに重いです。
作りも親切なので、全回収までスムーズに楽しめると思います。
[h3]特徴[/h3]
[list]
[*]水中なので重力がない
[*]攻撃がツインスティックシューターのような感じ(常時左右スティック操作、RT連打、回避はLTなので、コントローラだと結構疲れました)
[/list]
[h3]良かったところ[/h3]
[list]
[*]序盤からマップにピンをたくさん置けてとても便利
[*]探索済みエリアはマップ背景色が変わるのでわかりやすい
[*]ボス戦付近にはセーブポイント・ショートカット・ファストトラベルが(たしか)あるので良い。ボス前ムービーもスキップできて素晴らしい
[*]ボスも多彩で、攻撃を見極めていく過程が面白かった
[*]ファストトラベルの配置量・間隔は自分は十分だと思った
[*]フレーバーテキストが豊富、明確に伝えられるストーリーもなかなかおもしろかった
[*]グラフィックも良質(好みは別として)
[*]翻訳も良質(2024年1月14日時点)
[/list]
[h3]気になったところ[/h3]
[list]
[*]装備スロットが少ない。HP可視化とアイテム吸い寄せ、地形効果無効などをつけるとほぼ余らない。ある程度は常時発動にしてほしかった
[*]回復動作がすごく遅く、その割にあまり回復しない。使用回数もあまり多くない(とはいえ、難易度的にはこんなものかも)
[*]グラフィックが結構気持ち悪い。死体の破片が残ったり、そもそも敵キャラクターの造形が全部気持ち悪かったり
[*]序盤は移動が遅くて結構イライラした。終盤ではある程度は改善した
[*]攻撃デバイスが地形に引っかかってついてこない時がだるい。呼び戻し機能はあるので、そういう設計かも
[*]1個目のエリア[spoiler](クジラの体内)[/spoiler]が暗くて全然見えず、マップ機能も使えないので、ものすごくモチベーションを削がれた。いきなりこのエリアを配置するのはあんまり良くないと個人的に思います
[*]自爆してくる雑魚敵の正攻法がいまだに分からない
[/list]
[hr][/hr]
難易度は4段階用意されていますが、実績には一切影響しません。一番上の難易度はスキンがもらえるみたいです。
また、被ダメ・スタミナ消費・オーバーヒートしやすさを好きなようにいじることもでき、ゲーム中いつでも変更できます。ただ、一番上の難易度には後から変えられなかったような気がします。
始めて1時間くらいは、操作は忙しい、移動は遅い、1個目のエリアなのに暗くて全然見えないと、ちょっと心が折れそうでしたが、そこから先はどんどん進められました。
最初はちょっとつらいかもしれませんが、面白くておすすめできるゲームです。

rstomosimo
2024年01月01日
水中のメトロイドヴァニアは新鮮なので楽しめました
5点中4点のオススメ具合です
救済処置があるので誰でもクリアは可能だと思います
わたしは難易度軍曹でラスボスクリア、裏ボスで難易度新兵にしちゃいました
某メモリーでボスラッシュも比較的楽にクリア出来ました
-1点はボリュームや単純なキャラの魅力不足です
10時間台でクリア出来るので、メトロイドヴァニアの中では小規模な感じがしましたね

