











Wolfenstein II: The New Colossus
『Wolfenstein II: The New Colossus』は、Wolfenstein シリーズの 11 作目であり、2014 年の『Wolfenstein: The New Order』の続編です。このゲームは、主人公のウィリアム・ジョセフ「B.J.」の物語です。ブラスコヴィッチは、第二次アメリカ独立革命を起こそうと努力している。 ゲームは一人称視点でプレイされ、ほとんどのレベルは徒歩で移動します。ストーリーは章で構成されており、プレイヤーは章を完了して進行します。プロローグでの二者択一の選択によって、ゲームのストーリー全体が変化します。一部のキャラクターと小さなプロット ポイントはタイムライン全体で置き換えられます。ゲームにはさまざまな武器が登場し、そのほとんどは二刀流で使用できます。カバーシステムもございます。
みんなのWolfenstein II: The New Colossusの評価・レビュー一覧

nazuna
2020年12月04日
買って損した。2~3時間進んだところから急激にfps低下が発生。
途中からというのが曲者で返品もできない。
VRAMをバカ食いする仕様のようで
8GBあるグラボでもまともにプレイすることができない。
マジでゴミゲーでした。
追記
ダメ元で返品リクエストしたら返品できたので良かったです。

Doko
2020年08月16日
19 hours for a game is pretty sweet, isn't it?
And yes it is (including all DLCs of course). This is an spectacular action-packed game with many ways to accomplish the goal, but in the end, run-and-gun is the way to go. You are B.J. Blazkowicz, human's last hope and the not-so-lone wolf in the long war with the Nazi. Now equipped with superhuman strength, your goal is to kill Irene Sigrun (the antagonist) by overcoming various missions.
Unlike Doom, this is singleplayer only, and story-focused. I really love the new engine MachineGames used in this game. It's beautiful, fast and can also be ported to Nintendo Switch (yes, it's on Switch too, see DigitalFoundry's video). There is no slow-motion when switching weapons, but you can dual-wielding them, life is good.
9.5/10. As the last fight wasn't that impressive.

tubal
2020年08月15日
概ね満足でしたが、前作の方が面白いかもしれないです。
気になった点
・シナリオが駆け足
一気にやってたのもあるかもですが、なんかいきなり終わった感じが… いや、まだなんかあるでしょ~とか思ってたら、エンドロール流れてきたので あれっ って感じでした。
全体的にも、必要なことだけをやってる感じで、寄り道というか遊びがほとんど無かったような…
今作ではブラスコヴィッチが超有名人のため難しかったとは思いますが、前作でいう収容所潜入ミッション的なやつとか欲しかったです。[spoiler](もうちょっとナチ支配下の町を歩き回りたかった…)[/spoiler]
・シナリオが薄め、伏線がなげっぱ
上と繋がる(というかほぼ同じ)話ですが、シナリオが駆け足、つまり本筋でやる事がいっぱいあるので、結構色んなところがなっげぱな印象です。
黒人公民権運動やアメリカの白人至上主義が復活(現代より酷くなったという意味で)というのがNPCやゲーム内文書により語られていますが、特にシナリオで直接そういった現場には関わらなかったり、
特定のキャラの変わりようや、物品について、いかにも重要そうな雰囲気を醸し出しつつ、言及せずに終わったり(次作以降に持ち越す感じがあまり好みでない… それともyoung bloodとかで語られてるのかな?)
また、各キャラの掘り下げも無く、なんかいつの間にかいたけど誰だっけ?によくなります(せめてメインどころは一人一回ずつバディ組ませてミッションさせてくれれば良いのに…)
・ステルスがあんまり出来ない
難易度の関係もあるかもですが(テラービリーと呼べ、でプレイ 一般にはベリハくらい?)敵兵の視認能力が高い、隠れても警報が収まらない(確か前作も同様)ステルスキル出来ない敵兵が複数配置、等の障害がありステルスプレイはかなり難しいです。でもステルスプレイする旨味があんまり無い上、ランボープレイの方が楽しいので特に問題無いかも
・銃の二丁持ち
面倒くさすぎる。せめてホイール二つにして選ばせてくれ。
異なる銃の二丁持ちの場合、メイン選ぶ→二丁にする→サブ選ぶ の3工程。しかもそれぞれで銃取り出す動作をするので結構時間がかかる。他の二丁持ちからだと4工程。ぶっ○すぞ。
・[strike]バイオショックインフィニット[/strike] ボスがほぼいない
これは完璧に怠慢。
ラスボスの肩透かし感も異常ですし…
・フラウ・エンゲルはデスヘッドの代わりになれない
これ一番かもです。単純にアガんないですよね。
デスヘッドは悪の御大将でしたけど、フラウ・エンゲルは徹頭徹尾ただのクソ女なんですよね。それなりにヘイトが溜まる行為をしてるのでぶっ○す!て気にはなりますが、悪の大ボス感は無いですし、なんか取って付けたような悪役なんですよ。[spoiler]テレビ局では絶対誘い込まれてて、なんか反撃喰らう!って思ったけど普通にびっくりしてやられてますし…[/spoiler]
・段差に弱い、オブジェクトに引っ掛かりやすい、新能力新機能が終盤に開放される上あんま意味ない役に立たないetc
以上になります。
Wolfenstein 前作から思ってますが、つまらない訳では無いですし、面白いはずなんですけど、なんかしっくりこない感じのゲームなんですよね。
こんなこと言ったら怒られそうですが、世界観がすごい凝っていて他に無い魅力がある反面、ゲーム面であんまり製作者の愛とか思いを感じない、こういうのやりたい!とかがあんまり見えないゲームな印象
セール時ならおすすめ

