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Citizen Sleeper

惑星間資本主義の廃墟でのロールプレイング。星間社会の端にある無法地帯のステーションに漂着した、逃亡労働者の人生を生きましょう。 TTRPG の柔軟性と自由にインスピレーションを得て、ステーションを探索し、友達を選び、過去から逃れ、未来を変えましょう。

みんなのCitizen Sleeperの評価・レビュー一覧

ショ糖

ショ糖 Steam

05月02日

Citizen Sleeper へのレビュー
3

だるい

Chi-i-1

Chi-i-1 Steam

04月26日

Citizen Sleeper へのレビュー
3

食料も薬も見当たらないまま進めて借金返済で追いつめられるゲーム。
用語説明もなく置いてきぼり。面白さが分からなかった。

Citizen Sleeper へのレビュー
5

面白かった。翻訳の質はかなりいい。

ゲーム部分は序盤でコツをつかんでしまえばその後一切詰まることはなく、
ruinaのような難易度を想定していると拍子抜けする。

ノベル部分はサイバーパンクかつ泥臭い雰囲気が良く描写されているし、
何が起こるか予想できない展開が多く面白かった。

ただ主人公と関わる人たちに、話のわかる善人が多すぎでは?
主人公が有能で相手の役に立っているとはいえ、その仕事に全力で報いてくれる人ばかりだ。
現実でもそうはいかないのに、現実よりハードな社会でそんなに誠実な人が多いものだろうか?

もちろん2~3人は悪人もいるが、悪行に対する主人公の反応が潔癖すぎる点もリアリティを失わせている。
そのあたりが、ハードな社会、貧困、ギャングなどの設定を、筆者が真剣に検討していない、
言い換えれば裕福で恵まれた現代人が単なる舞台装置として扱っているように感じさせ、没入感を削がれる瞬間があった。

批判が長くなってしまったが、このゲームの文章には読み手を引き込む力があるし、
アートも音楽も素晴らしい雰囲気を演出していて、良作には違いない。

Citizen Sleeper へのレビュー
5

not bad 7/10

kisara

kisara Steam

04月05日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

エッセンアープの手を逃れたスリーパーを待っていたのは、また地獄だった。
破壊の後に住み着いた欲望と暴力。
星間企業戦争が生み出したソドムの街。
悪徳と野心、頽廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、
ここはアーリンの瞳。

次回「ロタンダ」。
来週も、スリーパーと地獄に付き合ってもらう。

Rlyeh

Rlyeh Steam

04月03日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

[h1]がっつりSFなTRPG系ビジュアルノベル[/h1]
日本語対応

疑似生命体の貴方が死んでしまう寸前で辿り着いた
コロニーで繰り広げられる物語

キャラメイクは3タイプでストーリーは選んだ選択肢により
マルチエンディングとなっている
とりあえずED迎えるまでで5時間
その後しれっと遊べるので色々な事を試してみよう
貴方の行動ひとつで物語が大きく変化する…とまではいかないが
エンディングが変わる事は間違いない。

めっちゃ面白いけど終盤のED回収は一通りなにも見ずに
進めて、それからガイドを片手に再度コロニーに降り立つのをオススメする

[code]
Steamキュレーターで紹介しました
[URL=https://store.steampowered.com/curator/41056472/]「3D酔いでもゲームがしたい」[/URL] 
毎日更新してます!
[/code]

pon

pon Steam

03月31日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

ちょっと長め
あんまりボードゲームっぽくはなかった

jagaimo

jagaimo Steam

03月30日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

[h3] 文字を追いかけて世界観に浸る楽しさを思い出させてくれる作品 [/h3]
なんか思い出した。小学生のころ学校の本棚にあったナントカ童話みたいなのを読み漁っていたあの頃を。
正直最初の方はキツかった。ボイスもない、可愛い女の子も出てこない、用語の説明は殆どない。異世界転生したら可愛い女の子と出会うのが当たり前になってた俺の頭脳ではマジで難しくて何言ってんのかわからんかったが、本当に少しずつ「そういえばそうだった。物語を読むってこうやるんだった」って思い出していくうちに1日のプレイ時間が伸びていき、気づいたら最後までやっていた。いいゲームだと思う。

