







アルカディア・フォールン
若い錬金術師の見習いが不本意ながら違法な精神に縛られているとき、彼らは突然人類と魔法の間の戦争に巻き込まれていることに気づき、自らの破滅から逃れるために思いがけないヒーローのグループに参加し、できれば途中で世界を救わなければなりません。
みんなのアルカディア・フォールンの評価・レビュー一覧

みみ
01月29日
1周目クリア時点の感想です
最初は選択肢での失敗を恐れてましたがプレイしてるうちに自身の性格や属性を決めるもので失敗をおそれず自分を表現していけばいいと気が付いてから心が軽くなりました
よくよくここのゲーム説明見たら
『正しい選択も間違った選択もないストーリー
バッドエンドの存在しない旅に出ましょう。』
ってかいてあったわ!
選択肢は自分の感情に寄り添った反応を選びやすいシステムで
怒りたくなるような出来事には怒った反応を、応援したい出来事には喜んだり、悲しくなる出来事には悲しい反応をと喜怒哀楽の多いでも決して信念は曲げないでも恋愛には奥手なキャラクターとして進めることができ感情移入もしやすかったです
そして何よりどのキャラクターも魅力的で少し皮肉な態度をとったりもするけれど過去に縛られていたり歩むべき未来に悩んでいたりと助言一つで違う結末になるというのもこれからの周回プレイの楽しみではあるんですが
この手のゲームは自分のストーリーが1つ作り上げられたことに満足しちゃって2周目やらないパターン。
マイムかわいい。
でも本当にストーリーの会話の選択もすべて面白かったので2も楽しみです
パズルゲーム苦手なのと操作下手くそで錬金爆発させまくりでげぼ吐くかと思いました
なお一番問題に感じたのが錬金の材料選択の視認性の悪さ
どれ選んでるのかわかりにくかった!

C_Witherspoon
2023年11月10日
面白かった!!!
月並みで申し訳ないですが、これが偽りない感想です。
選択肢に基づいて物語の行く末がある程度変わるようですが
自分の選んだ選択においては、とても爽やかな友情物語かつ、
胸を張って人々に語れる素晴らしい英雄譚になったと思います。
選択肢によって自分がどういう性格になったのかをセーブ画面で見れるのはちょっと面白いですね。
ちなみに自分は「大胆 信念 受容 自信 論理的」でした。
登場人物も色々な背景を持った個性派揃いで、主人公の性別を選んだ上で恋愛ができるものgood。
詳しい内容を話すのも野暮ですね…是非プレイしてください。
おすすめです!

Polyscias
2023年06月04日
「マイムは世界一の精霊!」で間違いないデスネ。
アネモネ谷で薬屋を営む錬金術師の弟子となり、精霊との出会いをきっかけに混乱をもたらす悪魔に対処すべく仲間たちとその原因を解き明かしていくビジュアルノベル。会話の合間にパズルを解いて進行します。
一周クリアに8時間。日本語訳は完璧とまではいかないものの、違和感なく読めます。音量調整でボイスを最大にしてもまだ小さいのが唯一の不満かな。
[h1]選択が影響する物語[/h1]
主人公のパートナーである精霊マイム。陽気で献身的でいて、身近な友達として常に主人公の身を案じてくれます。すっごい良い子で愛着が持てました。分離する目的を忘れてずっと取り憑いてくれててもいいくらい。
会話中の選択肢には主人公の感情が併記されていて、「自分ならどうかな」という思いが反映しやすいです。その会話の返答次第では物語の展開が変わる仕様があります。結末への大筋は同じでも、各イベントでキャラクターの距離感や人間関係に変化が見られます。マイムとの関わり方によっては彼女の意志をないがしろにする形になってしまい、ちょっと胸が痛む思いもしました……初回プレイでは心情的に選べなかったけど、そのような差異も楽しみ方の一つでもあります。
物語は組織や人物名が語られる場面が多く、舞台裏の基盤が固められていることが伺えます。劇中でそれらの説明はされるけどすぐには誰の事を差しているのかわかりにくいかもしれません。クリア後にもう一周すれば話が頭に入りやすいですし、選択肢による展開の違いを探してみるのもあり。
[h1]手軽に解けるパズル[/h1]
物語の合間に解くパズルは単純です。パズルをメインと捉えないほうがよさそう。中央部分が重なるように配置された三つの円を回転させてお手本と並びを揃える形式。錬金術のロケットを使う設定の下、本作のパズルはすべてこれで統一されています。少し動かしてみればスラスラと解けるようになります。
物語の進行上必ず解く悪魔封印のパズルは簡単すぎると感じるかも。最初から最後までルールが同じで、話を読み進めるついでに手を動かす程度のもの。そのために頭を使う薬の調合の問題が用意されているのでしょう。
調合の方は全部解かなくてもクリア可能です。進行具合で混ぜる時のルールに「規定回数以内に完成させる」といった条件が追加されていき、頭を捻るようになってきます。不慣れなうちは合成素材と不安定素材の違いが色合いだけで判別しにくかったため、表記をはっきりさせてほしかったです。
[h1]まとめ[/h1]
独自の世界設定が根底にある中、終点までは短時間ながらも明確な目的を提示してくれるおかげで困惑なく読み進められました。仲間たちとの交流や調合パズルも息抜きになります。主人公の回答が結果に影響するため、違う方はどうなるのかも周回して見たくなります。
『Arcadia Fallen 2』も開発中だとか。当レビューを投稿することで少しでも続編を応援できたら。