sarami1231
2020年05月20日
クリアまで14時間ほど楽しみました。
途中から最低難易度に切り替えてプレイしました。
それでもステルスの緊張感と、殲滅戦でのカバーアクションと撃つ楽しさの按配がちょうどよかったです。
メインストーリーもキャラクターの演技が良くて前作未プレイながら引き込まれました。
物語に集中したい方にはオススメのゲームだと思います。

MikeKirisima
2020年04月04日
ゲームが動作しなくなってから1年ほど経過し、PCの構成は変更していませんでしたがつい最近動作するようになりました。
しかし、今度はdumpエラーでチュートリアルが終わらず、こちらは垂直同期を無効化することで解決できました。
このタイトルにはよくあるエラーのようで、対策がいくつも記載されていたのは幸いでした。
-ストーリー-
ネタバレを控えるので詳細は書きませんが、細かく考えてはいけないそんなストーリーです。
ツッコミどころ満載ですが、それが本作の味なのでそれで良いかと。
-デュアルハンド-
両手に好きな銃を持って使うことができますが、N64 ゴールデンアイを思い出すこのシステムは(むしろWolfensteinが先な気も)懐かしいく楽しいですが、1発ずつ撃ちたい人も片手で扱うメリットもあります。
火力の両手と精度の片手と言ったところでしょうか。実際はちょっと違いますが。
-敵の描写と世界観-
遠慮なくガン攻めと言った感じで本作の魅力の1つです。
別に彼らをどうこうしたいとかはないんですが、個人的にはデザインが承継されているのが好きです。
当時のオリジナルの兵器を扱うことはできませんが、だいたい当時の銃火器が魔改造されたようなデザインが独特ですね。
-スキルとか-
戦闘をすることでPARKが強化されますが、中には手榴弾の起爆時間が伸びるなどと言ったPARKもあります。
逆に即起爆してほしいぐらいですが、戦闘で不要なPARKが強化されるのはちょっと。
逆にPARKに応じた戦闘を行えば良いわけなので習得しやすく楽で楽しいです。
-パフォーマンス-
Doomシリーズと同じく鬼のようにFPSが出ます。
こちらも4k 144FPSをグラフィック設定を最高以上にしてRyzen 3700x RX 5700で余裕で出せてしまいます。
安定性は描写が崩れるシーンがあるのと、最初に述べたdumpエラーの関係でAMD側の問題とも言えますが少し不安です。

U.P
2020年02月20日
FPSにしては話がしっかりしていて面白い、細かい描写が最高
操作性も悪くなく以前より2丁持ちが強力になっていて無双しやすくなった
ステルスでキルもシステムちゃんと理解していれば殆どのエリアで警報ならさずプレイができる
悪い点は特に無い(日本版の規制ががっかり程度)

bazact
2020年01月12日
良くも悪くも前作と変わらない。
今回もトンデモロケーションとストーリーは健在。
司令官殺害パートのステルスが微妙すぎるが何度もやらされるのでストーリーだけ楽しみたい人は最低難易度でランボープレイするといいと思う。主人公のキャラ設定的にもそっちのが合ってる。
中盤まではトンデモストーリーで楽しめたがそれ以降は特に盛り上がらず進んだ印象。エンディングもあっさりしすぎ。メインストーリのみで10時間といったところ。

