







Bug Fables ムシたちとえいえんの若木
Bug Fables: The Everlasting Sapling は、3 人の英雄、Vi、Kabbu、Leif が宝と不死を求めてバグリアで壮大な冒険に乗り出す冒険 RPG です。このゲームは、プレイヤーがジャンプする際に平らなオブジェクトと 3D 物理学を組み合わせ、ヒーローのユニークな能力を利用してパズルを解き、敵を気絶させながら、さまざまなユニークでカラフルなエリアを探索します。戦闘はターン制で、タイミングを合わせてボタンを入力することで能力を強化できます。
みんなのBug Fables ムシたちとえいえんの若木の評価・レビュー一覧

Tch
2022年07月13日
一見子供向きな内容かと思いきや、大人にこそプレイしてほしいようなゲームでした。
バトル難易度は最初から「ハード」に設定してクリアしましたが、ちょうど良い手ごたえの難易度で最後まで楽しめました。
たまには王道中の王道なゲームをやりたいなあと思った時、ぜひやってほしい名作です。

lalafell
2022年06月11日
攻略サイトによればチャプター5クリア寸前というところまで進行。
チャプター2あたりまでは小気味よい戦闘と謎解き、キャラクターの会話のバランスを存分に楽しめましたが、チャプター3あたりから雲行きが怪しくなってきます。
・そもそも仲間の一人リーフの攻撃手段がランダム3択のQTEとなっており、他2名の攻撃と比べて異様な難易度を誇っていて、これがまあまあのストレスです。
日本人のコントローラーの感覚ではAとBが逆なので失敗しやすいのですが、スキル発動の前提としてこれが必要になっているためミスするとただでさえ少ないスキルポイントを3無駄にしてしまいます。ボス戦では致命的です。
・回復できるセーブポイントが存在する一方でボス戦前のセーブポイントはセーブしかできないため、別個にある回復ポイントでの回復(ほとんど気にすることはありませんが有料)を忘れていると負け確定のボス戦が始まってしまうのでこれにもイライラ。
・更に、(特に求めていなかった)謎解き要素が実はゲームのメインになっているのですが、難しいというよりは面倒な方向で長尺になっていき、近接スキルで敵を凍らせる必要がある場面で近づいてくる敵にぶつかってエンカウントしたり(逃走も4段QTEで面倒です。一発ミスで敵のターンになります)、基本的に縦横の移動しかできないのに細い足場の斜め移動を強要され、落下すると激しい巻き戻しを食らったりとどんどんイライラポイントが貯まっていきます。
・また、「おいはぎ」「警備タレット」のようにカブ以外の攻撃がほとんど通用せず無駄にHPの高い雑魚敵が妙な頻度で出現しますが、特に経験値が多いわけではないため単純にハズレの敵となっています。
・チャプター4で登場する新要素のスニーキングですが、これがまた面倒で、敵に見つかると戦闘になるのではなく、微妙に長い演出を挟んで初期位置に戻されます。敵の視界は可視化されていないので、誤ったタイミングで進むと思ったより簡単に見つかります。しかもこの状態で進まなければならないマップがけっこう長いです。
チャプター5後半ではそれらの要素が最悪なレベルになって襲いかかってくる上、奇襲系の敵+悪意のある配置によるほとんど回避不可能なエンカウントが発生し、更に敵は全体麻痺攻撃や理不尽な高ダメージ(こっちのHPが11なのに一撃5ダメージ)を備えているという地獄のような面倒臭さです。スキルのゴリ押しが効くために普通にやっていれば全滅したりはしませんが、戦闘の仕様上想像以上に時間がかかります。
プレイヤーの能力の強化はメダルというアイテムを装備することで行うようですが、この枠の増加はスキル・HPとのトレードオフになります。正直スキルをガンガン使って雑魚を処理していかないと死ぬほど戦闘が面倒なのでスキルに振っていたのですが、おかげで装備は序盤と全く変わらなかったです。そもそもメダルの入手手段が少なすぎてどの程度役に立つのかよく分かりません。
おそらく、こちらが想定ないし期待していたようなサクサク進めて気持ちよくクリアできるゲームではなく、「見た目に反して難易度の高い」タイプのゲームであり当方がそれを知らなかっただけなのかもしれませんが、残りのチャプターである6と7でこれ以上のイライラを体験してしまう可能性を鑑みてここでリタイアしようと思います。ぶっちゃけクソゲーという感想です。
チャプタークリアごとに実績が開放されますが、チャプター1を75%ほどのプレイヤーが突破しているのに、チャプター4を突破したのが30%しかいないというのが概ねこのゲームの全てを表しているかと思います。レビューでは圧倒的好評価ということですが、プレイヤーの7割は、どちらかというとゲーム前半に位置するチャプター4の途中で脱落しているのですから、おかしな話です。全く参考になりません。
(クリア人口は10%程度ではないかと思いましたが、実績を見ると22.4%がチャプター7をクリアしているようです)

