









9 Years of Shadows
9 Years of Shadows は、人々を苦しめる呪いを終わらせ、すべての土地に色彩を取り戻す使命を帯びた高貴な生まれの若い女性、エウロパの物語を伝える癒しの音楽によって強化された、感情的に動かされるメトロイドヴァニアです。
みんなの9 Years of Shadowsの評価・レビュー一覧

nyantan1126
04月07日
全実績解除済
優秀作になりそこねた佳作。
4種のアーマーを切り替えて戦うシステムで、ボス戦にもそのシステムを使ったギミックを組み込んでいるのは高評価。
だがしかし、そこからの発展はなく、創造の範疇を超えてこなかった。
全体的な難易度としては中級。
圧倒的不満点としては、エレベーター乗るたびにムービー見せられるのが死ぬほどストレス。
マジでやめろ。
あと、ボスリトライした時に、もう一回会話見させられるのもやめてくれ。
※注意※
モンスター図鑑登録条件はテディベア魔法や全体魔法で倒した場合は、ボスも含めて登録されないので注意

negitoro
03月05日
水中のでかい蛇のようなボスを倒して少し進んだ時点で面白さを感じずリタイア。
古き良きドット絵の感じはとても好みだったが、所謂レベルの概念が無いため雑魚戦が意味無くとにかくダルい。無視できないくせにデカくて処理に時間がかかるだけの雑魚とかはストレスMAXでプレイ時間延長のためだけにいるように感じた。
あとこれは個人的な不満点で昨今の同ジャンルゲームでは当たり前の前方ダッシュ回避が無いのがストレスすぎて無理だった(進めればそのようなアビリティを得られるのかもしれないが)。その上ガードやパリィの概念も無いため基本後退&ジャンプ避けでプレイヤーの爽快感が皆無。
成長要素やガードやダッシュの仕組みがあればもう少し楽しめたかなあと思います。

rizure
02月25日
ジャンル:メトロイドヴァニア
メインボリューム:5時間ほど
難易度低めの探索ゲー。
体力回復を無限に行え、ボスはだいたい初見で倒せる程度の難易度です。独自のゲームギミックを多用するので面白さは一応あり。
セーブポイントも豊富かつ、ボス直前に必ずあるという親切設計。
探索パートは複雑ではなく、迷うことなくメインのクリア可能。
アビリティ獲得後、割と近くに次の目的地があるためストレスは感じにくいです。
フルコンプする場合に限り、アビリティ獲得後に最初のエリアに戻ったりなどの手間は必要。
面白かったけど、おすすめはしない。

暴言吐く奴は犯罪者
2024年05月13日
最後の最後、ラスボス倒してエンディング中に進まなくなりました。
致命的なバグですね
折角良ゲーに出会えたと思ったのに
あのラスボスにもう一度挑もうという気が起きない
もしクリアしたとしてもまたフリーズするかもしれない
折角面白かったのに後味わるい

umino_newton3
2024年04月15日
操作性B キャラB ストーリーC ボリュームB
ストーリー進行がどうにも行き成り感が強くマイナス
成長性やカスタマイズがほぼ無い
最初から最後までコンボ同じ
後半でもダメージが1~3程度しか変わらない
MAP探索がお世辞にもやり易いとは言い難くファストトラベルなどが長い&苦痛
防御もパリィも無い回避のみ
ここまでで戦闘で爽快感とか皆無で楽しく無いです
なんか取りこぼしを回収するのが物凄く苦痛
途中で投げましたのでお勧めしません
ヴァルキリーっぽい見た目主人公にクマのぬいぐるみ、、、。
合わないなぁ

