




















Touhou Artificial Dream in Arcadia
女神転生と世界樹の迷宮にインスピレーションを得た Artificial Dream in Arcadia は、宇佐見菫子が個人的に責任を負っていると思われる事件を解決するという、昔ながらのダンジョン クローラーです。
みんなのTouhou Artificial Dream in Arcadiaの評価・レビュー一覧

seava
2023年09月26日
東方project×女神転生Ⅰ・Ⅱあたりの二次創作ゲームです。
東方は原作プレイ済み、女神転生は真Ⅲと真Ⅴしかやったことがないですが、大変楽しめています。
レベル50くらい、[spoiler]飛行を覚えて輝針城(逆さ城?)[/spoiler]をクリアしたところでのレビューとなります。
東方キャラは旧作から獣王園までのキャラ、さらには連載中の書籍キャラまで網羅されています。ストーリーで行く順番で出てくるスリーパー(女神転生でいう悪魔のことです)のレベルが設定されているようで、原作1ボスでも後半に行く場所に出てくるスリーパーはレベルが高く、6ボス、EXボスでも最初に出てくるスリーパーはレベルが低いようになっています。
悪魔合体は、合体元のスリーパーを先に選び、合体候補を選ぶ方法と、合体先を選択してから合体元を選ぶ方法の2種類があり、やりやすくなっています。さらに、スキル継承で別のスリーパーに任意のスキルを覚えさせることが簡単にできるため、お気に入りのスリーパーを使いやすくなっています。「」のついているスキルはSP消費スキルで、スキル継承では動かせませんが、合体素材にすることで合体先に引き継ぐことができます。また、スリーパーを犠牲にすることで、他のスリーパーの経験値にすることも可能で、スリーパーを増やしすぎて困った時も便利です。
主人公の董子は戦闘メンバーから外せず、董子が倒されると敗北し、最後に立ち寄ったアノマリーに戻され、董子のレベルが1減ります。女神転生と違いゲームオーバーにはなりません。また、董子は自分で好きにパラメータを振り分けることができ、途中で振り直しもできるようになります。スキル継承もでき、装備品もあるので、いろいろな楽しみ方ができます。また、耐性を他のスリーパーから引き継ぐことができ、物理吸収董子とかもできます。
東方project及び女神転生シリーズが好きな方には大変お勧めできるゲームです。
大変楽しくプレイしているのですが、やはり気になる部分はあるので、以下に記載します。
[spoiler]・スキルが少ない
攻撃スキルは原作で言うところのマハ~ダイン系まで、回復はメディアラハンまで、カジャ・ンダは1段階変化、デク、カーン系もあり、物理スキルもある程度用意されていますが、ハマ・ムド系スキルはありません。また、ファイアブレスやペトラアイといった、種族特有のスキルのバリエーションに乏しく、パッシブスキルもなく、エストマ・リフトマなどのマップ上で効果を発揮するスキル、トラフーリなどもありません。なので、中盤~後半あたりのスリーパーの所持スキルが似たり寄ったりなものになってしまっています。せっかくたくさんのスリーパーを連れ歩けるのですが、戦闘スキルしかないため、差別化がしにくくなっています。
特定のスリーパーはSPスキルを所持しており、これがランダマイザやフォッグブレス相当の効果をもつものもありますが、かなり使いづらいです。
・SPの仕様
今作はSPというものがあり、これはスリーパー独自のものではなくパーティで1ゲージある感じのものです。弱点を突く、クリティカルを出す等で上昇していき、100が最大値です。
SPはハイジャック(原作でいうところの交渉)、スペシャル(1ターンに1度、ターンを消費せずに発動可能な特殊スキルのようなもの)の発動、SPスキルの使用などに使われます。大変便利なのですが、消費SPが最低でも25、強力なものは100すべて使用します。優先度が低いSPスキルに回す余裕がないため、ほぼ死にスキルとなってしまっています。(さとりのSPスキルは良く活躍しますが。)
・AGIが重要
真Ⅲ・真Ⅴはプレスターンバトルのため、AGIの低い悪魔でも問題なく使用できましたが、今作は通常のターン制バトルのため、AGIが高い順の行動になります。私が好きな東方キャラは皆AGIが低いため、1戦ごとにボロボロにされます。ドーピングアイテムもないようで、スリーパーのAGIを引きあげる手段がありません。また、カーン系の物理・魔法反射スキルはそのターンしか効果がないため、AGIが低いスリーパーに持たせても意味がありません。(車椅子の賢者とか)
ただこれは、いろんなスリーパーを使う前提の調整であれば仕方ない事だとも思っています。
他、ハイジャックでSTGをプレイすることになる点は、私は東方原作プレイヤーなのでそこまでではないですが、STGが苦手な方には致命傷になりそうです。[/spoiler]
完成度が非常に高いゲームなので、是非遊んでみてください。

