















Blossom Tales: The Sleeping King
薔薇の騎士リリーとして、古典的なアクション アドベンチャー形式で広大なオープン ゲームの世界を探索しましょう!ブロッサム王国を永遠の暗闇から救うため、モンスターが跋扈するダンジョンを駆け抜けましょう。旅の途中でユニークな武器や呪文などを集めて、強力なボスを倒し、巧妙なパズルを解きましょう。自分自身が出来事の過程に影響を与え、祖父から孫へと受け継がれる鮮やかでダイナミックな物語の一部になりましょう!
みんなのBlossom Tales: The Sleeping Kingの評価・レビュー一覧

Greener
2022年04月04日
[h1]ヒネリのないパズルと手応えのない戦闘の二本立てで送るゼルダもどき。[/h1]
普通の倉庫番、滑って止まらない氷上倉庫番、一筆書き、順番記憶。パズルに関してはどれもこれも散々やりつくされた物で、かつ一切のアレンジがない。なんの目新しさもなく、本当にそのまんま。
強いて言うなら全体の構成が線対称になっていて、上半分が解けるならその解法で下半分もいけるといった美学を感じない駄問が多々あることくらい。生まれて始めて遊ぶビデオゲームがこれ、というのでも無い限りは退屈。
[h1]戦闘に関して[/h1]
……も、気持ちよくなれる瞬間は特になかった。
時間経過で回復するスタミナを消費して矢や爆弾を放つため、残数を管理する必要がないというメリットはあるものの、コツコツ溜め込んだリソースをボス戦で大放出する快感を味わう機会は失われ、息切れからの回復待ちで無為に過ごす時間が発生するデメリットの方が目立った。
また、攻撃が効いているのかいないのか分からないのが重大な欠陥に思える。
剣を振ればビュンとかブォンとか鳴るし、敵を倒せばバシュンという効果音と共に破裂するようなエフェクトが描画されるが、それ以外は基本無音でノーリアクション。防がれたのか、ダメージは与えたがまだ足りないのかが分からない。
盾で防がれたなら防がれたで、キンと弾かれた音を鳴らして押し戻されろ。うまく斬れたなら斬れたで、ズビャッと切った音を出して敵を押し退けろ。こちらの試行に対して可否を回答をしろ。効果音や着弾エフェクトをケチるな。
ボス戦に至っては、ライフゲージの画像素材を用意するのも面倒だし、かと言ってボスのドット絵をパレット変更で徐々に赤くしていくのも面倒、といった手抜きの気配すら感じる。
たぶん殴った時に画面がビカビカと緑に光ってる内はまだ余裕で、黄色く光りだしたらまあまあ効いてて、赤く光るようになったら瀕死ってことだと思うが、ボスの攻撃予告やボスが撃つ光弾が壁に当たって弾けた時にもビカビカ眩しくて不快だしできるものならオプションから画面フラッシュをOFFにしたい。
[h1]プレイアビリティ[/h1]
それと気になったのはアイテムの回収。
ゼルダなら、剣で草を刈ってルピーやハートが出たら、何も考えずもう一度剣を振れば回収できる。でもこのゲーム、剣には回収判定がない。
ゼルダなら、ブーメランをツボに向けて投げれば、壊すと同時にその中身を掴んで戻ってくる。でもこのゲーム、一度目の投擲では絶対に回収して来ない。必ず二度手間を要求してくる。
こうした細かい配慮のなさがプレイ体験から快適性を奪っていて、その減点の積み重ねが面白くない評価を産んでいる。
コレジャナイのは知ってたが、余暇を費やすゲームはこれじゃなくていい。

