










イリスと巨人
Iris and The Giant は、CCG、RPG、ローグライク ジャンルを融合させたものです。あなたはアイリスとしてプレイし、想像上の世界で恐怖に立ち向かわなければなりません。かわいいモンスターと埋もれた思い出が詰まった、憂鬱で魅力的な冒険に飛び込みましょう。自分の内なる悪魔と向き合う準備はできていますか?
みんなのイリスと巨人の評価・レビュー一覧

Akkun
2023年01月17日
運要素が強めのカードゲームであまり楽しめなかった。
カードは使い捨てでデッキ構築という方面での面白さはなく、手札がゼロになるとゲームオーバーになるが先に何があるのか一切開示されていないため進むか留まって稼ぎプレイするかの判断基準が皆無で、ゲームオーバーになってもあまり納得がいかない場面が多かった。さらにカードの効果と敵の特性も説明不足でそのせいで失敗することも多々あり、そこも不満点。最後は山札はたくさんあるのにいいカードを一切引けずにゲームオーバーになったところで萎えてゲーム終了。あまりにも運要素が強いためクリアまでモチベが続かなかった。
カードゲームのルールはシンプルで悪くなかっただけに、もう少しプレイヤーの判断に比重を置くバランスにすればもっと楽しめたのではないかと思う…

rinne.sometimes
2022年06月16日
4時間でシナリオクリア。シナリオ、ゲームシステム、アートワークがここまで一体となって心に残るゲームはなかなかない。切なさと慰めに満ちた一人の少女の戦いの物語、おススメです。

Mira
2022年04月22日
以下、ネタバレを含むのでネタバレされたくない方は読まないでください。
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結構面白かったけど、ボス戦が酷い。
「近づいたら癒やす方法がわかるかも」というヒントに対して、攻略方法が「回復カードをボスに使用する」
まったく意味がわからない。
回復カードの名称は「自信」で、哀しみに暮れたタイタンを自信のカードで癒やすことでクリアとなるが、
「近づいたら」のテキストがミスリードにしかなっていない。
たちが悪いのがボスの前方マスに雑魚が無限湧きするので、全ての敵を一斉に倒す=近づくという意味なのではないか?とミスリードさせてくる。
この攻略法に気付けないと2~3時間お互いに死なない戦いをやることになる。
自分はイライラがMAXになり、攻略方法を調べてクリアできました。
同じ悲劇を生まないために、オススメしないにしておきます。

aoyama.momiji
2022年02月10日
最初に言っておくとこのゲームは悪くない。
やや動作がもっさりしているのを除けば、パズルのような戦闘システムも悪くないし、カードゲームのようにデッキ構築をしていく楽しさもある。
このゲームの最大の問題は、辛気臭いストーリーとストイックなゲームシステムとが驚くほどかみ合っていないことだ。
複数回プレイすることが前提であるローグライクなのに、ストーリーが辛気臭すぎて何度もやろうという気にならない。
それとこのゲームはプレイヤースキルよりも運の良し悪しがものをいうゲームだ。
拾えるカードや強化アイテム、戦闘中に引けるカード、敵の配置はもちろん進められるルートや、死亡時の次戦強化アイテムまでもすべてすべてがランダムであり、自分で選べるものを挙げた方が少なくて済むぐらいである。
辛気臭いストーリーも悪くないが、運が悪いとあっという間に死んでしまうシステムとはかみ合わせるべきじゃない。
こういったストーリーなのであれば、素直にノベルゲームにするか、RPGのように運によらないゲームシステムにするべきだ。
自分の深層心理のなかで何度も何度も何度も何度も死ななくてはならないイリスが可哀想だ。
またこのゲームはプレイを進めるにつれ、プレイヤーの有利になるオプションが解放されていくのだが、それを使うとそれ以上には解禁が進まないというジレンマがある。
つまり使うことのできない有利オプションなのだ。
普通のゲームなら逆なんじゃないか?
ゲームに慣れていないうちはいろいろオプションを付けてやってもいい、だけど慣れてきたらそれらを縛ってプレイもできるよ、が当たり前のゲームだと思う。
死ぬたびに何かしら便利なオプションが解禁されるが、それらは使ってはいけない、というのは本当にいらだつ。
それらを使うとゲームが驚くほど簡単になることも含めてね。
繰り返すがこのゲームはつまらなくはなく、むしろプレイシーンだけを切り取れば面白いゲームである。
またストーリーも少年期の漠然とした憂鬱をテーマにしていて良いし、主人公であるイリスのガーリッシュさも悪くない。
しかしこれらが合わさって絶望的な化学反応を起こしているのがこのゲームである。
周回が苦にならないように、もうちょっと気楽なストーリーにするか、プレイヤースキルでどうにかできるぐらいに運の要素を抑えるかして欲しかった。

