



フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DX
新たなコンテンツと多彩なDLCを収録した、新価格のアトリエ「不思議」シリーズの決定版! 『フィリスのアトリエ』はその第2弾です。フィリスが錬金術と出会い、街を出ることができた後、彼女は際限のない魔法の旅に連れて行かれます。
みんなのフィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ DXの評価・レビュー一覧

ガッフェ太郎
2023年05月27日
推薦状が3枚未満の状態でライゼンブルグまで行くとフラグが消滅して進行不可になります。
念のため雪山と荒野でも追加で推薦状をもらって「合計5枚の推薦状を持った状態」でも進行できませんでした。
必ず3枚持った状態で「蟻の巣山道」を通過しましょう。

ai
2023年05月06日
最後の街にたどり着いたけど、クエストフラグが立たないせいで詰みました。クエストヒントも曖昧な表現しかされず、地図上の場所に移動しても何もありませんでした。

あつk@ガチャピンロゼ
2023年04月14日
アトリエシリーズをやりたいと思い不思議シリーズを購入しました。
年数が経っているのでバグは大丈夫だろうと購入をしましたが、最初からグラフィックが変でした。ソフィーの服が変な風になっていて、毎回ソフィーが出るたびにその状態です。気にならない人は気にならないと思います。
バグはアトリエの中で起きたのでアトリエの中で行動する際は注意してください。視点が変わらないでジャンプが出来る状態でした。何とかセーブは出来たのですが移動は出来ていたみたいです。なのでプレイする際は気を付けてください。このゲームおすすめはしていますが内容も自分的には良かったので、バグに負けずにプレイしてみるのもいいと思います。

darutodark
2023年04月05日
このゲームはやり込むとマジで試験前まではクソゲーと化す。最高難易度でやりたいって思うじゃん。でも、満足の行く装備にするには日数がかかって、すぐに終わっちゃう。因みに、日数が間に合わなかったらレベルは継承されません。つまり、レベル上げは無駄ってこと。熟練度を高めるということにモチベを割かないと心が壊れます。

441Hz
2023年03月11日
ただただ苦行でした。
お金が勿体ないからという理由のみでなんとか走り抜けました。
もう本当に苦行です。
・気が遠くなるほど無駄に広大且つ何も置かれていないスカスカのマップの中を
何故か「徒歩のみ」で移動させられる
・キャラクターやゲームシステムに成長・拡張が全然無い
・ATB式の戦闘なのにそもそもコマンドが選べない(「逃げる」コマンドを勝手に選択される)
・その他のシーンでもコマンドを勝手に選択されてしまう箇所が多々有る
というか基本的にコマンド系の挙動は全て正しく動作しない
・シンボルエンカウントのはずなのにフィールドを歩いていると突然謎の強制バトルに持ち込まれる(頻発)
・保管出来るアイテム数(素材数)が極端に少ないので、クエストをクリアするまでに途方も無い時間が掛かる
・カメラの距離感が調整出来ない上にマップ上に採取ポイントが表示されていない
=目を凝らしながら延々と同じフィールド内をぐるぐると歩き回らないといけない
・ストーリーがソフィー&プラフタありきの物になってしまっている
セールだからと思い手を出しましたが、正直プレイする価値は無に等しいです。
ソフィーのアトリエがあの出来栄えだったのに、一体何が起きたのか……。

*. Cocoa .*
2023年02月15日
トロコンしたのでレビューです。
錬金術師公認試験を受けるまでは時間制限がありますが推薦状を3枚あつめてライゼンベルグに向かうように心がけていれば200日以上時間が余ります。そしてクリアすると日数制限が全くなくなります。
LPはクリア後はなしにしてほしかったです…。時間制限があるからこそLPは意味があるので時間制限なくなってからは邪魔でしかないです。素材集めにむかったときにLPなくなったからアトリエで寝るというプレイ時間水増しみたいな行為を延々としなくてはいけません。
コンテナは過去作含め一番多くできるんじゃないかな?そこはすごくよかったです。
(自分は3500まで増えました。)
毎回コンテナいっぱいになって捨てたり売ったりする作業がせっかく集めたのにもったいなくて嫌なので。

