








The Citadel
The Citadel は残忍な一人称シューティング ゲームであり、Marathon、Doom、Wolfenstein 3D などの古典的なゲームへのラブレターです。暗い城塞の深部に降り立ち、6 つのエピソードと 6 つの手ごわいボスが詰め込まれた 30 レベルのアクションを戦い抜きましょう。出て行け、殉教者よ。
みんなのThe Citadelの評価・レビュー一覧

糸
2020年08月10日
こだわりのゴア描写と独特なキャラデザが特徴的なサイバーFPS。
いかにも古風らしいゲーム画面が目につくが、リーンや弾道の変化といった今風のシステムもありレトロFPSをあまり知らない自分でも違和感なく遊べた。ハイセンスな世界観もあり、レトロ感はそこまで前面に出てこない印象。
○戦闘
2段ジャンプやダッシュを駆使してマップの隅々まで移動可能、思わぬ場所にアイテムが隠されてるので探索が捗る。
武器は14種類あるらしい。敵の種類ごとに有効なものが違ってくるので自然と色々使うことになる。初期装備の拳銃もグレネード射出機能が便利で終盤まで腐らない。
高い機動力と豊富な武器でかなり自由に戦える。
ただしステージの変わり目などでちょくちょくCTDが起こる。
○ストーリー
戦闘は軽快で進むがストーリーは重め。
殉教者と呼ばれるプレイヤーは、「眠れる神」によって狂った機械の大天使とその信徒を駆逐する、誰も彼女達を救うことはできない。終末感漂う切ない世界観と、宗教的なフレーズはじっとりと記憶に染付く。
そこまで詳細に語られるわけではないので、断片的な情報から妄想を膨らますタイプのプレイヤーなら楽しみやすいかも。
○グラフィック
3Dのステージに2Dのキャラクターが配置されているという形式。
建造物のテクスチャや造形はシンプル。一方でキャラクターのイラストは極めて緻密に描かれている。アーマーを着込んだ兵士を粉砕すると、装甲の残骸にまぎれて華奢な少女の首元が見えたり…。
攻撃箇所や方法によって死体の状況が変わるのも特徴的。身体を両断されて上半身だけになった兵士が泣きながらピクピク動いてるといった描写すらある。

Kasaiji
2020年08月09日
[h1]【良いところ】[/h1]
[list]
[*]登場人物(敵)が美少女揃いでしかもグロく殺せる
[*]エイム力や反射神経より事前に作戦を練ることを重視したFPS
[*]隅々まで探索するプレイヤーに報いてくれるアイテム・隠しエリア
[*]飛び散る内蔵!武器の音響やゴア表現は快感度高し!
[*]補給拠点(HUB)にいつでも戻れ、詰み対策が万全
[*]ステージ数も十分に満足いく量でしかもBGMが全ステージ違う!
[/list]
一歩一歩着実に進んでいける落ち着きのあるFPSで、意外と初心者でも平気かも
ビジュアルに惹かれたなら(そしてグロ平気なら)気兼ねなく飛び込んで大丈夫
[h1]【不満点】[/h1]
[list]
[*][strike]エラー落ちする[/strike]
[*][strike]死骸オブジェクトの表示時間を3分にするとミドルスペックでもだいぶ重たくなる[/strike]
パフォーマンス上の問題がアップデートでかなり改善されました!凄い!
[*]実績機能がないので高難易度でクリアしても自慢する手立てがない
[*]一部冗長なステージがある
[*]次マップへの穴なのかExマップへの穴なのかビジュアルでわかるようにしてほしい
[/list]
【不満ていうほどじゃないけど気になる点】
[list]
[*]Tychoの会話バリエーションもっと欲しかったかも
[*]ボスステージでAngelにTheが付くのと付かないのがいるけど設定的にちゃんと意味があるのかわからない
[*]BGMがループするのとしないのが混在してたり、音量にムラがある
[/list]
[h1][b]───でもまあその辺の話はいいんだよ!!!![/b][/h1]
何より最高なのはネクロテックなボスたち!弐瓶勉作品を彷彿とさせる巨大で暗い地下都市!宗教的機械世界!
重装備に身を包んだ[b]敵兵たちの中身はみんな美少女![/b]脳漿を飛び散らせ内蔵を垂れ流しながら[b]涙を流し骸を晒す女の子たち![/b]
ありがとう!!ありがとう!!俺はこのゲームで火炎放射を使うために生まれてきたんだ!!
部位破壊が細かく設定されており、胴を切り離して殺すこともできれば斬首、ヘッドショットで頭部破壊もしっかりリアクションがある!
死に際には正気に戻って理由のわからない痛みと死に泣いちゃうのかな…とか妄想しながら遊んじゃう!!
でもそんな気持ちでいたのは前半ぐらいでLysanderとTychoの心根の優しさにキュンとして、殉教者の役割ってなんだろうと考えちゃう真摯なストーリーもたまらない!
作者の変態性が遺憾なく発揮されており、心に残るゲームができたと今反芻してるとこだよ!!
[b]僕はHarconnenちゃんの死体が一番好きです!!!!!![/b]

