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ストーンフライ Stonefly

風を利用してストーンフライの荒野を飛び立ちます。自己発見、遺産、帰属についての、ひんやりとした静かなアクション アドベンチャー ゲームです。美しい植物や危険な動物の間を戦略的にメカを滑空させ、飢えた虫、冒険、思い出に残るキャラクターたちと対峙しましょう。

みんなのストーンフライ Stoneflyの評価・レビュー一覧

llgenll

llgenll Steam

2022年02月05日

ストーンフライ Stonefly へのレビュー
5

気に入った点:
・昆虫の世界に入り込んだような世界観。
・ゴア表現なし。見た目が優しい。
・敵を倒し、資源を集め、自身を強化していくことの繰り返しに集中してのめり込んでいける。
・新たなアクションを習得して使いこなした時の達成感が良い。
気に入らない点:
・翻訳が機械翻訳そのままに近い(あるいはそのまま)ので意味がわからない箇所がある。
・どのキャラがしゃべっているのか分からない。
・理不尽な人間たちの関係をイイカンジの演出でしめくくるので、「いやそうはならなくない?」て思う。

cellF11

cellF11 Steam

2021年08月02日

ストーンフライ Stonefly へのレビュー
5

虫型メックで探索する景観重視のアドベンチャーRPG。カスタマイズは見た目のみ、性能やモジュールは作成してスキル開放するような感じになっていて、いわゆるカスタマイズアクションではない。また全体としてやや短め。日本語非対称だが手探りでもほぼ問題ないと思う。

どちらかというとファミリー向けというか中学生ぐらいまでを対象にしてると思うのだが、世界観やステージは非常に美しく戦闘も軽快なので、複雑なメカゲーを求める層よりも広く一般の人が楽しめる作品だろう。[strike]巨大な葉っぱの上に生えた鉱石資源を採掘したりもでき、根掘り葉掘りが嫌いというギアッチョな人も安心。[/strike]
また虫が苦手、というプレイヤーもいるかもしれないが、基本的にカタツムリやテントウムシのような無害な虫やポップコーンだったりがモデルになってる可愛らしい造形なので、よっぽど苦手な人でなければ不快にはならないと思う。

滑空中からのボムで虫の安定を崩してから押し出す、という戦闘だが少しするとボムが効かない敵や硬い敵が出てきて序盤の機体性能ではややつらくなってくる。吸着フィールドやデコイのような特殊装備でこれらの特殊な敵の防御を崩せるので、アップグレードを早めに取ろう。またひっくり返した敵にはボムで追い打ちすることで復帰をリセットできるので攻めを急がずに拘束し、有利な攻撃タイミングを考えるのも大事か。
カメラや戦闘には若干クセがあるので、敵のパターンに慣れるまで根気よく戦う必要がある、また直接の攻撃はほとんどしてこない小虫は放っておくと鉱石をかじってしまう。他の敵と同様にリングアウトさせて一部回収できるが、状況によってはシールドを利用したりしながら目的の鉱石をさっさと回収して逃げる、なども考えよう

大事な情報として、Xだったかでクエスト目標を示すオレンジの蛍を呼べるのだが、これの亜種でマップ上に青い蛍が集まっている場所がある。これをつついてアクティブ化すると、そのエリアごとの資源を大量に背負って地表に現れる森のヌシ的な大物へのレイドを開始するための移動痕跡に案内してくれるものだ。
この痕跡は地面あるいは木の上のベトベトした場所としてよく見ていれば自分でも発見できる。追跡ゲージが溜まったら一度キャンプに戻りマップからクジラのマークを選択しよう。レイドは制限時間があり、リングアウトの危険がある強風も吹くので、戦闘よりも虫を上手く避けてヌシの頭を目指すのがよい。

朝比奈 / Asahina

朝比奈 / Asahina Steam

2021年06月02日

ストーンフライ Stonefly へのレビュー
5

[b]2021.6.1リリース時点の1stインプレッション[/b]
[hr][/hr]
主人公は森に父親と住む少女Annika。この世界は森も生き物もなにもかもが巨大で、人は昆虫型のメカを駆って暮らしていた。

ある日、父に黙って我が家に伝わる家宝とも言うべきメカを乗り回していた彼女は、何者かに跡をつけられてしまい、夜が明けるとメカは盗まれてしまっていた。

父の落胆と怒りを目にした彼女は、メカを取り戻すべく家を飛び出すのだった。

[h1]ゲームプレイ[/h1]
ジャンルは俯瞰視点の3Dアクション・アドベンチャー。

要所でストーリーを挟みながら、森や沼地といった様々なロケーションを昆虫型のメカを駆って進んでいく。そこはなにもかもが巨大で、木の枝や葉っぱなどを足場にわたっていくことになる。

