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ダンジョンインカウンターエス

Dungeon Encounters は、異世界の迷宮の深さを知るための探検隊を率いるユニークなダンジョン探索 RPG です。数多くの障害を乗り越え、パズルを解き、モンスターを倒すための計画と準備をしましょう。生き残るために戦略を立てよう!

2021年10月13日
シングルプレイヤー

みんなのダンジョンインカウンターエスの評価・レビュー一覧

kekeke

kekeke Steam

2024年12月26日

3

アイデアはかなり良い、しかしオススメはできない

★★★★ クソゲーであることを分かってる上でならば、遊ぶには不足はない ★★★★

しょっぱな、四時間で2パーティをLv6まで育ててみた
結果として装備ポイントの上がり方にひどい格差が生まれた
あるキャラは31持てるのに、他のキャラは20しか持てない
おかげで全然序盤だというのに介護しなければならない状態だ

これはレベルアップでのステータス変動を真面目には考慮していないものと推測した
これを補強する事象として、攻撃力変動型の武器のダメージが全く安定しない
これもまた確率を乱数一個で済ましている疑いがある
普通のデザイナーならば6D5とか複数の乱数を足し合わせて二項分布を作ってバラツキを減らすものだ

さらにTwitterでの投稿情報ではアイテムで武器強化したら、最低値の底上げではなく1~の最高値を上げるという・・・何考えて設計しているの?

いやコンテストだとか噂を聞いたが、スクエニはブラッシュアップするデザイン力も失せてるのか?
せっかく良いアイデアなんだから、もっと真面目に調整しようよ

Sai

Sai Steam

2024年12月22日

3

苦行を乗り越えてラスボスまで倒した感想は
30時間損した といったところです

カナエ

カナエ Steam

2024年10月18日

5

ナイス

DragonZaghnal

DragonZaghnal Steam

2024年05月15日

5

シンプルイズベスト……と言うには行き過ぎてるくらいのシンプルさ。
少なくともPVに魅力を感じなかったらやめておいた方が良いです、本当にそのままなので。

ゲーム難易度としては、1階ずつマップの隅々まで調べて進めば普通にクリアできるように設計されています。
逆に隅々まで調べず、途中のアビリティや装備を取り逃したりすると途端に難易度が上がります。特に状態異常無効化系は重要。
下層の方はともかく、明らかに敵が異様に強くなったと感じた場合は戻って調べ直すとすんなり進めるようになったりします。
また、単に一気に下層へ向かって仲間を回収すれば強くなれる、と言うわけでもなく、その階層に適した装備、そしてそれを装備するコストが足りているか、と言う点が重要となります。
もっと言うと、予め強力なアビリティや装備の場所を把握していれば最初からそこを目指してタイムアタッククリアとかできるようになるんですね。このゲームの真の楽しさはそこにあるのではないかと。
なお、何の情報も無しに一気に下層に潜って探索しようものなら穴に落ちて行方不明になるのがオチです。が、そういった遊び方もまた一興です。

ちなみに謎解きは、その問題を発見していなくても答えの座標を調べれば入手できるので、1歩ごとに調べながら歩いていると急に強力な装備を手に入れた!みたいな状態になったりします。
正攻法でやるにしても少しでも楽をしたい!と言う方は最初から攻略サイトを見て進めてもいいんじゃないかなと。
ちなみにキャラ性能はドーピングアイテム含めればSPD以外全員同じになるのと、そこまで顕著な性能差も無いので基本的にお気に入りのキャラで進めることができます(特定種類の装備ができるできない等の差はあり、バルトロがジャベリン装備できないのが困る)。
全滅した場合は1人で出発してアビリティを駆使し戦闘を避けて救出しに行くのが一番早いです。

konoha

konoha Steam

2024年02月13日

5

神ゲー

Triple Okawari

Triple Okawari Steam

2023年11月25日

5

とても人を選ぶへんてこなゲーム。
豪華声優!美麗グラフィック!エモい音楽!凝ったバトルと成長システム!みたいなものは全くないので「スクエニだからきっと面白いんだろう」みたいな軽率な気持ちで手に取るのはおすすめしない。