Indiego
2022年05月28日
[h1]こういうのが遊びたかったんですよ、こういうのが![/h1]
Steamレビューにこんなことを書くのもなんですが、プレイ中にこれは任天堂ハードで遊ばなきゃ駄目だろうと思い直し、Switch版を購入し直してエンディングまで遊びました。みんなこれが遊びたかっただろうと思いました。私もこれを待ってました。
[h1]PSコントローラが認識されない場合[/h1]
久しぶりに起動し、Xbox360コントローラではなくBluetooth接続のPS5コントローラを使用したところ、Steam上では認識されているにも関わらずゲーム上で認識されなかったので追記します。
結論から言うと、[b]Bluetooth接続を用いてPSコントローラを使用する場合は[/b]Steam上の設定を変更する程度では解決できず、DS4Windowsなどのソフトを使用してPC上でPSコントローラをXboxコントローラと認識させる必要があるようです。
[b]USBで有線接続する場合は[/b]SteamライブラリのゲームのプロパティからSteam入力を無効化し、ゲーム内のコントローラ設定を「自動判別」もしくは「カスタマイズ済み」の「DualShock4」にすることでDualSenseコントローラでも操作可能となりました。
開発者が対応してくれることを願っていますが、現状ではどうにもならなかったため参考までに。

カックロード
2022年05月11日
Game is pretty good for the price but a little overrated. The second half of the game is not as fun as the first half, the game has way too much text for everything and the writing is annoying. Overall worth the money and a fun experience.

riorodasi
2022年04月20日
戦闘は程よい難易度。キャラは可愛くストーリーも良い。強いて言うなら料理を多数つくることになるので、まとめて作成させてほしい。ドーナツを1個ずつつくるのが凄く手間だと思う。

rocbouquet2000
2022年03月22日
定価で購入しても
両手の親指を立てるぐらいの良ゲー。
縦方向の操作は少しやりにくいけど
でも、不満を感じる程ではありません。

Amecissist
2022年03月11日
どことなく、どうしようもなく懐かしい。でも進めていくたびに見えてくる奥深さに、そんな気持ち関係なく圧倒されてしまった...

Haru.Lollipop
2022年01月12日
ペーパーマリオをオマージュした作品です、全7章で構成されておりこの値段でこのクオリティなのが驚きです。
ストーリーの内容もペーパーマリオのような展開で面白かったです
ペーパーマリオを遊んだことない人も是非オススメできる作品です
ストーリーだけなら30時間満たない程度でクリアできます、それでも結構寄り道しましたほうですが
ストーリー展開のスピードは個人的にはダレることもなく良いスピード感で進行できましたが強いて言うならボス前にきちんとアイテムを準備してからじゃないときつかった、難易度はノーマルモードで丁度いいです ハードだと少し考えなければいけませんがきちんと準備すればクリアできます
レベルアップで挙げる項目ですが、HPは最低限で、残りはMP多めでスキル多様 バッジで1キャラを贔屓気味で構成すると強いですが全体的にメダルで強化したほうが安定します。HP極振りで生存寄りにしてもいいですが多分ダレでそのまま死にます スキルで一気に畳み掛けてなくなったらアイテムで回復を繰り返したほうが良いです
調べてみればわかりますが一見デバフのような自身に毒が付与するような関係のスキルが強いです
悪い点ですが、キャラの向いている方向や移動、隙間に挟まるなど難あり
こればっかりはPSなので慣れている人には関係ないですがその一点だけ特に気になりました。
こうしたいのに思っていない挙動をしてしまい苦労
ですが、それを差し引いても楽しめる作品でした。
セールだったので購入しましたが買ってよかったです クリア後もやることがありますので気になっている方は騙されたと思って買ってみてください

