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Iratus: Lord of the Dead

Iratus: Lord of the Dead は、ダークでやりがいのあるターンベースのローグライク RPG で、邪悪なネクロマンサーとしてダンジョンの刑務所から脱出し、再び世界の支配に乗り出します。

みんなのIratus: Lord of the Deadの評価・レビュー一覧

OKN

OKN Steam

01月28日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

[H1] マッチョなネクロマンサーと愉快なアンデッド軍団 [/H1]

いやー、今度の『Darkest Dungeon』はワードナの逆襲をリスペクトした作品か~、と思って買ったらまったく違う開発元であった。
そうきたか。

4人パーティーでダンジョンに潜り、ターン制戦闘で敵をなぎ倒していくところまではDarkest Dungeonに同じ。
基本的な戦闘ルールも同じで、前衛後衛の立ち位置に応じて使用可能なスキルやコマンドが変わる仕組みだ。
そのため状況に応じて隊列を組みかえつつ、強制移動スキルで敵の後衛を前列に引っ張り出すといった戦い方が求められることになる。

ただしどのキャラもネクロマンサーが召喚したアンデッドという設定なので、プレーヤー側に正気度のパラメーターはない(ハナから正気ではない)。
普通の人間である敵に関しては、正気度を削ることで「錯乱」や「逃亡」、「突然死」といった強い効果を与えることができるので、打撃も魔法も通じにくい後半の硬い敵には正気度を攻めるのが有効な戦術になる。

キャラはどれもスキルや攻撃方法の個性が非常に強く、シナジーを考えるのが楽しい。
高レベルになってもちょっとした不運でコロリと死ぬ難しさはあるが、そこはそれアンデッドなので代わりはきくのであった。

マップの構成がやや冗長で、後半のキャラ育成などダレてくる部分もあるが、総じて面白い作品ではないだろうか。

[table]
[tr]
[th]言語依存度[/th]
[th]なし(日本語対応)[/th]
[/tr]
[tr]
[td]難易度[/td]
[td]★★★★☆[/td]
[/tr]
[tr]
[td]ゾンビが強いよ度[/td]
[td]★★★★☆[/td]
[/tr]
[/table]

https://store.steampowered.com/app/262060/?snr=1_5_9__205

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
3

UIが全体的に苦手。無機質におかれた機能だけを提供するデザインに見えてしまった。もっとジューシーさが欲しい。
一周が長くて何度も繰り返してプレイするには辛いと感じたので離脱。

dopqg

dopqg Steam

2024年09月07日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

面白いけど一周長い。
アイテムの数の少なさとステージの長さのバランスがおかしいから
ローグライクなのに中盤でほしい強化揃っちゃうくらい長い。

tokubee

tokubee Steam

2024年02月17日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

ターン制ローグライク、ダークな雰囲気、あまり複雑じゃなさそうな戦術、キャラ育成等に没頭できそう。これらの要素印象から購入。
チュートリアルモードでもある一番簡単なモードを最初にプレイ。思っている以上にゲーム性が簡単で何よりわかりやすい!この手のゲームはゲーム内固有の用語を覚えるのと使い込むのに億劫になることがあるがこのゲームは建築要素にしてもキャラ育成にしてもアイテムにしてもカーソルを合わせると説明文が出てくるのでいちいちヘルプやゲーム内辞典を見に行く必要があまりなかったのが良かった。
レベル上げに関しても建築は素材があるかどうかだけの仕様、キャラのレベルは戦闘で上がるが獲得するアイテム(脳の形のアイコンアイテム)があればアンロックキャラを主戦力ユニットと同等クラスまで瞬時に上げる事が可能(キャラアンロックは戦闘をこなしていけばランダムでだいたいアンロックされる)。スキルを再度自分好みにし直したりできるのでPT編成はいくらでもある意味後戻りできる仕様(装備アーティファクトはなくなるが)。なので間違ったPT編成で進んだりしても比較的融通が利く仕様なのも凄く良かった!途中身に着けるアーティファクトが変わるだけでキャラの強さが劇的に変わるのも面白い。
バンシー自体弱くね?ストレス攻撃とか意味なくね?とか最初思ってたがとあるアーティファクトが出てきて別ゲーレベルに様変わりしたり、更には自分なりの必勝法が通用しなくなる場面もちゃんとありゲームバランスが凄く考えられている印象。
あっという間にチュートリアルモードをクリアした。ただ簡単すぎるが故に終盤飽きてくる人もいてチュートリアルモードだけで辞める人も多いのではないか。しかしチュートリアルモードははっきり言って猫でもクリア出来ます。自分は難易度が上から2番目に難しいGOOD ALWAYS WINSで再度1からプレイ。
また作業ゲーとヌルゲー(進むダンジョンは一方通行で後戻りできないので攻略性はそんなに無いのも相まって)かなと思ったが全然そんなことは無くゲームバランスが本当に考えられている難しさで凄く良かった。
チュートリアルモードだけプレイして終わるのは勿体無いです。30時間程でしたがアンデッドが如くターン制のゲームとして没頭できた。凄く良かった~。冒頭で挙げた購入要素が当てはまる方にはオススメです。

