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Mamiya

『マミヤ』は、若い男性のグループが世界の終末を前に実存的な恐怖と闘う、魅力的なダークビジュアルノベルです。

PC
2021年4月30日
シングルプレイヤー

みんなのMamiyaの評価・レビュー一覧

0015

0015 Steam

03月29日

Mamiya へのレビュー
5

私はいつもポジティブで長い物語を読みます。

akita1226263

akita1226263 Steam

2024年05月28日

Mamiya へのレビュー
5

心を落ち着けながら時間と心の余裕のある際にプレイをしていたら初日に買ったにもかかわらずここまで時間がかかってしまいました。この物量をこんな価格でいいのかと思うくらいの濃密さでした。FDをやってから最後までやることを本当に楽しみにしていたので完成を見れたことが本当にうれしいです。興味がある方は是非プレイしてほしいです。(開いたまましてしまっていたのでプレイ時間は参考になりません)

suama-cocco

suama-cocco Steam

2024年04月04日

Mamiya へのレビュー
5

時間ができたのでようやくプレイできました!シナリオがとにかく良かったです。続きが気になるけれども、プレイしたら、読みすすたら終わってしまうという葛藤を抱えながら、大事にプレイしました。スチル数、ED数、作り込みがすごい。記憶を消して何度でもプレイしたい!そんな作品です。次回作も楽しみです!

Kina

Kina Steam

2024年02月27日

Mamiya へのレビュー
5

なんという運命の戯れなんだろう。
宿命を逆転させると思いきや、新たな悲劇をもたらす無力感を感じました。
抗っても無駄だっても、抗い続けるのが、友人(恋人)に深い愛情を込める証拠とは、最高でした。
それでも救いのハッピーエンドがあるけど、自分の方はよっぽど残念なエンディングが好きかもです。

citrow

citrow Steam

2024年01月08日

Mamiya へのレビュー
5

シナリオのボリュームは多いですが、それぞれのチャプターでキャラクターなどの切り口によって開始位置を決定できるため、ストレスなくプレイすることができました。

大まかに問題提起編、情報収編、回答編のような3つのフェーズに分かれています。
問題提起、情報収集中にこれってどうなってるんだろう?と疑問に思った部分が回答編を経て明かされていくのが気持ちよかったです。先が気になって一気にプレイしてしまいました。
選択肢の演出やイラスト、BGMともに高品質で、大満足でした。

以下に不満点を2点あげます。
まずひとつは、Exストーリーについて
物語の主人公である「僕」が、大切な友達が死なないように奮闘するゲームだと思っていたのですが、
最終的にその目的がどこかに行っちゃったのが残念でした。

ふたつめは、オマケ的な要素でIFストーリーの収集というものについて。
これは1日5回ランダムでシナリオを獲得できる、というものです。
そのため、毎日起動して5回ガチャしてはゲームを閉じる。という作業が必要になってきます。
1日1回は未所持シナリオが確定で入手できる、のような救済があるといいなぁと思いました。

うにか

うにか Steam

2024年01月06日

Mamiya へのレビュー
5

[h1]イマジナリーフレンド 欲望される存在の価値[/h1]

繊細な若者の感情を描きつつも、歳をとって鮮烈な感情を失った大人の幸福と贖罪も描いてくれるノベルゲームです。
おすすめです。
購入する場合は『世界滅亡共有幻想マミヤ - Complete Collection』を。

正体不明の存在『マミヤ』によって死に導かれていく若者たちと、いなくなってしまった『マミヤ』を許されない方法で甦らせようとしてしまった大人たちの物語。
親や兄弟との関係、ジェンダー・アイデンティティや自身の欲望と社会との折り合いなど、共感できる悩み・葛藤が詩のような文体で綴られる。

まずは、文章から。
独特のリズムを持った短い文章で綴られるシナリオは詩的で興味深い。
話者の分からないモノローグが緊張感を抱かせる。
一部、プロットに忠実に沿った結果なのか、時々展開が唐突に感じられる箇所がある。
登場人物の感情の流れについていけない時も、特に終盤に見られた。
ただ、一部のルートでは情景描写と心情描写が非常に美しくリンクしていて感動を覚えた。
特に森近ルートでは繊細な言葉選びが際立っていて心揺さぶられる。

グラフィック。
基本的に高水準で美しい。
一枚絵の数も多く、場面を印象的に彩ってくれていた。
色彩の使い方が見事で、落ち着いた色合いの中に血や炎の赤色が映える。

シナリオ。
一個人の悩みから世界を巻き込んだスペクタクルに、そして最後には一個人に収束する構成。とてもかっちりしている。
特に印象的なのは加害者側の視点に多くの描写が費やされていること。
自分の欲望のために人を傷つけてしまったこと、時間を経てその欲望すら薄れはじめる焦燥、謝りたいけど謝れない葛藤など。
憎しみや愛を持っていても時間が経つと疲れて錆びるということを何度も繰り返し描写していて、その無情さ、荒涼とした感覚に親しみを覚えた。