Home
2020年01月01日
New OrderとOld Bloodは楽しめたけど、これはつまらなかった。
掴みの高揚感も何もなかったし、物語が坦々と続いていくのと、マップが面倒くさい。
New Orderだといかにも悪役のナチス!倒さねば!という気持ちになるんですが、今回の場合はなんだろう。
BJの渋みも足りてないし、なんだね?この甘いお茶は!
New OrderとOldBloodは最高に面白かったし、続きを知りたいと思った。
これは絶滅をかけた戦いの緊迫感が全くなくって、メロドラマを見ている気分です。
もう少し作り込んで欲しかったです。

OKN
2019年12月31日
[H1] 雰囲気重視のオールドスクールFPS [/H1]
元連合軍兵士が、ナチス占領下のアメリカでレジスタンスとして大暴れする話。
とにかく残虐かつ醜悪にデフォルメされた超科学力ナチス兵を、これまたロバート・ロドリゲスもまっつぁおの、荒唐無稽な残虐アクションで木っ端微塵にしていくという、ナチス版抗日ドラマといったところか。
とにかく、ヘビーな規制がかかっている状態でもゴア表現まったなしなので、そういうものが苦手ならばあまりオススメはできない。
ゲームとしてはシングル専用のFPS。
ほとんど隠れる余地のない一本道の狭いマップで、互いに高火力でガンガン撃ち合うというのが特徴となっている。
申し訳程度のステルス要素はあるが、別にカバーアクションがあるわけではなし。
ちょっと中途半端な気がしないでもない。
武器も個性はあるが使い分ける意義に乏しく、いろいろと惜しい。
ストーリーやカットシーンは楽しめるが、これも前作の衝撃にくらべると、ややインパクトが薄いのは否めない。
まあ、10時間程度で楽しめる、FPS要素のあるビジュアルノベルといったところか。
幸いにして大きな値引きがかかるタイミングがあるので、そういう場合であれば満足度は高い。
[table]
[tr]
[th]言語依存度[/th]
[th]なし(日本語対応)[/th]
[/tr]
[tr]
[td]難易度[/td]
[td]★★★★☆[/td]
[/tr]
[tr]
[td]残虐度[/td]
[td]★★★★★[/td]
[/tr]
[/table]

123
2019年12月29日
the New Orderの続編 ストーリーは超強化されてて面白いブラスコビッチストーリーのクライマックス編 月面基地や核で汚染されたアメリカを探索、因縁のババアとの戦い、ヒトラー登場、断首された体がつながったり、家族とのつながり、オーバーテクノロジー大活躍だったりと盛り沢山 the Old Bloodがトゥームレイダーなら今作はFalloutといったところか ゲーム性も受け継いでいて激変したわけではないので受け入れやすいがどこ行けばいいかわからんとかジャンプが短くて落下するなど不親切仕様も受け継いでいたのは残念かなw あとは収集要素やスコアアタック要素、DLCもあるけどそこまでやり込む気持ちにはならんかった

bapuru
2019年12月23日
ナチス親衛隊のマッドサイエンティスト、そして首領たるデスヘッドはBJ・ブラスコウィッチの前に斃れた。
しかし満身創痍であろうが彼には休息はない。今度の戦いは故郷たるアメリカ、敵の数は3倍以上!
何が起ころうと、ナチススレイヤーは決して死なない。走れ、ブラスコ!走れ!頼もしい仲間とともに!
あの鍵十字のエムブレム!奴らの根城を暴いて鉛の嵐を食らわせるのだ!
目的はただ一つ!目の前のナチスを殺し、アメリカのナチスを抹殺し、すべてのナチスを倒す。
全ナチス殺すべし! 慈悲はない!