minatooru

minatooru Steam

2024年01月06日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

こんなにおもしろいのにセールで500円まじ?難易度morepainまではヌルゲーだけどその一つ上からちょっと歯ごたえでてきます。

ネイティー_NEET

ネイティー_NEET Steam

2023年12月17日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
3

製作者「ローグライクマニアを真の意味で満足させられることだろう」とは
一体なんのことだったのか、理解の出来ないまま終わる微妙ゲー

インディー系ストラテジーにありがちな、「敵だけ楽しい」の面倒なダーケストクローン。
長ったらしく、戦略もなく、テンポも悪いし、なぜか動作が重くつまらない・・・

貧弱すぎて役に立たない味方の装備・バフ効果・・・
敵だけ無敵&高火力&全体攻撃&エクストラターンばっか、そのうえでこっちの攻撃やらデバフを無効化は当たり前。
ストラテジーと謳ってるのに、隊列やモンスターの組み合わせのシナジーはほぼ無いと言って過言じゃない単調さ。
そして、敵味方全員がダメージ無効化のシールド持ってるので、最初の2~3ターンは敵も味方もダメージも出せない無駄なターンばっかで、作ったヤツは何考えてこのバランスにしたのか理解不能すぎる・・・
UIも使いづらく、無駄に見難く操作性も悪い・・・

だるいし長いしつまらないので死んだ目になる・・・アンデットになりたいのならこのゲームは適切だ。

Narciso

Narciso Steam

2023年05月05日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

[h1]緊張感あるバトルを楽しめる良ゲー[/h1]

悪の軍団を率いて善良な冒険者を手にかけ・・・と思っていたのだが、人間側も悪人面で性格悪そうなタイプが多い。敵の強さもあいまって若干こちらがいじめられてるような気もする。人間側に図鑑があり、細かい設定をみることができるので謎の愛着感が湧く。楽しい。
アクロバティックなグールで敵の肉をかみちぎったり、重量感のあるダークナイトで大剣を振り回してぶった切ったりする様はやってて爽快。思った以上に脳内ロールプレイが捗った。

基本的に戦闘がメインのゲームで個性的なユニットが多い。PT構成を頭を悩ませて作り上げるのは楽しく、考えた戦法がはまった時はかなり気持ちいい。
ノーマルでもなかなかの難易度で緊張感があり、色んな構成を試したり時間を忘れて熱中してしまった。

ただ、難易度を上げていくと運要素もからんできて少しストレスは感じた。例えば・・攻撃を一回ミスっただけでPTが壊滅・・・等。自分はベリーハードあたりで限界を感じて諦めてしまった。くやしい。

世界観、キャラ造形、システムのどれも自分にハマったので、個人的には神ゲーです。

Syuppi

Syuppi Steam

2022年12月25日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

[h1]ネクロマンサー(イラトゥス)による、恐怖の世直し[/h1]
敵の多くはちゃんと腐敗しており、躊躇なく楽しめます。ゲームバランスは独特で、他の似たゲームとの違いをハッキリと感じます。合う人、合わない人、いると思います。ミニオンには成長・育成要素はほとんどなく、【改造】という言葉がしっくりきます。まさに、ネクロマンサー的思考です。攻略サイトを一切見ずにプレイしていただきたい作品です。
ET5でのボス攻略動画を作りました。すでに、攻略済みのネクロマンサーの方々に答え合わせをして頂けたら幸いです。諦めた方もどうぞご覧ください。
https://youtu.be/53PlEKKj8h8

toshiaki_f

toshiaki_f Steam

2022年12月07日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

ダーケストダンジョンライクなRPG。
アンデッド軍団で人間たちと戦うという邪悪な世界観だが、
ゲーム難易度は本家よりマイルドで遊びやすくなっている。

ゲームの流れは、アンデッドを作成してパーティを編成し、
ランダム生成されたマップの進路を選択して戦闘やアイテム入手をしていくのが基本となっている。
手に入れたアイテムや獲得した経験値で拠点の拡充やアンデッドの強化を行い、
ロストしたアンデッドの補充などもしていく。
アンデッドはわりと簡単に死んでしまうが、死亡時にLVや装備品の一部は返ってくるのでリカバリーはしやすい。
とはいえ100%返還されるわけではないので、ロストすれば相応の痛手はあるのでいいバランス。
また、ダーケストダンジョンと違ってアンデッドはストレス管理をする必要がなく、
HPにだけ気を使っていればいいので、そのあたりも本家より遊びやすくなっている。

アンデッドの種類は約20種類と豊富で、スキルやステータスの育成方針やパーティ構成でプレイヤーの好みが出せて楽しい。
バランスよくパーティ編成するもよし、カウンター攻撃に特化した編成にするもよし。
アンデッド側にストレスシステムはないが、敵側の人間にはストレスシステムが存在するので、
精神攻撃で人間を責め立てるという戦い方もできます。