キャラクター。
プレイしていて一番印象的だったのは主人公的立ち位置の『僕』。
正直、最初から最後まで理解できないキャラクターだと思っていたが、EXルートでがらりと変わった。
その変化が、主人公という観客に奉仕する存在から一人の個を持った人間として生まれ変わったようで好ましかった。

まとめ。
プロットが収束する最終章も魅力的だがその先をぜひ見てほしい。
また、音楽面でも非常に凝ったつくりをしているのでぜひ音に浸りながら。
かなりわかりにくいが、『世界滅亡共有幻想マミヤ - Complete Collection』を購入すれば最終章までプレイできる。
お間違えのないように。

まなか

まなか Steam

2024年01月04日

Mamiya へのレビュー
5

“友人”をはじめとする人との繋がりや“幻想”を、SFを軸に描いた大作です。

けんこうランドさんの過去作『レムレスブルーの午前二時』をプレイした時から、作者様のこうした作風がとても好きなので
今作でも体験出来て非常に嬉しかったです。
本作は三部構成ということもあり完結編を待つ日々もありましたが、この度無事にリリースとのこと本当におめでとうございます。前中編も以前遊んだ時からアプデが入っていたため、最初から通しで完走しました。めちゃくちゃよかったです。ありがとうございます。

“幻想”(様々なネタバレを伏せるため敢えてこのような表記にしています)に親しんだ幼少期を過ごした者として、
彼らについてここまで丁寧に描いた作品に出会えて心から良かったと思います。
一方で、幻想と折り合いをつけながらこの世界で地に足をつけていく苦難も繊細に描かれており、プレイヤー自身も登場人物とリンクする場面も多く印象に残りました。いちレビューとして書くとすごく重いのですが、自分の人生で悩んでいた時に本作での台詞を思い出し、心強い指標のひとつとなってくれたことが個人的な想い出です。
また、物語全体を通したファンタジー要素としての“幻想”が、壮大な伏線を見事に回収しつつ筋が通ったものである点においても高評価です。理屈が破綻していないSFが好きなので……
(SFというカテゴリで合っているかは個人の解釈によるところと思いますが、世界滅亡は“当時の”自分にとってSFと感じていたのでこのように書かせていただきました。実際にSFかどうかはぜひプレイして確認してみてください。)

ビジュアルノベルとしての面でもプレイヤーを引き込む魅力が多く、プレイ中は早く先を読み進めたくてたまりませんでした。
美麗なスチルやリズム感の良い文体はもちろん、BGMのチョイスもそのひとつです。
一作のうちにクラシック・ジャズ・チル・ロック・メタルなど様々なジャンルの曲を用いながらも(ボーカル有)
物語の一貫性を損なわず雰囲気の緩急を効果的に演出していたため、こちらも手に汗を握りながら楽しみました。ボーカル曲の使い方が上手い……
疾走感のあるシーンでとある曲が流れた時は脳汁ドバドバでした。
その他にも日常シーンの曲などを普段から聴くようになったので、ギャラリー画面でBGMの鑑賞モードを作っていただき本当にありがとうございます。

また、本作のテーマでもある「共有幻想」をプレイヤー自身も体験出来るのが作品として一層味わい深い要素です。
実際にプレイすると直感的に理解することとなると思いますが、
今このレビューを書いている時、スクショ機能を使ってハッシュタグに載せる時、知人に本作の話をする時……
プレイヤーもまた“マミヤという幻想”を共有しているのです。
こうした現実での追体験や自身の記憶、ひいてはゲームシステムといったメタな部分まで余すところなく活用し、物語の骨子として組み込む演出に感動しました。

全体的な感想を一言で表すなら、壮大な映画を見終えたような感覚です。
おまけのifシナリオも早く全回収して自分も高らかに叫びたいです。ハッピー、ラッキーと。

kozaka

kozaka Steam

2023年12月31日

Mamiya へのレビュー
5

キャラもゲーム性も世界観も絵もすごく好み!