Gebachi
2023年09月26日
[h1] SFC時代の真女神転生へのラブレター[/h1]
無事トロコンまで終えましたのでレビューを。
・まず結論から
本当に良いゲームだった。
かなり丁寧に作られており、東方側にも真女神転生側にも愛を感じる。
それでいて昔の「不便や理不尽」を取り除き、遊びやすくしている点は好感が持てる。東方要素に抵抗がなければメガテンユーザーなら買ってよし。
不意打ちでクリティカル連射されてあえなく昇天しいらっとすることはあったものの、それ込みであーメガテンやってるなーという感じでものすごく楽しかった。
~以下詳細~
真女神転生由来の用語がちらほら出てきます。ご了承ください。
・どんなゲームか
東方×真女神転生というありそうでなかなかなかった二次創作ゲー。悪魔合体でどんどん強くしていくいつものメガテン。ただ、仲間にするのが交渉ではなく、東方リスペクトの弾幕STGミニゲームで勝つ必要がある。
・良いところ
1.BGM
メガテンっぽいメロディライン、そして戦闘開始時のコマンド入れるまで静かなあの独特な空気をしっかりと再現している。それでいて東方楽曲のアレンジということがわかる。雰囲気の演出としても二次創作としてもバッチリ。
2.戦闘バランス
本家を踏襲した感じで、バフデバフの重要度が非常に高いいつもの感じ。無策で真っ向殴り合いは死ぬ。というか当たらん。
かといって理不尽ではなく、耐性やスキルで対策を組めばどうにでもなる程度なのでガッチガチに難しいほどでもない。
雑魚戦も4人で全体攻撃ぶっぱなせば1Tで処理するのも難しくない。……油断すると不意打ちからのクリティカル祭りであえなく昇天するのもいつもの感じ。
旧作と違って、仲間がレベル上がるのも地味にうれしい。これによりお気に入りのキャラをいつまでも使い続けることも可能である。
3.旧作から最新作までの東方キャラが大量にいる
160を超えるキャラクターを仲間にできる。全員分ご本人が出演するわけではないが、仲間として連れ歩けるだけでも嬉しい。
4.UIやシステムまわりが親切
パーティ内合体で先に何がつくれるのかわかったり、悪魔全書でお金を払えばいつでも呼びだせたり、悪魔全書込みでの合体検索も出来たり。未入手の個体も一目でわかる……等とシステム面は割と最新のモノに近い。
合体なしでそのままスキル継承も出来るので、比較的柔軟な合体が出来るのも良い。
5.スマホのバッテリー
召喚コストの概念を手軽に表現している。いわゆるマグネタイト。資源稼ぎというのは必要なく、セーブポイントにつけば自動でバッテリーがマックスなる。それでいてバッテリーを気にしながらの探索はなるほど昔の表現という意味ではしっかり雰囲気が出ている。スマホという今風なのもグッド。
6.妖魔本
難易度の上下から、仲間のレベルが上がらないかわりにバッテリー消費ゼロなど色々な遊び方を模索できる。
個人的にはパワーをオンにすることで、殺るか殺られるかの高速戦闘にできるのが非常に良かった。
・気になるところ
1.仲間にするためのSTG要素
東方再現という意味では120点なのだが、RPGをやりに来ているところに違うゲームを要求されるのが合わない人は合わないと思った。また何度もこのミニゲームをやらされるのが若干面倒になってもくる。
一応重いSPコストを支払えばSTGをカットして仲間にすることが出来るが重すぎて色々現実的じゃなかったりする。
弾幕の難易度自体は低いのでそこは安心してよし。
2.スペルカード(SPスキル)のバランス
最序盤から使えるさとりの固有スキル「スピリチュアルヒーリング」が裏ダンまで使っていける安定性能で頭一つ抜けている。道中のMP問題はほぼこれ一つで解決する。これのSP消費とハイジャックのSP消費で道中他のスキルを使う余裕はほぼなかった。これと比べると他のスキルがどうしても見劣りしてしまった。
・改善点
1.エンカウント率を操作する手段がない。
SFC時代のエンカウント率なので、酷いと2~3歩あるけば敵が出る。これだけならレトロゲーリスペクトだし別に……といったところだが、本家に存在するはずのエンカウント率減少魔法等がないため、道に迷ったり謎解きに右往左往していてもどうにできない。
エンカウント率を上げる手段もないので、稼ぎを行いたいと思うとこれまた不便。[strike] エストマはよ。 [/strike]
2.戦闘後の回復が面倒(改善済)
戦闘後一々回復するの面倒だなーと思ってましたが、アプデで1ボタンでの自動回復が実装されました。ありがとう。
補足
ダークゾーンでもミニマップ表示は出来る。PSコントローラー準拠L2(環境による)
というか常時マップ表示できるのでこれに気づいたかどうかで探索の快適度が全く違うハズ。
回復出来ないのはどうしようもないので敵に動かれるまえに処理しよう。