パーティの構成でいろいろ遊べるだけでなく、
マップの生成や入手できるアイテムが毎回変わるローグライクな部分もあるため繰り返し遊べるのも良い点。
(ただし一周するのに10時間くらいかかったりもするので短時間で遊べるタイプではないです)

ダーケストダンジョンライクなゲームとしてよくできているので、
似たような作品を探している人におすすめ。
また、本家は面白いけどちょっと難しくて無理だった…という人にも試してもらいたいと思います。

チワワ魂

チワワ魂 Steam

2022年10月29日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

適度に歯ごたえのある戦闘とそこそこな自由度のある良作でした。しいて欠点があるとすれば、ミニオンのアンロック条件のめんどくささとバフデバフがわかりずらい点だと思います。

Rasdinice

Rasdinice Steam

2022年05月06日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

セール時に購入(本体698円、DLCセット852円)。

ネクロマンサーとなり配下のアンデッドを作り、前衛~後衛まで4体のアンデッドを並べて進軍するRPG。敵である鉱夫や冒険者なんかを倒して部品(骨や心臓)を集めたり、アンデッドでも使える装備品を拾ったりしつつ自軍を強化していく。類似作品であるダーケスト・ダンジョンに比べると戦闘以外の部分がそぎ落とされており、難易度も低めといった印象で、難易度はノーマル(ゲーム内表記:More Pain)にてDLC部分も含めたエンディングまで20時間程度でした。日本語対応済ですがアイテム説明やスキル説明が所々わかりにくかったりする事があるのと(例:+や-の表記が抜けており「敵の守備10」というような説明があったりする)、ストーリー部分の翻訳が単語はわかるけど文章の意味が分からんレベルだったりはします。遊べない程ではないです。

アンデッドは全22種(うちクリア後限定が2種、DLC由来が3種)と多彩で、それぞれのアンデッドの使えるスキルは6種(成長による派生アリ)。単体火力型、範囲攻撃、多段攻撃、味方のカバー、敵へのデバフetc…アンデッド本体のステータスやスキル一覧とにらめっこしながらPT構成を考えて頑張るゲームと言って良いかと思います。シンプルなスキル構成のアンデッドから、味方ごと焼いちゃう奴だったり、敵にもバフを掛けちゃう奴だったりと癖が強いものまで居て、そして敵側も同じように様々な特性を持ったメンドクサもとい手ごわい相手が次々と現れます。そこらの試行錯誤が楽しめるプレイヤーには良ゲーとなり得ますが、逆に様々なスキルや敵特殊能力に対応してPT構成を考えたりするような作業がダルイと感じる人にはオススメできません。

ただ基本的に戦闘以外にやる事が無いため、わりとダレるのも事実。中盤まではアレコレ考えるのも楽しかったんですが、後半やラスボス戦はパワーで押し切った感が…セール時購入ゆえお得感モリモリで楽しく遊べましたが、もし基本価格で買っていたら内容のわりに高いと感じていたでしょう。総合的に見て、ギリギリオススメといった所でしょうか。

TTT

TTT Steam

2022年04月27日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

[h1]ネクロマンサーのIratus君の声が「ウンチーコングって知ってる?」って言いそうでちょっとアガるゲーム[/h1]
 セール中に700円で購入。
 ゲーム自体はまぁまぁな面白さです。
 一応難易度MorePain(普通の難易度)で全クリはしました。初回プレイで何の苦労もなく全クリできたので簡単なゲームだと思います。
 全クリまで12時間ぐらいかかり、4,5時間くらい遊んだら大体遊び尽くした感が出てきますが、一応最後までは飽きずに遊べました。
 繰り返しプレイするほど面白いゲームではないです。
 アイテム収集もキャラ育成の幅も戦闘システムも、そこそこ評価できるとは思うんですが、1プレイの長さに釣り合っていないと思いました。
 このプレイの長さならもっと複雑な要素が欲しいところ。

 ただまぁ700円でこれだけ遊べたなら満足でしょうということでサムズアップ評価にしてます。

 ちなみにIratus君のCVは大塚芳忠さんじゃなさそうでした。

BADFriend

BADFriend Steam

2022年01月27日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

StS系の、マスを進めていくダンジョン攻略とコマンド選択式RPGの要素を上手く兼ね備えた非常に面白いゲーム。
1戦当たりのテンポ感こそ多少冗長に感じる部分はあるが、じっくりと考えながら戦闘計画を練りつつ、マスを参照にして先々を見据えるのは非常に楽しい。
こういったゲームについて回る、理不尽な初見殺しに近いようなパターンもあるが死んだユニットはユーザーの資材として還元されるのでこういったゲームについて回るキャラ死亡のフォローもしっかりとしている。