Cloum
2023年08月09日
[h1]水棲生物と機械のコンビが平和を夢見て戦うお話[/h1]
ゲーム内記録時間約14時間、全実績解除101%クリア済。
※ネタバレは一応含みません。
このゲームが好きになってしまったので初めてSteamでレビューを書かせてもらいます。(故に変なところがあったりするかもしれません)
キャラクターデザインとかかわいいな~って思いながら気になったので購入したのがきっかけで、正直ここまで自分の求めていたゲームがここに詰まってると思っていませんでした。ほんとにありがとうございます
とっても素敵なゲームなんですが、世の中には完璧な物なんて存在しないのでまず良い点と悪い点挙げておきます(完全に個人の主観でのレビューなので参考にならないかもしれません)
[b][u] ---良い点--- [/u][/b]
・メトロイドヴァニアにありがちな「次に何処に行けばいいかわからない/わかりづらい」が殆ど無く、ストーリーの進行だけであれば拠点マップガイドで案内してくれる。(特に完璧な物ではないので、だいたいここに行けば次に進めるよ、程度の案内をしてくれます)
・ストーリーがホントに良い。(こういうのは個人差あるとは思うんですが、僕の性癖には滅茶苦茶刺さりました。)
図鑑や収集品等のフレーバーテキストで、考えさせられる物があったり、感じる物が多いと思います。
・キャラクターデザインが独特で他にないデザインしてる。何食べたらこんなデザイン思い浮かぶの?このゲームでしか摂取できないデザインセンスがあります。正直滅茶苦茶好き。
・[b] 独特な操作感による新鮮さ [/b]、これです。メトロイドヴァニアといえば横スクロールでジャンプやらアクションやらを駆使して.....のところ、水中なだけあって縦横無尽、お互いの位置関係が重要だったり、それでしか味わえないギミックがあります。二人どっちも操作しないといけなくて割と見るところが多いので最初は慣れないと思いますが、このゲームならではのアクション性を感じ取ることができます。
・主人公くんがかわいい。会話とかアメコミ風ムービーとかあるんですが、いちいち反応がかわいい。
[b][u] ---悪い点---[/u][/b]
・ボスの賢すぎるAI。まあそこら辺は高難易度のゲームなんでなんとも言えないんですけど、例えば自機狙い弾とか、自分の動く先を予測して補正して撃ってくるんですが、これの精度がホントに高くて避けれない事がしばしばあります。一応弾を消す方法とかはあるんですが、見てから間に合わない事があったりするので物理的にしんどい技を擦られ続けると負け筋になる、というのはやっぱりありました。[i] まあそれもまた楽しいんですけど [/i]
・マップ100%の埋めづらさ。これはまあストーリーやるだけならまあいいんですが、メトロイドヴァニアをやるにあたって100%クリアしたい!って人、いるじゃないですか。それが僕なんですけども。マップを埋める為にもう一回探索するのはいいんですが、何がマップ探索率に影響して、どこに行ってないか本当にわかりづらい。探索率99%のまま1時間半ぐらい探してようやく見つけました。一から探索し直しなのは覚悟していましたが、結局全体二週ぐらいした気がします。
以上が僕の思った点になります。正直、プレイフィールとかは結構良い方だと思ってます。特に変なバグがあったりとかもしません。ただ理不尽に負けることがあったりするので途中で投げ出してしまうのは正直あると思います。ただ努力は裏切らないので決してあきらめないでください。慣れれば大丈夫、きっと倒せます。
あとただ進行するだけだとストーリーが分かりにくかったりするかもしれませんが、ゲーム内の資料とかフレーバーテキストである程度分かるハズなので、是非とも隅々まで読んでみてください。

MOMOGORGON
2023年04月03日
難易度ノーマル(軍曹)でオールクリアしたので記念のレビューです!
【良かった点】
・スキルが増えるといけるところが増えるマップ埋めの楽しさがしっかり味わえる
・アクションはパリィのようなものがあってそこそこ難しくやりごたえがある
・背景の雰囲気が不思議で引き込まれる。棄海というだけあってきれいな水中より濁った水中が多め
・難易度が選べるのでアクションが苦手な人でもちゃんと楽しめる
・ムービーが多くてインディーズなのにすごい。絵も魅力的
・クリア後のやりこみ要素もある
・難易度ごとのクリア実績がないので、全実績解除のために周回せずに済む
【悪かった点】
・初見の印象でプランティーのモーションがちょっと安っぽく見えた。キャラだけ悪い意味で浮いているように感じる
・いい意味で深海のぞわっとするような演出を期待していたが、そういうホラーなシーンはあまりなかったのが残念
【まとめ】
背景、アクション、音楽、どれも高めの水準でまとまってる良作なメトロイドヴァニアでした。購入前の期待値は超えなかったですが十分楽しめました!
それとあまりこういうレビューはよくないかもですが、今までやったことのあるメトロイドヴァニアと比べると「Hollow Knight」、「ENDER LILIES」、「Ori and the Will of the Wisps」辺りよりも一段下のランクかなという印象でした(それでも十分面白いですが!)。