カニ

カニ Steam

03月27日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

神ゲー。システムが面白いとかグラフィックがすごいとかストーリーが斬新だとかそういうのではない。とにかく雰囲気が良かった。本当に宇宙の辺境で暮らしているような気分になれる。あと音楽と環境音が素晴らしい。

tominaga0000

tominaga0000 Steam

03月24日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

主人公をとりまく環境は非常に劣悪でクソったれである
それでもこんな世界を必死に生きている人々がいてその様子はわたしの心を捉えて離さなかった

わたしを包み込んでくれるような音楽にやさしいテキスト、このゲームに出会えてよかった心からそう思わせてくれた1本です

makuro

makuro Steam

02月27日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

TRPGもSFも好きだし評価も価格もよかったのでプレイ

[h3] プラス評価なところ[/h3]

最初はお金や体力の管理が大変ですが、解放されたスキルやマップ施設で楽にすることができます。
最初の食い扶持稼ぐ感じはお金もツテもない主人公のリアルさを感じられてるので好きです。
それでも詰むことは1度もなかったのでバランスは良い感じです。

SFによくある治安の悪さがしっかりと体験できます。
善人プレイをして相手に利用されたり騙されたりが多かったです。
一難去ってまた一難って感じなので中だるみはありません。

1番メインの目的は5,6時間で達成できるボリュームになっています。
気軽にプレイしたい人にはオススメです。

[h3]マイナス評価なところ[/h3]

インディーゲームだからか一般的なゲームにある機能がなかったりするので最初は開始30分で辞めました笑。

アドベンチャーゲームのようにボイスや表情差分がないので、ゲームの状況説明がすべて長文テキストです。
1番メインの目的を達成したときも専用映像とか演出とか何もありません。

PVだとナレーションがあったので予想外でしたし、ずっとプレイしてるとしんどさを感じます。
小説とか好きで、キャラクターの表情とか状況を想像できるなら楽しめるはずです。

人物名・組織名・操作方法を確認できるのはその場限りなので、ストーリーが頭に入ってこなかったり、プレイに困ったりするかもしれません。

Citizen Sleeper へのレビュー
5

[h3] 宇宙×サイバーパンク×ディストピアな世界観のテキストアドベンチャーゲーム。[/h3]
記憶を失い宇宙ステーションに辿り着いた「スリーパー」となって、仕事を通じて街の人の信頼を得たりしながら生き延びていこう。

基本システムはダイスプレイスメント。ラウンド毎に振られるダイスをやりたい仕事場に配置していくことでお金を稼いだり、進捗メーターが溜まっていく。同じ仕事を繰り返して行うことで進捗メーターを満タンにすると、街の人から信頼されたり調査が進んだりしてストーリーが進んでいくといった感じ。

もちろん出目が良い方が良い結果が出て、低い出目を配置するとメーターが溜まらなかったり、活力が下がったりするので低い出目は基本的には使いたくないのですが、低い出目はメインの仕事以外で使うことができたりと意外と潰しが効くような設定になっていたりするのが良かったです。

SFでオリジナル設定が多く、用語を覚えるところから始まるので設定が好きじゃないとしんどいかもです。(ただ話題になってたからやってみようという軽い気持ちだと心が折れるかも)
自分も序盤はしんどかったのですが、システムを理解してきて生活基盤が安定しだしてからストーリーを読む余裕も出てきて面白く感じれるようになりました。

色んな所で「TRPG風」と目にしていたが、ステータス数値で行為判定したりがないのでそこまでTRPG感は無かったですね。(能力を上げることでスキルを覚えたり、配置する時の出目にプラス補正が付く、ぐらい)
本質は「ノベル×リソース管理」という印象です。

世界観が好みでテキストアドベンチャー好きの人にはオススメのゲームです。

taisuke

taisuke Steam

02月14日

Citizen Sleeper へのレビュー
3

物語重視のテーブルトークアドベンチャーかと思い買いましたが、実際は消費者金融で永遠に減らない金利負担を体験させてくれるような、SF風債務者体験シュミレーターです。

とにかくどんどんお金が必要となり、貧乏はますます貧乏になっていき選択肢が狭まります。さらに狭まった選択肢から日々の食事がない薬物中毒者にに転がり落ちていきます。ある意味リアリティがあるのかもしれませんが、私はゲームにそんなものは求めていないので、正直プレイしていて不愉快でした。