アーティファクトでの強化や、プレイヤーの呪文も重要なのは戦略として非常に考えれて楽しめる。
とはいえ欠点もある。
UI面で不便な部分が多く、ソート機能は特定レアだけを探すものになったり、マスを進む際に「どっちに進めるか?」を一見すると把握しにくい。アーティファクトを付け替えするのもテンポ感がよろしくない。装備位置も分かりづらいなどはあるが、それを差し引いても十分にオススメできる。
こういったハードコアなゲームは中盤のダレる時間などがあるが、StS系のダンジョンがそれを良い感じに緩和している。一度手に取ってプレイして気に入ったなら是非クリアまでやってみて欲しい

Exelance

Exelance Steam

2021年12月07日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

良ゲー。完全日本語対応なのも嬉しい。文字だけでなく音声まで日本語対応してるのにはびっくり。
ただ、良ゲーではあるが、今一歩ブラッシュアップが足りない要素もちらほらある(錬金術システムの作り込みの浅さなど)。
そのあたりを調整して、さらにMOD対応もしてくれれば神ゲーになりそうだった。
神ゲーには届かなかった良ゲー、という感想。

BlueSilverCat

BlueSilverCat Steam

2021年11月20日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

[h1]# 概要[/h1]

バージョン 181.13 時点

良作だと思いますが、色々おしいゲームという感想です。
それでも楽しめるのでお勧めにしておきます。
個人的には、Darkest Dungeonより好きですが、Darkest Dungeonの方が色々と遊べると思ってしまいます。

最大4対4の戦闘を繰り返していって最後のボスを倒して終わりです。
やることは戦闘と編成の2つだけといっても良いと思います。
なのでそれらの要素が好きかどうかでこのゲームが楽しめるか決まると思います。
また、悪のクリーチャーを操作して人間共をぶち殺したいという人にもお勧めです。

仲間のキャラは、現状DLCを合わせて21種類いてそれぞれ特徴や出来ることが違います。
どのキャラも何かしら癖があり、うまく扱ってやる必要があります。
攻撃が強力だけど味方にもダメージが入るキャラや、敵をバフしてしまうキャラなんてのもいます。
使いこなせば強力な癖の強いキャラを使うか、無難な編成にするか色々と考える必要があります。

また、配置する位置によって執れる行動が違うので編成を考えるのがとても楽しいです。
前衛に配置すると攻撃が強力だけど、後衛に回ると味方のバフのみできるとかです。
ただ、戦闘開始時に万全の配置であったとしてもキャラ自身の行動や敵の行動で位置が動いたりしますので戦闘中に対処する必要があったりします。
魔法で位置調整出来たり、装備で動かなくしたりと対処法はいろいろとありますのであまり面倒ではないと思います。

時には、敵の編成に応じて味方の編成を変えてやる必要があります。
ストレス攻撃中心の編成の場合、ストレス無効な敵が居たら編成を変えた方が効率的ですし、物理攻撃より魔法攻撃の方が効果的など敵にも得手不得手が存在します。
特に、ボスの場合は、編成の相性が顕著なので構成を組みなおす必要が多かったりします。

グラフィックやフレーバーテキストはとても良い仕上がりだと思います。
ただ、クリーチャーのデザインが海外のスプラッター物の造形なので嫌いな人は、注意が必要かもしれません。
個人的にはそれほどエグイものではないと思いますし、これを手に取る人にその心配は必要ないと思いますが。

[h1]# 個人的に気になる点[/h1]

[h2]## ストレス攻撃の価値[/h2]

このゲームの特徴の1つにストレス攻撃があります。
ただ、この攻撃は、突き詰めていくと微妙な仕上がりになっていると思ってしまいます。

ストレス攻撃は、対象を一定確率で錯乱(Insane)させデバフを与えます。
強力ですがランダムに決定されるために状況に因っては役に立たない事もあります。
また、高難易度に至っては錯乱(Insane)の代わりに発奮(Inspired)と言って正気度が全回復して強烈なバフがかかることがあります。
(こちらの究極能力(Ultimate Ability)を使用するのに必要な怒気(Wrath)が回復するので若干利点がありますが)

HPに相当する活力(Vigor)は、0になるとその時点で死亡します。
しかし、ストレス攻撃で減らせる正気度(Sanity)は、0になった後にさらにストレスダメージを与えた場合に一定確率で死亡するので安定しません。
特に、高難易度になると敵の攻撃が危険になるのでこのデメリットは見過ごせません。

ストレスダメージ無効な敵が存在し、第1階層からそれなりの頻度で登場するようになります。
物理攻撃や魔法攻撃に影響する鎧(Armor)と抵抗力(Resistance)は、こちらの能力で消すことが出来るので特化編成でも対処できます。
しかし、ストレス無効を打ち消すことは出来ず、ストレス特化編成での対処は、非常に厳しいものとなります。
ストレス主体のキャラでも、活力に対する攻撃方法を持っていることもあり対処できる可能性はあります。
ただし、物理魔法両用キャラの場合は、攻撃力にだけ性能ポイント(Stat Point)を割り振ればよいですが、魔法ストレスキャラの場合は、攻撃力と恐怖の両方に性能ポイント(Stat)を割り振る必要があります。
ストレスしか効かない敵が存在すればバランスが取れた気もしますが、そんな敵はいませんのでストレスキャラを使う意味がないような気がしてなりません。