Maroyuki26
2023年01月22日
ソフィー1,2をクリアし、同シリーズだったのでフィリスもプレイし、クリアしました。
プレイ前ここのレビューを見てあまり評判が良くなかったので不安でしたが、一言で言えば面白かったです。
良かった点、悪かった点を下記に述べます。(他の方との内容被り、ネタばれ要素含みます。)
良かった点
①フィリスがかわいい
まず、主人公のフィリスがとても可愛かったです。
見た目が可愛く、様々な衣装があるので見てて楽しいです。(他キャラは着せ替え出来ず、少し残念・・)
また、とても明るく前向きな性格で、声優もキャラに合っていると感じました。
一部テンション高いなぁ…と思う個所もありましたが、それを加味してもとても良かったです。
②目的意識を持ってサクサク進められる
プレイ前にレビューを見て、期限内に目標を達成するゲーム性なのは知っていたので常に目的を最優先でプレイしました。
ソフィではゆっくりじっくりプレイするスタイルだったので最初はストレスに感じたのですが、途中からはメリハリつけてプレイ出来てこういうシステムも結構良いなと思いました。
期限自体もそこまできつくはないのかなと思います。初めて入ったエリアでは結構みっちり採取、敵との戦闘は初めて見た敵はとりあえず戦うみたいなプレイスタイルです。最終的には70日余りました。
なので、ソフィーはソフィー、フィリスはフィリスと違うものだと考えれば良さとしても見れると思います。
(結果クリアまでのプレイ時間はソフィ1が約45時間、フィリスは約25時間でクリアしました。)
③調合が奥深い
ソフィが楽しかったと感じた1つの要素として調合がありました。
フィリスの調合はソフィとは割と別システムで、特定マスを埋めることで調合ボーナスというものが付きます。
このシステムだけを見て最初は、「結局材料値がでかければ良いものが出来るだけ?」と思いましたが、どのタイミングでレベルアップするか、どういう順番で入れるかなどで結構結果に差が出ることが分かってからは楽しめました。
④時間がたつのが早い、天候がすぐ変わる
これは良かった点というよりは、そこまで悪くなかった点ですが、本作は走っているとぐんぐん時間が進みます。(少し右往左往するだけで6時間くらい消化するのが容易いレベル)
時間が夜(たぶん20時~6時くらい?)だと町にある建物に入れなくなり、店が利用できなかったり、イベントが進めなくなります。
私もこの要素をゲームを始める前にレビューで見て「まじかぁ・・」って思ってましたが、上述したようにそこらへんランニングすればすぐ朝になるので、そこまで大きなストレスになりませんでした。
また、アトリエに出入りするだけで天候が変わるので、クエストのために雨になってほしいみたいな願望は割と簡単に満たせました。
悪かった点
①移動が面倒くさい
フィリスではエリアという単位で場所が区切られていて、エリアないのチェックポイントを通ることで、チェックポイントに対してワープが出来るようになります。
それなりにたくさんのチェックポイントがあるエリアは良いですが、チェックポイントが少ないエリアの移動は正直面倒くさいです。
また、マップを開くことでワールドマップを見る事ができ、エリア同士の立ち位置関係が分かるのですが、自分が今いるエリアから別のエリアへは飛べないので、余り役にたちませんでした。。
最終的にはエリア間も飛べるようになりますが、余りにも終盤過ぎて実質やり込み要素でした。
②パーティーが好きに組みにくい
ソフィでは仲間になったキャラから好きなキャラを隊列に加えるシステムでした。
フィリスでは仲間にするのに酒場で話す必要がある、一度に仲間に出来る数に限りがあるシステムでした。
(解雇してもまたパーティーに入れなおせました。)
なので、このキャラパーティーから外したくないな~っていうのがぼちぼちありました。
③コンテナが小さい
初期のコンテナにはアイテムが1,000個入ります。
拡張出来るようになるのですが、拡張できるまでに1000個以上アイテムを集めてしまい、たくさんアイテムを捨てる羽目になりました。
プレイスタイルによるものですが、個人的にコンテナが小さかったです。
④ストーリーがちょっと薄い
本作をプレイした理由の1つとして、不思議シリーズとして話に繋がりがあると思ったのがあります。
勿論話は繋がっていますし、ソフィに出てきたキャラが出てきましたが、正直フィリスの話を知らずにリディ&スールをプレイしても別に大した支障はないのでは?と思いました。
当たり前かもしれませんが、フィリスではフィリスの成長がメインのストーリーであり、フィリスに焦点を合わせて公認錬金術師を目指すストーリーが描かれています。ただ、フィリスに関するバックボーンみたいなものがほぼなく、ひたすら公認錬金術師を目指すのでちょっと薄いストーリーだなと感じました。
個人的に気になっていた、ソフィに関するストーリーだとか、世界観全体に関する進行はほぼありませんでした。

めるとべあ
2023年01月02日
まずこれだけは知っておいてほしい。
[h1] 公認錬金術師=優秀 ではない [/h1]
アトリエ作品において錬金術、錬金術師というモノの定義はシリーズによって多少違いがあるが今作はそれが迷走している印象。
特に船造りの際に関わる公認錬金術師に至っては自身では満足な成果を出せていないにもかかわらず、強靭な船造りという一つの回答を得てそれを成し遂げたフィリスに対し、推薦状を素直に渡さず(フィリスが試験を受けるために船を造っていたのに忘れていたと抜かす)さらに課題を出し真顔で説教して先輩面している辺りがある種の笑いを生み出していた。更にユニークなのはフィリスが無事試験に合格した後も(出会ってから約1年半経っている)未だに船を造ることになった要因を自身で解決出来ていないというのだから徹底した無能っぷりである。
とまあ、シナリオの迷走ぶりもさることながらUI、便利機能、合格までの課題等のゲームデザインも中々酷い。今からプレイする場合はあくまでもソフィー2の予習として割り切って期待せずサラッと流すことを強くオススメする。

yuripami
2022年10月20日
酷かったです。
モデル、モーション、声、シナリオ、システム、バグ、すべてが楽しめませんでした。
今作品は公認錬金術師を通常EDとして、以降は時間制限なしで各キャラEDを目指す形になります
殆どの重要な機能がこの通常ED後に開放されることになり、テンポが悪いです。
・しょっぱなから前作で酷評されたKOEI内製のゆっくり饅頭のようなモデル。
・長老のyoutuberが無理やり出してるような爺声。多分道中のサブキャラの方が良い声出してるんじゃないだろうか。
・初対面で少し話しただけで数年付いてきてくる仲間
(放置してもパーティだけアトリエ内にいて、他は宿や酒場でストーカーのように同じ町に来る)
・オープンワールドになったため、遠くの場所にはなかなか行けないが素材の場所は限られているので長時間かけて戻らなければいけない。
・マップが広すぎる上に分岐が多すぎる。洞窟は必要ない。
・ワープできるのは同じエリア間だけで、遠くまでワープできるようになるのは通常ED後にグラウンドEDを目指す最中。
・発想システムが前作と同じで、行動によってレシピをひらめくというもの。
しかし改悪されており、無駄に何度もとある品を調合させたりヒントが少なすぎたりで攻略を見なければまともにレシピをひらめくことができない。
・湖の町フルスハイムに入ると稀に強制終了します。同じタイミングで2度ありました。オートセーブではありません。
・錬金システムは改悪して複雑化した感じ。何度も同じものを錬金しないと回転できなかったり特性を引き継げなかったりする
・前作主人公がそのまますぎる。スキル、モーション、デザインが全く同じってどういう事だろう。
・前作のキャラを入れた後に前作主人公が仲間に入っても「おう久しぶり。元気か、じゃあな」くらいでイベントが終わる。。
・アイテムがどのオブジェクトからとれるか不明。例えば前作でも出た「金の絹糸」があるが、これは錬金アイテムで文字通り金属を糸状にしたものである。図鑑でもそう言ってるし、前作でも錬金していた。のだが何故か草を採集すると出てくる。
錬金は不可。何なのこれ
・錬金アイテムのコピーは不可。使用アイテムのみ可能です。ただし通常ED後に。
中でも酷いのが、発想、オープンワールド化、マップだと思う。
公認錬金術士とかいう大規模後付け設定のために必要なのだろうが、旅を長くしてボリュームを上げたいだけ。
中身はスッカスカ。とれるアイテムはあっちこっちうろつきまわらないといけないのに主人公は鈍足。
別のマップに行ったらいきなりレベルが跳ね上がってまともに戦闘すらできない。
そもそもアイテムの発想が出来てないので使用アイテムもしょぼい。
スピードを上げる装備は通常で取れますが、無駄に広く分岐も多い街中などでは使用できません。
あと余談ですが、フリッツさんの声変わりすぎてて草。
若いお兄さんみたいになってる......
当時無駄に流行ったオープンワールドとアトリエの悪いところを詰めたようなゲームでした。
KOEIはシナリオやシステム、モデルなどは下手糞なのでまずアトリエシリーズを買うときはそこを確認しましょう