はちみつちょうだい
2018年12月24日
難易度ノーマル エニグマコードや回収物はコンプせず適当に消化で8時間ほどでクリア
初期はバグだらけだったようだが流石にもうバグは修正されていて、一度もフリーズなど起きずに最後までプレイ出来ました
難易度はノーマルでも囲まれると一瞬でやられる、目からビーム出す犬のビーム喰らうと大ダメージ+ノックダウンでほぼ一撃で割と前作、前々作プレイ済みでも難易度は高く感じたので、突っ込んで暴れる爽快感重視の場合慣れてない人は最低難易度でプレイした方が良いと思います
今作は別の銃の二丁持ちが出来ますが間違って別の武器を持ってしまうだけでただ面倒なだけで一度も役に立つこと無く終わったので、この要素はいらなかった

kakiko
2018年12月12日
常に移動し続け腰撃ち脳筋プレイに適したFPS
スニークプレイはそれなりに楽しめるが敵の反応がおかしくどこか滑稽
狙撃プレイは武器の精度があまりよろしくない上、ヘッドショット1発で沈まない頑丈な雑魚敵だらけな仕様では気持ちよくなれない
前作のパズル要素の強いボス戦は無くなり、雑魚ラッシュによるヒャッハー戦が代わりとなった
トリガーハッピーは楽しいのだが、ゲームのメリハリは薄れた気がする
シナリオは前作の続き、前作知らないと話についていけず面白さ半減
今作は前作をクリアした後にプレイすることを強く推奨する
そもそもゲーム性はまったく変わっていないし、グラフィックに大きな進化も無い為、わざわざ安い前作をスルーして高い今作をプレイする意味は無い

Hiyatoi Quality ^_^
2018年08月12日
表現規制については議論があると思うので、そちらはひとまず置いておく。
SFと1960'sのレトロさが融合して、前作に続く独特の世界観を作っている。
自分が印象に残ったシーンとしては金星で開かれたオーディションのシーンかな。
閣下の異常さを上手に描いており、あのシーンを見たときのインパクトときたらもう・・・
地下施設の設備やら、金星の設備やらグラフィック・デザインはもちろん、設定が変態的なこだわりで構築されてる。
一切合切ふくめてプレイする価値あり。

meanrabbit3rdp5q1
2018年02月12日
感想やゲーム性については,他の人が上げているので省きます.
などで技術的小話を一つ.
[dump]エラーでゲームが強制終了する場合,
--OPTION→映像→詳細な設定→最大FPS--
この数値を,極端に低くすればいいです.
かなり画像はガクガクしますが,かなり強制終了は抑えられます.

Nasenschleim
2018年01月11日
グラフィック︰★★★★★
ストーリー ︰★★★★☆
難易度 ︰★★★☆☆
やりこみ要素︰★★★☆☆
妊婦のつよさ︰★★★★★
総合評価 ︰★★★★☆
Wolfensteinリブートの3作目
時系列的にはOld Blood→New Order→本作となる
ストーリーが気になる人はNew Orderから始めてみよう
国内版は例によって表現規制がある
一部シーンがカットされ部位欠損の断面が炭化したような色になる
何故かゴア表現はそのままで手足はもげるし血も飛び散る
規制はゴア大好きっ子じゃない限りそんなに気にならないと思う
逆に規制有りでも結構グロいシーンが多いから苦手な人は注意
内容はいつものブラスコビッチでストーリーも程よくぶっ飛んでる
予想の遥か斜め上の展開過ぎて笑う事もしばしば
登場人物も個性的でナチ側はほぼ全員憎たらしいので皆殺しがすごく捗る
やたら前線に出る妊婦に母の強さを垣間見た
Steamでの低評価はいつものベセスダTAKAHASHIとゼニアジへのヘイト補正込み
本作自体は面白いのでこの手のゲームが好きならセール時に買おう
メェアックス ヘス!!!