想像の余地が多いほど嬉しい人、Wizardryでマロールを使って深層まで一気にジャンプ!みたいな遊びが好きだった人、ダンジョンRPGでろくでもない敵にキレるのが性癖な人、マップを埋めるのが生き甲斐の人にはとてもおすすめ。
でも10Fあたりまで潜ってマップアビリティを獲得したときにビビッとこなかったら返品でも良いと思う。

突撃さん

突撃さん Steam

2023年08月16日

3

戦闘が単調でキャラ毎の個性が無く、少し残念でした
曲はクラシック系のアレンジで個人的には良かったと思います

技がアビリティという回数指定+全員で共有 マップを探索して覚えていく
レベル上がってもHPと装備コストが増えるだけだったので、あまり面白いと感じる部分が少なかったです。

装備は敵がドロップするのが基本のハクスラ形式なのですが、結構ドロップが渋い
そして階層が切り替わると前の階層の装備が通用しなくなっていくので、階層切り替わりの度に凄く苦戦します

状態異常が基本的にすべて対策しておかないと、仲間離脱が基本という凄く面倒な事になるのでもうちょっとマイルドで良かったと思います

KOJI

KOJI Steam

2023年03月17日

5

めちゃくちゃ好きです。全力でオススメ。

Switch版でクリア済みですが、Steam Deckでもやりたくて購入。

ただの数字が宿屋や武器屋に見えてくる不思議。想像力のない人には何も見えないのでしょうね。

PVとかを見てピンときた人なら間違いなく楽しめます。

8x8x8

8x8x8 Steam

2022年09月26日

5

公式にも記載がある通り、とても尖ったゲーム性です。
昨今の美麗グラフィックや爽快アクションと言った類いはありません。(絵はキレイですよ)
淡々と探索を続け、自分の装備(Lv概念はありますが装備性能が主な戦闘力です)と折合いを付けながら
戦うのか避けるか、はたまた飛び越えるか。。
座標軸をメインに他の冒険者の捜索するのも僕は楽しめました。

おススメするか。と言われると「はい」「いいえ」では表せないのですが、
こちらを読んで試してみようかな?と思って頂ければ幸いです。
※不安な方はセール時にどうぞ

ぽこにゃん

ぽこにゃん Steam

2022年09月03日

3

シンプルを突き詰め、余計な要素をとことん削ぎ落したゲーム。
しかし、その結果”面白さ”も削ぎ落してしまってる…

3

ゲームシステム自体はシンプルながら悪くない・・・と思ったが、初見殺しが結構仕込まれている。
それだけなら別に問題ないのだが、オートセーブと組み合わせることによりゲームバランスがひどいことになっている。
唐突に表れるレベル80オーバーの敵、初手全体HP攻撃で全滅させられキャラ回収を強制されるもメインメンバー以外は初期レベル・初期装備・・・
こんな環境に下手すると装備なし金なしで放り出されるのは流石に・・・と思う。
難易度が高いのと理不尽なのは別物である、やる気をそぐような作りはやめてほしいと思う。

rinr620

rinr620 Steam

2022年04月02日

5

あまり考えることがない。
ストーリー性がない。
フレーバーテキストで盲僧できて、探索が好きなら、良い暇つぶしになる。

randa

randa Steam

2022年03月17日

5

人を選ぶかも。私は悪くないと思った。

mayugedan02

mayugedan02 Steam

2022年03月09日

5

人を選ぶが、刺さる人には鋭利に刺さるゲーム。

少なくとも、私には鋭利に刺さった。

sKujira

sKujira Steam

2022年02月13日

3

キャラの作成ができない一方でキャラごとのストーリーがほとんどない
階層の探索は同じ作業の繰り返し

ふつう

ふつう Steam

2022年01月28日

3

行方不明になった仲間を探している場合等、プレイしていてストレスが溜まります。
その部分がゲーム的におもしろくなる要素ではなく、ただただ不便でユーザーに理不尽を押し付けるようなものに感じます。
インディーズゲームの隆盛を受けての作品だと感じますが、そこにリスペクトはありません。

faintlamp

faintlamp Steam

2021年12月30日

3

5層あたりでスケルトンを素手で殴ったりしていたころが一番戦闘が難しく、楽しかった。
20層台からは全員同じ装備で全体魔法を連打するだけの作業ゲーに変貌し、この作業が90層までひたすら続きます。