coka
2022年07月03日
多分今これをやる人はDX版のバンドルで買ってると思います。
ソフィーの物語の続きが含まれてるので辛くても頑張りましょう・・・
評価として一応Goodにしていますが正直限りなくBadに近いです。
やった人のほぼ全員が言ってると思いますが諸悪の根源のタイムリミットのせいです。
自分は事前情報で知っていたので攻略チャートを見ながら進めたので100日ちょっとくらい余りましたが、初見でゲームの進め方を試行錯誤で進めるとかなり厳しくなると思います。
その上ゲーム内時間の進みがとても速く、田舎の町の大して大きくない橋を渡るのに数時間持ってかれます。せっかくマップが広くなり冒険要素が追加されたのに楽しめません。
アトリエなのに色々と錬金術をしたり、基本的に戦闘行為が非推奨なのは最悪です。
タイムリミットを抜けてしまえば自由に遊べますがその時点でエンディング解放作業がメインになるし一度行ったことのある場所なので冒険感はありませんでした。
あと少しネタバレになりますが、フィリスの地元のディストピア設定いりますか?
外の話をするとヒステリーを起こす母にも何か過去にあったりするんだろうと思っていましたが特になし。
フィリスには危険な魔物がいるからと言っていましたが村の外にも雑魚魔物しかいません。
また村の収入源の鉱石も尽きつつあり、このままだと終わるのに何がしたいの?って感じ。
一応作中で盗掘防止とも言っていましたが、別に日中の出入りは自由でいいのでは?
ソフィーのアトリエは非常に雰囲気が良かったのですが、フィリスのアトリエはこの謎設定だったり、寒いギャグや変態的な要素があったりと色々と世界観がぶち壊れているので正直あまり好きにはなれませんでした。

kaiza2
2022年06月24日
●じっくり進めたい人には不満しか残らない残念な設定
フィリスもイルメリアもソフィーに負けず劣らずかわいくて
オープンワールドと言う引きこもり錬金術から脱却して旅を進めながら成長させていくストーリー
すごくいいと思います
これはフィリスをじっくり育てながら進みたい・・・・・
と思うのはやまやまですが
この世界は残酷です
365日と言う時間制限が全てを台無しにしています
それでも中盤の港町までは「余裕じゃん」と思いつつ楽しく装備を整えながら進んでいました
が、この街でかなりの日数を消費することになり
残り100日が近づくともう焦りしかありません
速く先に進まないと、という焦りからストーリーもほとんど頭に入らず
脇道も見て見ぬふりをしながら通過
クエストの錬金は配置とか考えずAボタン連打
テンパってるのにのんきにも強制的に始まる会話イベントは
未読にもかかわらずXボタンで早送り
それはそうですよね、約1週間分のプレイ時間が水の泡になるんですから
試験合格後に行けばいいと思ってそうしてるのかもしれませんが
通過したとこ後でまた行くってのは感動も薄いし正直萎えます
もしこれで時間制限が無かったら
じっくりと世界に浸ることができたのにと思うと
残念でならないです
いや、残念と言うよりむしろ悲しかった
せめて時間制限 あり/なし の設定ぐらいは作っておいてほしかったですね
すごくいいゲームなのにもったいない
でもおすすめします
なぜなら
フィリスがかわいいから

key.air.catastrophe
2022年06月07日
リマスターにおけるグラやfpsなどのレビューは割愛してシステム面の評価を書きます
とにかく時間制限と熟練度のシステムが邪魔すぎる。今作は途中立ち寄る街などは登場するが明確な拠点となる街は存在せず各エリアのキャンプ地での野営が基本になり旅を意識してるのだが当初の目標である試験合格までに時間制限を設けてるせいで寄り道をしにくく突き詰めると目標地点までほぼ一本道で進めることになりせっかくの広大なマップを探索する旅というコンセプトをしている余裕がない(実は期日には余裕があるが初見ではそんなことわからない)しかも素材採取どころか街の内部の移動だけでも常に時間が経過するため焦りを初見では感じやすく採取は最低限で済ませるため素材集めの楽しみもない
もう一つの問題が錬金アイテムの熟練度。簡単に言えば各アイテム毎に熟練度が設定されており同じアイテムを繰り返し作ることで一度に生成される個数や性能があがるのだがベストな物を作るには熟練度マックスまで上げるのが必須なため何度も同じアイテムを余分に作らされるためにただただめんどくさい。当然錬金でも日数が経過するため前述の時間制限とも相性が悪い
案の定時間制限も熟練度も不評だったため次回作で消去されました
と文句意を並べましたが基本的なアトリエとしての面白さも備えております。特に試験をクリアするとそこからは時間制限もなく広大なマップを自由に探索することが可能になりいつものアトリエに戻ります。その試験までもいがいと短いので思ったより早く自由に遊べるようになります
この作品の前作と次作が神ゲーであること。色々模索して新しい要素に挑戦しようとして失敗してしまったなどの背景があるため過小評価されてしまっている悲しい良作かなとは思います