mosmos
2021年11月30日
サブクエストなど一通りこなしハードでエンディングまでみておおよそ30時間ほど。
ハードで丁度いいやりごたえというレビューがあったのでほぼハードで通してプレイしましたが実際そんな感じ。
ちょくちょく負けましたがメダル(ペーパーマリオシリーズのバッジ相当)の装備を変えてすぐリトライできるなど親切設計。
アイテム足りない場合は前のセーブまで戻って補充しないといけませんが。
あと雑魚戦で負けた場合も問答無用でゲームオーバー。
ただ敵をスタンさせて避けたり逃げたり回避手段は色々あるのでそこまで気になりません。
1ヶ所最終盤の強雑魚3体との強制戦闘だけはハードモード外しましたがそこ以外特に理不尽に感じるようなとこはなかったです。あそこも頑張れば勝てたんだろうか。
良かったとことしてはハードの丁度いいやりごたえ、テキストが豊富で主人公パーティの3匹がとてもいいキャラで会話を見ていて楽しい。
メニューで次何やればいいんだっけがわかったり、歩くの遅いなあと思ってたらダッシュ習得したりワープゾーン開通したり拠点へ一瞬で戻れるアイテムもらえたり(これはもうちょっと早く欲しかった)など。
ストレスになりそうなポイントは大体潰してあってボス戦のリトライやゲームバランス全体もそうですがかなり丁寧な作りという印象。
非常に楽しくプレイできたゲームでした。
ペーパーマリオシリーズ経験者には文句無しでおすすめ。
未経験のプレイヤーは技使うのにいちいちコマンド入力したりタイミングはかって防御したりコマンド式のRPGとしては戦闘がやや忙しないので合う人と合わない人がいるかも知れません。