毒や石化、捕食系などの状態異常に関しても、敵が使って来るより先に無効化アビリティが手に入るため、マップを丁寧に埋めながら進行させてしまうと、そもそも存在に気づかない。あからさまな石化攻撃を食らった際に無効化演出だと初めて気が付きました。それまで低確率で成功するなにか凶悪な攻撃だと思っていた。

また、レベル上げ作業もマップをすべて上から埋めている(配置シャッフルを行わずに敵シンボルを踏んでマップを埋めた)場合には全く必要ありません。ドーピングアイテムを使わなくとも最強装備に更新し続けられるペースで成長するためです。

私はマップをひたすら埋める作業が好きだったから耐えられたが、そのような修行僧、もしくは長男以外にはお勧めできません。戦闘が楽しい続編を期待しています。

眠る方の山猫

眠る方の山猫 Steam

2021年12月08日

5

[h1]試されているのはゲーマーとしての想像力と経験値[/h1]
当然FD、FFも含めて、バトルブックに載っている全256組の敵を倒し、
あらゆる店で売られている全種類のアイテムの在庫を1個以上確保した所で一区切り。
もちろん全フロア完全踏破済みです。
期待通り想像通り、こういうゲームを待っていました。

[list][*]実写と見紛うような美麗グラフィック
[*]進行を詰まらせないように手取り足取りプレイヤーを誘導
[*]万が一詰まったら秒で攻略サイトへ飛ぶ[/list]
そんな甘っちょろい環境に慣れた人がこのゲームをストレスにしか感じないのは当然です。
「ぬるげーまーはお呼びでない。」
そう判定されて憤り否定的レビューを飛ばす、考えてみればおかしな話です( ´,_ゝ`)プッ

……と、もっともっと手放しで讃えたい所ですがやっぱり数値問題問題は見過ごせません。←[i]原文ママ[/i]
それを知っていないとにらめっこしたところで解ける訳がない問題を[b][u]数値問題[/u][/b]として出すのは如何なものか。

素数、円周率、平方根は可愛い方です。アルファベットの順番を問われるのも構いません。
[b]階乗?平方数?巡回数?完全数?[/b]聞いたこともねェよッッッ!!!!
40歳、オス、引きこもり歴25年、童貞(大魔導師)、実家暮らし(子供部屋おじさん)、視力0.1以下、無職の中卒なめんな!!!! (ノ`Д´)ノ彡┻━┻

でもでも、答えを解いて得られるのはちょっとだけ冒険が楽になるよーってくらいの物なので気にしない気にしない。
のちのち鮫店主のお店とかで入手できるようになるんだし、問題ナッシング。
迷ったら委細構わずヒントへGO、そーゆーことです。
「ダウンロード限定販売のゲームにネット検索NG、誰にもどこにも頼らずスタンドアローンな環境での攻略を美徳とする価値観は皆無である」
そんな見切りの付け所をいつ発揮するのかもまたゲーマーとしての経験値が問われている場面に相違ありません。

さて、次回遊ぶ時はちょこっとだけ縛りを入れてみようかしら。
[list][*]固定メンバーで攻略、アカデミーメンバーの入れ替えなし、救出部隊を育成せず
[*]数字問題地図問題のレアアイテム獲得せず
[*]バトル番号無し[/list]
……バトル番号無しに関してはどうしよう、、、折れようかな?
序盤から有り得ない強さの敵が出現するし(^_^;)

勝手を忘れた頃にでもまた(^^)/~~~

Tetiti

Tetiti Steam

2021年11月25日

5

想像力を掻き立てられるRPG。

データで殴り合うシステムなので序盤で強い武器を手にして敵をボコボコにすることもできちゃいます。そういうのが嫌いな人には向かないかなと。

個人的には植松伸夫さんが手掛けるクラシックのエレキギターアレンジが全部最高!

