







Kingdom Come: Deliverance - Band of Bastards
ラッタイ周辺の道路は安全とは程遠いため、ラジッヒ・コビラ卿は旧知の貧しいながらも狡猾なリヒヴァルトのクノ男爵と彼の悪名高い傭兵団に協力を求めた。ラジッヒはヘンリーを、バンドを領土内で案内し、トラブルに対する彼らの抑えられない欲求を抑えるために派遣する。彼らは州のパトロールに出発したが、すぐにラジヒの昔からの不倶戴天の敵が昔の清算をしに来たことを発見する。ライバルのバンドはしっぺ返しを繰り広げ、最終的には避けられない対決に至る。
みんなのKingdom Come: Deliverance - Band of Bastardsの評価・レビュー一覧

yosio9999
2020年06月28日
とある傭兵と一緒にちょっとした集団戦ができるクエストのDLC
ボコスカ集団戦をやりたい人は買い
ぼくは敵の死体漁りに夢中で傭兵の大半を死なせてしまった(笑)

EHK
2019年02月10日
プリヴィスラヴィッツやヴラニックのような大規模戦闘ほどではなく、
いつものクマン狩りのようなソロ戦闘でもない
小隊規模の集団戦闘イベントの詰め合わせパック
しかし、例のごとく回避することも出来てしまう
出来てしまうが実績関連も含めて回避する理由は特にない
戦闘をしたくない人が購入するDLCではない
DLC自体がプリビスラヴィッツ戦以降でないと開始できないが、
購入を検討するタイミングもやはり、複数名での戦闘を経験して、
「これをもっとやりたい」と思うか「もうムリ勘弁して」と思うかで決まるので妥当だろう。
本編とのストーリーやキャラクター的なつながりは、ほとんど存在しないので
プリ村戦以降は、時間制限イベント中を避ければいつでも手を出せる。
ただし、戦闘が連続するシナリオであるから、それなりのステータス(及び操作技術)は当然必要になる。
(そのあたりの訓練はいつでもバーナード隊長にしてもらえるので時期の心配はない)
七人の侍か荒野の七人を意識したようなカットシーンはなかなか格好良い。
直後に敵に買収されそうになるので台無しだけども。
今更このゲームでこのタイトルのDLCにそんなものを期待していた人はいないと思うが、お色気や萌え要素は微塵もない。
諸注意にある性的な表現、はオッサンの下品なシモネタジョークのことである。念の為。
最終戦以外は仲間も復活するので、多少のミスは取り返せるが、
ボス戦までには同士討ちを避ける方法を学ばなければならない。
うかつに戦っていると、射線に仲間が割り込んでくる
ちなみに私がルート分岐と実績回収のために数度プレイした中で
のべ10人程味方が戦闘不能になっているが、
うち8人くらいはヘンリー君の手によるものだった。
傭兵たちが生還できるかどうかは、まさにヘンリー君の腕にかかっている。
矢を打ち尽くした後、軽装素手で敵に殴りかかってヘンリー君にがら空きの背中を押し付けてくるフレッチャーが特に死亡率が高いので注意。
各戦闘で一度は殺した気がする。邪魔すんなフレッチ!
カッコつけてんじゃねえ!踊りじゃねえんだぞ!byおかしら
最初にダバダバとキャラ設定を語られて覚えきれず
各メンバーの顔と名前が一致する頃には、サクサクとシナリオ自体は終わってしまう
それぞれの登場人物自体は悪くないが、
7+α人が全員新キャラというのは少々リスキーな選択だったと思う。
過去エピソードも興味深くはある逸話ばかりだが
どちらかというと過去を語るより現在の姿をもっと見せてほしかった。
終始、クエスト中は新キャラ同士の中でのみ事件が完結してしまう
以前のDLCが本編中の脇役を一箇所に集めたり、既存のキャラを使った続編クエスト的な性格を持っていたのに対し、
今回のDLCは完全に従来の流れとは独立した外伝作品、といった趣きである。
そのかわりキャラ同士の関係性は濃密で
舌を抜かれて喋れないストーンと、何故か普通に会話が成立しているヤンなど、何気ない描写に彼らの結束の固さが伺え、
そしてそれが仲間の死やコインの枚数によって簡単に崩れてしまう様が、儚い傭兵家業の切なさを感じさせる。
死と隣り合わせなだけではなく、目的や価値観の違い、雇い主の都合で常に離散の可能性を抱えている彼らが
ヘンリー君を入れた八名で仲良く笑って過ごせたのは、この瞬間しか有り得なかったことなのだろう。
まあ、ちゃんと上手くプレイできてれば全員生存エンドも可能なんだけども。