Myon763
2021年11月28日
[h1]全実績解除までプレイ!難易度も程よくとても面白かった![/h1]
主に実績についてレビューですが、その前に軽く紹介。最後に感想。
色んなレビューでもあるようにマリオストーリーやぺパマリRPGを彷彿とさせる要素が盛り沢山です。
システム面以外でも、特に[spoiler][b]「砂漠の隠れた路地裏にいる占い師に頼めば、戦闘時に頼んだコースによって色んなご利益がある」[/b][/spoiler]っていうの、ここだけ聞いたら絶対マリオストーリーじゃないですか。正直見た時ビックリしましたね。
とはいえパクってると言うよりも、独自要素もありほぼ同じシステムを使った別のゲームにちゃんとなっていて面白かったです。
あと他のレビューに「初回ハードモードがおススメ」的な事が書いてありましたが、マジでその通りでした超楽しかった!ありがとう!最初から最後までハードモードおススメ!
[h1]実績について[/h1]
[u][b]超技術必要なし、時限要素なし、強運必要なし。[/b][/u]
実績難易度はまぁまぁ高め。とはいえ理不尽なものは無く、1週で全実績解除が可能です。ハードモードで1周約50時間ほど。実績収集もストーリーも一切攻略を見ずとも達成できます。(できました)
ボスは後々個別に再戦できるので、その時にハードモードメダルを装備して勝てばOKらしいです。[strike]私は初めからずっとハードモードだったので未確認。すまない。[/strike]
実績難易度的に一番難しいのは[b]「Gamer」[/b]だと思います。この実績は2つのゲーム内ゲームでハイスコアを取ることにより解除されるのですが、そのうちの1つが[spoiler]画面左にキャラを固定された自動横スクロールのバルーンファイトみたいなものでして、操作は「ちょっと飛ぶ」ボタン一つのみです。障害物を避ける・ポイントアイテムを連続で集める・特殊アイテムで敵を倒す事でハイスコアを狙うのですが、自機の挙動はふわっとしてるわだんだん画面が早くなるわ敵の配置に運要素はあるわで、かなり反射神経を求められ結構難しかったです。私はそれだけに1時間以上かかりました。[/spoiler]なので超技術や強運を必要なしとはしましたが、人によってはこれだけ取れない可能性もあると思います。
それ以外の実績は取得率こそ低いものの、収集系はベリー(ゲーム内通貨)を払えば大抵解決します。
具体的には[spoiler]レシピ(アイテム調理)[/spoiler]、[spoiler]観察を実行していない敵の情報[/spoiler]、取っていない[spoiler]バッチ、クリスタルベリー、本(クエスト関係)[/spoiler]についてはベリーで解決できます。
また[spoiler]チャプター3終了後[/spoiler]にある場所で連戦して勝つと、何かあると教えてくれるバッチが貰えます。(実績を全解除する過程でこのバッチは鳴らなくなるとも言えます)
ハードモードでボスを倒す実績ですが、(バッチの工夫やスーパーブロックを決めるなども重要ではありますが)アイテムを大量に持ち込むことでだいぶ難易度が下がります。もし難しいと感じた場合は、色んなレシピを試してみましょう。[spoiler]占い師に頼んでバフを貰うのもアリ。[/spoiler]
[h1]最後に感想[/h1]
超面白かったです!お値段も安いし、難易度、BGM、ストーリー、システム、全てが高得点って感じ!キャラ同士の掛け合いも大量にあり非常に個性豊かで、続編やらDLCやらが出たら絶対に買いたいと思えるくらい刺さりました!というかOSTはどこ!?欲しいんだけど!?
あと個人的にかなり嬉しく思ったポイントなんですが、スタッフロール時に[spoiler]ガブチョがちゃんと主人公たちの後ろにいて[/spoiler]感動しました。この子が[spoiler]仲間になってからずっと旅してると、ストーリーにはマジで一切絡んでこないんですが戦闘でかなり活躍し愛着がめっちゃ湧きます。そんな子がちゃんと[/spoiler]スタッフロールにいるのを見ると、[spoiler]ただの隠しお助けキャラじゃなくて、[b]一緒に旅をして、苦楽を共にした4匹目の仲間[/b]だとちゃんと扱われたような気がして、[/spoiler]すっごく嬉しかったんですよ。
総じてとっても面白い、色んな人にお勧めできるゲームでした!

javacurry
2021年11月19日
J-RPG特有の戦闘システムは苦手だけどペーパーマリオ特有の戦闘システムは好きなので最後まで遊んじゃいました。

yuuka
2021年04月30日
レベルあげたりアイテムを加工?(調理)したり 私の苦手な範囲のゲームでしたが何とかクリアまでいけました。
キャラクターは可愛いので長い旅も楽しめそうなゲームです アイテム持っていけばほぼ死にません
なければキツイ所もあるります ただ1つ1つ作らないといけないのでメンドクサイです