まあ、1つの固定編成で攻略するのは狙ったゲームデザインではなさそうなので敵に応じて切り替えるのが正解とは思います。
物理一辺倒で行くと苦戦する敵もいますが、物理でぶん殴った方がわかりやすいのは確かです。

[h2]## アーティファクト(Artifact)とアイテム(Item)[/h2]

パーティー全体を強化できるアーティファクト(Artifact)と、キャラクター1体当たり2個まで装備させられるアイテム(Item)が存在します。
アイテムのは、不満というほどのものではないですが、アーティファクトは微妙かなと思ってしまいます。
効果が似通っている、上位互換の存在がある、装備枠が少ないなどの理由で全体的に面白みを感じませんでした。
特に、パーティー全体の方向性を変えてしまうような劇的な装備が存在しないのが残念でした。
高難易度の場合はわかりませんが、クリアまでにほとんどのアーティファクトが手に入ってしまうようです。
そのため、毎回同じようなアーティファクトを使う事になってしまうと思います。
要らないアーティファクトは経験値に変換できるので無駄にはなりませんが、それはそれで味気ないと思ってしまいます。

[h2]## テンポの悪さ[/h2]

1戦ごとに活力(Vigor)回復のために編成し直すなど、テンポを損なう事が多いのも気になりました。
慣れてくると無駄な事をしなくなるので気にならなくなりますが、戦闘終了後、

1. 執務室に戻る
2. 墓地に行く
3. ダメージを受けたキャラの活力を回復させるために霊安室(Mortuary)に入れる
4. 霊安室(Mortuary)に入りきらなかったキャラを控え小隊に入れておく
5. 撃破されたキャラを新しく作成しなおして装備等を整える
6. 闘技場(Arena)に入れていたキャラを戦闘小隊に入れて新しく編成する
7. 次の戦いへ向かう

というように行ったり来たりを繰り返すのでテンポが悪化してしまいます。
特に1週目は、使えるすべてのキャラを満遍なく出撃していたのでテンポの悪さが非常に気になりました。

また、一度執務室に戻ってしまうと戦闘に出す小隊を選択しなおす必要があるのも地味に気になりました。

[h2]## 序盤と終盤で代わり映えしない[/h2]

アンロックを完了するとゲーム開始時からすべてのキャラを作成することが出来ます。
これにより理想の編成をはじめから作れるのは利点です。
ただ、固定の編成で進めていくと序盤と終盤で代わり映えのない戦いになってしまいます。
レベルアップとアイテムを装備することにより多少は変わりますがそれ程大きな変化はありません。
もう少し育てる楽しみみたいなのがあったらよかったと思います。
能力(Ability)の派生にもっと階層があったらよかったのかもしれません。
もしくは、レッサーバンパイアからアークバンパイアのような進化みたいなシステムがあればよかったのかもしれません。

[h2]## Block(Block)と守護(Ward)の存在[/h2]

Block(Block)と守護(Ward)というものがあり、それぞれの効果は、
- 1個のブロック(Block)で、物理攻撃(Physical Attack)を1回無効化
- 1個の守護(Ward)で、魔法攻撃(Magic Attack)を1回無効化
となっています。
これが強力で、特に終盤の敵はそれぞれ3つずつ持っていたりします。
これをはがさないと攻撃が通らないので何とかしないといけません。
そこで
- Block(Block)や守護(Ward)を消す能力を使う
- Block(Block)や守護(Ward)を無効化するアイテムを装備する
- 複数回ヒットする攻撃で消す
などで対処することになります。
そのため、使えるキャラクターや魔法に制限を受けてしまうのが気になりました。
Itarus自身が毎ターン呪文(Spell)が使えるのですがブロック(Block)や守護(Ward)があるために使わなかった魔法の方が多かったです。

[h2]## 日本語の翻訳[/h2]

日本語には、しっかりと翻訳されています。
ただし、フレーバーテキストは英語の文章からしてそうなのか所々意味が分からない所があります。
それは些細なことですので良いとして問題なのは2点です。

- フォントが統一されておらず見づらい。
- 日本語にした場合、アイテムなどの説明が間違っているものがある。

フォントの方は、Unityのアセットを使っているのが原因のようですので文句を言うのは心苦しい気がしますが。

アイテムなどの説明の方は、日本語で遊ぶ場合は注意が必要です。
特に、`+10`や`-10`などと書かなければいけない所を`10`としてしまっている所があり、装備して確かめるか英語にして確かめる必要があります。
翻訳の過程で、増やすや減らすの動詞を省略した挙句+-の記号を消してしまっているようです。
(直訳して"-10減らす"にすると、増えるのか減るのかどちらなのかとか突っ込みが入りそうですが)

---

以下、蛇足

[h1]# 基本システム[/h1]