server
2023年09月25日
東方で真・女神転生だ!もうそれだけで買うしかない。
ゲーム内容も1000円とは思えない出来。
東方と真・女神転生に対するオマージュがうれしい。グラフィックは特によくできている。
日本語訳はちょっと怪しいところがあるが、プレイに支障はない程度。
仲魔にしたり金を稼ぐためにはSPを消費してシューティングをクリアする必要がある。
横シューなので難しいが、相手の体力に応じて弾幕が簡単になっていくので、体力を削ってからすると楽になる。
敵と会話ができないのは残念だが、このシステムが意外と面白い。
シューティングに使うSPは、敵を倒したりクリティカルを出すと溜まる。
SPの使い道はアップグレードで増えていくが、シューティングをしないと金が貯まらないので、ボス戦以外はこれに使うことになる。
仲魔はマグネタイトではなくスマホの電池を消費する。(寝ると全回復する)
序盤のメモ:
Lトリガーでマップを常時表示できる。
防御でSPが溜まるアップグレードは有能。使いにくいコマンド系のアップグレードも使いやすくなる。
地底をクリアして人間の里に行けば、小鈴のところでシューティングの難易度を最低で固定できるようになる。
自分より高レベルの妖怪は合体では作れないが、仲魔にすることはできる(!)ので、高レベル妖怪を仲間にして、使えるスキルを継承させると楽。(ただし高レベルだと電池を食う)
![ジェノラグナス[JP]](https://avatars.steamstatic.com/c741e4cd0da4d4035834e06d171cc777a64b6a7b_full.jpg)
ジェノラグナス[JP]
2023年09月25日
女神転生シリーズはやったことあるが序盤〜中盤でプレイ止めてる東方にわかファンですが楽しいです。
スキルも並べ替え出来るし、多分アイテムと世界観以外、魔法なんかは女神転生っぽくオリジナルになってます。
真女神転生ⅠⅡやらデビルサマナー、Ⅳなんかが好きな人にはオススメ(銃と剣のスタイル)
しかしロケットランチャー高いな買えるかな…

ねこくん
2023年09月25日
ダンジョンクロウルに口煩い男のレビュー
・ミニマップある?
ある。ただし上のスクリーンショットでも理解るように、嫁のドット絵とHP残量が表示されている場所を占有するので探索中は硬派過ぎる画面になる。
・古きダンジョンおじさんだけど東方の弾幕とか興味ねえよ……
ミニゲームだと思って我慢しろ。避けやすい奴もいる。
ポケモンみたいなもので弱点属性を一発でもあてて弱らせれば多少楽になる。
何を言ってるか理解できない人はデモ版をやる事。仲間を捕まえる為にシューティングゲームをする。
最悪、ゴールドを支払って仲間を増やす事ができる。
・東方ゲーってバランス悪いキャラゲーだよね
キャラゲーを豆腐と表現するならこれはアダマンチンかミスラルで作られている。
敵も味方も同様のスキルを使う為、ダメージ量や弱点特効には一切の容赦がない。
こちらは弱点の把握や集中攻撃、防御やレベル差などのPSを活かして勝つ事になる。
・どうせ人気的に古明地こいしが最強でレティとかしょぼいんでしょ
硬派すぎて逆に好きなキャラを使えるので偏執的な愛情を注いでも大丈夫
共有ゲージ消費式の必殺技やステータス傾向で若干の差は生まれるが、スキルの入れ替えで恐らくカバー可能。
搦手もりもりの星熊勇儀や回避タンクおりんとか好き放題できる。
・東方のお約束とか知らんが
ダンジョン、バトル要素はもうこれでもかと硬派なので知識0で大丈夫。スイッチや毒、暗闇にワープとそういうの。
パーマデス要素はなし。歩数で減るリソースが0になると強制ソロ、死でレベルダウン程度なのでモニターをパンチする事もないと思われる。