Reversal!
2018年01月03日
新生Wolfensteinシリーズの第2作です。
ストーリーは前作の直後から始まる上、キャラ紹介なども一切ないので今作から始めるのはおすすめしません。
システム的には前作と同じで、いくらかのプラスアルファがある感じです。
前作同様にステルスでも強行突破でもOKではありますが、今作のステルスはやたらとストレスを感じてしまいました。
一般的なステルスゲーでは少し見つかってもすぐに隠れれば不審に思われて近づかれる程度で済むものですが、今作では即警報が鳴らされて増援が来るためです。
ステルスゲーによくあるカバー移動や便利なガジェットといったものもありませんし、目の前に死体があってもほとんど反応しない割にはプレイヤーには超反応を示すこともあったり、とてもやりづらかったです。
多少の増援ごとぶっ飛ばしていった方がよっぽどやりやすかったです。
ステルスはちょっと今一つでしたが、アサルトプレイなら基本的に前作と同じなので楽しくプレイできました。
今作では「機械装具」というパーツが手に入り、これによってタックルで扉を破れたり、高いところに昇れたり、普通なら通れないような狭いところを通れたりといった、攻略を便利にする能力を身に着けることができます。
これはこれでいいのですが、このパーツならではのルートが少なく、あまり存在感のないものになってしまっているのが残念でした。
ストーリー的には、BJの内面が深く描かれているところは良かったですし、ボロボロに追い込まれてからの…な展開は見ていて気持ちよかったです。
ナチスのトンデモ科学力も描かれていますし、待望の?ヒトラー総統閣下も登場します。
ヒトラーの扱いは一見の価値ありでしょう。
ただキャラが増えて1人1人の扱いが微妙(特に前作キャラ)なところはちょっといただけなかったですね。
一番の不満点は前作のような超巨大ロボとの戦いのようなアツいバトルが少なかったことです。
Wolfensteinなんだからさ~~~~~~~頼むでしかし~~~~~。
フルプライスでは正直おすすめしませんがセール時ならギリOKでしょう。

Satojo
2017年12月31日
占領下アメリカを舞台にナチス絶対殺すマンと化したブラスコヴィッチ大尉がいろんな手段でドイツ兵をぶっ殺したりバラバラにしたりする楽しいFPS
十分に楽しいFPSではあるのだが、残念ながら前作前前作と比べるとやや不満点が目立ってしまう
プレイしていて一番不満だったのはアキンボ(二丁持ち)。本作アキンボは両手でそれぞれ別の武器を持てるのだが、これが武器の素早い切り替えを阻害して非常に厄介で、そもそも「両手で別の武器を持つこと」が役立つ場面が全くない。二丁持ちの切り替えに射撃モードの切り替えに諸々と必要以上に操作が複雑化してしまう。
とはいえ、ゲームのシステム自体は基本的に前作前前作と共通しているので、同様の武器の少なさやステルスシステムの曖昧さ、そしてアキンボ以外に大きな不満はなかった。
個人的には物語と背景のディテールが雑になってしまったように思えるのが非常に深刻だ。New Orderでは、ナチス支配下の1960年代が初めて描かれたということもあって、新聞記事やレコード、ちょっとした掲示物やNPCの台詞までが良質なディテールとして機能していたのだが、今作での世界の広がりは限定的。戦勝記念日や裁判所など目新しい風景もあったものの、例えばほとんどイベントもなく単に見てくれの違う敵としてしか存在していないKKK団を「敵のアメリカ人」としてもう少し深く描いてもよかったと思うし、ブラスコヴィッチの父は非常に単純な悪人としてしか描かれておらず、母のメモや直前のイベントで僅かに見せた父らしい振る舞いとのギャップは埋められず放置されている。せっかくの芸術的画家も友情出演程度。フラウ・エンゲルはシュトラッセ大将ほど知的ではない「あたまのおかしいおばさん」で、悪役としての魅力に欠ける。最初に(厳密に言えばNew Orderで)選んだ相棒は物語から排除されているように影が薄くて、そのくせ新入りの黒人女が当たり前のようにリーダーとしてふんぞり返る。現代の緊張した欧米政治情勢を反映しようとするあまりに政治体制や主義への直接的な言及が増えすぎて、復讐劇を軸としていたNew Orderや軍事作戦を描いたOld Bloodよりもイデオロギ的な生臭さが強く、何度か重ねられるカットシーンでの大演説にはついつい白けてしまう。DLCシナリオはベースゲームのリソース流用で遊ぶ上での目新しさは薄く、物語の展開も陳腐。
ドイツ兵をぶっ殺すことは変わらず楽しいが、細かい描写で気が散ることが多すぎて前作前前作ほどの強いオススメはできないなあ、という感じだ。

Violet@DQN
2017年12月27日
相変わらずの馬鹿ゲー
両手にアサルトライフル持ってバカスカ撃って敵を倒す簡単なお仕事
1に比べてストーリーがパッとしなくなっちゃったのが残念だけどゲーム性は相変わらずなので1好きだったなら後悔はしないと思う
日本語音声日本語字幕対応してるのも美味しいとこ