[h2]## キャラクター[/h2]

それぞれのキャラクターは、1つの特長(Feature)と、6つの能力(Ability)を持っています。
能力(Ability)は、キャラクターの配置位置によって使えるかどうか決まります。
どのキャラも1~2つの怒気(Wrath)を消費する究極能力(Ultimate Ability)を持っています。

アイテムを2つ装備することが出来ます。
それぞれ専用装備が1つ用意されています。
物によっては非常に強力です。

レベルアップすると性能ポイント(Stat Point)が得られて基本性能(Stats)を強化出来ます。
キャラクターによって強化できる基本性能(Stat)が異なります。
魔法攻撃(Magic Attack)する能力を持っているのに攻撃力(Attack)を強化できないキャラもいたりします。

3レベル毎にスキルポイントが貰え、能力(Ability)を強化できます。
能力(Ability)を強化すると能力の攻撃力があがったり追加効果が付いたりします。
また、キャラクターの基本性能(Stat)も上昇します。
派生が2種類あり性質と上昇する基本性能(Stat)が異なります。
魔法攻撃の基本攻撃力を上げる派生と、魔法攻撃を物理攻撃に変更し基本攻撃力を上げる2択などです。
使わない能力(Ability)の場合は、基本性能(Stat)目当てで派生を選ぶなんてことも有効です。

[h2]## 基本性能(Stats)[/h2]

- 活力(Vigor): 0になると死亡。
- 正気度(Sanity): 減少すると確率で錯乱(Insane)または発奮(Inspired)。 0になった後にストレスダメージを受けると確率で死亡。
-- 錯乱すると戦闘終了まで強烈なデバフがかかる。
-- 発奮すると正気度(Sanity)が全快し戦闘終了まで強烈なバフがかかる。
- 攻撃力(Attack): 物理攻撃(Physical Damage)と魔法攻撃(Magical Damage)のダメージに影響。
- 恐怖(Dread): ストレス攻撃(Stress Damage)のダメージに影響。
- 命中(Accuracy): 命中率に影響。
- 回避(Evasion): 回避率に影響。
- 運(Luck): クリティカルの発生率に影響。マイナスの場合は、クリティカルを受ける確率が上昇。
- 主導権(Initiative: 行動順に影響。同じ値の場合は、ランダムで決定。
- 鎧(Armor): 物理攻撃力を減少させる。
- 抵抗力(Resistance): 魔法攻撃力を減少させる。
- ブロック(Block): この数だけ物理攻撃を防ぐ。
- 守護(Ward): この数だけ魔法攻撃とストレス攻撃を防ぐ。

[h2]## 攻撃の種類[/h2]

[h3]### 物理攻撃(Physical Attack)[/h3]

物理攻撃(Physical Attack)は、攻撃力(Attack)でダメージが上昇し、対象の鎧(Armor)でダメージが減少します。
1個のブロック(Block)で、1回無効化できます。
対象の活力(Vigor)を減らし、活力(Vigor)が0になったキャラは死亡する。

[h3]### 魔法攻撃(Magic Attack)[/h3]

魔法攻撃(Magic Attack)は、攻撃力(Attack)でダメージが上昇し、抵抗力(Resistance)でダメージが減少します。
1個の守護(Ward)で、1回無効化できます。
対象の活力(Vigor)を減らし、活力(Vigor)が0になったキャラは死亡する。
継続ダメージを与える魔法攻撃に点火(Ignition)があります。
点火(Ignition)の継続ダメージは、抵抗力(Resistance)の影響を受けません。

[h3]### ストレス攻撃[/h3]

ストレス攻撃は、恐怖(Dread)でダメージが上昇し、ダメージを減少させる基本ステータスはありません。
ただし、ストレス無効な敵が存在します。
1個の守護(Ward)で、1回無効化できます。
対象の正気度(Sanity)を減らします。
正気度が一定量減った敵は、確率で錯乱(Insane)に陥り消す事の出来ない強烈なデバフがかかります。
そして正気度が0になった敵にさらにストレス攻撃を当てると一定確率で死亡します。
継続ダメージを与えるストレス攻撃に呪い(Curse)があります。

Hu-ka

Hu-ka Steam

2021年10月31日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

なかなか面白い。

アンデットのPT編成or装備の選択、主人であるネクロマンサーの才能取得や装備で随分と難度は変わり、意外にアッサリと消えていくアンデットに最初は戸惑う…
しかしルールは簡単でトライアル・アンド・エラーも苦にならない、自ずと分かってくるのでサクサク進めるようになる、いい塩梅だ。

正直、ダーケストダンジョンに比べると随分と難度は低いため、ダーケスの雰囲気が好きで諦めた方は買っても後悔はしないかな、あとダークファンタジーが好きならオススメで。

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

Darkest Dungeonより面白い、あっちはめんどくさかったけどこっちはそれなりの難易度だと思う

zuikoudou

zuikoudou Steam

2021年08月06日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

MorePainまでクリア。
資源の制限の中でやりくりしていく適度な緊張とストレスが良い。
ただ、高難易度はリソース管理や理不尽が多々あって胃が痛くなりそうなので無理です(笑)