Eru089417
2022年06月05日
個人的には楽しめた作品なので「おすすめ」としておきますが、賛否が分かれそうなところはたしかにあります。なので「とりあえず買っとけ!」と手放しにはおすすめできません。セール時を狙うのがいいかも。
以下、賛否が分かれそうだと感じた部分だけレビューとして残しておきます。前作「ソフィーのアトリエ」と比較している部分がありますので、前作未プレイの方にはあまり参考にならないかもしれません。
[h1] オープンワールド×錬金術 [/h1]
「不思議な旅」の錬金術師、とタイトルにあるように、オープンワールドさながらの広大なフィールドを旅しながら、錬金術を駆使するのが本作の主旨となります。拠点となる街から採取地へ向かうのではなく、常に採取地にいるイメージです。
そしてオープンワールドゲームの醍醐味とも言える、どこから攻略するもプレイヤーの采配次第、という自由さが本作にも一部盛り込まれています。しかし残念ながら、それが逆効果を生み出してしまっている箇所がいくつかあります。
まず第一に、プレイヤーの進行がランダムになった都合上、仲間にできるキャラのほとんどが任意加入となっています。その弊害あってか、メインストーリーとなる公認試験へのお話に一切関わらない仲間キャラが多いです。一応、公認試験合格後に各キャラごとのお話が始まりますが、今までメインストーリーに関わりがなかったキャラについては、あまり愛着も親近感もないような…とお話に乗り気にはなれませんでした。
第二に、試験日までに試験会場となる街へ到達しなければならない、というストーリーの都合上、旅に時間制限があるのですが、これがオープンワールドと非常に相性が悪いです。どこまで寄り道していいのか、寄り道先のサブクエストに専念していいのか、明確な時間制限が設定されているために常に気にかけるようになってしまいます。思うように気持ちよく探索できないのが個人的にはストレスでした。
ただ、この時間制限については、クリア後に振り返るとかなり緩い制限だと思いました。ある程度は自由気ままに進めてもなんとかなるかと。あるいは公認試験合格後は制限なく探索できますので、後ろ髪を引かれる思いを我慢しながらさっさとメインストーリーを進めるのも一つの手です。
[h1] 錬金成分と調合の熟練度システム [/h1]
素材に新たに「錬金成分」という要素が加わったことにより、同じ素材でも調合での使い勝手が大きく変わります。なので素材のランダム性を極力排除でき、高い錬金成分を確保できる中間素材を調合し、使いこなすことがより重要となっています。
そこでできた中間素材(もしくは完成品)を増殖できる量販店の出番…なのですが、今作では量販店がありません。つまり中間素材がなくなったら、もう一度素材から作り直す作業から始まります。
さらに今作には、調合できるアイテムごとに「熟練度」が設定されています。例えば中和剤・赤を作るとして、初めて調合する場合は熟練度が低いため、ピースの回転も特性引き継ぎも制限されています。何回か中和剤・赤を調合し、熟練度を上げることでピースの回転と特性の引き継ぎができるようになります。そしてこの熟練度は中間素材だけでなく、爆弾や装備品などにも設定されています。つまり納得のいく調合をしたければ、あらかじめ作りたいアイテムとその中間素材の調合を何回も繰り返す「熟練度上げ」の作業が必要になります。
以上2点の調合作業が新たに追加されたため、前作と比較して完成品を目指すプロセスがより時間のかかるものとなりました。個人的にはこれらも錬金術の作業として、リアル時間を忘れるほどに楽しめたのですが、人によっては面倒だと思われる要素かと思います。

Reglius
2022年06月02日
アトリエシリーズは今までザールブルグからライザまでプレイしているが、歴代アトリエシリーズの中でも、かなり「レベルバランス」に問題のある作品。
難易度が高いわけではなく、適正レベル・適正進行・コアシステムに応じたバランス配置になっていない。
つまり、とにかく不便なのだ。このゲームは。以下にいくつか列挙していく。
まず大きな問題なのがファストトラベルであり、初期段階ではチェックポイントの配置が悪くMAP同士のFT接続が出来ておらず、また、他MAPから他MAPのFTポイントや街に飛べない為、他ゲームを遊んでいる人からすればかなりストレスフルなものになっている。
今作は序盤~中盤に制限時間がある上、素材の採取地の偏りが目立つ為、この不便さがジワジワと効いてくる。
何故なら、このゲーム、今までのように採取だけでなく、徒歩でも時間が経過するのだから。
これに加えて、「各アイテムに熟練度システムがあり、ブロンズ⇒シルバー⇒ゴールド⇒プラチナ?とレベルアップしていく毎に品質や調合精度が上がっていく」というものがあるのだが、全てのアイテムは最初はブロンズ熟練度であり、ブロンズ熟練度の間はロクに特性を引き継ぐ事が出来ない。
つまり、全部のアイテム(武器防具も含む)は、最低でもシルバー熟練度に上げる為に、何度か特性のないバニラアイテムを無駄に作る必要が出てくるのだが、これが今作の「何をやっても時間を消費する&公認試験まで330日程度しかない」というシステムと非常に噛み合わないのだ。しかも「調合アイテムの調合時間が最低6時間~平均24時間」と長い。今までのように1時間や3時間で終わるような調合品がほぼ無いのだ。
これらは公認試験を終えてしまえば制限時間が無くなるとはいえ、序盤でのんびり何も考えずにプレイしているとバッドエンドまっしぐらになるプレイヤーも多いだろう。
続いて、メインクエストを含めたイベントに関しても、今までやこれ以後のアトリエは、特にやりこみ要素をやらなくても、各キャラクターのエンディングには到達できるものが多いのだが、このフィリスのアトリエに関しては、「公認試験までが短く、薄っぺらい」「公認試験後から個別ENDまでが冗長的かつ条件が面倒臭い」という形になっており、RPGとしての全体的なイベント配置バランスがかなり悪い。
歴代アトリエをプレイしている人に分かりやすく言うなら、「トトリのアトリエのGold免許時点(2年目)で一旦エンディングになり、そこから各キャラエンドまで残り(4年間)をプレイする」「アーシャのアトリエのような1本に長い系のMAPで、ショートカット手段はゲームエンド(各キャラエンド)直前まで解放されない」「アーランド・黄昏などの前シリーズや、前作に当たるソフィーのアトリエで使えた便利なアイテムやシステムの大半がメインイベント(公認試験)の攻略に使えない」といった感じに近い問題点がある。ライザあたりからソフィー2の為に戻ってきた人にとっては凄く苦痛に感じるだろう。
他にも様々な問題点があるのだが、今までのアトリエも1つか2つくらいはこの手の問題点はあった。
しかし、ここまで見事に揃っていて、本体のゲームシステムと噛み合ってないアトリエ作品は初めて見る。
同じ不思議シリーズでも、ソフィーのアトリエは「DLC等を除いた通常ゲームクリアまでなら」完成度はそれなりだし、リディ&スールはアーランド・黄昏・ルルア・ライザ等で慣れ親しんだ形に近い。
このフィリスのアトリエだけが、何かに挑戦したけど失敗したかのようなアンバランスさが目立っている。他アトリエ作品との相対評価では、登場キャラクター等の固有要素を除くと、褒める場所があまり見つからないのが残念な所だ。さらに付け加えるなら、フィリスの外見の第一印象と声のギャップがあるので、人を選ぶかもしれない。
とはいえ、続編のリディ&スールには、イルメリアを初めとして今作からのキャラクターも何人か登場する為、キャラクター関連を全部みたい人にとってはプレイしておくのも悪くはないだろう。
幸い、この後に発売されたアトリエ作品では、大幅に改善されているゲームが多い。
ただ、この手の問題点は、通しのテストプレイを何度もやっていれば普通に気付くレベルなので、
DX版を出すくらいなら、もっとブラッシュアップして欲しかったものである。