konohanasakuya
2020年08月09日
アニメ調のゴア表現が良かったのと、昔のFPSのように敵の弾速が遅いので移動しながら敵弾を避けて撃ちまくれるのでゲームプレイが爽快でした。
良い所
・ゴア表現とそれに伴う爽快感。やはりこのゲームの一番の売りはこれじゃないでしょうか。ゴア表現大好きな人には刺さると思います。
・武器が豊富だし、難易度ノーマルだと結構弾が豊富なので撃ちまくれる。
・製作者が意図して作ったのかは分からないが、たまにキーカードが必要な扉を2段ジャンプですっ飛ばしたりできる。
悪い所
・クイックセーブがない。失敗したら落下死するジャンプを強要される場面や初見殺しの敵配置がたまにあるので辛い。一応チェックポイントらしきものはあるが使いやすくはない。
・リロードが面倒くさい。
・フードというパラメーターが分かりにくい。
・CTD頻発。

otim tim land
2020年08月09日
ゲーム紹介にも書いてますがDOOMとかその辺りのFPSをリスペクトした感じ。
設定は色々あるんですが、とりあえず動くもの全部殺せばいいのね?って気持ちで徘徊して構いません。
武器も豊富で遊びの幅も広いですし、アップグレード要素もあるので最後まで飽きさせないようにできてる。
死体を撃つと粉々になるとことかもいいですね。やっぱゴア描写がないとね。
ただ、バグが多い。
クラッシュ、フリーズはよく起きる。
ステージクリアしてフリーズしたり、気持ちよくマシンガン撃ってたらクラッシュしたり、買い物中に落ちたり、なんかこうとにかく不安定。
興が冷めるのでバグ取り頑張って欲しい。
あとステージ構成にバリエーション持たせようという努力は見られるけど、分かりにくいばっかりであんまり面白さに寄与できてないですね。
FPSで迷ったりすると酔ってきちゃうんで時折しんどかったです。
リコイルや弾道のばらけ方、落ち方なんてかなりこだわってる所は偉いと思いますが、オールドFPSはそこまでしっかり作られてたわけではないんでノーリコイルでまっすぐ弾道の方がそれっぽくて良かった気はしますね。好き嫌いでしょうけど。
そんなこんなで結構楽しみました。
Project WarlockとかBunker Punksとか好きな人には強くお勧めしますね。

apb
2020年08月09日
進行不能というか発生条件不明のバグあり。act2のロボに乗って進むステージにタワーを上っていくところがあるが、狭い足場に次の足場を探そうと辺りを見渡していると突如主人公の悲鳴が聞こえて死ぬ。
地上にいるとなんともないのにこの足場のみ祈りながら進まないといけないので運が悪いとマジでクソゲー。仕様かどうかわからないのが本当に困る。こういう事のためにセーブが常にできる旧作DOOMは素晴らしかったんだなって。