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
3

ダーゲストダンジョン風コマンドバトルローグライド。

ゲームバランスやグラフィックどちらも割と優秀な作品だがステージ数やキャラ数が少なく一周当たり5~6時間程度とかなり短い、周回プレイ要素も乏しいため3500円もするミドルクラスの作品としてはややボリューム不足。

セールで2000を割ったらおすすめです。

SoulCallerP

SoulCallerP Steam

2021年07月24日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

これは実に奥が深い。
屍の部位を使って戦闘員(ミニオン)を作る背徳感、多様なコンボ、敵にあった編成の必要さ、などなど魅力的なところが多くてうまく言葉にできない。
・・・・念のためアドバイスすると、悪いことは言わないのでイージーで1周して色んなミニオンをアンロックできるようにするとノーマルの攻略がきっとラクになるはずです。

sawfire

sawfire Steam

2021年06月03日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

知らないうちにイラトゥスおじさんの日本語音声が追加されてた
大塚芳忠のパチもんみたいな声で草生えるのでみんなも試してみよう!

nataya

nataya Steam

2021年04月19日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
3

面白くなくはないけど、1フロアが結構長くて1周目の途中でお腹いっぱいになってくるし、それでも頑張ってクリアしたらDLCで6面と真エンドは切り売りされていて悲しかった
アンデッド軍団率いてる雰囲気はよく出ていて、特にキャラ紹介のテキストは面白かったです

tojo[jpn]

tojo[jpn] Steam

2021年04月11日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

Darkest Dungeonの逆バージョンみたいなダークファンタジー系のローグライクRPGで
非常に満足いく内容でした。
難易度は選択式で長く遊べる内容になっています。

ミニオンはそれぞれ選択できるスキルを変えることで成長要素が異なり、戦略の幅もでますので楽しめる要素のひとつと
なっています。

参考までに
ミニオンのおススメをランク別に作ってみました。

https://roguelike.gamewiki.jp/%e3%83%9f%e3%83%8b%e3%82%aa%e3%83%b3%e7%b4%b9%e4%bb%8b%e3%81%8a%e3%82%b9%e3%82%b9%e3%83%a1%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%af%e5%88%a5/

れいちゃんこ鍋

れいちゃんこ鍋 Steam

2021年04月10日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

数多くのミニオンを使って戦術を組み敵を倒していくターン制のゲーム。
最初から難易度Hardでプレイしたためこのゲーム本来の難易度はわかりませんが、Hardは少し難しかった。
長く苦しみたいならおすすめ。
操作が簡単で自分のペースで進められるのでFPSで疲れた人などにおすすめ

日本語対応しているが翻訳は少しガバガバ

Kumakichi

Kumakichi Steam

2021年03月28日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

ノーマル相当の難易度で2週クリア

ダーケストダンジョンの戦闘+slay the spireのMAP進行
初期設定だと英語音声だが日本語吹き替えもあります。

5階層まであるものの1層ずつがかなり長いため
2週したらお腹いっぱいになりました。

1戦闘毎に時間が結構かかるので、あと1戦したら寝ようを
繰り返してしまうくらいには楽しめました。

だいたい1層毎に2~3時間かかりますが、ダンピールに
部隊の空きスロット数に応じてステータスが強化される
装備と、空きスロットでHPが回復する装備を付けたら
3層からラスボスまでソロでサクサククリアできて気持ちよかった。
(あくまでノーマル難易度)

aback_rods

aback_rods Steam

2020年12月16日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

ノーマル、ハードでラスボス(DLCなし)までクリア済み
4体のモンスターを使役し素早さ順で行動するターン性のゲーム
バトルは考えることが多く楽しい。どの敵から倒すか?この技を使うと効果的だが前に紙耐久の仲間がでてしまう・・・等
モンスターの育成も個性を出すことができスキルのレベルアップ先を選択できたり装備も好きに変えられる
全体を通して面白いと思うが個人的に気に入らなかった点がいくつか
まずゾンビ戦法が通じること
全滅したり撤退してもすぐ同じようなパーティを組みなおせる
モンスターのレベルアップは戦闘だけでなくドロップ品で一気に上げれるため文字通りゾンビ戦法ができる
ネクロマンスしたモンスターなのだからゾンビ戦法できてあたりまえといえばそうなのだがこれだと緊張感がなさすぎる
次にモンスター格差がひどい
明らかに弱すぎるモンスターがいて本当に使えない
ただこれは修正される可能性が高いためおそらく大丈夫
最後にモンスターの種類が少ない
DLCのことは知らないが見た感じ2体しか追加されていない
パーティを考えてる時が本当に楽しいのだがこれだけしかいないと幅がなさすぎる
個人的にこのゲームをもっとよくしようと思ったら素材のドロップ率を下げるか大量に消費するようにし脳は消去
モンスターが一定のレベルかつ出撃回数が一定までいくと分岐進化できるようになるとかだと本当に面白いと思う
気に入らない点をたくさん上げてしまったが今のままでも十分楽しい
特にパーティ考えている時とバトル中は他の事忘れるくらい面白い
しかしキャラ2体追加だけでDLC買おうとは思わんね