< blank >
2022年05月28日
メインの錬金と冒険や、やり込み要素をしっかり楽しめたので、十分に良ゲーの部類だと思います。
やりたいことを色々増やした結果、コスト的に細部にシワ寄せが来たゲームという印象です。
私のシリーズプレイ遍歴は、メルル→ソフィー→フィリスのみです。
アトリエシリーズとして、という観点は持っていないのでその点ご留意ください。
[h1]錬金について[/h1]
システムの仕様変更があり、新たな気持ちで楽しめます。
[list]
[*]前作にあったボーナスパネルの要素が無くなり、予定通りのアイテムが作り易い
[*]武器防具も錬金で錬成するようになっており、レシピが全体的に増えている
[*]既存のアイテムもレシピが調整されているので、特性を移したり増やしたりする所謂ループが簡単になっている
[*]コルネリアのアイテム複製が無くなっているが、そんなに気にならない
触媒という新システムを利用して作成数を増やしたりすることができる
装備の強化素材が複製しないとダルかったが、今作は装備の強化要素自体が無くなっている
[/list]
諸々合わせて、より錬金を中心としたゲーム性になっている印象です。
[h1]冒険について[/h1]
前作よりフィールドが広く町も複数あります。
マップを歩いている時間が長くなっているので、冒険をしている気持ちになり、前作よりもJRPGらしく感じました。
後半に快適な移動手段を入手したときの喜びもあります。
[h1]世界観、ストーリーについて[/h1]
前作は、いうなれば雰囲気系のラノベのような、その優しい世界に浸かる心地良さがありましたが、今作はコメディというかオタク属性の強いキャラが増え、前作のような雰囲気は少し薄れています。
サイドストーリーなどで前作の登場キャラクターのその後が描かれていたりする部分は嬉しいのですが、主人公やその姉の立ち振る舞いやセリフ回しなど、「ソフィーのアトリエ」の続きとしてプレイしている私には首を傾げてしまうものもありました。
[h1]細かく気になった点について[/h1]
[list]
[*][b]ゲームに制限時間がある[/b]
折角マップが広くなったのに、時間に追われるので自由に冒険出来ない。
実際は相当余裕があるが初見では分からない。
[*][b]アトリエメイクという死に機能[/b]
アトリエメイクという名目で、自分のアトリエをカスタムできるような要素がありますが、実際は決まった場所に置く置物を選べるだけで、更にはその置物もゲーム性のせいで素材の格納用にタンスを並べるだけになるので機能が死んでいます。
ベットやタンスにデザイン違いがあるにもかかわらず、アトリエの壁紙や床などピンクのかわいらしいデザインで固定なので、置物だけが浮いてしまいデザインを統一することすらできません。
[*][b]モデルの調整不足[/b]
たまにキャラクターの衣装の裾が釣り糸で吊られたかのように不自然に暴れる事がありました。
[*][b]演出の調整不足[/b]
キャラクター同士の会話など、身長差があっても目線を合わせようとしないし、たまにその目線の先にキャラクターが居ないことすらあります。
[*][b]CVの調整不足[/b]
登場キャラクターが大幅に増えたことにより、声優さんの数も増えていますが、声とキャラクターのマッチングやそれぞれの演技など、あまり作り込まれていない感じがしました。
キャラクターの見た目と声質がマッチしていないように感じる事が多く、また声優さんの演技とキャラクターのモーションもマッチしていないように感じる事が多かったです。(台本の問題?)
ただ、私はボイスの再生が終わっていなくてもガンガン読み進めるようにしていたので、そのうち気にならなくなりました。
[/list]
[h1]最低限のアドバイス[/h1]
[list]
[*]1周でやり込みたい場合、町の外に出た時点で寝倒して時間を経過させ、一度バッドエンドにして周回プレイの特典を受けてください。(全ての衣装の効果が常時発動するのが強力です)
[*]1周でトロコンをしたい場合、[spoiler]試験の時にソフィーを倒す[/spoiler]必要があります
[*]ゲーム内の図鑑(見聞録)を100%にしたい場合、時限クエストを受けて[spoiler]アルハイルミテル[/spoiler]を発想する必要があります。
※クエストを飛ばしたパターンはやってないのでもしかしたら救済があるのかもしれません
[*]デフォルトだと移動時のダッシュが同時押しなので、トグルに変えてください。
[*]入手個数に制限がある強い特性があるので、全キャラクターに装備させたい場合はどうやっても周回する必要があります。
※ただ全キャラクターに装備させなくても倒せない敵は居ない
[/list]
[h1]おまけ[/h1]
最後に、個人的に一番納得できなかった展開を書いておきます。※序盤30分の話です
[olist]
[*]フィリスが外の世界を見てみたいのに両親が町を出ることを許可してくれない
理由は外は危険がいっぱいだから
[*]ソフィー到着で錬金術を知る
[*]フィリス:錬金術の力を身に着ければ外にでてもやっていける!だから弟子にしてほしい
[*]ソフィー:弟子にするのはいいけど、両親の許可を取ってきて
[*]両親:危ないからダメ
[*]ソフィー:本気なら私が連れて行ってあげるよ
※親の意見ガン無視
[*]直後、お姉さんの説得もあって、錬金術の上達を証明出来れば外に言ってもいいという話になる
[*]錬金術の練習を開始するが、両親に会いにくいので家に帰りたくない
[*]ソフィー:じゃあうちに泊まればいいよ
※親の意見ガン無視
[/olist]
とまあ、よく「ソフィーのアトリエ」あの優しい世界から、いちいち引っかかるこの展開が出来上がったなと思います。
そもそもソフィーにこんな引っかかる行動させるくらいなら、最初から親に反対されてるって設定は要らないのでは?
もしくは一回目の説得のときにお姉ちゃんの説得の流れに直接繋げれば、ソフィーにこんな行動をさせる必要はないのでは?
何考えてこんな設定を仕込んだのか理解できません。
ソフィーちゃんに少しがっかりしました。

if.koma09
2022年05月25日
ようやく後半と言ったところでしょうか。
途中ですが初レビューさせてください。
調合に面倒くささはありますが全体的に面白いです。
ただ気になる点があります。
当方、色覚に若干の障害を持っています。
ですのでその点からの指摘です。
ハッキリ申し上げて調合の色がわかりずらい。
前作ソフィーではマークがそれぞれ決められていたので問題は無かったのですが、今作は該当箇所や文字に着色のみです。
なので攻略サイトを見ながらそれが黄色なのか緑なのか、はたまた青なのか紫なのかを確認しながらの調合作業をしています。
セールで三部作を購入した為、エンディングを見たら次を遊ぼうと思いますが、リディスールはまたマークが復活している事を願うばかりです。