nknmks
2021年04月25日
ストーリーやキャラクターについては好評レビューに同意です。
全てのNPCに対して説明ボタンを押し、クエスト・ディスカバリー・敵情報をコンプするくらいに楽しみました。
しかしシステム面では微妙な点が多かったので、ここに列挙したいと思います。
「色んなゲームやるけど上手ではない人」の個人的意見として捉えて頂ければ幸いです。
また、Xboxコントローラーでプレイした上での感想です。
・文章の表記
全ての文章は9割方ひらがな(とカタカナ)で表記されます。正直読みにくいです。
小学何年までの漢字は使うとかでなく、「本当は全てひらがなにしたかったが、どうしても分かりにくい部分や枠に収まりきらない場合だけやむなく漢字を使った」という印象を受けます。
どうしてこうなった。
・フィールドアクションの使用方向
移動自体は全ての方向に出来るのですが、キャラグラフィックは前向き(左右)後ろ向き(左右)の4種類しか用意されていません。
これにより斜め後ろに向かって打ったつもりが、最後の入力が「↑」に近かったので真後ろに打たれてしまう、という事が結構あります。
また、一度スキルを使用するとキャラの向きは左右に変更されてしまいます。
例えば斜め右に向かって打ち、移動を挟まず再度ボタンを押すと、打たれる方向はただの右になります。
奥行きの分かりにくさも相まって誤射の機会も多く、再度打てるまで若干インターバルがあるアクションでは度々ストレスを感じました。
・フィールドでのキャラ変更
3匹の主人公はそれぞれ特有のアクションを持っており、やりたいことに応じて先頭を入れ替える必要があります。
入れ替え自体はいつでもワンボタン(X)で出来るのですが、A→B→C→Aという入れ替えなので2度押しが必要だったりします。
急いでいるのに目的のキャラを通り過ぎてしまい、ぐぬぬとなる事が結構ありました。
慣れでしょと言われればそれまでですが、十字ボタンなんかに一人一人割り当てられたら良かったと思います。
・一部フィールドギミックの復活
一部のフィールド上のギミック(アクションで壊す障害物等)やパズルはマップを出入りしたタイミングで初期位置に戻ります。
ストーリーが進むとショートカットが登場するため、ただクリアするだけならそこまで気にならない(再び通ることは少ない)のですが、クエストなどで探し物をするにあたっては何度も往復する場合があります。
上で書いたように、私は操作性でストレスを感じていたためこれはキツかった。
好きな時にショートカット地点に戻れるアイテムも存在はするのですが、手に入るのはかなりの終盤です。
せめて中盤くらいで解放してほしかったです。切に。
・バトルの行動選択
選択開始位置は直前の行動コマンドとなっています。そして回転式メニューなので位置関係が分かりにくい。
状況によってはありがたいのですが、設定で開始位置の固定・直前記憶を切り替えられれば嬉しかったです。
また、キャラ変更で書いたように十字キーなどで直接選べる仕様でも良かったのでは?と思います。
・敵の情報を調べる際のアクション
失敗すると完全な無駄行動となります。そこまで難しくはないけど、なぜ自動成功じゃないんだ・・・
・Steamオーバーレイを切っていると(たぶん)起こる不具合
誰かの役に立つかもしれないので解決策を書いておきます。
1.Steam実績が解除されない
オーバーレイをオンにしてセーブを読み込めば今まで取った分を全て解除できます。
2.設定画面を開いて閉じた後、コントローラーの接続が切れる
あきらめてキーボード操作でセーブして再起動しましょう。

マイケル・S
2021年04月06日
[b]ペーパーマリオなんて関係ない、すべてのRPGファンに捧ぐ名作[/b]。自分が本当はRPGが好きだったということに気づかせてくれた。
パッと見マリオストーリーやペーパーマリオRPGのクローンに見えるかもしれないが、本質はそこにはない。
[b]バグ・フェイブルズはRPGとしてやるべき事を全力でやっている。[/b]
ペーパーマリオというとJRPGだが、スカイリムやフォールアウトにも引けを取らない世界観の作り込み。
日本的で彩り豊かかつ、それでいてお色気などに甘んじない、人間臭いキャラクター達。
少し進む度にプレイヤーの好奇心を刺激するエリアの数々。
それらすべてがこのゲームには詰まっている。
TRPGから生まれ、欧米のコンピューターRPGから分岐して育っていった日本のRPGに、改めて欧米圏のTRPGの感覚を注入したような、極めて類稀な作品。
その上DANGEN Entertainment様の日本語訳がとにかく素晴らしい。よほど粗探ししないとミスがまず見つからないクオリティ、ゲームそのもの同様にペーパーマリオへのリスペクトが感じられ、直訳に甘んじないアイテムや敵キャラの名前の数々。
翻訳者として、そしていちRPGファンとして、このゲーム、推せます。

RYUNKA
2021年04月04日
他のレビューでも何名か書いておられるようでしたが、近年のぺーパーマリ〇シリーズにがっかりしている人たちに自信をもってお勧めしたいですね。
この辺りの感想は他の皆様とほぼ同意見しか書けないので割愛します。
昔ペーマリをやってた世代の親御さんがお子様に買い与えるゲームとしても、非常に良いと思います!
みんながハッピーになれる明るい冒険物語ですし、戦闘のコマンド入力場面も難しいテクは要求されないので、小さなお子様でも楽しめる。
残念ながら現在の私には子供がいないので、知人のところの今年小学生になる兄弟にCS移植版をプレゼントしようか悩み中です。(笑)

haribo_xx
2021年04月02日
良作
妙にシビアなゲームバランスと細部まで作り込まれたハイボリュームな世界が光る逸品。BGMも素晴らしい
ただし全編に渡って平仮名表記がなされていることからも分かる通り、対象年齢は恐ろしく低いようで、ステージギミックもひどく単調
制作側もゲーム性に関してはフレーバー程度の位置づけで切り捨てている節がある。ブーメラン・ツノかち上げ、氷結の3能力だけであらゆることを解決できるようになっているため、ペーパーマリオより更に工夫のしどころがない
のんびりと牧歌的な世界観に浸かれる作品だが、ゲーム性には期待しない方が良い