puffin

puffin Steam

2021年11月24日

5

ちょうどいい感じのダンジョンRPG。ちょっときつくなってきたな・・・からそこをクリアするまでの感覚がちょうどよくサクサククリアまでいけました。2000以下ならおすすめです。

sumiyoshiya

sumiyoshiya Steam

2021年11月23日

5

否定的な意見ももっともだと理解しつつも、私は楽しめました。

こういう、シコシコとレベルを上げ、スキルを獲得していくタイプのゲームが好きなので。
マップを埋めていく作業が好きな方にもおすすめです。

いいところはあるのですが、悪い点も多々あります。
●マップにメモ機能がない
 雰囲気を壊したくないというのであれば、プレイヤーに機能ON/OFFを委ねればいいだけなので、
 手抜きと言われてもおかしくない。
●数値問題(特定の座標が答えとなっており、貴重なアイテムが獲得できるクイズ)が、一部理不尽な難度
 ネットで調べないと導き出せない数値とかある。
●音楽のアレンジが単調でうるさい
 クラシックを使うのは決して嫌ではないけど、「AIが自動で作ったの?」という程、アレンジが単調。
 ロックテイストが合う場合もあるが、曲によっては耳障りで不快。
●世界観の説明がが無さ過ぎ
 キャラの説明書き・デザインからすると、きちんした世界観がありそうなのに、
 フレーバーテキストなどがあまりにも少ない。

変な言い方ですが、完成度は低いけど光るものがあり、一方で大手特有の品質が高い部分もあるといった印象。
この方向性で、もう一段進化すれば、大化けする可能性があるような気がするので、おすすめとしました。

route_mmo

route_mmo Steam

2021年11月23日

5

現在9Fまで潜りました。
低階層ながら程よい難易度で、ある程度このゲームの厳しいギミックも見れましたが、
今のところの感想としては、強くならないと先に進めない、無理して進むとリスクが高くなりすぎて積む、という昔ながらのバランスのRPGです。

ゲーム内容としてはマッピングの必要がそんなになく、エンカウントも自分でコントロールできるWiz、という感じです。
日本製なので分かりづらさというものはあまりなく、
それでいながらFF5の神龍宝箱のように唐突に現れる嫌がらせギミックに一喜一憂する内容でした。

今後深い階層まで潜ると感想が変わるかもしれませんが、
今のところは意欲的で今後のスクエニ作品に期待できるプロトタイプのゲーム、という印象です。
最近はガチガチの3DRPGばかりですし、たまにはこういう作品も良いかもしれません。

定価では少し高い気もするので、セールが始まったら買われてみると良いかもしれません。

suzuna

suzuna Steam

2021年11月20日

5

全実績解除しました。
個人的には大好きだけど、人にオススメできるかというと難しいタイプのゲーム。

概要を見て私がこのゲームに求めたのは「簡単な戦闘」と「MAPをちまちま埋める楽しさ」で、それは完全に満たされました。
レビューサイトなどで「スリリングな戦闘」のように紹介されていることがありますが、MAPを埋めながら丁寧に進めると、戦闘で困ることはほぼありませんでした。全実績解除までに全滅したのは一度だけです。
のんびりしたゲームだと思います。縛りプレイなどしたらゲーム性が大きく変わるのかもしれません。

MAPの意地悪すぎるところや、アビリティ配置順のすっきりしないところなど、こういうゲーム作り慣れてないのかな?と感じる程度に洗練されていない部分も多くありましたが、それもそれで楽しかったです。
ただ数値問題だけは本気でダメだったと思います。クイズ作家さんなどに作問してもらって欲しかったです。
これからやる方、数値問題の特に15・16は、ある程度悩んで無理と思ったら解答ググってください。考える時間が無駄です。

juntabmail140904

juntabmail140904 Steam

2021年11月20日

5

ウィザードリィ現代版だ

bootund

bootund Steam

2021年11月10日

5

シンプルながら工夫の余地があり戦闘は楽しめた。
マンネリ化してくるあたりでズルいことができるようになって、
一気にクリアまで駆け抜けられて飽きる前に攻略できた。(色々すっ飛ばしたので完全攻略とはとても言えないが)
ただ自身がゲーム慣れを自負していても一貫して緊張感をもってやっていたので難易度は難しい部類かもしれない。

kishinarawaru

kishinarawaru Steam

2021年11月03日

5

近年まれに見る名作。自分の頭で考え・理解し・試し・方法を確立することで、自分の意のままにコントロールできるようになる、というゲームの本質を捉えた名作。だからこそ、攻略サイトを見ずに進めることをお勧め。

Cabeshi

Cabeshi Steam

2021年11月03日

3

面白いが、数値問題だけはクソ

joui1003

joui1003 Steam

2021年11月01日

5

全実績解除までやりましたが、まずこのゲームは人を選びます。
体験版がないのがよくない部分ではありますが、合う人にはおすすめできるゲームです。
悩んでるなら即買いはおすすめしません、プレイ動画か紹介記事等を見て楽しそうと思えたならある程度はまれると思います。