マイノスケ
2022年04月29日
オープンワールドの良さをストーリーの制限時間が台無しにしている残念な感じ。
歩いてるだけでも時間がかなり速く進み、錬金術でも時間がかかるため、後半は時間に追われて
探索や村を素通りしてひたすら走るゲーム。
レシピもメインで必要な素材がなかなか発想しなくて焦りとイライラ。
メインストーリクリアで制限なくワールドを探索できるけど、今更感がある。
前作のソフィーが好きならお勧めだけど、単体で楽しむなら他のアトリエシリーズが良いかな。
あと、最初の村の村長のCVはキャラに合ってなくて個人的に嫌い。

Horon
2022年03月24日
ソフィーが個人的にあんまりな評価だったので今作もあまり期待はしていなかったのですが、正直かなり好みのアトリエでした。フィリスの性格が子供っぽかったり、テーマが旅っていうのが神作トトリと重なったからということもありますが、ゲームとしてよくできていると思いました。……量販店がないことを除いて。前半は時間制限がある中で少し緊張したプレイを心がけましたが、来た道を戻るのに手間がかかり少し大変でした。ただそこも旅が楽ではないものというゲーム体験に繋がり非常に好感触でした。後半はキャライベント回収・実績解除のために各地を奔走し、色々な場所を巡るのが楽しかったです。次回のリディスーも楽しみです。

murabit
2022年03月19日
不思議シリーズDX3作品はプレイしました。(ソフィー2はまだ)
ゲームの出来としては正直ソフィーやリディ&スールと比べると問題点が多かった気がします。
全体的にのっぺりとしている、マップが広すぎて移動が大変な割に移動手段が後半等
試験合格時点でやめてしまったが、知らないキャラや顔を合わせた程度のキャラがリディー&スールで出てきてし待ったため改めて始めることにします。
比較したため悪い評価にも見えますがリディ&スールを全力で楽しみたいのであればやらない手段はないのでお勧めとします

cecil_acute
2022年01月08日
[h1]アトリエシリーズのジンクス[/h1]
はじめに、このゲームは非常にストレスを抱えやすい問題点の多い作品です。
単刀直入に言うと自分にはあまり合いませんでした。
アトリエシリーズはトトリのアトリエ然り、2作目はあまり練らないまま色々とシステムを大幅に改変して
よく纏まらないまま発売してしまうジンクスがあります。
1作目が面白く2作目で躓き3作目で2作目の反省会をするのがアーランドでもありました。
錬金システムの改悪、マップ探索の改悪、クエストの煩雑化、UI改悪による使い辛さがふんだんに盛り込まれています。
長文を読むのが苦手な方はこのまま総評へ飛べば察しがつくと思います。
[h1]ガチャ要素が増えた錬金システムの改悪[/h1]
今までは品質・特性に加えてソフィーのアトリエでサイズと色が追加されましたが、
本作では新たに素材に[b]錬金成分[/b]という項目が追加されました。
これにより[u]品質やサイズが良くても錬金成分が悪い残念な素材が生まれました[/u]。
更に前作のパズルの仕様が変更されて[b]チャージゲージ[/b]による効果発現になりました。
[u]パズルを開始するとパーツ変更で錬金成分が見られない[/u]のも強いマイナス要素ですね。
更に各調合品ごとに[b]熟練度[/b]があり、それを調合することで特性引継ぎやパーツ回転できるようになりました。
これも[/u]単純なゲーム寿命の延命で後述する本作の時間の消費システムと相性が悪い[/u]です。
[h1]自由度を履き違えた探索システムの改悪[/h1]
一言でいうと前作の長所を忘れて迷走したトトリのアトリエそのものです。
このゲームは1か月・1年やるからそれまでに用意したハードルをクリアしろ、
越えられないならゲームオーバーというスタイルです。
アーランドでも期間内の課題クリアは同じでしたが、本作では[u]課題が曖昧かつ期間が長い[/u]です。
人間分からないことに不安を覚えますが、自分の進捗状況が分からないまま長期間放り出されるのが
このままやっていて本当に大丈夫なんだろうか?という疑念を絶えず抱かせます。
トトリのアトリエもそんな感じだった記憶があります。
そして、それに追い打ちをかけるように追加されたのが[b]歩いてるだけでも時間が消費される[/b]です。
自由度を上げようとしてオープンワールド風の3Dマップ探索型のシステムにしておいて、
[u]マップを歩き回ることが制限時間を浪費して後々自分の首を絞める[/u]本末転倒な仕様になりました。
得られるものが少ない序盤の敵と無暗に戦闘するのがタブーなのも同じです。
これもトトリのアトリエでも突然マップ移動が双六化して時間が湯水のように消費されましたが二の舞を踏んでいます。
まさかエルトナを早く出ることも罠、2周目にイベントカットするのも罠だとは…
[h1]クエストの煩雑化[/h1]
クエストは今までの酒場などでクエストボードで受注するタイプから変更され、
オープンワールドにありがちな現地で次々と発生するタイプに変更されました。
クエストの回収が必要になり面倒になっただけで、上手く機能しているとは感じられませんでした。
後回しにすることも可能ですがファストトラベルが中途半端でマップに戻ってくるのが大変です。
そして、やたらクエストが増えた結果とにかく確認しづらい見づらい…
[h1]UI改悪[/h1]
・キーコンフィグができないアトリエシリーズで、まずダッシュボタンが変わりました。
ダッシュが時間経過を軽減する要素でもあるのでオプションで前作と同じにさせて欲しかった。
・ファストトラベルも同じマップ内のみなうえ、一覧ではなくランドマークやキャンプで項目が分かれている。
簡略化する要素のはずが逐一項目を選んでジャンプする煩わしさを感じます。
・クエストが確認しづらい。
クエストが勝手に次々と発生して無造作に並ぶので1つ1つ選んで確認するのが面倒
・仲間を加入させるのに所定の場所で手続きが必要
最初のマップで二人仲間になったのにどこを探してもいないと思ったら、まさか酒場に行かないといけないとは…(いるキャラはランダム)
・素材を集めにくい
オープンワールド化したことで素材がどこにあるか見つけにくく、ファストトラベルの中途半端な仕様も相まって取り逃すと後で悲惨
[h1]それでもプレイしようと思うのであれば…[/h1]
フィリスのアトリエではDLCの衣装に特殊能力が付加されています。
1周目にエルトナの外に出てすぐバッドエンドを迎えるとすぐ2周目にいけます。
2周目からはエルトナの外に出ると衣装の効果が全て発動するので、即バッドエンド推奨です。
最初から衣装があるDXではあまりピンときませんが、これがDLCだったなんて当時どれだけ不便だったのやら…
[h1]総評[/h1]
前作のゆったりプレイできるソフィーのアトリエが良かっただけに、
落差がより大きく感じられてしまったのが残念。
流行りのオープンワールドを意識してアトリエシリーズとの相性を考えず組み込んだ結果、
前作の長所を全て捨てて古き悪しき懐古主義で時代を10年遡った印象を強く受けました。

