







Stories: The Path of Destinies
レイナルド・ザ・キツネは賢い悪党ですが、彼が思っているほど賢くはありません。彼は狂った皇帝に対する反乱に巻き込まれ、運命の選択を迫られています。彼は彼の最古の友人であるシフトのないラピノを救出する必要がありますか?死んだ神に呪われた宝石を振るう。それとも初期に失われた武器を復活させますか?さらに悪いことに、彼は剣術学校で出会った皇帝の養女を今でも愛している。彼はこれを台無しにする方法を何十も持っています。しかし、彼は戦争に勝つ方法を見つけることができるでしょうか? Stories: The Path of Destinies は、選択するたびに異なる物語に導かれる、突飛な壮大なファンタジーです。しかし、それぞれのストーリーは、暗いものもあれば、ロマンチックなものもあり、アクション満載のものであり、ある意味では真実であり、十分に注意を払えば勝利に導いてくれるでしょう...
みんなのStories: The Path of Destiniesの評価・レビュー一覧

兎訛りの兎
2016年04月17日
バグやストップモーションでのバトルを乗り切って、True Heroに辿り着いたので正式にレビュー。
(2016/06/03)
最初に。
パッチによる状況の変化は確認した分をコメント欄を使って追記。
6/10(さらなるバグフィックスとグラフィックの最適化が来れば7点までは上がる)
良い
ビジュアル
ユーザーに選択権のある物語
オートターゲットの仕様
悪い
バグ
フレームレートの低下
ボタン連打バトル
このゲームは「物語」のタイトルが示すとおり、本の中のお話をイメージしたゲームとなっており、一人のナレーターが全ての登場人物の台詞や状況説明を読み上げてくれるオーディオブックのような側面も持っている。
ゲーム内容は無双系アクションで物語の区切りごとに二択を迫り、シナリオを分岐させる方式。「無双して次の決断」を数回繰り返すと1つの物語が終了する作り。「4つ」の基本的な物語の流れがあり、それぞれの「本当の物語」を見つけ出すことができれば「本当の結末」に通ずる物語をプレイできるようになる。
アクションパートの進行形式としては、シナリオ進行で決断し、選んだステージ以外はプレイできない方式で、全体マップは存在せず、オープンワールドな作りでもない。また、プレイ中のステージは小さなエリア毎に分けられており、チェックポイントに達すると後戻りできない作りとなっている。オートセーブだが、チェックポイントはクイックセーブ扱いで、死亡時のリスタートはチェックポイントから、プレイを中断し、やり直す場合にはステージの頭からとなる。(任意でのセーブはできない)
それから、隠密やパズルは何も無い、それらしきモノはあるが無いに等しい。
物語の結末は24種。View Storiesで自分の見た物語の結末を確認できる。また、各結末を選択すると、どういった選択肢でその結果に辿り着いたのかを確認できるため、別の結末を探る時の参考になる。但し、ステージや選択肢はそれほど多くなく、物語も交錯している為、例えば選ぶ順番を変える様な結末の探り方となるので、よほどその世界にハマらないかぎりは全ての結末を見ようとは思わないだろう。一応、本当の結末に至る選択が出来るように、何度かプレイすると選択肢の挿絵上に鍵穴マークが表示され、画面下に出るナレーションテキストには4種の記号が右側に表示されるようになる。(見逃さないように)各物語の本当の結末に至る選択を総当りで確認しなくて良いのはありがたい。値段の割に複数の結末が用意され、ユーザーには嬉しい限りだが、それに至る作りは同じことの繰り返しなのでやはり値段相応。
戦闘は慣れるとただの作業。数種の敵が出揃い、こちらのスキルが揃えば同じパターンでの戦闘を繰り返すだけになる。狭い戦闘エリア(出入り口が塞がる作り)で、敵数を窮屈に感じるくらいに出すことが多いので、緊張感はあるが、それだけの難易度調整なので面白みは少ない。ボスキャラなどもいないので、中ボス、ボス、裏ボスありきな日本のゲームに慣れていると肩透かしを食らうかも。
俯瞰視点(斜め上からの見下ろし)のオートカメラであり、プレヤーは(X-BOXコントローラーでプレイした場合)LSによるキャラクターの向きと、Xボタンを連打することに集中する作りとなっている。Xボタンは攻撃、掴み、投げ、ガードと機能がまとめられており、慣れるとプレヤーはLSの方向を調整し、後は殆どXボタンを連打するだけの状態にまで昇華することになる。たまにYのフックスキルと、Aのダッシュスキルを使うことがある程度。因みに、このゲームはオートターゲットであり、攻撃やガードを仕掛けるときに、プレーヤーキャラクターの向いている方向の敵にある程度の距離をダッシュしてくれ、LSを倒す方向だけでターゲットを切り替えられるので、非常に戦いやすい。(いちいち1つのターゲットに張り付かない)連打するだけの戦闘はどうかと思うが、ターゲットの切り替え仕様はユーザビリティに優れている。
スキルは使えるものが豊富に揃っており、物語の結末を見るたびにレベル2,3と上位のスキルレベルがアンロックされる。武器は剣が四種で、剣に備わったスキルを見て好みで使えば良い。剣は鍛えることでレベル2までになる。ジェムは3つまで付けることができる。レベル3まであり、同じ種類のジェムを拾うと自動でレベル2,3となってくれる。普通にプレイしていると物語の結末を10種見ないうちに剣の強化やジェムの強化は終わっていると思う。(筆者は5、6種でコンプしている)ステータス画面はなく、スキルの確認はAlterでのみ、武器の固有スキルの説明とジェムの付け替えはWorkshopのみで行う。
ゲーム自体の物語を語る演出としては値段を考えると悪く無い。ユーザーは24種の結末のある物語をコントロールでき、ビジュアル面ではアクションパートはカラフルで美しいセルシェーディングの3D世界を見せてくれ、物語の語られる場面での本の挿絵はセピアカラーの版画調の可愛らしいイラストになっていて、その対比が良いアクセントになっている。そういった目に映る部分には動きも含め価格以上の価値を見いだせると思う。ただ、肝心のアクションパートでは何度も同じゲームプレイを繰り返すことになるので、結局は値段相応というところに落ち着くと思う。
日本語非対応だが、物語の決断場面ではプレヤーの置かれた状態と次の選択内容が、非常にわかりやすい英語で書かれているので、辞書片手にプレイする分には問題のないレベル。しかし、キャラクター同士の掛け合いは文章が流れてしまうので、英語力が無いと物語の詳細を理解できないので注意。(字幕表示はできる)
現時点では進行不能バグが出た場合、一度トップメニューに戻ってコンティニューでゲームを再開し、そのステージの頭からやり直して進行不能バグを回避できるかどうか確かめることになる。バグを回避できなかった場合は、もちろん今までのデータを破棄してニューゲームからのやり直しか、修正パッチが配信されるまで放置するかの2択を迫られることになる。(君ならどうする?)
文字数オーバーなので、コメント欄にバグなど掲載。