











勇者ヤマダくん
職を失ったゲーム開発者が、初めてのインディペンデントゲームを作る旅の中で真実の愛を見つけるというパズル RPG です。
みんなの勇者ヤマダくんの評価・レビュー一覧

teru_teru
2024年07月01日
片手操作難易度:易しい
一筆書きRPG
割と写真見たままなのですが5*5のステージを一筆書きでなぞって戦ったりアイテムを手に入れて扉に向かうゲームです。
もとはスマホゲーでスタミナ制でしたがこれはスタミナはありません。
パンイチプログラマーのおじさんが近所の女子高生に惚れたためゲームの中に登場させたりというなかなかのキワモノ。
moonなどを手掛けた人が作っておりキャラクターたちのクセの強さはかなりのものです。
ですが、ゲームとしてはアイテムを持ち帰り強化、さらに素材を集めて進化、そして特定の組み合わせで発生する「珍コレ」というバフを探すという収集要素が好きな方には楽しめる要素がたくさんあります。
頭に残るBGM、SEなどもあり気付いたらズルズルとしてしまう深みの有るスルメゲーです。

ryohtaro.0328
2024年04月07日
最初の結論から書くと「シレンとかのローグライクゲーム風目当てで、完全に遊びきりたいと考えるなら買うならやめておけ」
本ゲームに関してだが、他のローグライクと違い最悪なポイントが一つある。それは「一度入力した操作の変更が受け付けられない」という点だ。一筆書きという操作を入力したが最後、ローグライクゲーの基本である「強敵からの逃げ」の入力を受け付けないため、敵の痛恨やこっちの攻撃を外したりで窮地に陥っても「やっぱなし!」や「一度下がって!」とかが通用しないのである。
一応「HPが0になる前に回復アイテムを使用を待機してゾンビ状態から復帰」という小技でHPは回復できる…できるんだが、このゲームのある機能と致命的に相性が悪い。「早送り機能」である。早送り状態だと敵からの不意の一撃で一瞬でHPが0になり、アイテム入力の処理が受け付けられず操作入力ができたと思ってもゲームオーバー、それまでの努力が水の泡となる。
一回のミスで水の泡はローグライクの醍醐味ではあるが、このゲームはゲーム側の処理によって勝手に操作されてしまうため、通常のローグライクよりもはぁ!?という感じがひどい。
また、マイナーゲームゆえに有志の攻略情報やゲーム内データの詳細も少なく、ボスの状態異常耐性や行動、「かなり」とか「ときどき」と書かれた装備の能力発生確率、コラボダンジョンの出現条件も不明なためその点も歯がゆいところ。そもそものボスの行動が初見殺しや超耐性、アイテムのクールダウンの処理に追い付かずぼっこぼこということも多いため、ボス討伐に関しては苦行じみたイメージが多くもう一度やりたいとは思えない、が、このゲーム元がソシャゲなので装備フルコンプには周回が必須である。実績開放率からみても前半山場突破者が25%、後半山場突破者が5%と完全攻略はかなりきつい。
もちろん、このゲーム内のBGMやパロディ、強い装備でお手軽に周回したり、ソシャゲ時代の課金アイテムを湯水のように使える点など面白いという点も存在する。それでも自分にはゲームから与えられる不快感とゲームから得られる爽快感を天秤にかけた時に不快感が上回るため、購入の際にはその点は考慮しておこう。

1ct
2021年08月07日
一介のラブデリックファンなので購入いたしたました。
キモ可愛いドット絵のキャラ達が、毒のあるユーモアとしょうもないパロディを交えて動き期待通りの楽しさです。
寸劇を見るために、一筆書きダンジョン(報酬とスコアが増すだけなので無理して一筆書きしなくてOK)と武装強化を繰り返すゲームシステムです。
気になった点
[list]
[*]戦闘はせっかく半放置できるのに、バックグラウンドでは動かない
[*]編成画面が簡素なので、ロックしていないと装備を間違えて強化素材にしがち
[*]Lvupファンファーレ等の効果音も甲高いおじさんの声が独特的過ぎて毎日聞くには疲れる。
[*]進行が滞って、もとはソシャゲの単調さもあって未クリアになり残念です。[/list]
英名「Dandy Dungeon」ですが、ダンディーとはナルシストや数寄者的な意味合いもあるっぽいんですね。