usako.chance
2022年01月22日
slaythespireの様なカードシステムとたくさんの敵が押し寄せてくるシステムがうまく絡み合ったゲーム。攻撃力や防御力よりも、たくさんある範囲攻撃のマネジメントが重要になってくるパズル的要素が大きな割合を占めています。また、成長システムやストーリーなど、ゲームを飽きさせない仕組みがたくさんある、良質なゲームだと思います。
しかし、ある重要なゲームプレイ上の問題の為にお勧めしないを選ばざるを得ないです。
その問題とは「sign of the snake」という特性の持つ効果です。
ゲーム中盤でこの特性を手に入れることになるでしょう。
この特性は、とても特殊でゲームの性質を大きく変えてしまう上に、消すことができないのです。
次のゲームも、その次のゲームも、何をしても、この特性が消えることはありません。
唯一の解決方法は、別の特性の「sign of the dog」を手に入れる事です。
この特性を手に入れると、「sign of the snake」の特性は上書きされて、その結果きえるのですが、
この新しい「sign of the dog」という特性もまた、ゲームのシステムを大きく変えるものになります。
そして、この二つの特性を持っている間は、チャレンジというステージの攻略を不可能にします。
つまり、どちらかの特性を手に入れた、その瞬間から永遠にチャレンジをクリアできなくなるのです。
それだけではありません。いくつかの実績解除も不可能になります。
これはゲームとして不完全です。
例えるなら、ある呪われた武器を手に入れたら、それを装備から外せなくなるバグが残っていながらリリースしてしまったようなものです。
このバグが解決されることを望んております。

カムパルゴ
2021年11月23日
パッと見てローグライクカードゲームなことは分かると思うが、それ+パズルゲームでもある点が面白い
〇ゲームとしての特徴と感想
・ビルド幅はあまり広くない(カードは使い捨てが殆どで、自己強化の機会と選択肢もあまり多くないので)
→毎回似通ったビルドになりがちなのが個人的にイマイチだった、飽きの原因でもある
・戦闘で取れる選択肢が多いのでかなり思考力を求められる
→かなり難しいが、大量の敵を上手くさばけると結構な快感、このパズル要素がこのゲームの根幹だと思うのでこれにハマれるかどうか
・独特なアートワークと音楽、ストーリー
→統一感があってGOOD、割と世界観に浸るゲームでもあるので、テレビながら見とかにはあまり向かないかも(頭使うし)
まとめ
超ハマりという訳ではないがセールで買って値段以上に十分楽しめました、ありがとうございます

Akatsuki
2021年03月14日
アートワークが秀逸な、とても良くできたカードゲーム。基本的には手持ちのカードと先々で手に入るカードを使って敵を倒し、障害物を壊し、階段を探して次に進んでいくのだけれど、幕間に流れる少女のストーリーがキュンとさせる。
手に入るカードによる運要素も絡むけれど、どちらかというとパズル要素が強く、武器の使い方含め、一手一手を深く考えることで、詰将棋のように一気に視界が開ける感が味わえる。
難易度は、結構手強く感じたけれど、お助け要素として、高機能カードや仲魔(?)によるヘルプなどのアンロックシステムがあるので、行き詰まりながらもなんとか最後まで辿り着けた。
デザイン性、ゲーム性、ストーリーと、全体バランス抜群なので、是非最後まで遊んで欲しいゲーム。オススメです。

