Twin Sector

ツインセクターの物語は、地球が再び居住可能な状態になるまで、人類の遺体が汚染された地表の地下深くにある極低温室で人工的に眠らされる終末後の未来で行われます。プレイヤーとしてのあなたは、Twin Sector の主人公、Ashley Simms の役割を果たさなければなりません。駅の警備員A.I.によって突然目覚めた。システム O.S.C.A.R. では、生命維持システムの未知の故障により、まだ眠っている他のすべての生存者が差し迫った絶滅に直面します。 O.S.C.A.R.によれば、あなたは目覚めることができた唯一の人物であり、したがって人類を救うことができる唯一の人物です。今後 10 時間以内に、ステーションの機能を回復するために、地下バンカーシステムの壊れた主発電機を修理する必要があります。しかし、どんな犠牲を払ってでもあなたの成功を妨げようとする未知の力がまだ存在します。 Twin Sector は、プレイヤーが環境と自由に対話できる、スリリングな物理ベースのアクションアドベンチャーです。強力な HAVOK エンジンの利点を利用して、敵対的で脅威的な未来の環境で無数のパズル、チャレンジ、敵がプレイヤーを待ち受けます。

パズルアドベンチャーシューティング

2009年9月16日

シングルプレイヤー

DnS Development

Headup Games

みんなのTwin Sectorの評価・レビュー一覧

elltar

2015年04月01日

Twin Sector へのレビュー

ファーストパーソンパズルアクションゲーム。
主人公Ashleyが多くの人間が眠っている冷凍睡眠施設の異常を調べるのが目的だ。引寄せと反発というテレキネシスのグローブを使ってパズルを解いていく。正直言ってしまえば、Portalの2番煎じのゲームだと思う。Portalを意識しているといっても、ゲーム自体はストレスを感じることが多いものであり、Portalが優れていることを再認識できてしまうような残念な出来になってしまっている。

[レベルデザイン]
残念な点として主人公が死にやすいことが挙げられる。ちょっとした高所からの落下死が本当に多い。初見殺し的なパズルもあり、Quick Save & Quick Load を活用しないとやってられないゲームだ。3種類の敵ロボットが登場するがどれも対処が面倒な敵ばかりであり、これもまた死亡率を上げてくる。ステージのパズルも頭を使うというよりは、アクションで切り抜けるタイプが多く、迫ってくるレーザーを飛び越えるなど、タイミングを要するものも多い。また、開発者の意図していない拍子抜けするような方法でクリア出来てしまうことがあったり、ボタン操作中に操作しているものが見えないなど、レベルデザインの練り込み不足が感じられる。

[テレキネシス]
このゲームのキモとしてのテレキネシスのグローブだが、引寄せと反発をマウスのボタンの長押しで調整して発動できる。テレキネシスを使用するとエネルギーを消耗するが、テレキネシスを使用しなければ徐々に回復していく。あくまで自分とオブジェクト、自分とマップに作用するだけであり、Portalのように物理挙動を活用しているわけでないので、ゲームに単調さを与えている。また、長押しで調整する操作があることによって、連続で発動していくデザインになっていないためにどうしてもテンポが悪くなる。マップに使った場合に発動する時と発動しない時があり、その違いが不明瞭だ。

動作に若干不安定さがあり、ダメージを受けた時のエフェクトが残ってしまうBug?にも遭遇した。恐らくほとんどの人は序盤のプレイで、このゲームに不満を持ってしまうだろう。このゲームに慣れれば遊べなくはない。無重力ステージは意外と楽しめた。しかし、後半になってもパズルに広がりは無く、最終ステージでさえ敵ロボットとの鬼ごっこだ。Portalのようなゲームを期待すれば、間違いなく楽しめないストレスフルで単調なゲームだと思う。