よくない部分としては、戦闘時のATBスキップができないことですかね。
大昔のFFより退化している部分で、全体を通してマップを埋めるならかなりの数の戦闘をすることになるのでストレスになりますね。
あと地道に完全踏破(その階のマスをすべて埋める)も面白いですが、仮想階段や仮想エレベーターを手に入れたあとは先の階層で効果的で強いアビリティを先取りすることが容易になります。
その辺りまで進められたら、プレイヤーによって進行順序が大きく変えられるようになります。

Ezemia=Magia(Rexia);

Ezemia=Magia(Rexia); Steam

2021年10月31日

3

【全実績解除済み】【攻略情報などの視聴なし】

 本作をレビューするよりも先に、好き勝手に語っておきたいことがある。まず、この作品のPVを見た時、どこかに「FF12」の空気が満ちているのを感じた。

 わたしは「FF12」が割と好きだ。よく批判対象になりがちな「ヴァンが空気」だとか「後半のストーリーが駆け足」だとか「ガンビットの付け替えめんどくさい」「ヤズマット」といったことも、そこまで気にならなかった。

 さらに余談であるが、イヴァリースの世界観も好みな方だ。「ファイナルファンタジータクティクス」や、ある種の外伝的な「ベイグラントストーリー」といった作品も好みだ。

 そこで本作をダウンロードした直後、なんとなく、武器屋を覗いた時に「トゥルヌソル」が、いきなり置いてあったり、同名だが性能の違う「ジャベリン」や「エスカッション」といった小ネタを目の当たりにした時には、軽く笑ってしまった程である。実質、これは「ディープダンジョン」ではないのかと。

 さらに付け加えると、FF12に関しては、初代を「無印」とした場合に、内部パラメーターの調整や、追加要素をいくつか付け加えた別verとも呼べるタイトルが二作存在する。無印を含めた場合には、FF12は今日までに合計で「三回」発売されていることになる。近年では、いわゆる「完全版」と呼ばれる商法だと思う。

 それらの事から、事前にPVを見ていたわたしは、1つの懸念点を感じていた。
 
 本作は、ある意味で「未完成」な作品ではないか。また後日に機会があれば、本作の内容を遊びやすく調整した「完全版」が発売されることもありうるのではないか、ということだ。

 言ってしまえば、ある意味、自分の感覚を確かめるために購入した。ゲームのおもしろさに関しては、二の次であった。

 結果としては、攻略情報および、他者の評価の一切を見ずに、全実績を明かすまでプレイした。そのうえで感じたことは、本作はやはり「FF12」の、無印版のような作品に該当するのではないかと思った。

 本作が、RPGの要素の抽出に特化した、プリミティブな作品であるかどうか、それが成功しているのか、否か、おもしろいか、おもしろくないか、という事柄に関しては、たいした問題ではない。

 伝えたいなと思うことは、ただひとつ。

 日本のゲームクリエイターの方々には、出来ることならば、最初から「ベスト」を尽くしていただきたい。「より良い(ベター)」ゲームは、評価の対象には値しない。

 最初の一手で、少なくとも、これ以上は出せない。限界だ。それ程までに込められた「答え(アンサー)」を届けていただきたい。仮に「これが最高の商品だ」というのであれば、わたし個人の考えとしては「低評価」である。海外のゲームと比べた場合、単純に、品質面で、負けている。

 我儘を言って、たいへん申し訳ないとは思うが、ゲームクリエイターの方々の苦悩、会社状況、流行の推移、売れるか、売れないかといった事は、わたし達ゲーマーにとっては『まったく関係がない』。

 さらに無責任な事を書くのであれば、大勢の人々に浅く広く浸透しようが、ごく限られた少数の人に刺さろうが、何某かの「ベストアンサー」を送り届けることのできないクリエイターは、日本のみならず、全世界上での価値基準において、無価値であり、淘汰されていくだけではないのだろうか。

 少なくとも、この価格帯で販売するのであれば、やはり、少数ながらも、誰かの心に突き刺さる精度を誇る作品を、一球入魂で生みだしてくる「インディクリエイター達」あるいは、そこから「成りあがり、メジャーと化した昨今のチーム」のゲーム性こそが、正解に近いようにも感じられます。