Newbie0077
2024年03月05日
グラフィックは奇麗だが、ボス戦が単調だったりセーブポイント間のワープなどもなく探索が面倒だったり残念な点が多いです。

masdasan
2024年03月03日
アクションゲーなのにアクション部分が楽しくないのって致命的では?
上達して楽しいとか、このボスと再戦したいとかそういう楽しさがまるで感じられない虚無ゲー
⭕良いところ
きれいな2Dドット絵
🔺微妙
・ドット絵より当たり判定のほうがデカくて詐欺……
・敵の攻撃に自機は怯むけど、敵が怯むとかないので全敵スーパーアーマーって感じ
・こっちはガードできないのに敵はずっとガードしてるとかテストプレイしたやつは面白いと思ったんか?受け流しとか弾くとか実装してくれ
・敵mobの種類が少なくてほぼ数種類の色替え。こっちの鎧が色替えだから?そんな平等性はいらねぇぇぇぇ
・きれいだけど耳に残らないサウンド
Blasphemousの絵があったんだけど、リスペクトなの?リスペクトしてるならもっとBlasphemousに学んでほしかったね……

rudoneru
2024年01月16日
10点満点中6点くらいでギリギリお勧め。
きれいなドット絵、快適な操作性、メトロイドヴァニア特有の探索できる箇所が増える楽しみなど基本的にはよい点が多くみられる。
特にライフゲージと射撃用のエネルギーが共通になっているのはこのゲーム独自の要素といえるもので、射撃攻撃をするとライフが減ってリスクがある変わりにライフゲージの回復も容易になっている。
上記の要素とセーブポイントの多さも合わさって全体的な難易度も控えめで初心者にもお勧めしやすいゲームになっていると思う。
ただ特に気になった点が2つほどありました。
1.スイッチを押すために敵を足場にするギミックがあるが、一切説明がない。
ここまでの敵は接触するだけでダメージなのでいきなりこんなものが出てきてもわかるわけがない。
攻略動画を見ないと全然わからなかったです。
2.攻撃のぺちぺち感が強く、攻撃に爽快感がない。
素早く隙の少ない攻撃なのですが、ためもなく、ヒットストップもなく、敵がひるむわけでもないため気持ちよくない。
特にただ敵の前で攻撃ボタンを連打する状況が多々発生するため、この攻撃のぺちぺち感がすごく引っかかりました。

tmbsms
2024年01月03日
グラフィックとBGMは良いがそれ以外が粗い。
ファストトラベルなし、エレベーター内の主人公独白スキップ不可、ボス戦前演出スキップ不可で再挑戦の度に待たされ会話を読まされる、高速移動の入手タイミングがラスボス手前で探索ほぼ完了後、HPまわりのシステムがゲーム終盤に変更されるなど意図の読めない仕様が多い。
特に気になったのは戦闘バランスで、ラスボスだけが長丁場で異様に難しくどのプレイヤー層を想定しているのかが不明なちぐはぐ具合。
ソウルライク好き等のコアゲーマーにはラスボス戦以外がヌルく単調で早々に飽きる、ライトゲーマーは攻撃の止まないラスボス戦でどん詰まりになる可能性が高い。
色々と惜しかったので次作のメトロイドヴァニアに期待。

parasait
2023年12月30日
■良い点
・グラフィックが色彩豊かで綺麗
・BGMが良いです。特にNPCが集まる休憩ポイント
■気になる点
・雑魚敵が硬く戦闘する意味も特にない。攻撃力を1段階強化できるが、強化しても序盤のマップを楽に探索できるわけではない。
・ワープなどが出来ず、アイテムの取りこぼしを探しに行くのが面倒。特にエレベーター移動の際に主人公の内心の吐露のようなものが毎回挟まり、探索のテンポを著しく残っているように感じる。
・戦闘が大味。弾を撃ちながら跳ね回る敵を避けながらちまちま攻撃を入れるボス戦が多いため、戦闘にメリハリがなくあまり楽しくない。
メトロイドヴァニアというジャンルとして気になる点が多いため、おすすめしないという評価。
2Dアクションゲームとしては悪くない出来だとは思います。