モリー
2023年09月24日
東方世界をメガテン風システムで冒険するRPGと言うのを凄く丁寧かつ親切に構築してくれているので
遊びやすく、とても楽しい。
東方ファンならマップの端で起きるちょっとしたNPCの会話にもクスリと出来るし
お約束を外さない感じがとても安心出来る(紅魔館の地下には当然・・・みたいな)
旧作含めて次々と東方キャラがエネミーとして出現し、ドンドンと仲魔にしていける。
6ボスEXボスだってそのマップに登場する種類に含まれていればあっけなく仲魔入りするので
新しいマップに着くたびにテンション爆上がりで常に楽しい。
また原作を知っているなら、そのマップのボスが誰かは簡単に検討がつくし、
ボスであろうキャラも速攻で仲魔になるので、弱点を事前に把握し、持っているスキルもおおよそ確認する事が出来る。
ボスは普通に進めただけだとやや強い事が多いが、↑の様に分析して対策しておけば苦戦せず倒せる。
全てではないが、ボスと遭遇した時には、戦闘せずに一旦戻る事が許されたり、ここから先はボスだぞと
教えてくれたりと何かと親切。ボス討伐後はワープで戻してくれたり、すぐに戻れるショートカットがあるなど
こうだったらいいな、と言う親切さに溢れていて快適。
ターミナルで仲魔の能力を移し替える事が簡単に出来るため、特に有用な能力を持っていないお気に入りキャラでも
どんどん自分の好きなようにカスタマイズして連れ歩く事が出来る(得手不得手はあるが)
戦闘バランスも秀逸で、雑魚戦はそのマップに到達する時点でほどよい手ごたえがあり、
また強い敵だとしても結局その敵も仲魔に出来るので強敵であってもそれもまた楽しみになってくる。
仲魔にするためのギミックが弾幕シューティングシステムになっているのも気が利いている。
ちなみに、序盤で敵を弱らせてから弾幕シューティングに入った方が成功しやすいと教えられるが
これは敵の体力が少なくなるのではなく、弾幕がヌルくなると言う意味なので誤解なきよう。
序盤のオススメは最序盤から仲魔に出来るSATORI(笑)固有の特殊技(スペルカードなのかな?)が
腐らず使っていける便利な技なので長く使えると思う(固有技は強化されないっぽいので限界はありそうだけど)
あと、バフデバフはかなり重要で、特に敵が回避率アップスキルを使う場合、
対抗スキル(バフ消し、命中バフ、回避デバフ)が無い場合、非常に辛い戦いになる
(こっちの行動がミスばっかりになる)ので回避率アップ対策はしておいた方が良いです。
まだ全クリしたわけではないけどやってる間ずっと楽しい。
東方ファンで昔ながらのRPGが嫌いじゃない人なら断然オススメ。安いし!
純粋なメガテニストの人にはざっくりとしたシステム以外はさほどメガテン感感じないかなと思うので
めちゃくちゃオススメとは言えないですね・・・(笑)
でもゲームバランスが良いので東方知らなくても純粋にメガテンライクRPGとしては普通に楽しめると思う。
体験版は、最初のダンジョンの最初から最後まで遊べるので、気になる人は
そっちからやっても良いかも。でもガッツリクリアまでやるともう一回製品版で遊ぶことになるので
触りぐらいに留めといた方が良いかも(笑)

Galvez
2023年09月24日
女神転生シリーズは未プレイです。
まだ序盤(地霊殿クリア)ながら中々やりごたえがあり、面白いです。
海外ゲーながら翻訳の制度も高く、各キャラクターの口調に違和感があまりないのが素晴らしいです。
(ただし完璧ではなく、一部誤字や誤訳もある)
キャラクターはシリーズの全キャラを実装しているようで、
古くは旧作から、リリース時最新作の東方獣王園のキャラクターまで登場します。(もちろん仲間に出来る)
BGMもレトロアレンジが良く、全体的に作り込みが素晴らしいです。
仲間にする際の弾幕シューティングも各キャラ固有で
「そういや原作でもこのキャラの弾の挙動苦手なんだよな…」といった事も発生します。
このシューティングの難易度は他レビューでも出ている通り中々頻度も多く難易度もやや難しめですが、
敵体力を減らせば弾幕の量はかなり軽減されます。
個人的にはHPを半分以上減らせば、余裕を持って倒せるようになりました。
(体感で、原作でいうと体力MAXがHard、半分減らせばEasyくらい?)
仲間にする際に必要なゲージも、弱点攻撃を意識して雑魚戦2~3回やれば貯まるので
丁度良い塩梅かと思います。
逆にいうとエリアに登場する敵によってある程度弱点を付けるような構成を心がけないと、厳しいかもしれません。
(この辺りは元ネタのメガテンシリーズもそうなんでしょうか?)
総じて、東方のファンゲームとしてかなり満足の行く出来ですので
ダンジョン探索に抵抗がなければ、ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。
※序盤攻略アドバイス
[spoiler] さとりは回復や心理属性など魔法枠として優秀なので序盤はパーティーに入れておくと安定します。[/spoiler]