物語でドック修理である登場人物が出てきますが、勝手に無茶な納期の仕事を押し付けてきて、被害者ムーブをかましてきますのでこれもまた意味不明でした。とにかく登場人物全て悪い意味で印象に残る方々ばかりです。最初のお爺さんぐらいでしょうかマシなのは。

テキストアドベンチャー的なものを考えると違うゲームかなと。少なくとも私は会いませんでした。

Citizen Sleeper へのレビュー
5

色々な人間がひしめく宇宙ステーションの空気感が心地良く、ストーリーをテンポ良く見せる適度なゲーム性と相まって雰囲気に浸りながらプレイできます。
主人公の生命維持といった期限内に解決しなければいけない問題が数多くありますが、基本的にはクリアできるようにある程度の猶予があるので、焦燥感が良いスパイスになっています。
とにかく世界観に没入したい!というプレイヤーにはオススメできます。

かぜみや

かぜみや Steam

02月05日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

面白い🐤5時間でクリア

絹毛

絹毛 Steam

01月31日

Citizen Sleeper へのレビュー
3

[h2] 何が面白いのか分からない [/h2]
[h3] 目が滑る読みにくいテキスト [/h3]
じっくり楽しめるテキストを期待していたのに全くそうではなかった。生硬で独りよがりに思える。
ちなみに自分が素晴らしいテキストだと思うのは:
(短編)パラノマサイト File23 本所七不思議
(中編)グノーシア
(長編)十三機兵防衛圏、ペルソナ4ゴールデン、ダンガンロンパナンバリング全シリーズ

[h3] 面倒なリソース管理 [/h3]
ある程度進むとイージーモード状態になるそうだが本当ですかぁ?
おなかが減って機械の肉体が壊れてサイコロを振れる回数が少なくなって面倒ったらありゃしない。

[h3] 手応えが感じられない [/h3]
開始時キャラクターを3種類から選べるようになっていても自分が選んだそれの特徴が理解できないので別のキャラクターだとどうなるのだろうという疑問すら起きない。
色々な場所で色々なことができるようだがたくさんありすぎて全てがつまみ食いのようになってしまう。何一つ「自分はこう考えてこれを選んだ、そして成し遂げた」という手応えに結びつかない。
先程挙げた目が滑るテキストの後に多分どれを選んでも展開が変わらないような選択肢が出てくるのも不愉快。もっと葛藤させてくれ。

[h3] 操作性の悪さ [/h3]
抱えている目標の一覧が左上に出ているのだけどいちいちクリックして展開して選ばないといけない。
どうして素直にラジオボタンを採用しなかったのだろう?

[h3] 萎える不具合 [/h3]
コントローラーでプレイしていると途中でテキストの選択肢からフォーカスが外れて動かせなくなる。仕方なくその時だけキーマウに頼らざるを得ないが全部キーマウで動かすのはかったるくてやる気が失せる。

[h3] そんなわけで [/h3]
他に書くべきは世界観やキャラクターについてだがテキストで目が滑りすぎて全く頭に入ってこない。ストーリーに期待したのにストーリーが分からないのももちろん困った問題だが他の美点も感じられず本作はおすすめできない。
買って後悔している。

MottoButte

MottoButte Steam

2024年12月30日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

選択肢とサイクル毎に割り当てられるサイコロリソースを使い進行していくSFアドベンチャーゲーム。

ゲームのシステムによってスペースコロニーでの日常や自分の体の維持など、小説とはまた違った没入感や感情移入が得られた。

SFのポエム要素は控えめでスペースポエムが苦手な自分でも許容範囲の内容であり楽しめた。
唯一不満点を上げるなら商取引のシステムが面倒くさい点ぐらいで、日常や人間関係が昇華されていくストーリーや気持ちがいいBGMでとても良い体験ができた。

みみずぅ

みみずぅ Steam

2024年12月19日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

テキストーベースのゲームと聞いて侮るなかれ。

残された時間を気にし、この汚れた世界で生き残るのが目的だ。
余分な時間は無いが、生き残ってしまったんだ。
ここでの生活に慣れることだ。

難易度は低め、分岐はかなりあり。
君の物語を作る場所。

Hurugane

Hurugane Steam

2024年12月01日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

この街を人を信じるのか、瞳を発って新たな環境へ赴くのか、スリーパーとして生きるのか
数多くの選択を迫られ、自身の取った選択の結果について都度考えさせられる作品です。
※初見で1周するのに8~9時間程度かかり、ボリューム的にも大満足です。