Kotabouya
2023年03月21日
値段が安いですし、そのわりに楽しかったです。
ストーリーについては、予想は出来ますが、ダークな世界を探索して徐々に明らかになっていく感じが楽しかったし、キャラも可愛い。日本語訳もバッチリです。
プレイに関していうと、もの申したい点が2点。
1点目。スタミナに制限があって移動が面倒。ストレスに感じてきたので、投げる前にコンフィグで無限にしました。こういった自分で難易度が変えられるのは本当にありがたい。
2点目、多彩なスキルがありますが、スロットがかなり制限があるのと、セーブポイントでしか付け替えられない。
「相手のHPがみえる」「スクラップを自動回収」「移動制限エリアを通過できる」このあたりを犠牲にするメリットが感じられず、そうなると自由度が低いです。
・このへんの利便性に関わる部分はスキルではないパッシブ要素にする。
・どこでも付け替えられるようにして色々と試せるようにする。
もう少し快適さに振っても良かったと思います。難易度については敵の強さや行動パターンで調整し、普段の移動やスキルの付け替えに制約を設けるべきではないです。

プラズマ火球
2023年03月17日
[h1]オリジナリティ溢れる良作メトロイドヴァニア[/h1]
難易度「軍曹(中)」にてクリア。
隠し要素も(少し難度を落として)オールクリア済。
海中を舞台にした所謂メトロイドヴァニア。
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探索によるアイテム収集、スキル装備(チャ○ム)、図鑑など、この手のジャンルの見所は漏れなく完備されている。
それに加えて独創的な世界とゲーム性が魅力。
海の中という特徴をふんだんに盛り込んだ独創的なマップが素晴らしい。
ボス戦はどれも手強く白熱必至。
敵デザインもコミカルでありながら禍々しく印象に残る。
また時折挟まるフルカラーコミックのような演出が秀逸。
作画が本当に魅力的で思わずコミカライズ版が欲しくなる出来。
哀愁に満ちたシナリオも良い。
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重力という概念が無いのでメトロイド的なスキル取得による探索の広がりという醍醐味は薄めに感じる。
アクション面では自身がツインスティックシューター未経験だったせいか慣れるまでかなり難儀した。
あと攻撃をプレイヤーキャラではなくオプションが行うという設定の為かイマイチ攻撃する爽快感が薄い。
「必死で回避して連打してたらいつの間にか敵がやられてた」という感想を持つ事が多かった。
ダッシュで敵に交差してロックオンする高威力攻撃があるのだがこちらもマーカーが特殊なものになるだけで地味。
もう少し派手な演出があれば爽快感も出るし自分で攻撃してる感が出て良かったかも…
以下ネタバレ注意
[spoiler]クジラが可哀想すぎて辛い…;;
匂わせぶりな台詞もあって何か救う方法があるんじゃ無いかと色々探索してたら結果裏ボスまで倒すハメになってしまった。
しかもけっきょくクジラは救えないままという…悲しい;;
その裏ボスエンドもまるでバッドエンド系ホラーで実に後味が悪い…あとタイトル画面が…
もし続編があるならこの辺をフォローして欲しいなぁ[/spoiler]
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兎にも角にも、丁寧に作られたオリジナリティ溢れる良作。
少し変わったメトロイドヴァニアがやりたいなら買って損なし。
(Switch版見たけど少年プランティーの方が数倍可愛いと思う…)