JGはらど
2021年03月31日
まずはじめに、最初から『ハードモード』でプレイした方が楽しいとレビューで書かれていた方、ありがとうございます。ノーマルでサクサクプレイしていたら、ここまでハマらなかったと思います。戦闘のアクション要素による与ダメ被ダメのゆらぎが、ハードではよりシビアに求められるため、特にボス戦ではリプレイのし易さも相まって、限られたリソース内での凌ぎあいに熱くなれました!
本作はふとした切っ掛けや奇縁で巡り合った三匹が、冒険ギルドに所属する『探検隊』として活躍するお話(RPG)になります。当然、知り合ったばかりの頃は互いがどんな人(虫)となりか分からないため、それぞれが目的の為の『同行者』の位置付けで物語は始まります。
やがて様々な事件を請け負い、解決へ至るまでの紆余曲折を経て、互いの『思いやり』や『優しさ』に気づき、自分たちが『一つのチーム』であることを自然と口に上らせ、慈愛や敬意を以て触れ合うようになる姿は、プレイしていて『ああ、いいなあ…』と癒されました。
同じような描き方のRPGは数あれど、人が人としてあるべき(虫が虫としてあるべき)性善説を通底に、好感度ゲー(恋愛ゲー)のようなフォーマットにおもねることなく、ジュブナイル冒険活劇として提供してくれたのは素敵だと思います。
本作をオススメしたいのは『NPCの姿を見たらとにかく話しかけずにいられない』人です。たとえばドラクエであったり、『軌跡(※後注)』シリーズ愛好者の方はハマる素養アリです。特に『軌跡』シリーズで、プレイアブルキャラのみならず、NPCの人物像まで知りたいがため積極的に話しかけるタイプのプレイヤーは、好感度ゲーではないこと、ラノベ要素が薄いこと、に抵抗がなければ中々イケるんじゃないでしょうか?
本作をプレイするにあたって私は、とりあえず新しい町に着いたらNPC全員に話しかけ、ほぼ全員に用意されている主人公たちのチャット会話、賞賛であったり皮肉であったり、多岐にわたる反応を見るのを一番の楽しみにしていました。また、数多いクエストでも、解決後セリフが変化することが多いため、それをモチベーションにほぼ全てを埋めることができました(ほぼ全てなのは!ネタバレ注意!→[spoiler] 『たいくつしのぎ』をクリアできていないため。ナマケ隊、強いカッコいい。[/spoiler])。
そういった要素以外にも、バグアリアの王国を舞台に世界の果てまで旅する道のりで、新たな土地へ一歩目を踏み出すワクワク感!何が起こるか分からない緊張感!イベント含めて飛び出す絵本のような賑やかさで描かれる表現!などなどがとても魅力的で、まるで『自分だけの宝物』みたいなゲームだと思います。
幼少期の頃に感じていた、その日一日にあった出来事を、寝る前のおふとんで思い返して『明日はもっと素晴らしい日になる』予感や希望を体感させてくれる名作なので、ぜひぜひオススメします~。
※軌跡シリーズ→日本ファルコム製の英雄伝説 軌跡シリーズのこと。空の軌跡から始まり、零の軌跡、碧の軌跡、閃の軌跡、最新作創の軌跡までの一連作品で計10作を発売している国産RPG。足掛け17年で未だなお継続した物語が進行中。

