















Dragon Age: The Veilguard
ドラゴン エイジの世界には、セダスを脅かす悪の勢力に立ち向かうことができる新しいヒーローが必要です。 Bioware のファンタジー ロールプレイング シリーズの次回作。
みんなのDragon Age: The Veilguardの評価・レビュー一覧

tana
2024年12月06日
物語のためにキャラがいるのではなく、それぞれのキャラが自分の人生を生きていて彼らがプレイヤーと関わることでドラゴンエイジという物語になっていく。このゲームを遊んでそんな印象を受けました。
NPCのしっかりとしたバックボーン、世界設定と豊富なロア、世界に入り込むための背景美術、彫刻や絵画等の小物、街並みや自然、どれもが高水準でした。
上記だけでも十分ですが、予想に反して戦闘が面白かったです。無茶苦茶楽しかった。装備、スキル、仲間との連携、それらのシナジーを考えて理想のビルドを構築していく流れが序盤を少し過ぎたあたりから終わりまでずっと楽しかったです。
つまり何が言いたいのかというと、とんでもないゲームでした。開発の皆さんありがとうございます。

Myu
2024年12月04日
いつものドラゴンエイジではないが
「ゲームとして」は面白いと思う
しかし
皆さんおなじみのDEIのせいでシリーズの持ち味であるストーリーは壊滅的
とくにある仲間は世界がピンチなのに「性」のお悩みばかりで
呆れを通り越して吐き気すら感じる
ストーリーなんてクソ喰らえの方はセールの投げ売りの時に買ってもいいが
ストーリーも大事にしたい方このページを閉じることおすすめする

toko
2024年12月01日
約60時間でクリアしました。インクイジションが好きだったので、ソラスの結末がみたくてなんとか頑張ることができましたが、エンディングまでプレイすることが苦痛に感じてしまいました。戦闘は楽しむことができましたが、一番期待していたストーリーが序盤しか楽しむことができませんでした。中盤以降は一本調子で、続きが気になるような物語がなかったと感じます。何年も楽しみにしていたゲームなだけにとても悲しい気持ちです。いつかまたストーリーの楽しめるドラゴンエイジが発売されてほしいなと思います。

kamina
2024年11月30日
シークレットEDまで見れたのでレビューします。
先ずはシリーズの続編を予定してくれているようなので「おすすめ」にしておきます。
ゲームの全体的な評価としては致命的なバグも無いので綺麗にまとまった良作なアクションゲームだと思います。
ただスキルが少なく後半になっても戦闘があまり変化しないのでやや飽きやすくもあり、続編もアクションゲームを予定しているのならもっと主人公や仲間に違う種類のスキルが欲しいです。
DAシリーズはお気に入りのキャラクターを見つけることが出来れば、いつも通りEDまでは楽しく遊べる良いゲームだと思います。
DAIに比べて実績の少なさやMAPの一本道など不満もありますが、こうしてシリーズの新作が発売されて続編があるかもしれないとまた夢を見られそうなので買って良かったです。

Aurochs
2024年11月29日
もはやシリーズ物なので買わずにはいられなかっただけなので、これだけやろうと思ってる方はセールで2000円ぐらいになったら買うといいと思います。全シリーズ通してmodありきのゲームです。ストーリーもどんどんチープになってきてるし、ポリコレはキャラ設定的にうまく盛り込めばどんな批評家も満足できる感じなのに、いかにも頑張ってますよ感を出すのをやめてほしい。なんせ冒険中にひたすら仲間のセラピーをやらねばいけないのかね。。

eru55
2024年11月26日
[h1]「ポリコレゲー」と叩かれた不遇の名作[/h1]
[h1]ストーリーや演出について[/h1]
プレイヤーの選択で展開が変わり、3周くらいしないと全パターン見れないほど作りこみがエグイ。
サブクエにお使いは無く、キャラクエストも全キャラ後日談まで丁寧にクエスト化しているのはうれしい。
特に終盤の展開は結構ワクワクしました。
メインクエだけなら短いと思いますが、サブクエを推奨してくる感じが強いので色々やると結構長く感じるかも。
[h1]戦闘について[/h1]
アクションだけど微妙にもっさりでスタイリッシュさは無し。
弱・強攻撃、遠距離攻撃、ジャンプ、パリィ、防御、回避、回復ポーション。
スキル3つとアルティメットスキル、ルーンスキルは好きにカスタマイズ出来ます。
主人公+仲間2人の3人パーティで、仲間は無敵。
ほとんどのキャラが回復スキルを持ってますが、基本的にプレイヤーが指示しないとスキルは使用してくれません。
この「アクション操作をしながら仲間に指示も出す」というシステムが微妙に噛み合っておらず、敵の種類の少なさやごり押しで結構何とかなってしまう所も含め若干ダレてきます。
[h1]育成面について[/h1]
戦士・ローグ・魔法使いからそれぞれ上級職3種に派生して合計9職。
前作は9人の仲間がそれぞれの上級職に就くので一周で全職業のスキルを体験できたのですが、今作は主人公専用の為一周で3職しか試せないのは少し残念。
ビルド自体は多彩でスキルの降り直しも簡単なので、付け替えが面倒でなければ結構楽しめます。
装備に関しては同じ装備を何度も手に入れることでレアリティやパラメータが強化されていき、最終的にどの装備もビルド次第で最強装備となります。
唯一品のユニーク装備もあり、こちらも安易な最強装備ではなくビルドの根幹を変えるような癖の強い装備になっています。
残念なのは同じ装備を何度も手に入れる関係上、強敵を倒したり宝箱を開けても「またこれかー」とワクワク感がなく、ユニーク箱にしか楽しみがなくなる所。
[h1]仲間について[/h1]
恋愛が出来るゲームなので、普通に美男美女が多い方が良かった・・・
今作でもモリガンやイザベラは美人なのに。
ただ、キャラクエなどで背景や性格を知ると最終的に全員に愛着が沸くのは不思議なところ。
事あるごとにテーブルを囲んで作戦会議をするのは仲間感があっておもしろい。
[h1]ポリコレについて[/h1]
仲間の一人にノンバイナリーのキャラがおり、そのキャラのクエストでのみそういった話が出てきます。
メインクエや他のサブクエには全く出てこないのでご安心を。
あとはキャラクリで色々変えたりできますが、何もしなければノンケになるので気にする人はいないでしょう。
仲間の見た目は見ての通り。
過去作すべてプレイ済み。難易度求道者でクリア。
個人的にドラゴンエイジシリーズは「毎回80点台をたたき出してくるが決して90点には届かない」みたいな印象。今作も同じ感じ。
ポリコレが最も批判された部分ですが、そういった要素があってもゲーム自体が面白ければ評価されることはバルダーズゲート3が証明しているので、今作は不遇な印象を受けます。