echo_zeon
2023年01月19日
全編水中エリアのメトロイドヴァニア。
探索、アクションなど、メトロイドヴァニア的な要素も十二分に優れているが
特に優れていると感じたのは世界観だ。
舞台は近未来。
主人公は海底都市ロイラを守る生体ユニット”Pronty”だ。
海には、棄てられたゴミによって汚染・凶暴化した海洋生物が溢れていて
かつて繁栄を誇った海底都市は廃墟と化している。
海底都市を探索して入手した記録から
徐々に紐解かれていく真実。
ユーモラスでありながらも、どこか示唆性に富んだ
多種多様なクリーチャーとの遭遇。
しっかりと作り込まれた世界観が
確かな地盤となって、メトロイドヴァニアの「探索」をより魅力的なものにしている良作である。

zeroroguejp
2022年08月11日
水中メトロイドヴァニア。
最高難易度でプレイしましたが難易度はそこそこといったところ。
最初はコントローラーでプレイしていたのですが、右スティックで敵を狙う操作が難しかったのでキーボード&マウスでの操作に変えたところ快適にプレイできるようになりました。
探索要素も豊富ですが、探索要素のコンプリートを補助する仕組みがゲーム内に存在せず、日本語の攻略情報もほとんど無いのでコンプリートは苦労するかも。(英語版のゲーム名 "Pronty" で検索するといくつか情報が得られます)

Akatsuki
2022年07月14日
半魚人の主人公「プロンティー」は、人々の安全を守る「ガーディアン」として、メカジキ型ロボットの相棒「ブラント」と海の外れの地にて訓練に勤しんでいた。ある日、突如大きな影が海底を覆い、鳴り響く警報と共に正体不明の巨大な怪魚「ラクティー」が現れた。プロンティー達の基地を粉々にし、去って行った怪魚。プロンティー達はその怪魚の退治を命じられ、世界を救う為に世界の中心に旅立つがー。
海底を舞台にした、いわゆるメトロイドヴァニア作品。海底といえば、カプコンの名作「深世界」を思い浮かべるが、同じ海底でもかなり雰囲気が異なり、アメコミっぽいキャラクターと、相棒のメカジキを撃ち出すツインスティックシューターが特徴。
収集要素としては、赤の試験管は3つ集めると「攻撃力」もしくは「スキル回数」が、青の試験管は3つ集めると「体力」もしくは「スタミナ」の上限のアップがそれぞれ可能で、別選択肢への振り直しも可。また、41種類の様々なスキルとスキルスロットの枠数などの要素もあり、メトロイドヴァニアゲーへの欲求を完全に満たしてくれる。ストーリーもなかなかに凝った作りとなっており、時折カットインされるアメコミ調のイラストも手伝って、中盤以降一気に作品にのめり込める感がある。(追加要素は正直蛇足だけれど)
ただ、難点もいくつかあり、1つ目は翻訳の質があまりよろしくないこと。一見よくできた翻訳に見えるが、脱字が多く、ゲーム内の長文については、文章として意味不明な箇所も多く、明らかに翻訳後に確認をしていないのが見てとれ、点数で言えば65点ってところか。正直、エンドロール見るまでは翻訳担当は日本人じゃないのかなと思ったくらい、雑な仕事に感じた。
2点目は、ゲーム開始からしばらくは、主人公キャラの操作が妙に操作しづらく、ストレスが溜まったこと。動きのレスポンスが悪く、また、体力回復動作が昔のモンハンの如くめちゃくちゃ遅くてゲンナリ、正直、開始1時間くらいで嫌になってプレイを投げかけたほど。ただ、中盤から様々なスキルが加わり、一気に操作性もゲーム性も向上するので、そこからは快適なプレイに。
色々文句もありつつ、クリアまで約12時間、全実績解除まで約14時間、楽しく冒険させて頂きました。まぁ、翻訳は許容できるレベルなので、メトロイドヴァニア好きなら、オススメです。