私はこの瞳が、人が、キノコが、そしてこの作品が大好きです。

Citizen Sleeper へのレビュー
5

ストアページとか他のレビューで大体分かると思うけど物語(テキスト)重視でゲームゲームした感じではない。
とは言えゲーム部分が不要とか不出来かと言うと全くそんなことはなく、アドベンチャーゲームのフォーマットでプレイヤーに様々な選択を重ねさせることで「プレイヤーの物語」にしている。シナリオとの両輪でそれなりに緊張感もある。
ダイスがどう使われるのかだが、初めにダイスを複数振った後にそれらをどう配置するか考えるシステムなので、運で何かが決まることはあまりない。
(6が出たからこれは重要そうなイベントに使おうとか、弱い出目は低リスクなイベントに使おうとか)
無機質な宇宙ステーション外観に比して、やわらかい絵柄のキャラクターたちと人間味ある台詞がドラマを際立たせてる感じがある。このゲームを母語でプレイできるのは本当にありがたいことだ。

Enri Tsukihasu

Enri Tsukihasu Steam

2024年11月18日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

救いもない、希望もない、目に見えているのは絶望だけで、ただただそれらがぱっくり口を開いて自分たちを飲み込もうとしている。そんな昨今、今日、この世の中でこそやってほしいゲーム

「どんな状況からでも希望はある」
「完璧なる希望がないように、完璧なる絶望もない」
「人々とのつながりは「力」であり、目に見えなくても確かにそこにある」
「「じぶん」を確立するのは自分から行動してできた人とのつながりであり、それこそが成長であり、「自分」たる自分である。」

そんな事を教えてくれる2024年版『2001年宇宙の旅』とも言えるだろう。
たとえ消えたいと思っても陽はまた昇る、世界はまわる。どうしようもなくても生きていかなくてはならないのだ。たとえみっともなくとも、善とか悪とか考える余裕がなくても、みすぼらしくても、貧しくても
生きていかねばならないのだ。

きっと、希望はある。 浅はかな理想主義かもしれないけれど、きっと、絶対ある。
もし希望がなかったとしても、そこまで進んできた道程は無駄にはならない。
そこまで「至った」過程こそが力になり、それが成長するきっかけになる。
そう、それは腐葉土のように。 そして腐葉土からは、ふ、とした事でやってきた植物の種や…キノコが芽生えるかもしれない。それは成長の「あかし」であり、「やってきたことに意味があった」という事だ。

最期に、このゲームには希望はないかもしれない。
宙ぶらりんに放り出され、自分が自分じゃないかもしれない、明日には動かぬものになっているかもしれない。
そんな漠然とした不安と、恐怖と、頼りなさを感じるかもしれない。
でもきっと、思いのままに、目標がなくてもいいから、なにかをすればきっとやるべき事ややりたいことが見つかって
それが結果的に君に大いに力を貸してくれるはずだ。
このゲームに「間違った選択肢」はない。すべてが君の道程で、全てが君自身の分身の「人生」なんだ。

どうか、このゲームで彼を、君自身の分身、君から分離した「もう一人の君」を導いてやってほしい。
それがこのゲームをすべてクリアし、放り出された最果ての地から、そこを「我が家」であるとさだめた先導者からのメッセージだ。

繰り返し言うが、 このゲームに「間違った選択肢」はない。
すべては君の、君の分身自身の道程であり、全ては君の味方になってくれるはずだ。
そして君自身が君の分身から何かを感じ取り、君という人生を、腐葉土のような栄養に満ちた、豊かな土壌にしてほしい。
このゲームが、君の分身がたどる人生がきみの人生にかかる一抹の希望の胞子であることを切に願う。