Ne
2022年01月02日
おすすめにするか否か、非常に悩ましい。
本作単体では全くお勧めできないクソg…ストレスゲー。
しかし、ソフィーのアトリエ~リディースールまで、不思議シリーズとして全てプレイするつもりがほんの少しでもあるのなら…
やるべし。頑張れ。起承転結の起承しかないし、ひたすらユーザに優しくないストレスゲーだが…それでも隅々まで頑張れ!次回作でその苦労はきっと報われるぞ!!
以下詳細。
・ソフィーのアトリエから5年程退化したグラフィックとモーションに、
10~15年は退化したと思わせる不親切なシステム面
・旅の仲間を自由に選べる弊害として、PTに居ても一切シナリオに絡まない仲間たち。
PTに入れてないキャラは常に宿屋か酒場にいる。…暇なの?
・絡むのはPTから外せない姉とライバルキャラのみ
・旅に出る理由も目的も(本人にとっては強いとしてもプレイヤー的には)弱く、
またその目的達成…全編中の半分程度の時点からは明確な目的がなくなる
・ラスボス的な存在もおらず、無駄に数の多いEDフラグを立てれば
いつでもなんとなく20秒で終わる取って付けたEDを見て終わらせられる
・起承転結の起と承しかなかった
・多くのプレイヤーが悩まされた、何なら途中で投げる要因にもなりまくったであろう、
終わりの見えない時間制限システム
・リアル3秒くらい?でゲーム内1時間が経つ為街中をせいぜい数百m駆け抜けるだけで
平気で半日~1日経つような不自然すぎる時間設定
・常に時間制限に悩まされているのに移動中に時間が経ちすぎて夜になって
店が戸締りされてしまい、無駄に朝まで待たされる
・ありとあらゆる面で使いにくかったり鬱陶しかったり余計なお節介だったりが満載のUIやゲームシステム
・雑すぎるクエスト
等々などなど挙げればキリがない、誇張でなく本当にキリがない不満点だらけの作品。
個人的には主要キャラも非常にイマイチで、姉をPTから外せないことも非常にストレスだった。
唯一、最近のアトリエには珍しくスキルが弱くアイテムが強いゲームの為錬金術を頑張る価値があり、かつ錬金術システムがソフィーより進化し面白くなっていたのは高評価。
それ以外は全てにおいてストレスゲー。
恐らくだが、ソフィーのアトリエとは開発チームなりスタッフなりが違うのだろう。知らんけど。(ライザ1と同じ開発チームっぽさある)
ソフィーかわいい。
※尚、調べるのが嫌いな人でもプレイ前に「フィリス 1週目 バッドエンド」などで検索してからプレイすることをお勧めしたい。無数にあるストレス要素の中でもかなり大きなものが1つ、解消される。途中で投げない為にも是非。
◆時間制限関連で追記◆
当方普段は新しい要素が解禁された時点で全てやりきってからじっくり進めていく超非効率プレイヤーなのだが、本作は時間制限がひどいとの評判が非常に多かった為、下記スタイルをとった。ネタバレなし、参考までに。
・クエストは全て無視。たまたま道すがら報告できそうな時だけ報告する。
・見かけた敵はとりあえず新しいシンボルの時だけ試しに1回戦ってみる。(レベル上げも兼ねて)
・基本的に目的地っぽい方向に対し少しでも近づくように移動する(横移動、後退はしない)
・フィリスの装備だけはそれなりに整える。
・仲間の装備は基本無視、でも武器だけは作ってもいい。
・例の3/5集める必要があるアイテムは、ストーリーが見たいので5個全部集める。
・クリアから時間が経っているので忘れてしまった…なんて村だったか、クラーデル平原下側の場所は最後。先に平原右の上の方から攻略した方が楽。
これだけ心がけてサクサク進めたものの、途中何度も素材が足りず周囲にも見当たらずで船に乗って戻ったりもした。初回を除いて3往復は乗ったと思う。木材は意識してたくさん集めておこうね…。
このスタイルで、最終目的地に到着した時点で175日くらいだった。
そこから素材集めに奔走したりもしつつフィリスの装備だけ満足いくまで整えて残り120日くらいだったか。
時間があまったので船に乗ったりもして未探索エリアで仲間集め。
ただしここまでクエスト無視、戦闘も最低限のため貧乏だったので5000コールなんて払えず。
ベッドで寝れば当日まで進められるけどなんかもったいないので仲間の装備も作成して残り50日、さすがにもういいやとなってセーブは残しつつ当日まで飛ばした。
と、寄り道さえ控えればこれくらい余裕でいける。
フィリスをしっかり強化しているので、当日も超楽勝。