ミートローフ
2024年11月26日
この作品からドラゴンエイジに入りましたが、非常に楽しめました。
現在では何周もしていて総プレイ時間は300時間を超えました。
・世界観の分かりやすさについて
これは、細かい単語などは正直1周目はあまりわかりませんでした。用語集もありますが、気づかずにプレイしていたので
本当に詳しいことはよくわかっていませんでしたが楽しく最後までプレイしました。
逆に言えば、細かい単語や世界の情勢などよくわからなくても引き込まれるわかりやすいストーリーと仲間キャラクターたちの魅力、戦闘の楽しさがあったということです。
2周目以降は用語集に目を通しましたが、用語集もかなり端的に簡単な言葉で短くまとめられていて、よくこういった込み入った世界観のゲームにありがちな「わからない単語を調べたらわからない単語で説明をされた」とか「長すぎて読むのが苦痛だった」とかのストレスを感じることなく、全体のざっくりした内容を理解することができました。
その上で周回プレイをすると、キャラの言動一つ、クエストの内容にも「ああそういうことだったのか!」という気づきがありスルメのように楽しめます。
なので、シリーズファンではないですが世界観への理解は、特に問題に感じませんでした。
むしろ私は、没入感を削がれるためあまり説明的なセリフを用意してほしくないのでこのくらいの方が合っていました。
・引き込まれるストーリーについて
私は選択肢での分岐が多いRPG(例えばBG3など)が好きでプレイしていますが、ここまでプレイを通して『自分の選択してきたこと』の責任と重みを考えさせられる作品は初めてで、特にラストの展開は努力して関係を築き上げてきた仲間たちの活躍がアツくもあり、プレイを通してプレイヤー自身が感じてきた様々な後悔や迷いを利用してのどんでん返しが起こるため、初見時には鳥肌が立つくらい、非常に秀逸なストーリー構成だと思いました。これからプレイを考えている人は、絶対にネタバレを踏まずに最後までプレイしてほしいと思います。
そのストーリーを引き立てているのが、主人公であるルークです。
キャラクリできる系のゲームの主人公はだいたいほとんど喋りませんし、選択肢である程度性格が決められますが仲間から名前で呼ばれることもない。人によってはそれで没入できると思うので悪いとは言いませんが、自我があるのかないのかわからないので、私は正直感情移入することはできず、ただ『物語の展開を決められる、見た目が好みなお人形』程度にしか愛着を持てませんでした。
しかしヴェイルの守護者の主人公ルークは、選択肢がしっかりありながらも喋って、笑って、冗談を言って、怒る。プレイヤーの意図をゲームに反映させながら、ルーク自身の感情表現が豊かであり、きちんと仲間とコミュニケーションをとり、名前で呼び止められ、親しい会話をするため、ただのお人形ではなくきちんと感情移入できる主人公になっています。
だからこそ、ルークが下した決断、その時の心情、孤独感がより自分ごとのように感じられ、ストーリーに没入できるのだと思います。
ルークあってこそ、このヴェイルの守護者のストーリーは完成していると言っていいほど重要な役割だと思います。
・仲間、個別ストーリー、ロマンスについて
よく『仲間がブス』だとか『ポリコレ』とか騒がれていますが、そういった方々は洋ゲー初めてやったのかな?10年位前から洋映画とか観てないのかな?と思ってしまいます。
時代の流れについていけていない、価値観のアップデートができていない方にはたしかに向かないかもしれません。または、前作までのリアル路線のドラゴンエイジを求めていた方には合わないでしょう。
ただ、特にシリーズファンでもなく洋ゲーばかりやっている私からすればキャラクターの造形や個別のストーリーは全く問題ないです。むしろとても好感が持てました。
造形に関していえばたしかに少しディズ〇ーっぽいですが、世界自体も色鮮やかでファンタジックな舞台になっているのでキャラクターと合っています。それに、ディズ〇ーっぽいから子供っぽいというわけではありません。きちんとかっこいいキャラ、美人な大人の女性キャラクターもいます。主人公のキャラクリもコツを掴めばかなり美人、美形に作ることも可能です。
個別ストーリーは、それぞれ『自分とは何者なのか、どう生きていくべきなのか』が大きなテーマになっていると思います。
それぞれが自分や家族、祖先や保護対象と関わることで自分の生き方と向き合い、立ち向かっていきます。ルークはそのクエストに同行して、彼らを導くことでロマンスや、分岐も発生します。
抱えている問題はそれぞれ全く別ですが、根幹は同じで、共感しやすいテーマになっていて、すべてのストーリーがとてもよかったと思います。特にターシュとルカニス、ベララのストーリーは感情を揺さぶられました。
ターシュのストーリーは、発売前に一部を切り取ってポリコレポリコレと騒ぎ立てられてしましましたが、きちんとプレイすればそんな意図ではないと伝わるはずです。
インクイジョンも現在並行してプレイ中なのですが、インクイジョンでもドリアンというキャラクターは自身のセクシャリティについて悩みを抱えていました。10年前は自身がゲイであること、10年後のターシュは自身の性別が男でも女でもないことについての悩み。
これはゲーム業界がポリコレに浸食されているからではなく、バイオウェアが昔からセクシャリティについての問題に関心を持っているから取り入れられた要素だと思います。10年前は同性愛、現在では個人の性別についての悩みを持っている人が多い。ただ、より多くの人にキャラクターに共感してほしいから問題をアップデートしただけだと思います。
こういったことを長々と書くのは、最近よく目にする、一定の思想に染まった人たちが発信する偏見に満ちたレビューでこのゲームへの印象が左右されてほしくないからです。
穿った目で見て、このゲームを台無しにしてほしくはないです。
ロマンスの進行はちょっと遅いと感じました。一部のキャラクターは最終決戦前までキスすらしません。
が、無駄に焦らされているわけではなく、全体を通してみれば問題解決していない状態でイチャイチャするのはおかしいので、自然な流れでそうなったと言えます。ロマンスシーンは本当に素敵ですし、ロマンス状態で特定のクエストに行ったりすると特別な会話が戦闘中にも散りばめられていたりと細かい差分があって、何度もプレイしたくなる理由の一つにもなっています。
ただ、そうなるとイチャイチャ会話が本当に終盤にちょこっとなので、インクイジョンやBG3のようにロマンス状態になったらいつでも出かけたりキスしたりできるなど、もう少しそういった形で強化されてもいいかなと思いました。
(以下ちょっとネタバレ)
それから明確に不満と言えるのが、序盤に[spoiler] 「仲間二人のどちらの街を救うか」という大きな分岐があるのですが、その選択によってはロマンス出来なくなるキャラクターがいて、尚且つそのキャラクターが他のキャラクターとはロマンスをするという点です。
ルーク1人の力では何も変わらなかったであろう状況を、救わなかった街のキャラからあたかもルークのせいのように言われてなじられ、態度が硬化して回復をしてくれなくなった上に、ロマンス進行中だと振られる。でもそのキャラが、ルークが救った方の街のキャラクターと恋に落ちるって…。意味わからん!理不尽すぎやろ!となりました。[/spoiler]
もうひと組み仲間同士で恋仲になったりますが、その二人はとても微笑ましいです。また他にも仲間とNPCが恋人になったり、細かく見ていくと仲間の元恋人や初恋の人がNPCの中にいたり。場外でもかなりおもしろい恋愛模様が展開されています。
・戦闘について
魔導士、ローグ、戦士の中から選ぶ形になります。3種類なのは少ないなと初見時に思ったのですが、全クラス体験してみてかなりバラエティに富んでいて楽しかったです。
3種類ではあるのですがその中でもスキルツリーでなにの専門家になるかによってかなり戦闘方法が変わりますし、クエストに連れて行く仲間によっても変わります。一応難易度ナイトメア魔導士でもクリアしましたが、敵のヘイトが常に自分に向いているのでかなりキツく、まるでソウルライクゲームのようでした。仲間のビルド含めかなり戦法に頭を捻りましたが、その考えてる時間も楽しかったです。
難易度冒険家くらいですと、特に何も考えずにひたすら殴ってたまに死んで慎重にやり直す、という感じでしたが通常のモーションがかっこいいのもさることながら、アビリティやアルティメット(必殺技)にもカットインみたいなのがはいるので爽快感があり非常に楽しめました。
仲間に指示を出す画面で一旦停止になるので、その時に敵の数やどこにいるかを把握できるのが新鮮だし便利だなと思いました。
そんなに頻繁に止めたりしないのでテンポ感には支障をきたしません。
・探索について
本作はオープンワールドではなくエリアごとに探索する形のゲームですが、宝箱やギミックをどのくらい見つけたか%表示で示してくれるので、やりがいを感じました。
探索自体は、原神などのゲームに似ていてちょっとしたギミックがあってそれを解いたら宝箱までの道が開けたり、「どうやってあそこに行けばいいんだろう」と考えてうろうろしてるとまた別のギミックを見つけて寄り道したり…と気づけば時間が溶けています。
ギミックの難易度も、ストレスにならないギリギリで留まってくれるので理不尽さを感じたりはしません。落ち着いてよく見たら解けるようになっているのが優秀なつくりだなと思いました。
それから、こういうゲームでよくある落下ダメージがないのは本当に素晴らしく(あまりにも高いところから落ちると戻されますが)、面倒くさがりで階段やはしごなんて使いたくないというタイプの人間でもストレスなくショートカットができます。
また、金策として壺や樽を破壊することになるのですが、これが最高に気持ちいい。すぐにリポップしてくれるので、お気にいりのスポットで破壊の限りを尽くすのは本当に楽しいです。金策しているということを忘れます。
◆総評
個人の好みの差はあれど、一本のゲームとしてのクオリティはかなり高いことは事実です。
ストーリーが消化不良でDLCでの補完が必要なゲームは多いですが、ヴェイルの守護者はストーリーもしっかり完結しており、ムービーもリッチ、戦闘面でもかなり質が高く、フルプライスに相応しい昨今珍しいクオリティのゲームだと思います。
過去作に強い思い入れがあり路線変更を受け入れられない方、洋ゲーに慣れていない方には向いていないと思いますが、
ロマンスがあり選択で分岐があるRPG、アクションゲームが好きな方、美しくファンタジックな世界や剣と魔法の世界観を探索するのが好きな方はハマれると思います。
私は2024年にプレイした中で一番ハマったゲームでした。
まだまだ周回プレイをするつもりです。