Tokko
2022年11月08日
エンディングまでの所要時間は6時間程度。
ストーリーとしては少々置いてけぼりになる面もあり。知らない単語がぽんと投げ込まれて説明までしばらく間が空くor全く無い、など。図鑑埋めやキャラとの会話がとても楽しい。一度「気になる相手」を認定すると他キャラとのロマンスルートが潰れたり、途中の選択肢で主人公とロマンス相手の未来に違いがあったりする点で、リプレイ性は高いです。
欲を言うならエンディングにボリューム(個別エンディング&スチル等)があればもっと幸いでした。既読スキップ機能が選ばなかった選択肢など未読部分のテキストまで飛ばしてしまう点には若干困ったかも。ログ機能ありなので問題ないのですが。
以下はデモ版(チャプター1終了まで)プレイ時のレビューになります。
今もこの気持ちは変わっていません、良いゲームでした…。
◆
現在[b] 製品版は日本語非対応[/b]ですが、制作チームが公式に[i]「11/17[/i]には[b]日本語で遊べるようになるよ![/b]」と発表しています。めでたい!うれしい!
以下はそれに先駆けて公開された日本語対応デモ版を一時間ほど遊んだ結果、これはぜひ良さを少しでも誰かに伝えなければ…という使命感に駆られて情熱のままに書いたレビューとなります。
[h1] 内容[/h1]
・翻訳に違和感は微量。引っかからずに読めるのでもう御の字
・ただし日本語フォントはダサいとてもダサい
・逆表紙詐欺のようなオープニングアニメと相俟って、プレイ開始から数分間の印象が非常にもったいない
・精霊と悪魔の位置付けが説明不足に感じるのは文化の違い?
・主人公は悪魔を封印する役目を与えられてしまった錬金術師
・主なゲーム要素はパズル(円盤を回転させて見本と同じものを作る絵合わせ)
・パズルで錬金術アイテムの図鑑を埋めていく要素あり
・選択肢で主人公に個性がつけられる(冗談ぽく、陽気に、不安げに、など)
・旅ではなく村を拠点とした探索もの
当方テキストを読み続けるタイプのADVが大変苦手なのですが、このゲームはのんびりとでもそれなりに考える要素があって飽きずに楽しめました。
[h1] 攻略対象が魅力的[/h1]
男女入り混じっての凸凹悪魔退治サークル。主人公の性別は男女中間が設定可能です。
・女騎士ヴィクトリア
戒律に従う典型的堅物騎士。でも態度の端々が柔軟で優しさもあり、しばしば他キャラに押し負けている。
・精霊マイム
かわいそうかわいい系女子。ヒロイン枠のような位置にいるものの、非攻略対象に見える。
・研究者アン
「人間とかどうでもいいから永遠に研究していたいので一刻も早く論文作って教授になりたい」と彼女は語る。かわいい。
・根無し草マイケル
混沌、シニカル、刹那的、天才肌の野良メイジ。騎士とバチバチやりそうでかわしていく柳のような青年。
・異種族人ケイダン
デモ版だと彼との邂逅までで終わるため感想は保留。この中で一番胃を痛める未来が見える。
キラキラしすぎていない綺麗さと、皆一様に自分(または所属)の利害を考えている人間臭さと、キャラ同士の遠慮のない軽妙なやり取りが非常に魅力的です。主人公の付属品に対する興味こそあれ、初手から軽率に姫扱いするのではなく一人の人間として公平に接する空気感も理想的でした。といいますか当方はマイケルに心底やられてしまったため、デモ版が終わった段階で即刻購入しました。あとは日本語対応の日を待つのみです!たのしみ!やったー!

StygianPot
2021年12月14日
多数の伝統を取り入れている内容の豊かなビジュアルノベル
日本人も作ってほしい、このような現代的現実を取り入れている世界観を