じゅんま
2023年12月30日
2Dマップを探索して、新能力を手に入れて探索範囲を広げていくというシンプルなメトロイドヴァニア系のゲームです。
攻撃手段は近接がメイン。遠隔武器もありますが使用にはHPゲージを要するので主に謎解きや雑魚用。
HPゲージはチャージやQTEで回復できます。
ボス戦では油断していると回復できずにやられることもありますが、全体的に難易度は優しい方かと。
良かった点
・操作がシンプルでレスポンスも問題なし
・わかりやすいシステム
・適切な難易度
・日本語訳対応で、翻訳も問題なし
・バグに遭遇しなかった
悪かった点
・雑魚敵のパターンが少ない(色変え、属性変えが多い)
・HPゲージが回復しやすいので、ボス戦でごり押しになりやすい
・マップに未回収アイテムの有無やコンプ率が表示されない
・終盤以降、とある事情で今までできたアクションができなくなるため、今まで訪れた一部マップの探索が物理的にできなくなる
・やり込み要素が少ない(アイテム探索くらい)
総評
プレイ時間は8時間ほど。
バグなどもなく安定して遊べる、王道なメトロイドヴァニア。
難易度も易しいので、ストレスなく遊べました。
ただやり込み要素が少ないので、長時間プレイできるようなゲームではないです。
「安くて楽しいゲームがやりたい」「暇つぶしに何かインディーズのアクションゲームがやりたい」「気楽に2Dアクションを楽しみたい」という方にはおススメです。

ALEX
2023年12月25日
悪魔城ライクなゲーム。
操作感が良い感じで、ボスも歯ごたえがあり数も多い。
なので基本的にはおすすめしたい。
が、問題点も少なくないため、手放しには褒めにくい。
■ストーリーが微妙
海外ゲーによくある、わかったようなわからないようなストーリー。
翻訳の質自体は高く、キャラの雰囲気とかは悪くない。
■フォームチェンジの意味が薄い
4種類の属性フォームを切り替えて攻略していくのだが、
基本的に、マップのギミック(熱・毒・水など)に対する耐性という以外にあまり使い分ける意味がない。
せっかくなら、攻撃のモーションが違うとか、防御力が高いフォームがあるとか、そういう違いが欲しかった。
■金の使い道がなさすぎる
自キャラの強化に必要なのだが、死ぬほどあまる。
なので隠し宝箱からお金がでてきたりしても何も嬉しくない。
■敵キャラのバリエーションが少ない
新しいエリアに進んでも色違い版しか出てこないので、後半になるにつれて単調になっていく。

tajimasi
2023年12月16日
非常に楽しんでクリアできた。
爽快でスピーディーな戦いで楽しめたけど探索がセーブポイント間でワープ機能が欲しいと思った。後から探索漏れの場所に気付いて向かうのがめんどかった。
攻撃手段がしゃがみ攻撃混ぜた連射しかつかわなっかった。チャージや強攻撃のメリットがほぼなくて使う場面がない。最後も水フォーム連射で終わった。
中ボス戦に弱点属性がない為射程の長い水ばかり使ってた。ボス戦はギミック的に弱点気にするよりもギミック対応のフォームにするから気にならないけど。
光のかけら7個目がノーヒントすぎて探せなかった。絵画の世界へ再入場したいけど場所が表示されないので忘れて行けない。
エレベーターの時のフォームが1種類しかないので終盤にエレベーター乗った時に違和感がある。
など突っ込みどころはあるけどプレイして損のないゲームだった。

RegoGames
2023年11月06日
エンディングまでプレイ。
ラスボス以外一度も負けずに進み、全体的に難易度が低いと思いきやラスボスだけやたら強い嫌いなタイプのゲーム。
それなら最初から最後までもう少し敵は強くてもよくないですか?
あとは移動も遅いし、マップ移動で敵はすぐ復活するし、やたら固いし。
エレベーターは毎回謎に時間がかかるし、しかも便利なわけではなく強制的に乗らなければいけない場面ばっかりだし。
細かいところに驚くほど文句が出てしまう作品でした。