Hikouki_Dakeha_Kanbenna
2024年11月25日
最近流行りの「ぽりこれ」とかいうのに極端に注視した極端な評価を極端に宣伝された可哀そうなゲームです。
ストーリーで評価を落とす方も少なからずいらっしゃるみたいですが、アクション、グラフィック等総合的に見て私はおすすめできるゲームだと思います。
そもそも、ドラゴンエイジは美男美女しか出てこないゲームではないです。別にいいじゃないですか、手術痕なんて無視すればいいだけなんです。
ドラゴンエイジはぽりこれを促進し強制するゲームではありません。各メディアにより与えられた先入観を捨てたら自由にゲームを楽しめると思います。もちろん、判断するのはあなた自身です。考えるのもあなた自身です。

Roaxentia次女
2024年11月24日
YouTube上にあふれるアンチやネガキャンに騙されてはいけない。
最低でも良ゲー、人によっては十分神ゲーになりうるポテンシャルを秘めてる。
特に戦闘は操作性もよく爽快感もあり楽しめる。
仲間もブスだポリコレだと言われているが十分キャラクターとして魅力的だと思う。
それぞれにバックボーンがあり、悩みや葛藤があり、活き活きと描かれている。
一部ポリコレ思想家の考えを具現化したようなキャラがいてそれは若干受け付けないが、ほかのキャラは十分以上に魅力的だと感じた。
シリーズファンからすれば大きく路線変更した感じがして評価しづらいのかもしれないが個人的には前作の味方AIは頭悪すぎてストレスマッハなので今作の仕様は大歓迎。
グラフィックも素晴らしく、テクスチャ品質『ヴェイルに触れしもの』は現在出ているハイファンタジー作品のなかではトップクラスだと思う。あと髪の毛の表現が素晴らしく動きに合わせて一本一本が揺れているようでこの髪の毛の表現は一見の価値がある。
現在約60時間のプレイでそろそろ終盤かと思われるがネガキャンを鵜吞みにして買うのを躊躇するのはあまりにもったいない。というかネガキャンやアンチに対し激しい怒りを覚えざるを得ないくらい作品。
売り上げが不振らしいが今後も続けてほしいIPである。