Aliza
2021年03月20日
メイン+サブストーリー制覇で50時間ほど遊べる懐かしいRPG。
三匹の掛け合いがとにかく可愛い。
お互いに笑えない過去がありながらも仲間第一なチームの尊さと、
本家リスペクトの素晴らしい戦闘&ギミック。
難易度を選べて、最高難易度にすると修羅の道を歩むこととなりますが、
しっかり下準備をして二度三度と挑み、勝てた時の達成感は堪らない。
本家よりも手堅く高難易度な、考えて戦うタイプのRPGです。
本当に大好きです。文句なくオススメ。

Tomu
2021年02月13日
ざっくりいうと、3人パーティーな虫達が主役のマリオストーリー。
どこをどう切り取ってもマリオストーリーのオマージュだらけながら、決してマリオストーリーの劣化ではなく進化したと断言できる作りこみ。
かわいい絵柄に虫達の生態を反映して作りこまれた設定、王道なストーリーと語られないながら想像を膨らませる裏設定。
絶妙に作りこまれた戦闘バランスと膨大な数のテキスト。RPGにありがちな取り返しのつかない要素もなく、条件を満たすと2週目でさらなるハードモードやいろんなプレイができるおまけもあり。
お手頃な値段で実績コンプまで50時間程度と飽きることなく遊べるボリューム。
マリオストーリー、ペーパーマリオRPGのファンなら買って損は絶対にしない。

フラボノ
2021年01月19日
ペーパーマリオっぽいとは聞いていたけど本当にそれっぽくて笑ってしまいました。
ゲーム内容も忠実で、全てのメダルやクリスタルベリーを集めようとすると結構アクションを要求されたりします。
ただクリアするだけならそこまででもないかも?
ラスボス戦のBGMがとてもカッコよくて気に入りました。

Eon
2020年12月05日
[h1]見た目はご存じ某配管工ゲーム、しかし内容はRPGとして手堅い仕上がり[/h1]
64世代以降の人ならきっと知っているあのゲームからインスパイア。虫がテーマではあるが非常にかわいらしく、同じ虫がテーマの某メトロヴァニアのように気味が悪い描写もほぼない。ただ難易度的に簡単ではなく、ストーリーもたまにシリアスだったり社会的な描写があったりするので、完全なお子さま向けでもない、まさにこの辺りの世代に向けたような形。アートスタイルが似ているからというだけで敬遠するのはあまりにもったいないし、またかなり手堅い作りになっているので、知っている人にこそぜひプレイしてほしい。
以下所感:
・ゲームシステム
HP、TP(いわゆるFP)、MP(BP)といったステータス、コマンドやタイミングよく押してダメージアップやジャストガードを出すシステムは一緒だが、配管工1人(と仲間1匹)ではなく3人を操作する点で大きくプレイフィールが異なる。3人で一番前にいるキャラは攻撃力が上がるがターゲットにされやすい、コンビ技は強力だがどちらかがKOされていると使えない、3人分担のためか耐久が薄く1人に集中砲火されるとあっという間にやられる、などポジションやアイテム、スキルの使いどころといった戦略性が求められる。
・パーティの強化とメダル
ランクアップ(レベルアップ)するとHP、TP、MPのうち1つを強化できるのも同じだが、強力なメダルほど当然ポイント消費が大きく、また残り2つは回復アイテムや後半に出てくる強化アイテムである程度補完できるので、個人的にはMPを一番上げるのをお勧めする。
メダルは体力や攻撃力のアップ、新スキル追加、状態異常の耐性強化など多岐にわたるが、装着したキャラのみ対象になるものが多く、パーティの方針によって自由に付け替えられる。元のスキルや性能的に、アタッカーはVi、タンクはKabbu、サポートはLeifになるが、更に特化させてもバランスよく強化しても、ハチャメチャなビルドにしてもいい。プレイヤーによって進め方が変わってくるだろう。
・ハードモード
ゲーム開始直後に、あるキャラからハードモード用のメダルがもらえる。装着している間は敵が大幅に強くなるが得られる経験値も増える。もともとハードモードの難しさが基準だったらしく、歯応えのあるプレイを楽しめる。1周目でも最初から装着を推奨したいが、あまりにも難しいなら途中で外せばOK。なかなか革新的なシステム。
また、メインルート一本だけだとレベルやアイテム、金策で苦労するので、クエストもこなしたほうが良いだろう。
・豊富な敵キャラ
現在、およそ100種類ほど敵キャラがおり、そのうち中ボス、大ボス、隠しボスは40種類近くにも及ぶ。バラエティ豊かで見た目にも楽しいが、その分初見殺しが多発するので注意。道中はレベルアップで全快するので適当に調整して進められるが、ボスが全般的に非常に強い。アイテムを揃え、レベルやメダル含めしっかり強化しておかないと突破は難しい。ただ全滅してもその場でやり直せるのは親切設計。
・ストーリーやその他
見た目はかわいいが、世界や背景、キャラの設定はかなりしっかりしている。基本は題名にもある永遠の若木を巡る冒険になるが、おてんばでガメついVi、太っちょで男気溢れるKabbu、真面目風な皮肉屋Leifの3人の主人公それぞれのストーリーも追っていくことになる。王国や歴史、因縁、サブキャラたちの物語なども進めていくうちに明らかになっていく。
また、ほぼすべての場所や虫たちについて3人の会話が聞ける、敵キャラや発見物の解説が凝っている、キャラモデルにほとんど使いまわしがない、音楽が良い、考察できそうなシークレットなど、プレイ以外の場面も作りこまれている。