cbgx1
2023年07月02日
はじめに、過去レビューを見てバグが気になって購入を迷っている方へ。
安心してください、過去バージョンにあった深刻なバグはなくなっていますよ。(多分。。。少なくとも私はクリア(全実績獲得)するまでに一度も発生しませんでした。)
メトロイドヴァニア系のプレイ動画を出している方の動画を見て本作を知りました。見るだけで実際に購入してプレイというのはあまりないのですが、本作はどうしてもプレイしたくなり購入しました。(山根ミチル氏の楽曲が好きなのもあり。)個人的には、メトロイドヴァニア系が好きな方にはお勧めのタイトルだと思います。
良かった点
・ストレスが少ない操作性
直感敵に思ったようにキャラを動かせるのはいいですね。特に移動攻撃や緊急回避によるキャンセル、また、ショット攻撃はある程度方向指示するだけで敵に当てられるなど。プレイしていて苦にならないつくりになっているなと思います。
・ほどよい難易度
一部のボスなどは数回やり直すこともありましたが、それぐらいが難易度としては丁度良いかなと。フィールドのギミックもちょっと考えればわかる程度のもので、レベルデザインは悪くないのかなと。
・日本語対応
不自然な翻訳などなく、物語にしっかりと合った丁寧な翻訳に感じました。
・キャラクター
登場キャラが結構可愛いかったり、格好よかったりで、海外製ゲームをあまりやってない人でも受け入れやすいとおもいます。
・グラフィックが綺麗
総じて綺麗なビジュアルだなと思います。キャラのバストアップ絵も多めなのも良いです。クエストボスとかにもちゃんとバストアップ絵が用意されているので、中々丁寧に作られてるなぁと。
・音楽!
BGMに力を入れていることが明記されているように、本作のBGMは非常に良いです。聞けばわかる!
悪かった点
・マップ表示が偶にバグる(現在地表示がおかしい)
以前のバージョンと比べると、深刻なバグはなくなっているので、そこはよかったとは思いますが、私の環境ではマップ表示がバグってしまうときが偶にありました。ちなみに、私が遭遇したバグはこのマップ表示ぐらい(バグと認識してない可能性もありますが)で、少なくとも進行不能ややり直ししないといけないバグには一度も遭遇しませんでした。
・ストーリーに関して
私が理解できていないだけかもしれませんが、ストーリーで一部つながりがよくわからないところがあったのが、気になりました。個人的には雰囲気が非常に好みだったので、しっかりと理解したかったなと。
・ボリューム
この値段とクオリティを考えれば、これでも十二分なのですが、欲を言えばもっとボリュームがあると嬉しかったですね。
総じて非常に良い作品だと思います。是非メトロイドヴァニア好き、そうでない方にもプレイしていただきたい作品です。

tuneze4
2023年05月30日
くまさんいるから安心。体力を削って敵さん倒す。HPが0になってもくまさんが回復してくれるよ。回復が失敗しても間があるなら何度も回復可能。でもボス戦や中ボス戦でHPが0になるとそのまま食らうと赤の球が消滅。
そこが、ハラハラ・ドキドキして楽しいです。
驚いたこと一つ。こんなにマップ少し歩いただけで、中ボスやボス戦ばっかなのは、初めての体験だった。
音楽 癒されるね~ でも 鍛冶屋で曲変える?疑問
以下のネタばれ
最後になると、、回復があだになるからね。くまさんに頼ってると~
下攻撃けりだけじゃなく、他にあれば良かったな~

Re:09
2023年05月21日
作り込みは良く、ドットのクオリティも高く全体的に綺麗なんですが…その分非常にもったいない感じです。
とりあえずオートセーブと会話やムービーのスキップ機能は欲しいですね。
(たまになぜか落ちるときがあるんですが、ボス戦後だと結構萎えます)
また、武器や装備などの拡張性はステージを進むための要素がメインのため、戦闘スタイルが変わったり武器が変わったり、技が増えたり等はほぼないです。基本的に戦闘は最初の武器で殴る以外選択肢がなく、非常に単調になります。メトロイドでいうとミサイルやビームはなく、スーツチェンジくらいしかほぼない感じですね。
特に一部のボスはなかなか手強いのに殴るしかなく、負けてもムービー等もスキップできないので結構苦痛です。
最初にも書きましたドットや世界観の作り込み等のクオリティが非常に高い分とても残念です。
鎧チェンジのシステムは良いと思うのでこれに技とかがあればもっとよかった気がします。
とりあえず個人的には画は好きなだし駄作ではないのですが…上記のような点であまりおすすめはできません。
次回作で色々拡張性など上がっていればぜひプレイしたいです。