シャンブロ
2024年11月17日
Dragon Age: Inquisition (以下 インクイジション)の続編として製作されたゲーム。
続編ではあるが、Dragon Age KEEPは使用しないので注意する事。
前作の引継ぎは全てCharacter Createに組み込まれ、
大まかには、
・審問官の容姿(種族)
・恋愛関係
・審問会の行く末(解散したor教会の一部署化)
・ソラスについての扱い(排除or自滅阻止)
の4項目を決めるだけとなる。
「ヴェイルの守護者」は、インクイジションの冒険終了時
(正確に言うなら、コリーフィアス討滅後)の10年後を描いた作品だ。
当然ながら「戦慄のオオカミ」の名は、テヴィンター帝国まで響き渡っている。
プロローグでは、この「戦慄のオオカミ」ことソラスの捜索に必要な人物と合流すべく、
主人公(以下 ルーク/キャラが男でも女でも「ルーク」と呼ばれる)とヴァリックの奮闘が始まる。
ルークは容姿(種族・名称・性自認等の選択)・職業・背景・難易度が可能。
種族は、人間・エルフ・ドワーフ・クナリ族の4種から選べるが、前作と違い、種族的な優劣差は存在しない。
(セダスに於いての人口比率としては、人間が最も多く7-8割弱を占め、エルフとドワーフでそれぞれ1割弱を占める。残りがクナリ族である)
名称は、性自認と同時に決めるもので、彼なのか彼女なのか中性なのかを決められる。
名称の設定によって、ルークは「彼」なら自分を俺と呼び、「中性or彼女」なら自分を私と呼ぶ。
性自認の有無は、恋愛(ロマンス)に必須の項目だ。
このゲームでは都合6人のコンパニオン(仲間)が加入するが、
初期加入のナーブ・ギャラス(女)とハーディング(女)以外に、
ストーリーの進行に合わせて女性(?)1名と男性3名が加入する。
(ヴァリックはプロローグのみの加入で、プロローグ終了後 負傷退場するので注意)
このコンパニオンの内、ナーブ・ギャラスと男性1名は、ストーリーの関係上、
選択肢によっては態度が硬化し、ロマンス不可となるので注意されたい。
職業は前作同様、戦士・ローグ・魔術師の3つだ。
前作ではここから、片手剣+盾or両手武器と派生したが、今作ではそれらは一つに統合されている。
従って、戦士は基本的には片手剣+盾であるが、キー入力によって両手武器への切り替えが可能になった。
ただし盾では完全に防げるが、両手武器で防御すると微弱だがHPも削れることに留意する事。
ローグは基本攻撃(軽攻撃)が二刀流で、強攻撃が弓である。実際のところ、弓はオマケなのだが。
魔術師は装備する武器の属性とは別にスキル別に属性を持つ。だから杖は炎だが、スキル構成は氷、何て事も可能だ。
勿論オーブにも属性があるので、杖は炎・オーブは氷・スキル構成は死霊なんて事も可能だ。
職業考察をすると、ほとんどの考察では「戦士が一番簡単で、魔術師は上級者向け」なんて文言を耳にするが、
まずハッキリ言って、それぞれの職業に優劣は存在しない。
敢えて優劣をつけるなら、
戦士は「簡単そうに見えるが玄人向け」、
ローグは「難しそうに見えるが比較的簡単」、
魔術師は「難しそうに見えて実際難しい」
である。こう思うに足る理由を述べよう。
まず戦士だが、ガード可能な攻撃とそうでない攻撃がある事が問題なのだ。
このゲームでは、ガード可能な攻撃は黄色で、不可能な攻撃は赤色で、それぞれタイミングが示される。
ガード不可能な攻撃は、特化「チャンピオン」のスキルを取る事でガード可能になるが、それは早くてもLv30以上になってからである。
それまでは回避するしかなく、ガード不可能攻撃を防御すると「HPが削られる+吹き飛ぶ」という効果が発生する。
そのため、前作の様に「ただ軽攻撃してりゃいいだけの存在」ではなく、確りと状況を見極め、適時パリィする事が必要不可欠になっている。
(一応4回軽攻撃するとフィニッシャーが出るのだが、それがだいたい「ジャストパリィした際の敵の行動不能時間」と同等なので、フィニッシャー後は再び敵の攻撃を待つのが常套手段になる)
戦士のスキルの中には、ジャストパリィを成功させると属性効果が発生するパッシブなどもあるので、パリィや回避を無視する事は出来ない仕様になっている。
あと非常に面倒くさいのだが、前作と違い主人公が戦士の場合、敵を引き付けるスキルは取得しない。
〔そもそも鎧(ガード値)や障壁は『敵専用』になっている〕
ローグは、防御手段がパリィと回避しか無いので、この時点で大体の人が中級者向けだと判断するのだろうが、
今作のローグは、二刀流前提で弓はオマケである。「FPSやってた人向け」なんて書き方をしている所もあるが、嘘である。
弓は幾つかのギミック排除に用いるが、総じて使い処が限られるため、そこまで使わない。
むしろ今作のローグは、ノンターゲティングゲームに等しい動きを要求される。
「軽攻撃2発くらい入れたら1回回避」程度が必要な動作で、棒立ちしたまま二刀流ブンブンするような事は無い。弓なんぞ狙う暇がない。じっくり狙いを定めて撃つ、という状況よりは、瞬間的判断で当てる、程度の話だ。
Pmang でやっていた C9 のようなノンターゲティングゲーム類をローグ系でやって、目を回していなければ、今作のローグはそこまで難しくはない。
逆に言うと、ノンターゲティングゲームで目を回している諸氏は、難しいと感じるだろう程度である。
魔術師は、今作では最も難しい。
何しろ「すべての敵に弱点属性がある」ので、弱点属性をきちんと把握しないとやってられないのだ。
また、杖はその場で「ほぼ棒立ち状態で攻撃する」ことになる。オーブは攻撃の度に「若干敵に近づいていく」。
ここまで言えば分かると思うが、攻撃に際しての位置取りや状況把握能力が無いと、あっという間にHPを削られてゲームオーバーである。
さらに問題になるのが防具的な問題である。
戦士とローグはそこまで差が無い(戦士は初期防御20前後重装鎧、ローグは15程度中装鎧)のだが、
魔術師は初期防御値が10前後で軽装鎧である。
何が言いたいのかというと、戦士やローグであれば敵の弱攻撃程度(例としてダークスポーン・ジェンロックをあげる)では、HPゲージ1本分削るのに数回の攻撃が必要だが、魔術師は1回の攻撃で1.5本分削れてしまうのだ。
故に敵との位置取り・状況判断能力は必要不可欠であり、前作の様に前衛職の陰に隠れて魔法ブンブンしてればいい訳では無い。
また今作も前作と同様、ロックオンされた部分に必中するのは変わらない。
ただロックオンはそこまで必要ではない。むしろ邪魔である。
何しろ視点がロックオン対象とその周囲に限られてしまうからだ。
一応ローグ系コンパニオンがいると「後ろよ!」等と叫んで、危険を知らせてくれるのだが、正直言って、叫んだ時には「敵は既に攻撃モーションに入っている」という事が多いので、ロックオンして視点固定するのは、今作では不必要である。
背景とは、主人公ルークの出自を決める内容だ。
グレイ・ウォーデンやアンティヴァの黒カラスなど、前作インクイジションをプレイした事がある人にとっては馴染み深い背景が多数ある。
その中で、敢えて初心者向けと言い切れる背景は「グレイ・ウォーデン」である。
何しろ今作の最終ボスは「穢れによって堕落した"エルフの神"を自称する魔術師」である。
「穢れ」と言えば言わずもがなのダークスポーンであり、ダークスポーン特効を持つグレイ・ウォーデンは相性がいい。
加えて若干の基礎防御値と基礎能力の向上がある。特にHPバーのゲージが1本分追加されるのが地味に大きい。
鼻持ちならないファースト・ウォーデンのクソジジイを除けば、総じて良いヒトばかり。
一方ファースト・ウォーデンは戦士というよりは政治家に近く、ルールに厳格で頭が固く、古臭い騎士道にしがみ付いている老害である。
派閥ショップは戦士(やローグ)に使い勝手の良いアイテムが並ぶ。
アンティヴァの黒カラスも魅力的だ。
ローグ系の装備が揃っており、更にローグ系コンパニオンの1人「ルカニス・デラモルテ(男)」の故郷でもある。
なおストーリーの関係上、ルカニス君かナーブ氏のどちらかは、選択後態度が硬化してしまう。
派閥ショップにはローグに使い勝手の良いアイテムが並んでいるので、ルークがローグならルカニス君を支援しよう。
特効はアンタームという、キュンから離れたヴァショス系一派へのダメージ強化である。
アンタームは魔術師こそいないが、射撃速度の速いガトロク砲持ちと狂戦士が多い。
特に狂戦士は面倒な相手で、攻撃のほとんどがガード不可能に分類される。
シャドウドラゴンは、前作インクイジションでテヴィンターに戻ったドリアン・パヴィス君が創った地下組織だ。
前作インクイジションではドリアン君が女性賢者と共に政治派閥を作った事が描かれているが、
その後「テヴィンターに不都合」という理由で女性賢者は賢者院から罷免され、派閥も解体されてしまったため、やむなく地下に潜る羽目になったらしい。
彼らはヴェナトリ、そうあの憎たらしい糞組織ヴェナトリへの特効を持つのだ!
派閥ショップはナーブ君の装備や魔術師関連が多い。職業魔術師ならシャドウドラゴン応援は必須だ。
モーンウォッチャーも魔術師系に分類される。
正確に言うと、ネヴァラの全ての魔術師はモルタリタシで、その中でも特に成績が良く優秀な人々の階級が「モーンウォッチャー」である。
あのカサンドラ・ペンタガーストがかなり嫌がっていたモルタリタシである。
まぁ動く骸骨のマンフレッド君を嫌がらないのであれば、イケるよ!
・・・と色々書いたが、このゲームをオススメしない理由は2つある。
(English version for developers)
1つは、未だ販売されて2週間弱しか経っていないのもあり、バグが多い事が挙げられる。
特に私が嫌がって居るバグは「後光」と呼称しているバグで、画面の奥側から発生して画面全体が乳白色に染まってしまうバグである。
解消方法は、セーブデータのロードかアイテム画面などへの遷移であるが、問題はこれがプロローグ段階(所謂チュートリアル)でも発生するという事なのだ。
プロローグで発生した場合は、一度セーブしてロードし直すか、ムービーへの遷移で解消できる。
新規ユーザーは確実に嫌がる事請け合いである。
One issue I particularly dislike is what I call the "Back light" which appears from the back of the screen and turns the whole screen white, making it impossible to see enemies, your own character, the minimap, or anything else.
There is already an established solution so it's not that big of a problem, but new players will probably dislike it.
To fix it, you need to either load saved data or go to the item screen or something, but the problem is that this also occurs in the prologue (tutorial), and the problem is that in the prologue there is no way to fix it other than loading saved data.
The biggest problem with this "Back Light" is that it occurs even when I have all the recommended system requirements and am using GeForce Experience at full performance.
Of course, my computer is up to date with the latest updates, and I have the latest version of GeForce and Direct X installed, but it still occurs, so I don't know what the cause is.
2つ目は、エンドコンテンツの少なさが挙げられる。
前作インクイジションは、ダウンロード・コンテンツ(派生ストーリー)が3つあり、コリーフィウス打倒後もセダスを満喫できた。
今作ヴェイルガードでは、ダウンロード・コンテンツ(派生ストーリー)は無く、自称"エルフの神"打倒後は、打倒前のストーリークエストの進行段階まで戻る。
つまり打倒時に選択したすべての内容がリセットされてしまう他、
最終ボスマップ各所で拾ったアイテム・発生したイベントもすべてリセットされてしまうのだ。
正直言って非常に「やる気をなくす」だろう。
The second reason is the lack of end-game content.
In the previous game, Inquisition, there were three downloadable contents including side stories, which allowed players to enjoy a larger, wider and more enjoyable experience in Southern Thedas.
In this game, there is only one downloadable content. Moreover, there are no side stories, only appearance options, which is a puzzling feature.
In addition, after defeating the final boss, the quest is rewound to a certain stage, and all events that occurred during that time are "erased".
To be honest, this game can only be described as "a worse version of Inquisition".
The fact that it is less interesting than Inquisition is a fatal flaw, and it is difficult to call this a sequel to Inquisition.
という理由からオススメしないを選択させて頂いた。
今後のエンドコンテンツや派生ストーリーに期待したいが。それが無ければ今作は『駄作』としか言いようがなく、インクイジションよりも圧倒的に面白くないと言えるだろう。