chuton
2020年10月02日
虫が主役のペーパーマ○オ。寄り道しまくってクリアまで30時間くらい。
予想の10倍くらいボリュームがあった。誇張なしでマジで10倍。
ストーリーはかなり王道。
正義感が強く常識人なカブトムシ、カブ。よくばりで単純一途なミツバチ、ヴィー。皮肉屋だがかわいい物好きな記憶喪失のガ、リーフの3匹が探検隊として頑張る話。
メインストーリーだけ追っていると普通のゲームだが、後述のSELECT会話で人や場所に対して怒ったり笑ったりボケたりツッコんだりと小気味よい会話をするので3匹がどういうムシなのかよくわかる。
で、何がそんなにボリュームあったのかというとテキスト量。
フィールド上でNPCに対してAボタンで会話できるのは当然で、さらにSELECTボタンを押すと、その場所や眼の前のNPCに対しての3匹の雑談めいたものを聞くことができる。これが全マップ・全NPC分あり、状況によっても話す内容が違ったりする。
さらに3匹全員が戦闘中に敵を「ぶんせき」することができ、このときの敵への所感は3匹とも違う。これが全エネミー分ある。(1度でもぶんせきすればエネミーリストで全員分確認は可能)
おまけにインディーズゲームとしては規格外のテキスト量なのにも関わらず翻訳は完璧で違和感が一切なく、幼い子供でも読める配慮か難しい漢字は使っていない。ヤバい。
戦闘は完全にペーパーマ○オのアレ。ターン制でアクションコマンドを決めるヤツ。
注意点としてレベルが上っても攻撃力や防御力が上がることはない。なのでレベルが上がりすぎてヌルゲーになることも、レベリングして楽になることもない。(しかしレベル差がある雑魚は触れるだけで倒せるようになるメダルはあるので戦闘でだれることはあまりない)
なので回復アイテムがかなり重要になる。
攻撃力や防御力を上げるにはメダルを装備する必要がある。メダルはそこそこ見つけづらくなかなか手に入らないが、効果は様々でいろんなビルドを組むことができる。
1回の攻撃で40点以上のダメージを叩き出す超火力ミツバチにしたり(メダルなしの通常攻撃1回がだいたい2点)
敵の攻撃を一身に受けて0に抑えつつ、攻撃してきた敵に反射ダメージ&毒を与えるメイン盾カブトムシにしたり
敵を凍結させつつ全体バフや全体デバフ、攻撃無効バリアなどで場を整えるバッファー蛾にしたり。
ここ数年で買った中でもトップクラスに良いゲームだと感じた。値段が倍でも損はしないと思う。
「ペーパーマ○オのパクリでしょ?」と言われたらまぁその通りだけど…でもそれだけじゃないよ。

Assam1234
2020年08月15日
個人的に好きなところ:
敵を分析した時のセリフが、リーフ/カブ/ヴィーの3パターン分用意されています。

MUMBIES
2020年08月09日
本家のペーパーマリオシリーズが死んだ今、マリオストーリー・ペーパーマリオRPGが好きならやって損はなし!