






0°N 0°W
国境を越えたロードトリップは、神秘的な町にちょっと立ち寄った後、多次元の散策路に変わります。幻想的な世界を舞台にした、視覚聴覚刺激による一人称の超現実的な冒険。
みんなの0°N 0°Wの評価・レビュー一覧

yumodoshi
2021年04月15日
抽象画生成ジェネレータとしても最高レベルの出来なのでは。
特に素晴らしいのは絵的なものだけでなく、スタックやすり抜けなどのありがちなバグが一切なく、
”快適にクルージングできる”点だ。
ただそのせいかどうかはわからないが、バリエーションが少なく飽きやすいのが難点か。
どうやら続編?
https://store.steampowered.com/app/1480540/FICTION_F3F/
新作も開発中のようだ。
https://store.steampowered.com/app/1056680/Ode_to_a_Moon/?curator_clanid=33026434

yamakko_asari
2018年03月02日
扉を開き、エレクトリカルな世界を渡り歩く多次元電脳お散歩ゲーム。
操作はWASDで「歩く」、歩く+shift押しっぱなしで「走る」、スペースキーで「ジャンプ」。
この3つだけ。
オブジェクトに触れるとイベントが発生したり、アイテムを入手したり、
ストーリーが進展する、などは一切なく、
ただひたすら、そうひたすら、連続し変わり続ける世界を、
ある時は扉をくぐり、ある時は落ちるところまで落ち、ある時は果てまで歩き続ける。
まるで映像作品の中を無秩序にさまようような感覚を覚えます。
特に走っているときはムービーの早送り再生の中にいるような不思議な気持ちになります。
意味深なオブジェクトを見つけた時の心躍る瞬間や、
歩いて歩き続けて、新たな建造物を見つけた時の「あれはなんだ!?行ってみるか!」という
ワクワク感は、幼いころ近所の見知らぬ路地裏を見つけて入ってみた時の、
冒険心と童心を思い出させてくれます。
アンビエントな音楽と懐かしくも新しいグラフィックが相まって、
自然と鳥肌が立つ場面もしばしば。
テキストもほとんど無いので、英語力が無くても気軽に遊べると思います。
ただ、PVやスクリーンショットを見るとわかる通り非常にカラフルで、
世界と世界をまたぐ瞬間のホワイトアウトなど、着実に目疲れする恐れがあるので、
ゆっくり「どこでもない不思議な世界」を歩いたほうがいいと思います。酔いやすい方もご注意を。
PVでグラフィックが気に入ったのならぜひ一度通しで見て、実際プレイしたときに
「あっここPVで出てきたところだ!!」と喜んでみる、という方向性の楽しみ方もあります。
「M」キーで出てくるメニューの目アイコンをクリックすると、
法則やタイトルはわかりませんが世界一覧的なものもあったり、
ドアのアイコンを押すとランダムに別の世界へジャンプも出来るので、
「この世界どこに何があるかわからないよー、詰んだなー」という時も、
気軽に使用できる親切設計です。
最初のOPムービーやタイトルから考察するのも楽しいですね。
「見方をスライドすれば世界はいつだって真新しく見える」……
と言ったメッセージを勝手に受信しました。