はまぞう
2024年11月17日
クリア済。ローグ・求道者。サイドクエストもほぼコンプリートしたと思います。
インクイジションから入ったのでシリーズに対する思い入れはあまりなく、ストーリーからは置いてけぼり感がありましたがそれは仕方ないとして。
【戦闘システムが面白くなかった】
これに尽きます。パーティでは主人公以外は無敵なので、必然的に敵は主人公を集中攻撃してきます。囲まれると瞬殺されるので、逃げ回りながら遠距離攻撃しつつ味方に雑魚を間引かせてからボスクラスと対峙するというパターンになります。敵キャラの種類も少なく、味方キャラも削り要員としてしか機能しないため、最初から最後まで同じ戦い方になり、後半は作業感が半端ないです。
スキルも微妙で、戦況を一変させる使い方が出来るものがありません。さらに、戦闘に入ると装備もスキルも変更できないので敵の特徴にあわせた戦術などとれるはずもなく、「ああ、あれつけときゃよかった」と思いながら、敵の物量と硬さを凌ぐだけの苦行が続きます。
好感度のようなものがありますが、戦闘中、味方の行動に変化が出るわけでもなく、キャラごとの特性も尖ってないのでパーティ編成する楽しみも特にないという。。。
全体的にアクションゲームが苦手な人への配慮なのか、あっさりとした設計で、敵の物量と硬さで難易度を演出しており、深みややりこみ要素は皆無だと感じました。
2024年になってこれ?って感じです。
【ポリコレ以前の問題では?】
ゲームを終えた感想は「ようやく終わったか」。サイドクエストまで含めると100時間くらいのボリュームと聞いていましたが、全体として冗長で、まだまだこのゲームの世界にとどまっていたい、という気持ちにはなれませんでした。
ポリコレについて、YouTube等で一部過激な意見も見受けられますが、嫌悪感が出るほどのものでもないと感じました。とはいえ、ゲームシステム自体は古色蒼然として退屈なのにDEIという最新の人権問題を実装してるとか、開発期間中何やってたんだよ、という突っ込みが入るのは仕方ないでしょうね。
シリーズのファンでストーリーを追ってるだけでも楽しめるという人でないのであれば、フルプライスで購入する価値はないです。「あの大作の続編が10年ぶりに帰ってきた!」みたいな煽り文句は信じないほうが良いと思います。