NEXT
2023年05月05日
10時間くらいでクリアできるメトロイドヴァニア
難易度は易しくボスもそこまで強くないのでお手軽
LVと言う概念もなく強化が一段階あるだけで
武器も属性違いの4種類+αなので資金稼ぎとかもほぼ無い
序盤の敵の強さも後半の敵の強さもそこまで変化無し
回復もピンチになったらほぼ無制限にできるので
一旦戻るとかは別に無くストレスフリー
話もコンパクトにまとまっているので気軽にできる
・良かった点
複雑ではないシステム
メトロイドヴァニアの基本は抑えてる
ビジュアル面が綺麗
・悪い点
面白いのに意外とクリアまで早い
毒の部屋でいきなり死ぬ
もうちょっと色々な鎧がみたかった
面白かったけどちょっとゲームのボリュームは少な目
そこは気軽で良い点でもあるが悪くもある
もうちょっとクリア後楽しめる要素とか欲しかった

Kaito_no9
2023年05月04日
日本語対応ありがとうございます、本当に待っていました。
美しいビジュアルと世界観、手触りの良い操作性。
適度な難易度で、増え続けるソウルライクみたいなメトロヴァニアに飽いてきた、もしくはついていけない人に一服の清涼感。
キャラクターにバタ臭さもなく受け入れやすいです。
文句なくオススメ。