 よって、わたしは「次の新作」に期待しております。

 それでは、失礼いたします。

只野案山子

只野案山子 Steam

2021年10月31日

3

(クリア済み)
「シンプルなデザイン」「探索」「スリリングな戦闘」というキーワードを売りにしているが、これらに魅力を感じるタイプの人にはオススメできない。
全体的に極めて単調で、戦闘が全くスリリングではないからだ。
かと言って、この他の要素は悉く切り捨てられているので、そこにどうにかして魅力を感じる人でないと絶対に満足できない…という矛盾を抱えているゲーム。

・シンプルなデザイン?
シナリオ:
ゲーム開始時に1ウィンドウで世界設定が語られるのがほぼ全て。例えば店員などにもセリフは一切なく、フレーバーテキストなども一切ない。
グラフィック:
キャラクターグラフィックはマップを歩くための3Dモデルこそあるが、それ以外は敵味方NPC全てフェイスウィンドウのみ。
マップは一枚絵の背景に100*100の方眼紙状のマスをつけただけのもの。
演出はキャラクターウィンドウが光る、キャラクターウィンドウに斜め線のエフェクトが出る、キャラクターウィンドウが揺れる…など何十年前だ?と問いたくなるクオリティ。
音楽:
良し悪しはともかく、クラシックアレンジと思われる楽曲が大半。「このゲームらしい、ならでは」という雰囲気はない。

・探索
100*100マス*100層のダンジョンを、クォータービュー見降ろし形式で探索するスタイル。
イベントはマスに数値が書かれているだけで、見た目に面白さはない。
イベントの内容も
 ・アビリティ(特殊能力)入手
 ・アイテム入手
 ・店・回復ポイント
 ・モンスター図鑑情報
 ・敵シンボル (ランダム配置)
以外にはほぼなく、極めて単調。
ボス格の敵も不在でフレーバーもないため、ゲーム的・シナリオ的にも演出的にも盛り上がるところは一切ない。

・戦闘
致命的に単調。戦闘画面で見えるステータスは以下のとおり。
 ・HP:0になると戦闘不能。全員が戦闘不能で探索失敗
 ・物理防御:1以上ある場合、物理攻撃を受けた際にHPは減らず代わりにこの値がダメージ分減る
 ・魔法防御:1以上ある場合、魔法攻撃を受けた際にHPは減らず代わりにこの値がダメージ分減る
 ・SPD:逆数が行動頻度
プレイヤー側の選択肢は、「武器1で攻撃」「武器2で攻撃」(+「全員共有の回復/逃走アビリティ」)のみ。
ダメージ計算は武器性能にのみ依存する設計で、武器性能は主に
 ・ダメージ量
 ・物理 or 魔法
 ・ダメージ量に等しい固定ダメージ or 1~[ダメージ量]の間のランダムダメージ
くらい。
たったのこれだけでこのゲームの戦闘内容はほぼ説明できる。…聡い人ならわかると思うが、数秒戦闘画面を眺めれば戦闘の決着は見えるし、工夫をする余地もほぼないのだ。
装備や敵は1段階先になるとスペックが数倍になることも珍しくなく、武器性能以上の火力は絶対に出ないので考える必要がある局面が来ることはまずない。
更には(こんなシステムで出されても困るが)ボスも不在なので、ひたすら算数をして単調な作業を延々とこなすだけとなる。そして地味に長く高速化非対応でカットもできないショボ演出が確実にストレスを溜めてくれる。

他を切り捨てている以上、掲げている戦闘・探索がおもしろくなくてはならないはずだが、類似するそれらを重視した作品と比べるとあまりにもぬるくお粗末。
良い点があるとすればひたすら単調で冗長なので、例えば…JRPGでボスもイベントももう何も残っていないのにただレベル上げ作業をする時間が最高に楽しい!!…というタイプの人には合うのかもしれない。あるいは、普段自分で一切考えないプレイヤーにとってはスリリングな内容なのかもしれない。
繰り返すが、「シンプルなデザイン」「探索」「スリリングな戦闘」というキーワードに魅力を感じる人には向かないと思うので、注意されたし。

ダンジョンインカウンターエスに似ているゲーム