KAZUMAN
2024年11月17日
めちゃくちゃ面白かったです!
マスエフェクトファンですが、ドラゴンエイジシリーズは初プレイで、完全にシリーズものなので不安でした。
ですが、主人公が途中で仲間になったという設定で、主人公の視点からすれば前3作品の歴史は知っていても、体験は知らないかたちなので、本作からはじめても違和感ない作りにはなっています。
それでもwikiで3作品の物語や用語、勢力、世界観、種族、組織など勉強してからプレイしました。
本当に全部が面白かったです!
マスエフェクトを知っていたので、物語や分岐も予想通り面白かったですし、カットシーンのクオリティがとにかく高いのに驚きました。
音楽も良いです。
少し独特のデザインのキャラクターもいますが、海外のゲームではポリコレという言葉が世に出てなかった時からよくあるレベルなので、何故今ポリコレと騒いでいるのかはよくわかりません。
ポリコレという便利な言葉が出来たから言いやすくなったのでしょうか。
もっとキャラデザがクセの強いゲームは昔も今も海外のゲームだとよくあるので、まったく問題なかったです!
一番良かったのは、バトルがめちゃめちゃ楽しい!
ヒットストップやウルトのカメラワークや効果音、重心の移動も表現されているものの、瞬時に動きたい時はアニメーションをカットして即時動いてくれて、もっさりもしていない絶妙なバランスで、動かして本当に楽しいです!
仲間との連携でコンボを発動するのも気持ちが良い!
1周クリアに70時間かかった大作ゲームですが、2周、3周とやりたくなる素晴らしいゲームでした!
2周目はクラスと主人公RPも変えて、異なる結末を見てみたいです。

numazu5
2024年11月17日
クリアしたのでレビュー。
まず戦闘面については、キャラの動きや快適性など前作から劇的な変化をしており、しっかりアクションゲームとして楽しめるレベル。
スキルツリーや装備のカスタマイズ性も高く、この装備とこの装備を掛け合わせたら…!なんて楽しみ方が出来る。
ただし、アクションそのもののバリエーションは少なく(ローグでしかプレイしていませんが)、序盤から終盤まで基本的にやることは殆ど変わりません。
敵キャラのバリエーションも少なく、何度も同じ敵と戦うことになるので終盤は食傷気味に…。
味方のスキルに関しても基本的に属性が違うだけで誰と組もうがやることは同じです。スキル発動させて爆発させるだけ。
それでも全体的にストレスに感じるところはなく、さらっと遊べる、といった感じ。
ストーリーに関しては、主人公の選択肢に意味あるの?と思う場面がしばしば。
基本的な反応として3択あり、それぞれ①肯定的、②皮肉、③否定的のような選択ですが、
実際は①肯定的、②肯定的(ちょっと冗談を言いながら)、③肯定的(ちょっとだけ語気強め)という感じ。
何を選ぼうがほとんどの場合何も変わりません。比較的影響のある決断をする場面も少しありましたが、某BG3のような選択によって劇的に変化するようなものはメインストーリー上の一部を除いてありませんでした。
そもそも選択肢に書いてあることと、主人公が話すことが違うなんてことも。
ストーリーそのものや演出についても、盛り上がりに欠けるというか、シリアスさに欠けるなという印象。
キャラクターへの感情移入のさせ方や、物語の描き方が下手だなと率直に感じてしまいました。
仲間のサイドクエストをやればそこも補える…のを期待していましたが、かなり淡泊で、キャラクターをもっと深堀できたんじゃないかと思いました。「なぜ」の部分をもっと描いてほしかった。このキャラはこういう設定だからこう。ではなく…。
非常に話題になっているポリコレ要素については、私のように日本語字幕でプレイしている分にはそこまで感じないのではと思います。
英語音声ではがっつりThey/Themを使いますが、字幕ではキャラの名前になったりしています。(そもそも日本語にノンバイナリーの三人称が無いですから)
ゲームにノンバイナリーキャラがいることは全く問題ではないと思うのですが、[spoiler]ある会話でそのノンバイナリーのキャラの三人称を間違えたキャラクターが自らを罰したり、主人公や周りのキャラの反応が、まるで最低なミスを犯したような物言いをするのが正直言って不快でした。誰しもそういうミスはあるでしょと…。[/spoiler]
このセダスという世界ではノンバイナリーやその他LGBTQへの理解がなぜか非常に進んでいるので、そういった人たちに対して差別的な言葉を言ったり、理解を示さないような人は一人もいませんし、全員肯定的です。[spoiler](ならなんでそもそも世界の終わりが迫ってるようなときにたかが性別で悩むんだよ…という突込みはナシ)[/spoiler]
全体的なストーリーもそうなのですが、とかくいわゆるポリコレ要素的場面は誰かがキャラクターを使ってお人形遊びをしているような違和感が感じられました。
全体として、某大手メディアがいうような手放しで勧められる最高のゲーム!という評価はまずできないのですが、ゲームそのものとしては完成度は高く、面白い要素もあり、プレイできないレベルではありません。

yoccy_primavera
2024年11月16日
仲間にブサイク多すぎて、非常にやる気が削がれる。
「仲間に魅力がないと全くゲームは面白くない」と思い知った。
定価で買うのは全くおすすめできない。

Chief_Von
2024年11月16日
60時間プレイして全クエストを終わらせました。
ドラゴンエイジ・インクイジションがとても面白く、レビューでも80%の方が高評価だったので
今作プレイしましたが、とてもくらべものにならないくらいつまらなかったです。
買わないほうがいいです。
ネタバレになるので個別のシーンのレビューは書きませんが、ところどころ鼻で笑ってしまうような場面が多かったです。

Taoru
2024年11月16日
仲間を集め終わったところでプレイを断念したのでレビューします。旧作プレイ済でオリジンが好きでした。
全体のボリュームや動画やステージの作り込みなど気合の入ったAAA級作品です。噂のポリコレ感は特に感じません。
でもお使い形式のシナリオがつまらなくて起動しなくなりました。
マスエフェクト型のミッション形式のアクションゲームです。Strange Brigadeというゲームにプレイ感が似ています。
シナリオが主人公に起こった物語ではなく、世界に起きた物語で進行していきます。全体に淡々として登場人物も淡白です。
シナリオライターの都合のいい人形劇みたいな凡作RPGの雰囲気でドラゴンエイジ感が薄かったです。
ボリュームのあるアクションゲームをやりたい人に合うと思います。
後半に向かって面白くなるのかもしれませんが、やる気が持ちませんでした。

uhoi
2024年11月15日
シリーズ古参向けと新規向けの間を取ろうとして中途半端になっているけど神ゲー
このクオリティで初代のOriginsリメイクだったら間違いなくGOTYだったんだろう
[h1]おすすめ要素[/h1]
なによりもアクションゲームとしての完成度が高い
最近のアクションゲーはパリイできればいいんでしょみたいなものが多いが、これは巷で流行ってるアクション要素全部いれてプレイヤーのスタイルにあわせていろんなアクションができるようになっている
それでいてビルドやスタイルが一択みたいなバランスになっていないのがすごい
さらにDiabloやPoEのような流行りのビルド構築システムも完備されている
ランダムOPとかは無いが、装備*スキルツリー*味方の装備でいろいろビルドを悩める
ちなみにスキルはいつでもどこでも振り直しし放題
ユニーク装備についてもクセが強いのでデメリットを補うような組み合わせとか おまえらが好きなやつ
PVとか見てアクションおもしろそうと思ったらシリーズ未プレイでも買っていい
(youtubeとかで世界観の前提知識講習約15分はやっといたほうがいい)
シリーズファンならDAOから続く世界の謎の真相に迫れるので購入一択
[h1]不満要素[/h1]
[list]
[*]3部作分育ててきたドラゴンエイジキープで引き継ぎ無し 許せん
[*]申し訳程度の前作主人公カスタマイズがストーリーラインに一切影響ない 会話2~3個分ぐらいなんじゃないか
[*]主人公君さ お前誰なんだ
[*]ビルドを保存できるようにしてくれ いろいろ作って保存したいじゃん
[/list]