Munchkin

Munchkin Steam

2020年11月28日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

ダーケストダンジョン好きにお勧め。
キャラ同士のシナジーにより、僕の考えた最強のハメ技があるかも?

esehara

esehara Steam

2020年11月06日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

俺はこのゲームをやって気がついたよ。
俺が好きだったのは『Darkest Dungeon』の戦闘じゃなかったんだ。
発狂したユニットたちや、消耗したユニットたちを休ませながら、時には疲れた新人たちを無理やり送り込んだりといった、冒険者の管理が楽しかったんだって……。

『Iratus: Lord of the Dead』のユニットたちはアンデットだ。
アンデットだから疲れもしないし、発狂もしない。死んだら脳を入れ替えて(そういうアイテムがある)ある程度のレベルまで引き伸ばして進む。アンデットだから、素材さえあれば任意のユニットを気軽に召喚できる。
彼らは使い捨てかもしれないが、しかしユニット構成は使い捨てではなく、堅牢だ。

俺だってクリーチャーたちが大好きだよ……。
ネクロマンサーになれるからってワクワクしたさ……。
確かに最初のときはストレスなくサクサク進んで楽しかったさ……。
でも段々とサクサクさ加減に段々飽きてきてしまった。

俺がレビューを見て強い構成を真似したからかもしれない。
あるいは難易度が少し足りなかったのかもしれない。
あるいはステージがやたら長く感じたからかもしれない。

もちろんバトルは緊張感があるものだが、しかしあまりにも構成的に強すぎて、機械的な作業が多いように感じ始めた。
そこで気分転換に使ったことがないユニットを使おうとしたが、しかしアンロックされているキャラクターがあまりにも少なすぎる。
用意されているユニット自体は多いのだが、アンロックの課題がわりとゆっくりめなのだ……。
そしてアンロックされていたとしても、既存のメンバーと役割がかぶるか、構成のテーマ上使えないユニットが多くてどうしようもない。
結局殆ど同じユニット構成を使い、最終ステージを残して、飽きて現在に至っている……。

『Darkest Dungeon』でストレスがあり、それでも楽しかったのは、ひとえに「構成に無理をする」ところにあったように感じた。
要はアンデットになくて人間にあるもの……。
感情があり、消耗し、発狂する……。
そこには課題があり、工夫のしがいがあり、そしてチャレンジがあった。
無理した構成で突入したら意外と上手くいったり、逆にいつもの構成でいったらボロボロになったり……。

そうか……発見とか意外性とか、それも「感情」だったのか……。

このゲームではアンデットになってから、それらが無いように感じる。
もちろん資源管理といった側面はあるのだが、上手くいっているときは割と資源が豊富にあり余ってしまうので、割と気軽にリカバリーできる。
それはストレスを感じない部分でもあるが、同時に無理をしてチャレンジするといった要素も失われてしまったとも言える。

仲間アンデットの精神攻撃で発狂する敵側の冒険者達を見ながら、それを懐かしく感じた。

ああ……俺が好きだったのは「戦い」ではなく、「戦いのあと」だったんだなと……。

気が向いたら、また冒険者側になって、冒険者をダンジョンに送り込もうと思う。

AXID3

AXID3 Steam

2020年10月22日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

カジュアルなDarkestDungeonです!
アイテムや戦略が豊富にあって、クリアしても高難易度で再トライしたくなる
妙な中毒性があります。あとミニオンやネクロマンサーの台詞が
ウィットに富んでて良いですね。良翻訳です。

Tarao

Tarao Steam

2020年10月08日

Iratus: Lord of the Dead へのレビュー
5

Eternal Harvestまで終わり、周回プレイ中。
慣れないCake Walkで16時間、慣れたMore Painで10時間、Good Always winで13時間、詰まってやり直したりの Eternal harvestで16時間程度でした。

ゲーム自体は、Wiz4の設定をDarkest Dungeonのシステムに放り込み、Slay the Spire風のダンジョンを行く、といった印象。
したがってDarkest Dungeonをやってた人なら簡単に入り込めるかと。
ビジュアル・操作性はともに良く、戦闘もMore Painぐらいまでなら、ミニオン構成を考えつつ楽しめました。

ただ…
高難易度だとパーティ構成で遊ぶ余裕がなくなり、結局慣れた同じ構成で進むことになってしまうのが難点かと。
せめてDarkest dungeonのトリンケットのようにアイテムの取り外しができれば、ボス戦と雑魚戦、フロア別など構成を変えて楽しめたのですが。

難点はあるものの、良くできたゲームではあるので、安くなっている時には良いかと。

Iratus: Lord of the Deadに似ているゲーム