各登場人物たちそれぞれの傷にしっかりテーマ性があって、
なんとか救おうと考え抜いて選んだ選択肢がカチッとハマった時のカタルシスがすごい。
初出ではなんだコイツと思ったキャラでも、最後までプレイすると全員好きになれてしまう。

また、チャプター選択画面から各章を選択して、やりなおしたり進めたりできるシステムが
世界観ともしっかりシンクロしていて没入感もすごいです。
物語内にほどよく散りばめられた謎もすごく良いヒキになっていて、チャプターを行ったり来たりするのが面倒くさくないどころかすごく楽しい!
この多重にメタが重なってくる感じ、大好き!
まだやりこみ要素も残っているので、しばらくこの世界に浸ろうと思います。

m08m

m08m Steam

2023年12月17日

Mamiya へのレビュー
5

良い意味で裏切られる、大ボリュームのゲームでした。
今後もクリア後コンテンツが増えるとのことで、楽しみにしています。

彼らの傷の物語を共に綴ることが出来て、彼らと出会うことが出来てとても嬉しいです。

nutty.candy59

nutty.candy59 Steam

2023年12月05日

Mamiya へのレビュー
5

KENKOU LANDさんのゲームは前作のレムレスブルーの午前2時も既プレイ済でした。
前作でも圧倒的な文章力と唯一無二の世界観、美麗なグラフィックに終始魅了され、とてつもなく素晴らしいゲーム体験をさせて頂きましたが、今作の「世界滅亡共有幻想マミヤ」は個人的に更にそこから何倍もパワーアップされた完成度でした。詳しい内容については一切のネタバレを避けるためあえて言及はしませんが、この作品が今私の目の前にあるという事実に対して、これほど嬉しいことはないなと強く思います。
周囲にもし少しでもこの作品に興味を持った人がいれば間違いなく勧めたいですし、この気持ちをより多くの人と共有したいと感じました。

びょうこ

びょうこ Steam

2023年12月03日

Mamiya へのレビュー
5

[b]『幻想を愛する全ての者へ』[/b]

空想の世界が好きな理由に言葉を与えてくださった『レムレスブルーの午前2時』、
その制作者さんが“幻想”をテーマにした作品、『世界滅亡共有幻想マミヤ』です。

幼い頃に聴いた創作話が心の在り処だった春樹、偶像を誰より愛し演じた湊、非日常に渇望する景人、
ノベルゲームや創作を好む空想好きは誰しも彼らのような経験をしたのではないだろうか?

またこの作品の強みは、言わば二次元の存在ではなく、空想好きの人物が生み出した正真正銘の“架空の人物”が描かれている点だ。
[spoiler]『誰かに認識されることでしか存在の便りがない』幻想が、一番愛されたかった人物に名前を呼ばれ「大好きだよ」と抱きしめられるシーンには涙が止まらなかった。 [/spoiler]
4人の主要人物の他にも空想を好む人物がおり、それぞれ空想や偶像に思いを馳せる膨大なシナリオを手掛けられるのは、誰よりも空想や彼らを愛しているココロテンさんだからこそ描くことができたと思う。

何より種まきが上手い。前作のレムレスブルーはミスリードがあった為これもミスリードだろうな……と思っていたところがここぞという場面で芽を出す。
「この要素、ここで拾われるのか……!」

時系列の整理や情報の錯綜で頭がこんがらがったり、上手く飲み込むことのできないシーンも正直あったりしたが……
幻想を愛する者として、マミヤはいつまでも心に燃え続ける作品になると思う。

misogutya

misogutya Steam

2023年12月03日

Mamiya へのレビュー
5

これってどういうことだ!?と続きの気になる引きばかりで、最初から最後までとても楽しむことができました。
登場人物の深堀が丁寧なので、どのキャラにもとても愛着が湧きます。
マミヤに出会えて良かったです!ありがとうございました!!

げんたろ

げんたろ Steam

2023年12月01日

Mamiya へのレビュー
5

ずっと楽しみにしてました!!!!たくさん楽しみますദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎
グラフィックと音楽の調和が見事です

tsurigitsune

tsurigitsune Steam

2023年11月25日

Mamiya へのレビュー
5

期待と不安を入り混じった気持ちで完結編を始めました。
期待するに余りある事前情報で、不安を持たないには余りにも第1部・第2部(Complete Collectionを購入していれば同梱されてます)が完璧すぎた。
精緻に組み上げられたこの物語の結末を見届けたい気持ちがあると共に、これまで胸中に膨れ上がってきた物語への期待と信頼が裏切られる可能性も覚悟しながら、ボタンを押しました。

結果、期待を大いに裏切られました。
……勿論、良い意味で!!

誰が……誰が、あの壮大に広がって風呂敷を、期待が既に高まり過ぎた風呂敷を、想像を遥かに超える方法で畳んでくれると思いますか!?
魅力あるキャラクター、壮大に広がり続けるストーリーと世界観、そしてひとつ解決するごとに更に不可解さを増して現れる謎……
第2部の時点でわくわくが止まらなかった物語を、熱量を損なわないまま、寧ろアクセルを更に踏み込んで満を持して描かれた最後は、万感の思いを抱かずにはいられませんでした。

血の通った登場人物たちが、血の通ったやりとりをして、物語を結末に導いていく。
それぞれの切実な想いと、その想いを裏付けるキャラクターたちの掘り下げが、見事であるとしか言いようが無い。

彼らの結末を見届けさせて頂いて、稀有な物語とゲーム体験をさせて頂いて、ありがとうございました。

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