拝啓__騒がしく、愛くるしき、友に託されたバーのマスターより。

PS.きみがキノコ好きになる事を願う。キノコは君にこたえてくれる、今度は君がキノコにこたえる番だ。

3900forever

3900forever Steam

2024年11月08日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

なかなかおもしろかった
SFは子供のものではなく大人のためのものだって思う人は楽しめると思う
くたびれた社会人に刺さるお話

世界観とかが好みだった故に翻訳の惜しさが気になってしまう
気になった点は独自のSF用語とかではなく、お話の《語り》の質に的な部分
三人称視点の文体の扱いがお話を書くことにはあまり不慣れな人という感じで、その状況でどの視点で何を見ているのか(神様視点で主人公を含む場全体をみているのか?主人公の視点と気持ちに寄り添って語っているのか?別の登場人物の視点でその心情を少し我々にのぞかせてみせているのか?それの切り替わりがどこなのか?といったフォーカスの動き)がスムーズに入ってこなくて少し読み疲れる(私自身は小説は長ければ長いほどいいというタイプの読書好き)

でも!面白かった
日本語にしてくれたことには感謝しかない

新矢

新矢 Steam

2024年10月06日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

[h1]ド王道サイバーパンク群像劇[/h1]
カレーが食べたくてカレー屋に入ったら絶品カレーが出てきた、みたいなゲームです。
コテコテのサイバーパンクです、良くも悪くもイメージしているものがそのまま出てきます。
キャラクターもそうそうこういう奴いるよね!というものがお出しされます、フィンとかもうベタすぎて一周回って新鮮まである。

ダイス要素は賛否あるみたいですが私は好きです、期限までにあの目が出てくれるか!?みたいな程よいドキドキが出来るので。
まあ正直なくても問題ないよねというのはその通りなんですが……待ち時間が発生することも結構あるし……。

メイン完走まで6時間、追加エピソードで3時間(追加エピソードの難易度は高めなので開始する前に色々生活基盤は整えておいた方がいい)、少し回収しきれていない展開があるのでもう1周くらいしようかな……というところです。
翻訳小説・SF小説を読み慣れていて、わからない用語はスルーして雰囲気で読むことに抵抗がない人間のプレイ時間なので、丁寧に理解しようとつとめながら読む人だともう少しかかると思います。

サイバーパンクが読みたい!という気分は十分に満たしてくれると思います。
ノベルゲームと思えばボリュームはかなりあるので、お値段分の満足感もあります。セール中なら即買いでもいいかも。

y0icks

y0icks Steam

2024年09月27日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

ストーリーラインを全く知らずに初めて正解だった作品。戦闘の無いRPGといった趣きのストーリーで、SFのエッセンスがありながらも、本題は唯々「生きるために誰かに縋る」といったもので、多くの社会人にとって感情移入できる作品ではなかろうか。

ゲームの中でさえただ生きることに忙殺されるが、その中で少しづつ居場所を作って、習慣を作って、生きやすい・生きる目的を探っていくのに妙な心地よさを感じる。
オートセーブで5時間ほど。映画1本見るつもりでやろう

GreenRacoon

GreenRacoon Steam

2024年09月24日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

[h3] 一度生まれたものは、なかなか死なない [/h3]
不自由な義体に囚われて場末の宇宙ステーションにほっぽり出された主人公
最初は何もかも手探りでやることなすことうまく行かずしんどい場面続き
血も涙もない借金取りに脅され半ベソで路地裏を這いずるド底辺生活が味わえる
とうとう路銀も尽きて全身故障でダイスも振れず、餓死寸前。人生詰んだ。
ヤケクソな選択を選んでもういいや死ぬ…かと思ったらそうでもないらしい。

[h3] まだ、生きてる・・・ [/h3]
瀕死とほぼ瀕死を行き来しながら続く底辺生活。
流れ流れていつしか主人公は死ぬにはよさそうな緑いっぱいのコミューンにたどり着く。
自分の墓をこさえるつもりで近場を片付けてると、そこには……

というわけで身ひとつで無情な世界に放り出された主人公がキノコに救われ
マツタケ業者に転身して人生逆転する物語でした。
キノコを崇めよ

うにか

うにか Steam

2024年09月12日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

結論から言うとかなり楽しめました。

システム面ははっきり言うと冗長で退屈です。
体力が減ると行動できる回数も減ってしまうので、無駄にプレイが長引き、ストレスが溜まります。
雰囲気はたっぷりあるので、せめてシステムの退屈さだけはどうにかならなかったのかなあと残念な気持ちです。

しかし、ストーリーとグラフィック、音楽は本当に素晴らしい。
コミュニティを見つけ、時間をかけてそこに馴染んでいくという仕組みは実際に引っ越してその土地に馴染んでいく過程に似ていて刺激的でした。
キャラクターは魅力的な性格が多く、特にイーサンがお気に入りです。
ときに別れや死を迎えますが、どこか淡々としていて、切ない感情を呼び起こします。
キャラクターのグラフィックも様々なバックボーンや年代の人々を描き分けていて印象に残りました。

