Pixel Heroes: Byte & Magic
PIXEL HEROES の世界に入り、これまで見たことのないようなスリル満点の RPG/ローグライク体験の準備をしましょう! 陽気なイベント、危険なダンジョン、そしてゲーム内で出会う最も奇妙な NPC でいっぱいのランダム化された世界を探検してください! パーティーに 3 人のヒーローを選択し、新しいゲームを開始するたびにまったく異なる旅に連れて行きましょう。自動的に生成された戦利品のプールに入り、ピクストンの町を脅かす邪悪な勢力を打ち負かしましょう!
みんなのPixel Heroes: Byte & Magicの評価・レビュー一覧
Eureka
2015年11月06日
ファミコン初期を思わせるグラフィックの素朴さに惹かれ購入。
最初の酒場のアバンギャルドなBGMを聴いた時に「これはハズレを引いたか」と思ったが、嬉しいことに酒場を出た後は普通の良レトロゲーだった。
多数存在するアイテムを取捨選択しながらギリギリの戦いを潜り抜けていく。
コマンド式RPGはこの部分がちゃんとしていれば十分。
これがローグライクのランダム性とキャラ(職業)、アイテムの豊富さでちゃんとカバーされていて、飽きさせない作りになっている。
マウスだけで進められる手軽さ、HELPで状態異常と属性の関係を一目で確認できる親切さで、レトロゲーの面倒さと不便さを残しながらも、ドットゲーの長所を存分に発揮している。
面倒な雑魚敵との戦闘も全体攻撃を軸にすればサクサク進む(コマンド式RPGによくある全体攻撃の強さは健在だが)
序盤はゴリ押しでもいけるが、難易度が上がるにつれて、ダンジョンとボスの特徴を掴んでいないと、雑魚敵でも死んだり、ボスと長期戦を強いられる辺り、バランスは絶妙と言える。
ただ、キャラ、モンスター、アイテムのボリュームは豊富だが、それ以外の内容は貧相。
基本的に一本道で町とダンジョン(一応ランダム)の往復以外に、特にできる事がない。
ダンジョンは敵が出るか宝箱が出るかのどちらかだけ。アイテムは2種類のポーションしかなく、戦闘中は使えない。
ファミコン時代にタイムスリップしたかのような郷愁(という名のチープさ)を感じる。
全体的に単調なのは拭えないが、自分なりのパーティと攻略法を見つけて進められると楽しい。
実績でキャラがアンロックされる仕組みになっているので、ゲームが気に入ればモチベーションは保てると思う。
r2d2
2015年04月11日
わりと一本道でローグライク?な攻略ゲーム
ひたすらダンジョン(とはいっても部屋が並んでるだけだが)を一定数攻略して
キャンペーンで設定されたボスのダンジョンをクリアするのが目的
サブクエストや探索や寄り道はなくダンジョンへの行き帰りにランダムイベントが発生するだけである
出てくるダンジョンの種類はどの難易度でもキャンペーンボス以外は一緒なので
各ダンジョンそのものは出てくる敵の属性や特殊攻撃を覚えて装備を整えれば攻略は難しくない
だがこのゲームの難易度を上げてるのはランダム性とインベントリの少なさである
まずパーティの編成からしてランダムに選ばれたキャラの中から選ぶ方式で好きには選べない
攻略ダンジョンもランダムに選ばれた2ヵ所のどちらか選択する方式で装備がかみ合うとは限らない
かといって全般に対応できるような装備を保持するスペースはないので何を残すか悩む
属性は4大精霊の一般的なものだが状態異常が豊富すぎるのである…
戦闘は概ね3vs3でターン制だがお互い一人ずつ行動し同じキャラが連続で行動できない(一人の時は可能)というもので
行動は装備2ヵ所とスキル2つから選択しスキルは大体強力なものだが長めのクールタイムが必要となっている
回復ポーションは戦闘中は使えないがわりと豊富に入手できるので戦闘時に死人を出さないかだけが重要となる
慣れるまでは上記のダンジョン対策も不十分であるためざっくり死ねるバランスになっている
特に交互に一人ずつ行動が曲者で敵が減っても油断できない反面こちらが一人になっても切り抜けられると言う面もある
3人パーティなので普通のローグライクに比べ2人までは死ねると考えれば難易度は低目かもしれない
復活は街に帰らないと無理だが
やりこみ重視なゲーム性に対し雰囲気はコミカルなドットゲーであり英語も簡単なのでほのぼのとした会話を楽しむのもいい
ただしダンジョンやイベントが豊富なわけではなく完全に戦闘メインなので単調さは感じるかもしれない
岩倉プレジデンテ
2015年02月14日
ドットで描かれるレトロ風・ローグライクRPG。
ボリュームは小規模かつシステムも簡単で遊びやすいので、気になった人にはぜひ触れてみてほしい作品。
このゲームは戦闘に大きな比重を置いている。
【戦闘はターン制】で行われる。
3人のパーティのうち1人を行動させると、次は敵が1人行動する。すると主人公側のターンになるが、直前ターンで行動したキャラは続けて行動できない……といった具合。
この簡単な戦闘システムはカードゲームに近いと感じた。
シンプルながら【強力なバフ・デバフ】や敵の耐性が戦略性を生んでいる。
戦闘以外で管理すべきリソースはほぼ無い。
例えば空腹度とか、MPとか、そう言ったものは無い。
武器も呪文も好きなだけ使える。
ただし、冒険の過程で手に入れるたくさんの装備品は持てる数に限度がある。取捨選択を楽しもう。
フィールドを自由に動きまわる(探索)要素は無し。
しかしミニイベントや個性あるダンジョン・モンスターのグラフィックがRPG的冒険感を味わわせてくれる。
探索めんどくさい人にはオススメポイント。
最後に、このゲームは自分で経験を積みながら(時には全滅して)プレイヤーが学んでいくところに大きな楽しみがある。
ダンジョン毎に注意すべき敵の対処法をメモしたり、イベントでドロップするアイテムをメモしたり……そうやって自分の攻略本を作りクリアするのが楽しいゲームだと断言する。
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ノーマルクリアまでかかった時間→14時間
UI→ほぼ良好
テンポ→良好
バグ→多分無し
英語力は主要素である戦闘には必要無し。
ミニイベントでは中学レベルは必要か。3~4文しか無いのでストレスにはならない(個人差あり)