eroico★★★
2021年11月24日
好きなジャンルなんですけど残念ながら手放しで薦められる出来栄えではないです。
[b] 問題点1、落とし穴にやたら吸われやすい[/b]
細い道を通っていると頻繁に穴の方に滑る現象に見舞われます。
おそらく、2Dゲームにありがちな『端っこだけ触れていれば床に立っていられる』システムではなく、ある程度穴に踏み出すと滑ってしまうリアルよりのシステムが採用されているためと思われます。
判定はかなりシビアで『今ので落ちるの?』と何度も言うことになるでしょう。
やたら長い細道を通らされるシーンが少なからずあり、後半では移動床や妨害射撃の鬼畜的な組み合わせも。
はっきりいってかなりのストレスでした。
[b] 問題点2、同じ謎解き使い過ぎ[/b]
中盤から謎解きの使いまわしが目立ってきます。
謎解きが華のこのジャンルでは看過できない欠点です。
特に面倒なのが記憶ゲーム。
毎回メモを取らされます。
これ、暗記でできる人いるんでしょうか?
ダンジョンで、小洞窟で、民家で、記憶ゲームを何度もやらされます。
ラスダンにまで出てきたときは思わず悲鳴をあげました。
[b] 問題点3、剣弱すぎ[/b]
威力が低くリーチが短い上に、そもそも効果がない敵もいます。
そこでアイテム中心に戦うのですが、エネルギーの自然回復を待つ必要があるためテンポが悪いです。
[b] 問題点4、移動速度が遅い割にはマップが広い[/b]
昔のゼ〇ダや聖〇伝説のように一画面固定ならこの速度でもよかったんですが、マップの広さに見合ってないです。
後半でダッシュできるアイテムが手に入りますが、距離が短い上にエネルギーを大量に使うためあまり役に立ちません。
雰囲気など魅力的なところもあり、本当は薦めたかったんですが残念ながら見過ごせない粗が多すぎます。

ArrayIndexOutOfBoundsException()
2018年05月04日
取り敢えずXコン対応。
初代ゼルダの伝説のオマージュ作品(3Dドットゲームヒーローズのパクリ?)。パズルをこれでもか、というくらいにやらされるので倉庫番、一筆書き、配管工などのパズルゲームが好きならおすすめできる。
中には結構強いボスがいるが、アクション下手でもバタフライ(蝶々)、蜂、ポーション、復活のフラワーなどでなんとかなります。
日本語化はされてないけどクリアだけなら大丈夫でしょ?(投げやりw)
以下もおすすめ。
https://store.steampowered.com/app/367080/Songbringer/
https://store.steampowered.com/app/412270/Stories_of_Bethem_Full_Moon/
現時点で未だリリースされてないけど以下も面白そう
https://store.steampowered.com/app/968710/Hazelnut_Bastille/

dekitate-club_300
2017年05月18日
Blossom Talesを一言で表すなら「しつこい」これに尽きる。すでに解法が解っている謎解きを何度もやらされるのは本当にウンザリだ。特に一筆書きや倉庫番などのパズルをやたらとぶちこんでくるのは理解しがたい。解き方が簡単なのにシビアなタイミングを要求されるものもある。またダメージトラップもやたら多い。ボスに関しても「まだ死なないのか」と思うほどにタフであったり、とにかく過剰にストレスがかかる要素が多すぎてヤマを越えた時の達成感が非常に薄い。疲労感すらある。
基本の戦闘メカニックはなかなか良くできていてメインの剣+2サブウエポンの3ボタン制になっている。爆弾や弓矢は共通のマジックメーターを消費する形式になっていて、これは時間経過ですぐに回復する。そのためゼルダだとほぼ謎解き専用になっていたこれらを戦闘に積極的に運用することができる。ただ剣がサブに比べ威力が弱いのでややお荷物感がある。これは手数でフォローしようとしているのだろうが、遠距離で逃げながら弓矢や爆弾を当てるチキンプレイを誘発させることにもなりえるかもしれない。8方向に動けるのと剣連打が災いしてか若干大味に感じる部分もあった。ちなみに盾もサブウエポンの1つという扱いになっていてボタンを押すと構え、ダメージを防いだ時にメーターを若干消費する形になっている。
全体的に戦闘に幅をもたせようといういいメカニックだと思うが、実際の戦闘には今ひとつ活かされていないようにも感じた。
地上のフィールドマップはやや狭く進行状況で移動範囲も制限されるため探索要素は薄いが、ハートの欠片やマジックメーターの欠片などのほか、お使い用アイテムなどの収集要素もある。