Koubokin
2021年01月19日
クラシックモード(ノーマル)でクリアしました。
内容としては所謂デッキ構築型のローグライトでステージ中に出てくる思い出と呼ばれるアイテムをゲットすることでスキルを、様々なミッションをクリアすることでちょっと変わった能力を持つイマジナリーフレンドと呼ばれるものをアンロックできます。道中手に入るカードはほとんどすべて使いきりですが補充する場面はかなりあるのでカードがなくなること自体はほとんどないと思われます。
ゲームの難易度としてはそれなりで、敵は基本的に1発で倒すことができます。ステージ後半では敵の攻撃力が上がったり、アーマーを持ち攻撃を数回当てなければ倒せない敵も出てきます。
また、ノーマルをクリアすることでステージやさらに上の難易度がアンロックされるため簡単すぎるという方はさらに難しいモードで遊ぶこともできます。
ストーリーもしっかりあり、雰囲気が好きな方やデッキ構築型のゲームが好きな方にはおすすめです。

onics
2020年11月07日
[h1]概要[/h1]
ローグライクカードゲーム。手札を用いて盤面上のモンスターを倒し、階段を見つけて進んで行く。モンスターや宝箱などのオブジェクトは3×3マスに並んでおり、前が空くと1マス前進する形式。基本的に手札は消費され、HP=意志が0になるほか、手札が尽きてもゲームオーバーとなる。
[h1]言語[/h1]
日本語対応。翻訳については問題無かった。
[h1]評価[/h1]
[b]おすすめ度:★☆☆☆☆(1点 / 5段階)[/b]
購入価格:¥1,196
多くのモンスターは1回の攻撃で倒れ、鎧を持つモンスターには複数回攻撃する必要がある。空いたマスを詰めてくるため、どの順番でどこを攻撃するかというパズル要素もあって面白かった。最初は苦労するが、アンロックによる強化が重複して受けられるので、プレイを重ねるとすんなりとクリアできるようになる。
惜しい点として、斜め視点ということもありマスを誤クリックしやすく、戻すことが出来ない。割と致命的なので、選択箇所をより強調表示するなどしてほしかった。それと、最初回復カードが使えなくて困惑したが、これは対象として自分を選択する必要がある。
独特な雰囲気のあるアートワークで、憂鬱なストーリーが展開される。結構楽しめていたのだが、ボスである巨人とその手前のステージについては攻略法が限られる。カードゲーム自体もストーリーを補完するものにすぎないのか、と思ってがっかりしてしまった。
別モードもあるものの、実績の設定もあってモチベーションが一気に下がってしまい、価格を考えても消極的なおすすめ。読み物のような感じで、世界観を楽しむのが目的ならば良いと思う。
[h1]実績[/h1]
10時間で16個中15個を解除。いずれも比較的簡単だが、残る1つはカードコンプリートとなっている。ガイドや攻略サイトも充実していないため、全実績解除は難しい。