Kasei-JIN
2017年12月27日
前作『The New Order』はプレイ済みでのレビューです。一部ネタバレがあるので、読むならそのつもりでお願いします。
最強のナチスキラーことブラスコビッチがナチス相手に大暴れするWolfensteinシリーズリブートの2作目です。
前作のラストで瀕死の重傷を負ったブラスコは、長い昏睡から目覚めた正にその時、前作からの腐れ縁でもあるフラウ・エンゲルに拠点でもあるUボートを襲撃されているといういきなりクライマックスなスタートです。怪我の影響でまともに立つこともできず、前作の勢いとジョークもどこへやら、「俺はもうすぐ死ぬ」だの、「どのみち助かりっこない」だのと弱気なセリフばかり吐いていて、死ぬ前にやり残したことを清算するようにナチスと戦っているうちに、ついに捕まって斬首に......というところからまさかの復活を果たします。復活後のブラスコビッチは正に”テラービリー”の渾名にふさわしい活躍を見せてくれるのですが、これ以上書くと書きすぎになるので続きはご自分でどうぞ。いくらか映画ネタのイースターエッグもあるので探してみてもいいかもしれません。
今作からゲームエンジンが同じベセスダのDOOM(2016)と同じid tech6エンジンになったため、グラフィックの質や光の表現などが大幅に綺麗になっています。DOOMのころよりも改良もなされているようで、特に光の表現については非常に明暗のはっきりした、屋外や屋内の無機質な、あるいは自然な光を見事に表現しています。
基本的なシステムは前作までとほぼ同じですが、いくらかの変更点もあり、
・一度拾った武器はステージごとに拾いなおさなくてもよくなった
・一部のアクションの追加
・両手に別々の武器を装備できるように
などいくつかあります。個人的に両手に別々の武器が装備できるようになったのは、片手ショットガン、片手アサルトライフルで遠近両用装備ができるので最高です。文字通り死体の山を築くことができます。
敵のナチスの皆さんも、前作でも十分荒唐無稽でしたが今作では加えて、空中要塞、空飛ぶ円盤、レーザー兵器、金星基地、戦闘用ロボとさらに荒唐無稽です。AIが改良されたのか、司令官の救援指示でどこからともなく出てきては挟み撃ちを仕掛けてきたり突撃役と援護役に分かれて攻めてきたりとなかなかの強さです。前作でハードくらいまで行けたので「まあこんなもんでいいか」とゲーム開始時にノーマルを選んだら地獄を見ました。また、光(明暗)の表現がよくなったことで、基本黒服のナチ公どもが暗闇に紛れて見づらくなりました。黒服は屋内や夜間で高い迷彩効果を発揮するそうですが、正にその迷彩効果のおかげで気づかぬうちに接近されて撃たれる事態が多発します。難易度は確実に前作より高いです。最初はイージー以下を推奨します。
残念な点があるとすれば、このゲームの販売開始当初にダウンロード周りで問題があり、その時に付いた「おすすめできない」の評価がそのままゲームの評価になってしまっているということでしょうか。Steam側の落ち度とはいえ、それでついた評価を見て敬遠してしまうにはもったいないゲームです。
また、日本語配信開始日に半額セールをしたことにも批判が出ているようですが、逆に日本語配信を待って買おうとしていた人からすれば単なるラッキーなわけで、こちらはゲームそのものの評価を下げる理由にはならないと思うのですがいかがでしょうか。

average 2fort enjoyer
2017年12月22日
一応ストーリー終わりまでプレイしたのでレビュー
物語はNew Orderからの5ヶ月後の話 だが、一応New Order未プレイでもあらすじっぽく説明は入る
今作も戦闘盛り沢山、ステルスも出来るけどどっちを選ぶかはプレイヤー次第、ただしステルスは余り優しくないと思った
戦闘においては1960年代とは思えない近未来じみた武器達や兵器がたくさん登場
フルオートショットガンを両手でぶちかましたりそれぞれの手で別の武器を持つことも可能で中々爽快感のある戦闘を楽しめた
残虐表現においては若干の規制あり、ムービーは基本無規制(全部では無い)だがプレイヤーの視点で進行するシーンの場合は切断面が真っ黒だったりする 個人的には余り気にならなかった
ちょっとお値段は高いがちょいちょい半額になるのでアクションゲームが好きならおすすめ
個人的な話なんだけどNew Orderから今作にかけての難易度上げ過ぎだと思う(Hardでもちょっとしんどい)
前作ではVery Hardが最高難易度だったのがUltra HardにMein Leben(死ぬとデータ消去)まで増えているので実績マニアには苦しいかも...