belfaste
2023年04月27日
ゲームにおけるあらゆるジャンルがそうであるように、メトロイドヴァニアも形式に束縛される。
その形式とやらの指すところは、ゲーム内のシステムであったりメカニクスであったりギミックであったり操作体系であったり雰囲気であったり舞台であったりビジュアルであったりする。
そうした形式に忠実であればあるほどジャンルのファンは喜ぶけれど、その分、新鮮な驚きは減る。新作に求められるのは見知った安心感と未知の驚愕のちょうどいいバランスだ。
どの作品も究極的にはその天秤が釣り合うところを目指す。
9 Years of Shadows がメトロイドヴァニアとして提示するお約束は「2Dサイドスクロールアクション」「あまり活動的ではない、配置の決まったザコ敵」「舞台がダークな雰囲気のお城」「進行につれて増えていくアクションとそれに伴って増えていく捜索範囲」「美しいピクセルアート」などだ。
では、9 Years of Shadows の新しさは?
「クマのぬいぐるみを抱きしめてHP回復」だ。
呪いによって色彩と生命が奪われつつある世界。呪いによって家族を失い、天涯孤独の身となった隻眼の女戦士エウロパ(Europa)は厳しい修行を積んだのち、呪いの根源である機械要塞タロスへと乗りこむ。しかし、そこで強力なデーモンに襲われ、絶体絶命に陥る。
そこにふわふわと浮いてやってきたクマのぬいぐるみ、もといなんらかの幽体であるとおぼしき、アピノ(Apino)に命を救われ、ともにタロスを探索することに。
果たして呪いは解けるのか。そして、アピノに隠された秘密とは。
といった感じで、結構力の入った濃厚な物語が展開されるらしい。2023年4月現在日本語版がない状況でテキストを流し読みしただけだからそこらへんは評価を下しづらい。
とはいえ、ストーリーは別にしても美しいドット絵のグラフィットと緻密なアニメーションは目に愉しい。
特に日本人としては80-90年代のアニメからの影響……もとい、『美少女戦士セーラームーン』と『聖闘士星矢』へのモロなオマージュは見逃せない。
特に『星矢』は原典の味の濃さが本作のバタ臭いビジュアルによくマッチしていて、現代でも嫌みのない味わいに昇華されている。
開発者はメキシコの人だそうで、steam のコミュニティでの発言によれば「メキシコでは90年代の二本アニメが大人気で、私たちも大きな影響を受けた」とリスペクトを公言。
我々としては近々公開される実写版『聖闘士星矢』の出来を願ってやまないところではあるけれど、それはともかく、ピクセルアートととは別にオープニングなんかでもアニメアニメした画を動かしていて、愛と本気度が窺える。
そういうわけで、魔法少女のもののマスコットよろしく常時浮遊するクマのぬいぐるみをお供にヴァニアをメトロイドしていくわけだけれど、探索においてこのクマが非常に便利なんですね。
障害物があればビームを飛ばして破壊できるし、HPがつきたときには回復もしてくれる。
特に回復機能は重要。
本作はHP回復をクマのぬいぐるみ(Apino)を抱きしめることで行う。このアニメーションがなかなかフェチい。
感触としては『Hollow Knight』のタメ回復を思い出してもらえればだいたい合っている。
ムシと違ってHPがゼロにならないと回復できないけれど、HPバーとは別にポイント制の体力ケージもあって(一部のSRPGやスクエニの『Saga』シリーズが採用しているHP/LP制みたいな感じ)、それなりにゆとりを持てる。
タメ回復ができる、というと、「でも、どうせボスとかエグい速度で攻撃してきて回復させてくんないんでしょ?」と疑う人もいるかとおもうけれど、本作では意外とボスクラスでも回復完了するまで待ってくれたりする。
さらに回復手段はもうひとつあって、HPバーが尽きた瞬間に始まるQTEに成功すればバーが全快する。
親切なゲームである。
こういう回復手段の豊富さ、便利さが本作の全体的な難易度を大幅に下げており、海外のレビューを見ても賛否両論ある点ではある。個人的にはこれがあるおかげでクリアできたようなものなので、肯定したいところ。
探索は、基本的に、他のメトロイドヴァニア作品と比べて特別な違うはない。
跳んだり跳ねたり斬ったり撃ったりしつつ、道中手に入れる『聖闘士星矢』っぽい鎧に応じたアクションでギミックを切り抜けていく。
マッピングでマーカーを置けなかったり事実上ファストトラベルが存在しなかったりする不便はあるものの、プレイ上はそこまでの障害とは感じなかった。
探索して楽しいかといわれば微妙なところで、新規アクションが解放されてもそれほど探索範囲が広がるわけでもなければ、「こことここがつながっていたのか!」というデザインの感動みたいなものには乏しい。
その上、たまになんの変哲もないところで「ジャンプでギリギリ届きそうだけど一回やってみたらギリギリ届かず、数回トライしてようやくなんとか届いた」という足場に何カ所か遭遇して、こういうところにアクション部分の詰めの甘さを感じた。
本作にはなにかとこうした詰めの甘さが目につく。たとえば最終ボスの部屋に行く際、扉を開くためにとある鎧を着た状態である必要があるのだが、その扉の前に強制的にそれとは違う鎧に変えられるギミックが置いてある。最終ボスはもちろんそれまでのボスとは難易度が段違いなので何度もリトライするのだけれど、そのたびに鎧の切り替えを強いられる。たいした手間ではないのだけれど、たいした手間ではないぶん余計に「ちゃんと考えてデザインしたのか?」というストレスがつきまとう。
ぱっと見のビジュアルが洗練されて美麗であるぶん、細部につまづきがあるとがっかりしたときの反動も大きい。
最大のがっかりポイントはバグだろう。主にはクラッシュバグ。
エレベーターに乗るたびに「どうか落ちませんように」と願うはめになるのはどうかとおもった。
海外ではこの部分で点数を下げているレビューも多い。
本作は現代メトロイドヴァニアのご多分に漏れず、オートセーブ式ではないのではうっかりすると苦労してボスを倒した直後に進行が吹っ飛ぶ、という自体にもなりかねない。というか、なった。
まあもっともこのへんは発売当初からの不断のアップデートによってかなり改善されたようだ。
すくなくともここ半月のヴァージョンでは理不尽にクラッシュすることはなかった。
「プレイ可能」表示になっている Steam Deck でのプレイはまだオススメしないが。
本作はいってしまえば、正統派メトロイドヴァニアだ。この手のものとしては敷居は低めで、プレイを通じてビジュアル面で飽きることはまずない。
細部の至らなさのせいにより、神作がしのぎをけずるこのジャンルでは「そこそこ」の域をでないかもしれない。だが、遊んで楽しいことはたしかだし、ボスも倒したときに達成感を得られる程度には歯ごたえがある。あるいは物語を読み込めればその楽しさも増すかもしれない。
なにより、クマのぬいぐるみを抱きしめて回復するゲームなのだ。
「回復」するって、そういうことじゃないか?
そういうわけで、「オススメ」に一票を入れたい。

