





Darklands
黒い森の黄昏の奥深く、あなたと仲間たちは盗賊騎士の塔の前でしゃがんでいます。錬金術師のハンスは、不思議な薬をドアのそばに置きます。修道士エブハルトは聖ダンスタンにあなたの武器と鎧を祝福してくれるように懇願します。そして、あなたとグレッチェンは、プレートメールがきしまないことを祈りながら、裸の長剣を握ります。
みんなのDarklandsの評価・レビュー一覧

philosoranter
2014年12月05日
子供のころ、このゲームに何十時間も注いだのにもかかわらず、進み方がわからなかったなぁ。笑
でも、それがいい思い出だったりもする。
友達や兄弟と一緒キャラクター作って、盗賊や魔女をやっつけて、
装備を強化して、世界の終わりを企む魔界に立ち向かって…
派手に死んだり、あっけなく死んだり、死にまくったなぁ。笑
BBSやウィキがなかったころなので、大人になってやってると別の楽しみ方があった。
このゲームの良いところ:
・細かいキャラクターデザイン:
職業を重ねることに始まり、冒険を続けるにつれて頻繁に使うスキルがどんどん上達する仕組み。
パーティーの武術担当、錬金術担当など、専門職を作って戦おう!
・とにかくオープンでフリー:
行く手を阻む山脈や渡れない川は特にない。
最強の武具がある街、珍しいものが眠る洞窟…行きたいところへすぐに行ける!
作戦を建てて、ヨーロッパを旅しよう!
・忠実な世界観:
このゲームは、「当時の人々が思い描いたであろう世界」を再現してる。
例えば、パーティーは様々な場面で「聖人にお祈りする」ことができる。
回復できる聖人、大吹雪から守ってくれる聖人、饒舌になる聖人、悪霊退散できる聖人、実にいろいろ。
武具と錬金術と聖人のご加護を頼りに、冒険をしよう!
・リアルタイムバトルの緊張感:
指示を出すためにいつでも停止できるけど、戦闘自体はリアルタイムに進んでいく。
仲間の配置を決め、武器やポーションで迫りくる敵を迎え撃とう!
このゲームの悪いところ:
・初心者に厳しい:
ゲーム内のコントロール説明はないので、マニュアルをよく確認しよう。
基本的にどこに行ってもいいけど、いきなり強すぎる相手とであうことも。
パーティーから死者が出れば、いつでも新しいキャラクターを作って入れてもいいので、新しい”仲間”でカバーしよう。笑
・フリーすぎるが故に、どこでなにをすればいいかわからなくなる。
最初の何ヶ月、このゲームにラスボスがいることも知らなかった青春時代。笑
今は攻略に必要な情報はネットで見つかるし、役に立つアプリも多い。ただいま、大人の知恵で再挑戦中!
・なんてったってレトロ:
ドット絵のキャラクターがバトルして、街や外のイベントはパターンを覚えれば攻略できる。
イベントは(ドット絵の)水彩画バックにひたすら文書で進む。
説明文も会話のやり取りも全部、小説のような書き方で、英語力に自信のない方にはお勧めできません。
このゲームは僕の青春の1ページのようなものなので、攻略できなかった当時を思い出してすすんでる。
MorrowindなどのアメリカのRPGゲームに大きな影響を与えたこの作品、ぜひお試しください。