ぷりこ
2024年11月14日
一言で言うと
マスエフェクト・ドラゴンエイジです。
おそらく過去作一番楽しんだゲームです。
DAは2014年にOからプレイして沼にハマって未だに抜け出せなくて10周近くプレイした者です。
初回はシャドウドラゴン魔道士でプレイしました。
バトルがめちゃくちゃ楽しい
過去作はバトルは飾りだよね、のレベルでしたが今作はバトル楽しいとハッキリ言えます。
アクション下手だけど好きだから少しは手応えほしいっていう人も難易度「伝承者」「冒険家」ぐらいならそんなワガママにも応えてくれます。
今作は仲間はスキルと標的指示程度しか触れませんがそれがかえって戦闘の煩わしさを減らしているような気がします。
(キャラ切り替え結構めんどくさかったんですよね)
エフェクトも派手でウルトもかっこいいしテイクダウンモーションも装備によって変わるのでよき。
ストーリーはシンプル、そしてどうあがいても絶望
ハッキリ言って終始救いがないです。DA2がまだ可愛いくらいです。
一向に好転しない展開を仲間とともに耐えぬけられる、もしくはどん底大好きなプレイヤーはおすすめです。
シリーズ4作品目ですが、直接のつながりはDAI(前作)だけしかありません。しかも審問官周りのみ。
過去作なんか忘れたよ、過去作めんどくさいっていう人でも用語集とかあるので問題なし。
ただ逆に過去作を愛してやまない「私のセダス」を持っている人(私もそうです)は過去作のことが殆ど触れられないので物足りなさを感じるかも。
ちゃんとやり込むには少なくとも2周は必要。展開の都合で。
それでも1周だけで完結する宝箱とか隠し要素とかちらほらあります。
キャラは言うまでもなく。
ただ今作はキャラの個人クエが淡白な感じもしました。ナーブとルカニスが小説初出のキャラなので小説知らないと個人クエが余計に他人事に思えちゃうのかも。
日本の出版社さん、ぜひテヴィンターナイトを翻訳してほしいです。
グラはものすごく向上しました。
キャラモーションが特に刷新されていて、キャラの個性に合わせたモーションが好き。(ベララかわいい)
キャラメイクも体格までいじれるのでデブのエルフとかガリのドワーフとかも作れます。癖を爆発させよ。
メイク時微妙でも実際動くといい感じに見えるので7割ぐらいで妥協するとキャラメイクのフェイドから抜け出せます。
後でいじり直せますし。
ストーリー展開とシステムがマスエフェクトにとてもにてるためマスエフェクト・ドラゴンエイジという感触でした。
ここからシリーズを始めてもいいですが、個人的にはせめて前作「ドラゴンエイジ・インクイジション」からプレイすると思い入れが少し変わります。
最後ですが、最近シリーズ全通しでこのゲームに挑んだ私は、終盤のとあるシーンでめちゃくちゃ泣きました。つらい。
それはプレイしてからのお楽しみ。

Stegmaier
2024年11月13日
クリアしたのでレビュー。
最後の3時間に面白さの全て、Dragon Ageらしさの全てが凝縮されており、そのための前座として60時間のプレイが存在しているという作品でした。最終ミッションに入るまでは30点~40点ぐらいのゲーム体験で、クリア時点で90点台を付ける感じ。途中でプレイを投げ出すのは勿体ない…んですが、正直なかなかクリアまで継続する人が少数派になっちゃってるんじゃないかなと思います。
シリーズファンならセールかかってからでもいいのでぜひ通しでプレイをお勧めしたい。本作ではDragon Ageシリーズの世界の謎が大きく解かれるのと、戦慄の狼とブライトにまつわる物語が本作で決着を見ます。シリーズファンならその結末を知るためだけに完走が出来ると思うので。
一方、作品そのものの全体の出来は正直あまりよろしくないので、Dragon Age未体験の方にはあまりお勧めできません。面白くなるまでにとても時間のかかる作品だったので。
・戦闘に関しては平凡なアクションRPGという感じ。アクション重視よりも、昔のコマンド重視のほうが独自性あって面白かったのでは…
・スキルツリー & ビルドは面白くなるのはかなり後半になってから。レベル30越える & 装備が充実してこないとあんまりスキル振っても強くなる実感に乏しかったです
・ストーリーとキャラクターの掴みがダメすぎる。キャラクターの魅力をすぐ分からせるっていうパワーとか、納得力の高い演出とか、緊迫感を感じさせる脚本とかに全然なってない。特に序盤がひどいので、そこでレビューしちゃうと駄作扱いになるのも納得です。

deniro
2024年11月13日
良かった点
ゲーム音楽。
ダンジョンの作りこみが良い。迷う事の無い、クエストの道しるべ。
グラフィックもまあまあ。
特に、システムが落ちる事もなかった。
悪かった点
まず、戦闘システムのドキドキ感がない。
コンボ+挑発回復で1ターン。これは、難易度が上がっても同じです。
難易度が上がると、敵の障壁回復が上がる為、非常に倒すのに時間がかかります。
コンボは、一緒に冒険するキャラごとに、いちいち変えなければいけない事。
また、敵がワープすることと、タゲが外れる為、非常にストレスが溜まります。
クエスト進行のためだけに、キャライベントをこなさないと、マップ上、先に進めない場所があります。
あと、キャラを作り終えた後、髪型が変わる事があった。リロード後直りました。
最後に、前作の続編なのですが、メインではなく、サブのDLC外伝に思った方がいいです。
やりこみ要素もないので、一度クリアしたら終わりでしょう。