音楽もまた心に残っています。メロディーの少ない、ぼんやりとした、どこかノスタルジックな音楽でドラマを少し俯瞰した視点から見せてくれます。あまり起伏のないところがこのゲームに非常にあっていると感じました。

システム面ではまだ改良の余地はありますが、それを差し引いても魅力的なゲームです。
文字を読んだり、単調な作業が苦手でない方におすすめします。

Toxin9182

Toxin9182 Steam

2024年08月11日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

TRPG調と聞いてプレイ。一日の始まりにサイコロの出目が配られ、これをやりくりしながら稼いだり調べたりする。生活にコストがかかるタイプのゲームだが、序盤を凌げばほぼ気にせず進行できた

badkind

badkind Steam

2024年08月02日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

非常に楽しめました。

TRPG風味のノベルゲーで世界観はSFかつサイバーパンクといった印象。無機質な見た目とは裏腹に人情味に溢れた濃厚な物語が楽しめます。翻訳の精度が素晴らしく、ゲームの印象や趣旨がおかしくならないよう、翻訳にも力を注いでくれている感じで非常に好印象です。

ゲーム的には物語の邪魔にならない配慮が見られ、物語重視のコンセプトでしょう(要は難易度は高くない)終盤はほぼ作業ゲーになりがちですが、そこまで物語を読み進めて楽しめているのであれば、個人的には逆にサクサク進めることができてちょうどいい感じでした。

人を選ぶゲームではありますが、世界観や雰囲気が好みであれば楽しめると思います。
続編が出るとのことで、非常に期待です(今作並みの翻訳精度を絶対保ってほしい)

Claythy

Claythy Steam

2024年06月15日

Citizen Sleeper へのレビュー
5

絶えぬ選択の反復と経験、出会いが自己をかたちづくり強化していく感じ、人を描くことを主軸にした上質なSFの面白さ。翻訳もしっかりしており、ディスコエリジウム系のUIがとても読みやすい。
書き手の登場人物たちに対する向き合い方というか、描き方が非常に誠実な印象を受け、凄く残る。最後の難民シナリオラストのスタッフロールで思わず拍手をしたくなった。

ゲーム的な難易度は非常に易しいと感じた。ゲームというよりインタラクティブな小説のような。
ドライブをクリアした分だけ強化ポイントが貰えるが、そのおかげで初めに選択した主人公のクラスによる能力値の個性が終盤になるとほぼ無くなってしまう。それは主人公の努力と成長の成果ではあるが、クラス選択の存在のおかげでロールプレイ要素があるものと思い込んでいた自分としては正直に言うといささか物足りなさを感じたところはあった。
とはいえ序盤は自分が得意なことで生活の糧を得ていき、そこから徐々にできることを増やしていき、それらが終盤の難民シナリオで活きてくる流れは綺麗だと思う。

セーブデータの仕様的に、選択肢の差分を見るためには周回して該当の場面まで進めなくてはならないのは不便であるが、またそこが良いところでもあり。この仕様によって選択の重みが感じられる体験ができるとも言えるので悩ましいところ。
初見から何かに失敗したら即リセットして成功するまでリトライするという、効率厨的・完璧主義的で、人生には絶対にあるはずのうまくいかない場面を切り捨てるようなプレイの仕方を個人的にはあまり良しと思っていないので、システムの強制とはいえそれが不可能になっているのを好ましく思う気持ちがある。

2も楽しみにしています。

high_rice_field

high_rice_field Steam

2024年05月26日

Citizen Sleeper へのレビュー
3

面白い部分はあったものの、友人には勧められないなという所でおすすめしません。

雰囲気づくりに関わる部分のクオリティは高いものの、
ダイスを絡めたゲーム部分の出来があまりに作業的で苦痛でした。
一見多様な選択肢があるように見えるものの、虱潰しに全てを選択しても問題ないというバランスが特にマイナスです。
読み始めた本を放置できない性格なので、早くクリアさせてくれ…と思いながらプレイしてしまいました。
単純なノベルゲーとしてゲーム部分を省略して楽しめる人であれば問題ないとは思います。

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