Fault
2020年04月17日
「使わない(使えない)大量の装備を集めまくりおっさんを着せ替えるゲーム」
元々はスマホソシャゲだったらしく、良くも悪くもその影響が残っている
ゲーム性は比較的シンプルで1ステージも短め
ステージは豊富で集めるアイテムも豊富で、ついでにレア堀周回も豊富である
そういうのが好きなら良いと思う、実際、私は楽しかった
東方やらべーしっ君やらコラボダンジョンの基準が意味不明な点も非常に良い
ストーリーの筋だけ見れば王道なのに舞台とキャラクターと言動のせいでどうかしてるシナリオも良い
プレイしているうちに、だんだんこのヤマダくんが好きになれるだろう
難点は収集要素に全振りし過ぎてそれ以外が乏しいところ
装備は個性豊かと言えば聞こえは良いが98%は使わないし使えない
終盤に入るにつれて敵が理不尽に近い面倒くささを発揮するようになる点も合わせて大半の装備に使い道はない
数種類の定番装備が最初から最後まで現役である
ついでに言うと装備を鍛えたり、合成したり、と言った楽しみもないので強い敵はいつまでも強い
いわゆる「定番装備」はあれど「最強装備」がない点は、まあ良し悪しだろう
ゲームとは直接関係ないことだが前述のとおり元々はソシャゲである
そのため攻略情報を調べるとソシャゲ時代の情報が多いというかほとんど全部そうである
大部分は通用するが一部にズレがあったり、そもそも載ってなかったりするのは注意
※追記 Staem版のみだと思われる情報
・レアアイテム(ピラミッド)
亡霊女王の扉ボスから盗みで「ガントレット」
偉大なる王の扉ボスから盗みで「ゴッドハンド」
激辛カレーの扉ボスから盗みで「竜のヒゲ」
金色のミイラ、金色のドラゴンから稀に「黄金のコマイヌ」ドロップ
・レアアイテム(それ以外)
ボーン船長の大海賊船フロア2の転移マスの先にいる特殊ボスポイスラキングから
盗みで「ポイズンキラー」
転移マスの出現条件は不明、なんかいつの間にか出てた
・イル家の三人イベント(実績)
特定の武器を伝説化することで進行する(と思われる)
一人目「プロゴルフクラブα」を伝説化
二人目「竜のヒゲ」を伝説化
三人目「ポイズンキラー」を伝説化
ただし、これだけでは実績クリアにならない
実績クリアにはまだ何か必要なようだが条件は不明

penta0
2020年04月06日
元ゲームプログラマ現半裸ニート36歳がお隣に越してきた18歳女子に恋慕しつつ作った一画面ハクスラ一筆書きRPGを実際にプレイするゲーム。
手に入るアイテムはダンジョンごとに決まっているものの入手確率はランダムでかつ素材を集めて装備を強化する要素もある為、ひたすらダンジョンを繰り返し潜りまくることになる。
装備によってはスキルなどもついてたりして(ランダムオプションはない)収集欲を刺激される。
音楽と効果音がいちいち素敵なのが良い。
UIもマウスだけで快適に操作できるので空いた時間にだらだらやってしまう魅力がある。
[b]ただ2020/04/06現在以下のバグらしきものがある。[/b]
[list]
[*][strike]ネットワークランキングが機能していない。これはチーターがどうとかいう話ではなくてランキング画面に入ると接続中の文字列が出続けて復帰不可能になる又はランキング画面が開いた直後に自動で閉じて見れないといったものである。エラーメッセージなどは無い。ランキング画面が使えないのは構わないけれど使えないのなら機能ごと削除しておいてほしい。[/strike]修正されました。
[*]条件を満たしても実績が取れない場合がある。このゲームはダンジョンでやられてしまってもおにぎりを使えばコンティニューできるのだが、どうもボスを倒した系の実績はコンティニューした後に倒しても取れないようになっているような気がする。私はコメビツを倒したときにこの状態になった。[strike]このゲームは一度倒したボスは再出現しないようなのでセーブデータを削除してゲームをやり直し今度はコンティニューしないで倒したら取れたので実績を気にする人は気を付けたほうがいい。[/strike](ゲームを進めると復活するようになる)[strike]これに関してはもしかしたら仕様なのかもしれない。だとしたら実績にも「コンティニューしないで」と書いておいてほしい。[/strike]バイバイを倒したときはコンティニューしても実績が取れたのでバグのようだ。
[/list]
ついでなので要望も書いておく。
装備強化の時に装備中のアイテムは選択できないように暗くなっているが、ロックしたものやお気に入りのものも暗くしておいてほしい。アイテムが多いといらないものを探すのが手間です。
以上のようなちょっと困った点もあるものの基本的には適度に頭を使いだらだら周回できる楽しいゲームではある。
[strike]動かない機能を放置しているのはどうかと思うがまぁ[/strike]お勧めです。

Osarur
2019年12月01日
正直、このタイトルと画面写真を見ると「ふざけてるのかな?しかもこの値段で」
・・・と思ったけど、まあそうなら返品すりゃいいかで開発してみたわけですよ
一生の不覚にも2時間遊んでしまったので一筆
ストアの「このゲームについて」の紹介文を見ながら感想を言えば
ゲームの遊び方はスマホのゲーム性、スタート地点からゴール地点まで画面をなぞっていく一筆ゲーム
ゲームの特徴は書いてある通り、熟練を感じさせる真面目な作り
スマホやSwitchで遊ぶなら暇つぶしに最適なゲームであるかもしれない
わざわざSteamで遊ぶならおっさんキャラのスクショを世界に大公開できちゃうのかな?
とまあ外連味たっぷりの世界観とゲームの動きには妙な気持ちよさがある
埋もれた財宝みたいになってしまうのは惜しまれる一品
そうなってしまったら世に出るのが早過ぎたのか、奇才の作品とはそういうものか