GreenRacoon
2024年11月13日
[h2]このゲームの良さを知ってるのはオレだけでいい[/h2]
[h3]ポリ?なんすかコレ[/h3]
あてくしも偏った主義思想のゲームへの押し付けは基本ふざけんなボケってスタンスざますが、ことドラゴンエイジについては別というかもともとホモレズゲイバイトランス全開なシリーズですんでチーフスタッフが目覚めてようが一部キャラにその手の描写が混じってようが「だから何」ってな感想しかないわけで
つべの金目当てのしょうもねえ煽り動画を真に受けたあげく
義憤にかられてマジレスする界隈のアホ度合にはもう付ける言葉がねえブハハハ
[h3]アンセムの件はゆるしてやらぁ[/h3]
ストーリーは前作インクィジションでばらまいた伏線や
シリーズ全体の謎をシリーズ完結かってレベルで回収。ようまとめたもんだ。
1周90時間超の大ボリュームでクリア後の満足感は今年ナンバーワン
戦闘は味方とのパーティプレイだがお仲間はHP無限で死にません。
意見はあるだろうが、いそがしいアクションRPGで仲間のHPリソース管理を省略したのは英断に思える。
にくたらしい敵に仲間と協力してコンボかますとキモチィー
主人公に押し寄せる敵をパリィでガキーンとさばいてズバシャードカーン
スタンでピヨッたザコ共をちぎっては投げちぎっては投げ(誇張無し)
おそらく開発スタッフはFF16とかSEKIROとかDMCとかソウルシリーズとかモンハンとか
評判のアクションゲームを相当に研究したんだろう。そのうえでドラゴンエイジとしての見事な回答を出してきた。
昨今のアクションRPGとしてはまさに出色の出来。すんばらしい!
選べる職業 魔導士・ローグ・戦士のいずれにも気持ちよくなれる特徴的な要素があって非常に良き
GUIとか操作性も特に不満もなく優等生的に行き届いてる
それでも難点を挙げるなら一部の初期キーバインドが使いづれえかなってとこくらい
ダッシュはShift長押し 回避はSpace ジャンプはShift+Space と 左Ctrlみたいにするとだいたい快適に動かせた。
パッドは知らん。
[h3]ブサイクだと?[/h3]
美醜の感覚は人それぞれゆえ多くを語るつもりはないが、見るに堪えない(と最初は思ってた)ブスが
だんだんかわいく見えてくる錯覚を味わえるゲームでもあると言っておこう。
今回の仲間たちは前作やシリーズと比較してもわりに好感の持てる人受けの良い連中には違いいない。
キャラクリは努力次第でビックリするくらいのふつくしい主人公も作れますが
洋ゲーの濃いメンツの中にJRPGから飛び出てきたようなやつが混じってどのみち違和感パネェことになるので主人公がどうしてもブサイクになってしまうとお嘆きの方はご自分のセンスのなさを呪ってください。
ちなみに1周目はグリフィス似の女エルフでクリアしました。
主人公の外見をインポートできるので2周目は1周目そのままの見た目で性別男のボイス2中ピッチ声にしたらあらヤダ!すごい爽やか美形・・・
やべえなんか目覚めそう。これが多様性か!

hdmdh90u
2024年11月12日
83時間クリア時点のものです。
ストーリーは、単純なインクイジションの続編ということだけなく
オリジンズ、2で謎だった部分
ブライト、アーチデーモン、帝国の古代神、リリウム等が判明し、
これでシリーズ完結しても問題ない綺麗な終わり方です。
探索・収集について
サブクエストは全てクリアしましたが、
まだ宝箱・装備、読み物は集めきれていない状態です。
戦闘
クラスはまだローグのみですたが、
スキル、装備、仲間の組み合わせで立ち回りが千差万別です。
某ポリ要素
83時間の内10分もない部分が
まともにプレイしていない人に誇張表現されている状態です。

thomas.a.edison
2024年11月12日
良い点
アクション重視の戦闘
一本道なのでメインストーリーは進めやすい。
悪い点
メインストーリーに盛り上がる場面がない。
一部キャラクターのストーリーや選択肢が性別やノンバイナリーなどのLGBTQ関連ばかり。
敵の種類が少なく、中盤以降は新しい敵がほとんど現れない。
ダンジョンやマップの作りが下手で、探索しようとする意欲がそがれる。
総評
アクション重視になったこと以外に褒めるところがなく、マップやダンジョンの作りにはイライラさせられた。
ポリコレ関連については唐突に会話に出てくるし直接的なメッセージだなと感じた。
ストーリーはなんのひねりもなく、ドラゴンエイジでなくても不評になるだろう。

mapi3
2024年11月12日
シリーズファンも新しく始める人も楽しめるように配慮して作られている良作だと思います。プレイヤーに意地悪してやろう、みたいな制作側の変な意地というかプライドを感じて萎える作品が最近多かった(個人的に)ので楽しんで!が伝わつて来るこの作品に好感持ったし楽しめています。今作はかなりアクションに力を入れてるのがわかるのですがアクションが苦手な人向けの難易度でも爽快感がちゃんとあるのは地味に感心しました。

gra
2024年11月11日
色々叩かれてて購入迷いましたが、買って正解でした。
前作ファンからすると特に某エンディングは感謝しかなかったです。
10年越しに願いが叶うことってあるんですね。

RAIKA
2024年11月11日
インクイジションが面白かったので購入。
世間の評価はよろしくないが、ゲーム自体はまあまあ面白い。
CPU占有率が非常に高く、ドラゴンズドグマ2のようだ。
マスエフェクト2以降のようなリニア式で進めるアクションRPGだが、パリイポイントがわかりづらく、
イライラする場面が多い。遠距離大正義ゲー。
問題点はキャラやストーリーに魅力がなくなったこと。
ポリコレの影響を受ける前の前作から同性愛者、美人ではないキャラなどが多くいたが、それでも魅力的だった。
ソラスやカサンドラだって最終的にはいいキャラだと思えるようになった。
(セラと恋人になるために女主人公でやり直した)
今作はまるでそれがない。醜い顔のドワーフ、中国人エルフ、黒人おばさん・・・。
だれがそれを望んでいますか?コンコードショックから何も学ばないのですか?
前作は拠点で好感度イベントががあれば積極的にこなしていました。
一見残念な見た目のキャラでも話していると意外と可愛いところや、職務に対する意思の強さを感じ、
魅力を感じたものです。(カサンドラとか、ヴィヴィエンヌとか)
今作はうんざりするだけです。マップに表示されたベララの顔をみて悲しくなります。
性格は悪くないが毒にも薬にもならぬ無味乾燥なキャラばかりで非常に残念です。
RPGにおいて味方の魅力がないことがどれだけ苦痛かわかりますか?
マスエフェクト5を製作中とのことですが、スターウォーズのような惨状を繰り返さないことを祈っています。
面白いゲームをつくることはできるはずです。過去の作品がそれを証明しています。
どうかUBIのような底辺にまでおちないでください。それだけが私の望みです。

bacon
2024年11月10日
過去作からの謎を回収してソラスとの決着をすっきりつけてくれたことは良かったですが、それだけでした。
壮大な演出でごまかすようなご都合展開だらけのストーリーと雰囲気だけ受け継いでカジュアルに再解釈したような個々の世界観設定は、はっきり言ってbiowareらしくないと思います。
前作で圧倒的な力を見せつけたソラスでさえ恐れるようなラスボスの2人が舐めプの繰り返しでどんどん小物と化していくのを見るのは辛かったです。
キャラクターもみんなヒーローみたいな性格をしているせいで時折入るギスギスとかも演技にしか見えず、ポ*コレとかもはや関係なく浅いとしか言いようがないです。
10年ぶりの続編で新規層を取り込みたかったのは分かるのですが、結局どっちつかずになってJRPGの脚本で洋ゲーやらされてるかのような違和感が強かったです。
これからもこの方針でやっていくならマスエフェクト次作も期待できないです。