johmmybegood
2020年08月08日
探索FPSが好きならオススメです。リョナグロ苦手なら注意。
武器が豊富でどのように立ち回るかが楽しかったです。次の目的地がわからない時があったのはストレスでした
自分はパッド派なんですがボタン振り分けが足りなくなり戦闘に制限がかかるので、パッド派の方は根性が必要です。
ステージ4にてクラッシュが多発するのでステージ4のみゲーム設定を軽くすることをオススメします

ryomaco_514
2020年08月08日
前置きとして、私はNotリョナラーです。
DukeNukem3DやDOOMをやり込んでいた時期があり、
特にMarathonは全シリーズプレイしていて、
あの独特な世界観やハイスピードなゲーム性に中毒していた人間です。
このゲームを見たとき、Marathonに影響を受けているという文字を見て
面白そう、雰囲気がいいなと見ていたのですが、
リョナ要素が強いと聞いて、やだなあと感じて購入はやめようと思っていました。
ただよく見ると、デモ版がプレイできると表示があり、興味本位でやってみることにしました。
やってみて感じたのは上記に上げた作品群への強いリスペクトでした。
現代のFPSに即したスムーズな操作性と、ハイスピードなプレイ感。
不思議とグロ要素については、そもそも相手がほぼアンドロイドっぽいのと、
あくまでDukeNukemあたりのグロさの域を出ない程度なので、見慣れた感じです。
肉片が飛んで汚いなあ、程度です。
リョナ要素があまり気にならないとわかり購入に至りました。
とても魅力的に感じたのは、かなりMarathonに影響を受けたことを感じるSFな世界観です。
機械がすべてを支配し神となる時代で、その神を冒涜しすべてを奪い去ろうとする簒奪者。
その神の危機に主人公は喚び出され戦いを命じられる。
神に殉教するものとして、その簒奪者に思考を支配された人々を殺し(開放し)ながら
神の意志を簒奪しようとする輩を阻むべく戦場を駆ける。
だがそもそも機械に命や意思があるというのか。
その機械に乗っ取られてしまった人たちは人間と言えるのか。
そもそも人々がみな女性と見られるこの世界では命の概念すらあるのか。
かなりプレイヤーに想像の幅をもたせてくれます。
ゲーム性については、独特のシステムとして満腹度、スタミナ、ヘルスゲージが連動するシステムが取られており
戦闘と回復の独特のリズム感が生まれています。
また、独特の使用感の武器やステージ上に登場するパワードスーツ、
各種アップグレードアイテムなどがゲームを盛り上げてくれます。
ステージの構成も、当時のゲームを思い起こされニヤリとしてしまういろんなギミックがあります。
このゲームを買ってとても満足感があります。
バグフィックスも継続して行われるようですので、安心して熱中できそうです。

Petain666
2020年08月07日
女の子が好きです、でも苦しみ悶える女の子はもっと好きです……そんな業の深い嗜好の方々にオススメしたい一品です
「敵がかわいそう」と思うプレイヤーもご安心下さい。完全武装の女の子が素顔や腹の中まで曝け出し、ある時は断末魔のコーラスをあげ、またある時は炎に巻かれ慌てふためく姿を見ているうちに、慣れてくる頃には「かわいいね。素敵な殺し方してあげるね」と慈悲に満ちた殉教者となっている事でしょう
ボスもなかなかに魅力的で、「殺してくれ」的な台詞を言ったボスをお望み通りズタズタにしたら死に顔が泣いてたりと、刺さる人には凄い刺さったりします
[spoiler]個人的にはAct4ボスの股間から機関砲はめっちゃ刺さりました。いや爆笑するなというのが無理でしょあれは[/spoiler]
以下、ゲーム部分について
このゲームの弾丸は結構余るので、あまりケチらずにお気軽にガンガン撃ってスタイリッシュにぶっ殺すのが良さげです
昔ながらのFPSと思いきや、タップ撃ちやリコイルコントロールが有効で近代化されてたり、(恐らく敵がドアでハメ殺しされるのを防ぐため+道を間違えないため?)一度開けたドアは閉まらないようにしたりと、作者のFPSへの熱情を感じますわね

