






Dungeon Kingdom: Sign of the Moon
「ダンジョン キングダム: サイン オブ ザ ムーンは、モダンなリアルタイム ダンジョン クローリング RPG です。ポヘ フェイクシスの土地での素晴らしい冒険に没頭し、再び混沌と暗闇が戻ってきた原因を調査してください。」
みんなのDungeon Kingdom: Sign of the Moonの評価・レビュー一覧

MadButcher1971
2016年08月09日
[2017 06 23 レビュー更新]
ようやく行き詰まりのまま終わっていたコンテンツの先が追加された。
どれほどまでに内容が増えたかは未確認。というのもやる気が全くと言って良い程起きないから。
もしプレイを続行する事があったらシステム面と共にレビューをアップデートするつもり。
[2017 03 レビュー更新]
初レビュー投稿後8ヶ月後にチェックしたが、相変わらずコンテンツは増えていない。
よって、よくあるアーリーアクセス状態から何の進展もない準Vaporware=購入価値の無い危険な物件だという事がはっきりし、新規購入は全くお薦めできない。
当然レビュー内容も変わらず。↓
[8ヶ月前のレビュー]
Legend of Grimrock同様ののダンマスクローンの現代版。
LoGが簡素化のあまりイマイチだと感じたであろう旧ダンマス系ファンに向けての渾身の一作を目指したらしいが
内容が余りにも薄すぎてすぐ終わってしまうので値段分の価値が全く無い。
現状ではチュートリアルに毛の生えた程度のコンテンツしか無く、レベルアップを一度もしない内に
”アーリーアクセス版はここまでヨ!!”と突然告知され (床に注意)、ゲームが続行不可能になる。
フォーラムを見れば判るが、ゲーム本編のコンテンツの量は長い間増える事なくデバッグとバランス調整のみの内容のアップデートで延々とお茶を濁している様で不満の声が多くあがっており、しかも開発者がそうした不満の声に対しいちいち言訳がましい即レスを返しているのを見るとVaporwareの臭いがプンプンしてくる。
CRPGのジャンル中ダンマス系はそのアクション性とギミックに依存したシステムのお陰でPCが強くなっても常にせっつかれるかの様なプレイ感覚なのでどうも好きになれないが、オールドゲーマーとしてダンマス系を経験した上で気付いた点として
良い点
・グラはそれなりにそれなり。(フルオプションにすると高負荷になるので注意。)
・Unityの3Dゲーにありがちな低フレームレートの問題は無い。窓化してもほぼ影響なし。
・放火魔になれる。むしろ、燃やしまくらないと何かを発見できない場合あり。燃えろ~溶かせ~♪
・壁に配置されたスイッチ等のギミックが比較的分り易く、扱い易い。
・会話などを通じて生き生きとしたゲーム世界が描写される。これはLoGでは乏しかった部分でもあり、プレイヤーに展望と期待をもたらすので非常に好印象。
・ダンマスクローンの伝統に則った面倒な恒常性管理。(飲食とスタミナ)←ダンマスファンになれるかどうかの条件
悪い点
・とにかく短かすぎる。年単位でEA版を脱却できずこれを放置という開発の姿勢は疑わしいと言わざるを得ない。
・ヒット&アウェイ戦法がメインとなるのはダンマスクローンの常道だが、EAの現行版では扉等のダンジョン内のギミックを利用して敵を倒す場面が殆ど?無く退屈。
・全般的にUIの練り込みが足らない。特にプレイを阻害していると思えた点として
①UIの視認性がイマイチ。特にポートレイト下部に細く表示されるHPバーが見づらく、時々表示そのものが消えたかの様に暗化する。両の手に装備した武器を含むアイテムも同様で魔法を使用後表示が消えたりする場合がある。
②上記に加え、基本インターフェース内にMPとスタミナ、空腹度と渇水度も表示すべきだが、これ等は全てステータスタブ内でしか見れない。現代の広大なスクリーン解像度で最も重要な情報を常時表示できない理由は見当たらず、これが煩雑さを面白さと定義するダンマスクローンとしてのバランス取りの一環とするならば、ピントがズレている。
・近接攻撃では与ダメの値が表示されるが、魔法による攻撃では表示されず、方手落ちも甚だしい。
・近現代のPT制且つキャラメイク前提のCRPGでは必須と思われるポートレイトの差し換えすらできないのはどういう事か。
・キャラメイクはプリメイドから選択/改造のみだがドワーフとホビットが♂一人ずつとか寂しすぎる。
・ダーツはあるが弓矢、ワンドがない。実質遠距離攻撃は魔法のみ。いいから矢玉を撃たせろ。(ちなみにダーツは発射できない。代りに左手に装備した物を落としてしまう。こうした理にかなわない事がたまに起きる。)
・魔法が少ない。コンテンツ不足から来るものだろうが、それにしても少ない。実質使用可能なのはたったの5種。
今年の夏までにコンテンツを追加するアプデを敢行すると告知されていたが、未だ公約は守られていない。Unityエンジンのアップデートが続く中、過去のアップデート内容の半分以上をデバッグで費やしてきた経緯を見ると、フルスケールの作品になるのは数年後、いやForeverになってもおかしくない。
これでは購入に関してはそのリスクを十分覚悟した上で、と言うのも憚られるので、現状では全くお薦めできる代物ではない。