ステージ内で手に入る素材をキャンプでパーツと引き換えることでメカをアップグレードしていくことができるが、それには邪魔なムシたちを倒す必要があるため、戦闘もまた本作を構成する重要な要素のひとつだ。

しかしプレイしてみるとわかるが、そこに殺伐さは感じられない。

それはあくまで自然の色が豊かなアートワークからなのか、邪魔なムシを足場から落とせば倒したことになるというシステムであったり、常に流れている優しくも軽快な雰囲気のサウンドのおかげなのかも知れない。

[h1]戦闘とアクション[/h1]
本作はコントローラ使用が推奨されていて、筆者もXboxコントローラを使用している。

基本アクションはジャンプ・空中でのゆるやかな滑空・空中での緊急回避・空中からのボム・プッシュだ。各ステージは細い木の枝や、木の葉の上といった足場の上を移動していくことになるため「ジャンプしての滑空」を多用することになる。

また、戦闘では空中からボムを直下に落とし、敵対するムシの体力を削り切るとひっくり返ってスタンするので、そうしたらノックバック効果のあるプッシュで足場から押し出して場外に落とすことで倒したことになる。

なんともシンプルでカジュアルな戦闘だろう。

このムシたちはステージ内でシームレスに戦うことになるが、ほとんどは鉱石のかたまりのような素材の周辺で発生する。なぜならムシたちは素材を食べようとしているからだ。

[code]素材はXboxコントローラの「LB」ボタンを押しっぱなしにすることで、エネルギーを吸収するような形で収集することができる。拾うと言うよりも光の粒子を吸収するような形なので、ある程度近づけばOKだ。[/code]

戦わずに無視して先に進むこともできるし、ゆっくり時間をかけてヒットアンドアウェイで倒す選択もできるが、そうしている間に素材を食べられてしまうのでよく考えて戦おう。

[h1]昆虫型のメカ[/h1]
本作では移動や戦闘を行うための手段としてメカに搭乗することになるが、その形状は現実のクモやカブトムシのようであったりと様々。序盤で選択できるメカは特定のものだけとなるが、ストーリー進行に伴ってその機体の種類は増えていくようだ。

各地に点在するキャンプでは、ステージ内で入手した素材とパーツを交換することができ、メカのアクションの拡張や追加といったアップグレードを行うことができる。

また、自由にカラーリングを変更することができるので、より愛着がわくだろう。

[h1]日本語翻訳/ローカライズ[/h1]
2021.6.1時点では残念がら日本語はサポートしていない。

デフォルト言語は英語だがひとつ問題がある。それは会話が「自動文字送り」ということだ。任意で次に進むという形式ではないので、少し急いで読み進める必要がある。また翻訳ツールの使用にも向かないだろう。

ただ、メカでの戦闘やアップグレードする際には視覚的にわかりやすいインタフェースが用意されているので、その点については言語の問題は感じないはずだ。

[h1]TIPS[/h1]
ステージ内で行き先に迷ったときは、コントローラの十字キーの「下」を押すと、光の帯のようなものが画面に流れて進行方向を示してくれる。

[h1]気になるポイント[/h1]
本作には難易度選択がないが、筆者の主観では程良いバランスといったところだ。

ただし、戦闘で一度に相手をするムシの数が多く、序盤からやけに耐久力の高いムシも出てくるために一度の戦闘が長引いてしまいがちだ。

言ってしまえばアクションは同じことの繰り返しでもあるため、もう少しテンポがよくなるよう調整が入っても良いのでと感じる。これは他のプレイヤーからもフィードバックが上がっているので、アップデートに期待したい。

[h1]総評[/h1]
何はともあれトレーラーを見て欲しい。その色鮮やかなチョークを使って描かれたようなアートデザイン、雰囲気、サウンドなどそのままゲーム内に持ち込まれている印象だ。

激しすぎず殺伐としていない雰囲気のアクション作品をプレイしたいというプレイヤーにはおすすめしたい。

ただし、現時点で日本語をサポートしていないことと、ある程度デフォルメされているとは言え、昆虫類が全面にプッシュされている作品なのでムシが苦手な方には向かない。その点だけ注意して手にとってみて欲しい。

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