toshi
2021年12月31日
2022/01/01追記
・・・・クリア後レビュー・・・・・・
なんだかんだクリアまでやりました。
二回目のエンディングをみたので、自分としてはここで終わりにします。
最後の方は、主人公の成長が自分に重なる感じがありました。
2回目のエンディングは大きな達成感がありました。
オープンワールド(風)のフィールドで、次々クエストが発生します。
どのクエストをやるのか。
どこまでゲームを続けるのか。
そのようなプレイヤーの自己決定が、ゲーム内の主人公の成長に重なります。
まだまだやりこむこともできそうですが、ここまでで満足です。
・・・・15時間レビュー・・・・・・・
ネット情報によると、エンディングまでがチュートリアル的なことが書いてあり、その先が面白いのではと思い再開。
とりあえずⅠ度目のエンディングまで進めました。
高速移動など、できることが増えていき面白くなってきました。
これから、各キャラのサブクエストをこなして、その後に真エンディングという流れのようです。要所でボス戦もあるようです。
ボス戦に備えて、調合をちょこちょこしつつ、各キャラのエピソードが楽しめそうです。
・・・・・・10時間レビュー・・・・・・・・・・・・・・・
アトリエはライザ2から入りました。
「ライザ2」
戦闘がかなり面白い!ライザ1もやってみよう。
「ライザ1」
ライザ2ほど戦闘が面白くないなあ。でも、まあまあ楽しめたぞ。
「ソフィー」
調合が分かりやすいな。でも、ストーリー進行上、やらなければいけないイベントが多くてめんどくさいな。イベント発生条件がよく分からないから、先が見えないなあ。
クリアまで、とりあえずやるか。
「フィリス」
うーん。お使いクエスト多いな。もうこのシリーズいいや。(お腹いっぱい)
上記の経緯で、このゲームは投げてしまいました。
中盤までしかやってませんが、飽きてしまった最大の原因が、
調合により強くなった→強敵も倒せるようになった→調合楽しい!
の感覚がもてないことです。
結局は、本シリーズに飽きてしまったということです。
コマンドRPGなので、待ち時間が長いのも「飽き」の原因でした。
本シリーズが合うかどうかは、キャラクターにいかに感情移入できるかも大きなポイントだと思います。
オープンワールド化(厳密には、広いマップがつながっている)は、思ったより悪くなかったです。移動も、言われているほどストレスではなかったです。
ただし、オープンワールド感を出すためにサブクエストをたくさん入れた節があり、早く進めたい自分にとってはうっとうしい感じがしました。
新作からアトリエシリーズを始めた人は、本作をやるかどうか迷う場合、そのあたりを考えるとよいかと思います。

かかお
2021年12月26日
(ノーマル版をすでに所有していて、そちらでは数年前にクリア済み、最近のセールでDXセットで購入したので改めてプレイしています)
個人的には微妙。理由は2つ。
・アトリエあるある「色々と過干渉な年上女性が出てくる」
⇒アトリエのこの(ちょっとユリ風味のねっとりした)絡みがいいんじゃないか!というプレイヤーが多いのかもしれないけど、私はどうにも受け付けないです。アトリエのシステム自体は好きなのですが…。
ソフィーでそういった絡みがほとんど無かったので「不思議シリーズではそういう作風ではないのか」と安心していただけに残念です。
・ゲーム内方向音痴は無駄にさまよう
⇒難易度設定は戦闘じゃなくてMAPの見やすさに設定して欲しかった…という位迷いました(まだプレイ中なので進行形で迷ってますが)。
マイクラで「あれ、どっちから来たっけ?」となる人はまず迷うと思います。
ソフィーから続けて遊ぶと色々繋がりがあって面白いですが、ちょっとしんどい部分が多いゲームです。

Taisyo
2021年12月14日
トロコンまで完了したので感想。
ソフィーのアトリエに続く第2弾。前作のキャラがパーティに入るなど密接にかかわってくるので、
ソフィーからプレイするのがオススメ。
前作と異なり、広いマップを探索しながら旅をするのが楽しい感じ。
エンディングまでの時間制限があるが、結構余裕がある。
前作と違い、複製ができないので各キャラの装備を整えるのは少し面倒。
コルちゃん人形かわいい。

hir0c
2021年11月17日
[h1]総評[/h1]
色々試そうとして力尽きた作品。新しい要素を盛り込んだ結果、過去作までの良い部分も改悪してしまい、ちょっとした作業やイベントにいちいちストレスがかかる仕様となっている。特に仲間関連のイベントは使い回しと手抜きが目立ち、感情移入しにくい。
良作ではあると思うが、前作ソフィーや昔のシリーズのほうが圧倒的に良かったと思ってしまう。
アトリエシリーズは毎回システムをマイナーチェンジし、その都度ファンから賛否両論を浴びているが、本作はかなりの実験作で、「否」の要素が多いと感じた。しかし本作以降、リディー&スール、ルルア、ライザと遊びやすく面白い名作が続々生まれたことを考えると、転換期になった作品ともいえる。
[h1]良かった点[/h1]
主人公フィリスがカワイイ。クオリティの高い衣装に着せ替え出来るのも◎
以下の悪かった点を許容できる人は、買うべし。
[h1]悪かった点[/h1]
[list]
[*]キャラクターの3Dモデルは本作からすべてコーエーテクモ製となり、劣化。前作のソフィーに惚れたプレイヤーは期待するな。
[*]マップが広い割に歩き回るだけでLP消費。LPが低いと採取や戦闘に悪影響が出るのでかなりの頻度で休憩を強要され、プレイの幅が狭い。
[*]マップ間でファストトラベルできない。
[*]アイテム複製システムの廃止。頑張って作ったアイテムを保存できず、必要数だけ毎回調合しないといけない。
[*]アイテム自動補充は金でなくミルクで支払う。大量のミルクを買い貯めしておかないといけない、謎のひと手間。
[*]新レシピ発想はノーヒント。適当に行動して初めてヒントが出るので、プレイヤーによっては一生便利アイテムが作れない。
[*]夜になるとほとんどの建物にカギがかかるので、クエスト報告に行けない。
[*]フィリスの旅の目的と関係ないのになぜか加入する仲間たち。加入してもメインストーリーに関与するのはフィリスの姉と前作主人公の2人だけで、[b]仲間がいなくてもフィリスの旅が完結してしまう[/b]。というか、[b]寄り道しなければ仲間の大半は加入することなくゲームクリア[/b]となる。
[*]キャラは濃いのに掘り下げられない仲間たち。とにかくストーリーに関与せず、会話でその人の性格や背景を知る程度。
[*]仲間になったのにパーティに加わらない。仲間たちは特定のマップの特定の場所に分散待機しており、パーティメンバーの入れ替えが面倒。
[*]イベントシーンで誰とも目を合わさず会話するコミュ障のフィリスと仲間たち。どこ見てるの?
[/list]