Lucertola
2020年08月06日
Twitterでこのゲームをオススメするツイートがあって、コンセプトに惚れて即買いしました。
ゲームを起動して最初に手に入るマグナム拳銃のリロードアニメーションににっこり。
チューブマガジン式で初弾はエジェクションポートから薬室へ、二発目からは下部のローディングゲートから内蔵マガジンへ。
こりゃあいい、このゲームが「信頼」できるって事がそれではっきりしました。
ゲームの舞台はサイバーパンクっぽい架空世界なので、登場するのもすべて架空銃ですが、外見だけそれっぽくしてある残念架空銃(つまり、無駄にゴツくて人間が使うには邪魔すぎるパーツとか付いていたりするようなオモチャみたいなやつ……)とは違って、内部機構とかも考えてデザインしていそうな、実にいい意味でオタクな出来って事です!
そういう手間が増えるしプレイヤーの一部しか興奮しないような所を、作者さんの性癖のために作りこんでいるゲームは良いゲームです。世の中、良いゲームであっても面白いゲームとは限らないって事もまぁありますけど、これはその点、面白さもOK。クイックセーブやクイックロードがあっても良かったかもしれませんが。簡単になりすぎる気はしますが、落下は即死なのでいろいろ戦った後だとシークレットっぽいのとか探しに怖い足場をうろつくのは気が引けちゃって。
銃の話はちょっとしましたが、もう一個のたまらんポイントはリョナいってところです。(伝わりやすさ優先で使いました、リョナって言葉の定義はまぁちょっと置いておきましょう、ケモノって言葉の定義が難しいみたいなものなので)
倒すのに楽しさ以外に愉悦がある。彼女らと戦うのは、ストーリー的には(多分だけど)主人公は複雑な気分でしょうから、そっちは精神リョナ的においしいし。
あまり有名じゃないので一部の人にしか伝わらないと思いますが『永い後日談のネクロニカ』が好きな人なら買っちゃっていいんじゃないですかね。
あるいはネットのどこかでこのゲームのグラフィックを見かけて興味を持ったって人なら、そもそも好きだったりする可能性もあるでしょうかね、ネクロニカ。
とんだ乱文ですが、まぁサイバーパンク(ディストピア?)×銃火器×リョナが好きFPSプレイヤーなら是非買ってください。
2023年5月17日 追記
シタデル2が開発進んでいるようなので、久しぶりに起動してみました。
めちゃくちゃこっちも進化していた!
OP画面なんかがオシャレでエモくなってるし、
最初のヘルメット装備画面も記憶違いで無ければ初期よりカッチョイイ!
最高だぜ!

ZUMIOOOO
2020年08月06日
自分は似たようなゲームだとdoom2016しかプレイ経験がありませんが、それでも胸をはっておすすめできるゲームです。
強めのゴア描写や独特なキャラクターデザインと世界観もこのゲームの個性を確立させており、また銃器の描写もジャムや銃身の摩耗による精度低下、リロードアニメーション等大変凝られたものとなっていて、製作者のこだわりが随所に至るまで見ることができます。
ヒットスキャンではなくプロジェクタイルで制作されているので、ただ狙うだけでなく、敵との距離に応じ偏差射撃をするか見合った射撃レンジの武器を使うなどの工夫が求められます。
その戦闘バランスの調整も巧くなされており、武器の選択から戦闘スタイルまで自由度が高く、ダッシュと2段ジャンプで戦場を駈けるも良し、リーンとカッティングパイで堅実に押し進めるも良し。それらが巧く噛み合った瞬間の爽快感は特筆すべきものがあり、最高難易度でも苦戦することはなかったです。(理不尽さがないという意味で、歯ごたえはかなりありました)また、製作者のこだわりが見えるマップデザインや敵の配置も、ゲームプレイの爽快感に一役も二役も買っていると言っていいと思います。
爽快感と堅実さが両立した不思議で癖になる最高のゲームでした。おすすめです。