Polyscias
2020年09月21日
陰鬱な思いを抱えた少女が自作のカードを手に最奥の巨人を目指すカードゲーム。場に連なった敵を倒すと空いた分ラインが手前にスライドします。押し寄せる敵を掻き分け、次フロアへの階段を探して進めていきます。
柔らかいデザインで且つ複雑なルールが無い、馴染みやすい作品でした。1~3層のクリアまで20時間強。
[h1]直感的でわかりやすいルール[/h1]
敵は一撃、カードの種類は主に攻撃範囲の差と特に難しい効果は無く単純です。奥に進むとそこから徐々にアーマーや盾を装備した敵、攻撃を補助する敵が現れはじめ、少しずつ変則的に。
カーソルを当てると数行の説明が表示されますが、使って初めて理解することが多くありました。しかし敵の外見には統一感があるのでそこまで戸惑いませんでした。色数を抑えた独特のデザインが敵の識別のしやすさに繋がっています。
敵を倒したり宝箱を開けたりすると後ろで待機している他の敵が手前にずれてきます。ターン終了時に範囲内にいなければ行動されません。手当たり次第に攻撃していると後続の厄介な敵と思いがけず対面してしまうことも。
倒す順番や手札をどう使えば最小限の被害で切り抜けられるかと立ち止まって考え、局面を切り抜けていきます。
初めのうちは低フロアでやられることが多くて、周回してアンロックされる能力を付けるとぐっと楽になります。というより必須級の能力を入手するまでがチュートリアルな感じです。
難易度を変えると一から集め直しで少し面倒。Easyは本当に緩いのでClassicから始めることをお勧めします。
[h1]リプレイ性は低いがカジュアルに遊べる[/h1]
手札のカードは基本使い捨て。道中の宝箱や報酬からどんどん新しいカードを補充して進みます。そのためデッキ構築は「はまれば強力」「幅広い攻略方法」等の工夫する面はあまりありません。
どんな敵と対峙しても対応できるか、安定した攻撃が継続できるかを求められる傾向にあります。ルートや登場する敵は決まっているため事前に対策を立てることも可能です。
繰り返し遊ばせる作りではありませんが、作品の雰囲気や敵を次々とあしらう戦闘の良さがありますし切りよく終われるでしょう。
またClassicでは物足りない人向けに難易度「Nightmare」が用意されています。スタート時の体力減少、敵の攻撃力やアーマー数増加とより厳しい条件で戦うことになります。文字通り悪夢のような難易度で何時間か挑戦した私はクリアを諦めてしまいました。
対処すべき敵の優先順位が変わるのは悪くない試みですが、何より敵の配置が凶悪すぎます。序盤からゴリゴリ最大体力を削られ、カードは不足するし捌ききれない猛攻に為す術もなく。Memory集めすらままならず本当に辛い。
彼女が唯一心の在り処としていた世界でこんなに打ちのめされるなんてもう耐えられないよ……。
[h1]たびたび起こるバグ[/h1]
残念なことに何度かバグに遭遇しました。V1.1.5時点で発生したものを参考として以下列挙します。中には進行不可能になるバグがあって、そうなるとフロアの始めからやり直しです。
[list]
[*]音楽が途切れて無音になる
[*]一部フロアで敵のエフェクトが正常に表示されない
[*]クリック連打でたまにフロア開始時に2度回復する
[*]剣と槍が入れ替わると解けないボーナスステージが登場する
[*]2層ラストフロアのボスを石化で倒すとフェーズ移行せず詰む
[*]フロア開始と同時にベルトコンベアのように1ラインが自動で動き続け、トラップエフェクトで無限にダメージを受ける。階段も消滅する
[/list]
[h1]まとめ[/h1]
ローグライク成分は薄い分、慣れ親しんでない方は手に取りやすいと思います。
彼女自身の心と向き合うちょっとしたストーリーとその心情を表したような色合いの儚げな世界。きっかけはこのビジュアルを気に入ったことでしたが、中身もその持ち味を活かしたカードゲームで気持ちよくクリアできました。
バグは低評価にするほどではないにしろ、重大なものはいずれ修正されることを願うばかり。

derusuhorisu
2020年09月08日
カードゲーム初心者に非常にお勧めできるバランス
カードの効果が非常に単純でとっつきやすい、効果も非常にわかりやすく、わからなかったら使えば良いというサクサクプレイが出来る。
だからと言って単純なゲームでは無い、敵にも個性があり、特定の行動をしないと倒せない敵や、特定の行動をすると不利になる敵が居たりする、そういう敵に対して自分はどう行動するのか?手札とデッキと相談して時間を掛けて考えるゲームです。
単純に殴ればOKではないのです、敵も設置物も利用できるのです、兎に角考えて行動するのです。思いつけば即行動すればいいのです。
簡単に言えば積み将棋みたいな物だと思ってください。
ノーマルクリアしてもナイトメアという鬼の様な難易度もプレイできるよ!1手ミスるだけで死ねる難易度だから凄い!

MB13
2020年06月20日
とても良い雰囲気のソロプレイローグライト。興味のある方にはぜひおすすめしたい。
デッキビルディングゲームは好きでよくやるのだが、雰囲気がしっかり作り込まれており、Slay the Spireの後追いゲーの域を超えてしっかり独自化できているように感じられた。デッキのカードが基本使い捨てでデッキ切れでゲームオーバーとなるので、「デッキを最高の状態に仕上げる」ゲームというよりは「良いコンディションのデッキで戦い続ける」ゲームという感じ。
ローグライク/ローグライト好きとしては成長要素があるというのが「初見ではどんなにうまくても絶対にクリアさせませんよ」と言われているようでやや不安だったが、スマホゲーによくあるような「いきなりとんでもない強敵が出てきて、これを突破するには前に戻って数時間レベル上げ(もしくは課金)しなければならない」というような雑なバランス調整ではなく安心した。成長要素なしでもかなり進めるし、主人公の成長もゲームの世界観とよくマッチしていて、自然に受け入れられた。