misaolive
2023年04月02日
聖闘士星矢デザインのアーマーを切り替えて属性を考えながらギミックや敵を倒していく、と耳障りのよいメトロイドヴァニア。
実のところ、属性が必要なのはマップのギミックだけで雑魚やボスはゴリ押せたりする。
また、基本どこでも自己回復できるため難易度は易しいと思いますので、10時間程度の暇つぶしと捉えれば十分選択肢には入るかと思われます。
おすすめしないとした手前、気になった点を挙げさせていただきます。
ダメージ数の表示ができ、最初は3や4のダメージでここから強くなるんだなぁと思えば、最終で10程度。
そして武器エフェクトは違えど、攻撃のリーチやモーションはアーマー依存せず共通。
以上から、戦闘はかなり単調です。
マップにもマーカーがおけず、また達成率などもなし。移動もしにくく探索意欲はやや減少。
通貨も稼ぎをしないといけないような場面もなく、むしろなくても勝手に貯まる分でなんとかなり、ストレスがないといえばそうですが、だったら通貨なんていらないかな。
またバグが多々有り、特定マップで自キャラ位置のマーカーがずれてたり、ゲージが2重表示されたりします。
許せないのは、エレベーターなどでのマップ移動時のクラッシュの多さ。セーブ無しで移動はおすすめしません。
パッチがちょくちょく当たるようなのでこれらが改善されるとおすすめできるかもしれません。
![gejyo[JP]](https://avatars.steamstatic.com/1047ad90aeb22e2ba97fbacfe546137e5221f8f9_full.jpg)
gejyo[JP]
2023年03月27日
マウスとキーボードで操作可能、
WASD、Q、EとF、R、Shift,Spaceぐらいしか使わないので、
マウスキーボードでできなくはないけどゲーム的にコントローラーがオススメ。
悪魔城ドラキュラリスペクトを大いに感じる内容もそんな感じ
やたら色気を感じる立ち絵のお姉さんを前に進むより早いバックダッシュを連打しながら後ろ向きに進んでいき、
ギミックゲーではなく目の前に立ちふさがる敵をなぎ倒していく(後半はギミックしそうだけど)。
ゲームオーバーもちゃんとリスペクトしていてその部屋からスタートとかではなく容赦なくセーブしたセーブ部屋まで巻き戻ります。
敵を攻撃するとシールドゲージがたまっていきダメージを食らうと減るが遠距離攻撃を使用しても減る。
シールドがなくなった状態で2回攻撃を食らうとゲームオーバーというシステムになっているので、
はじめての敵はとりあえず回避優先、攻撃を食らっても近接攻撃でゲージを溜めてパターンを覚えたら遠距離を連打して猛攻撃など初見殺しな敵でもなかなか白熱模様を味わえる。
特徴として色が重要なポジションでUIにも使用されており、キャラの立ち絵の縁取りが極彩式なゲームはなかなかない。
システム画面がやたら洗礼されたデザインにしていているが虹色でサイバーパンクゲームのコンフィグって言われても信じる
「アーマーモードを変えた時の自キャラの縁取りの色」と「敵の縁取りの色」がそろってれば敵に大ダメージなど特徴的な要素があったりするんだけど、逆に全体的に極彩色が苦手な人と、色弱気味な人はもしかしたらツラいかもしれない、LGBT要素は一切ない。
言語欄にあるように日本語はない、悪魔城みたいに会話が重きのゲームではないのでこのアイテム集めてきたら強化するぜぐらいしか言ってないので特に問題ないとは思います、文字表示中は大体止まってるのでスマホで翻訳アプリ片手に訳しても平気だと思うんだけど、Futuraみたいな細字で小さく横に長い文章なので全文収めると読めね~とかなりがち
欠点というかすごく気になる点でヴィジュアルにもムービーにもいるナビキャラのクマの人形っぽい奴が回りをウロウロしながら会話にも混じるのだがどうもコイツだけ世界観をぶち壊している外見な気がするんだよな……
DeadCellsのようなスピーディーゲームではないし、シビアなジャスト回避、ジャストパリィもない、
出てきた敵がいかにもな攻撃パターンが分かる感じだがなかなか楽しい