









Lisa: The Painful - Definitive Edition
LISA: The Painful - Definitive Edition は、黙示録的な荒野のオレイセを舞台とした、オリジナルの風変わりな横スクロール RPG の新しく更新されたバージョンです。魅力的で面白い外観の下には、嫌悪感と道徳的破壊に満ちた世界が広がっています。プレイヤーは、ゲームプレイに永続的に影響を与える選択を強制されることで、自分がどのような人間であるかを学びます。殴打されたり、手足を失ったり、その他の非人道的な拷問を受けたりしても、パーティーメンバーを生かし続けるために犠牲を払いましょう。この世界であなたは、利己的で無情であることが生き残る唯一の方法であることを学びます... Definitive Edition は、HD グラフィックス、パーティー メンバーのキャンプファイヤーでの会話、更新された戦闘システム、新しいボーダー アート オーバーレイ、音楽プレーヤー、痛みのない (簡単な) モード、探索する新しい秘密を備えた新しいコンテンツと悪夢をゲームにもたらします。
みんなのLisa: The Painful - Definitive Editionの評価・レビュー一覧

otonashi
2016年01月07日
「英語もできないし適当にプレイするかー」
数時間後には主人公のハゲ親父が自分に重なって後には罪悪感と絶望しか残りませんでした。
ショッキングな内容が頭から離れず迂闊にプレイしてしまった事、クリアしてしまった事を後悔する作品です。

balomy
2015年12月02日
RPGツクール製であるが見た目もシステムもかなり変わったドット絵RPG。
戦闘は至って普通のドラクエ的な敵の配置とターン制戦闘ではあるが一部キャラはコマンド入力で技を発動させたり状態異常中のみ効果の上がる攻撃方法(油まみれ中は火炎が効くなど)なかなかおもしろいシステムを取っていると思う。
また登場キャラクターは一人Buddyを除いて全て男、しかもほとんどが濃いオッサンばっかりでありながらキャラクター性はみな強く、過去などそれぞれのストーリーがあるのだがこの主人公以外の全ての仲間のキャラクターが、イベントや戦闘で突然死亡し復活することがなくなる可能性があるというより戦闘にスリルを与えるものになっている。戦闘せずに済ませるか、今後の自身の能力の為に仲間を犠牲にしてでも殺して回るかはプレイヤー次第。
ストーリーとしても大筋良く、ただ一部伏線が回収されたのか分り辛い所はあるものの個人的にはとても好きな作品であった。
DLCのJoyfulは本編LISAの続編であり、Buddyが主人公となるが仲間を増やす事はなく、ただ自身をいかに強くするかに限られてりるものの伏線回収やBGMを収録したサントラ、新キャラなどLISAが好きなら買って損はないのではないかと思いました。

Hikiny
2015年08月06日
英語なにそれ美味しいの?で一回クリアまでプレイ
女性がいなくなったポストアポカリプスの世界で、ハゲで髭のおっさんが唯一残った女の子のためにいろんな地獄を駆け抜ける作品です
そんな世界なので画面にいるのはオッサンばっかりで、華はひとっつもありません
それで、この作品世界を特徴づけるのがJoyと呼ばれる危ないお薬
使うと気持ちよくなっちゃうのは勿論なんですが、使いすぎると身体が溶解していくという素敵な特性を持っています
世界のそこここで溶けた元人間がグチョグチョしてる絵は、普通のグロいバイオレンス描写以上になかなかクルものがあります
主人公含めた仲間にもヤク中がおりまして、クスリが切れると状態異常になったり、「ゆめにっき」的な世界が展開されたりと、SAN値をガリガリ持って行ってくれる素敵空間へご招待です
ゲームとしては敵も味方も強力な能力を活かして殴りあうタイプのコマンド式RPGです
個性豊かなオッサンの力を駆使して、先手必勝で敵を駆逐していきましょう
状態変化がボスにも通るので、それを最大限に活用するのが攻略のコツです
主人公のBradと同化しながら、悲鳴を上げながらストーリーを進めていくのが正しい遊び方だと思います
残酷で辛いゲームがやりたいときにおすすめです

SOUSEIKI-NATUME
2015年08月05日
暴力的な世界観が魅力的に感じました。しかし、肝心なストーリーが英語に疎い私にとって理解するのがとても困難です。個人的にとても惹かれるような内容なので日本語化できたらいいなあと思いました。バトルも中々楽しいです

honyalara
2015年07月12日
[spoiler] I've been dead for 35 years.[/spoiler]
[spoiler] Today is the day I live.[/spoiler]
突然世界から女性が消え、緩やかに死に向かっていく世界。
ある日、元空手道場の師範であり過去のトラウマから薬物中毒になってしまったオッサン、Bladは、道端に赤ん坊の女の子が落ちているのを見つける。
Bladは彼女を娘として育てることになるのだが……。
ドット絵のコミカルな見た目からのブラックユーモア満点な吐き気を催す狂った世界観(褒め言葉)がプレイヤーを襲う横スクロール型RPG。
Motherシリーズとゆめにっきをリスペクトして作られた作品らしく、戦闘システムや演出など随所に似通った面が見られる。
この二つが好きな人は間違いなく気にいるだろう。特に後者。
ちなみにこれは2作目であり、本作の前日譚に「LISA The first」が、そして2015年夏に続編である「LISA JOYFUL」が発売される予定だ。
~セールスポイント~
●世界観
いわゆるポストアポカリプスものであり、世界は荒れに荒れ果てている。女性が消えたので人口の99.99%は男であり、当然ながら子供も生まれないのでそのうち99%はむさいオッサンだ。唯一と言っていい女性であるBuddy(娘)も物語早々に攫われるため、本格的に癒やしが足りなくなる。NernとかPercyで我慢しなさい。
もう言うまでもなく人々のモラルは地に落ちており、Buddyを求めて男たちはてんやわんや、道を歩けば男たちの血まみれ死体が転がっている様である。人の命は雑誌よりも軽く、仲間ですらあっさりと死んだり行方不明になったりする。これぞ世紀末!
●ストーリー
演出やサブイベントはコミカルなものが多いが、メインのストーリーラインはとてつもなくドロドロしている上に重苦しい。
主人公はトラウマに悩まされ続けるわ突然ギャングに襲われて身ぐるみ剥がされるわ……
特に主人公のBladのイカれっぷりは常軌を逸しており、開始10分くらいはまともな男に見えるがだんだんとキチ○イっぷりが露呈してくる。
ただ良い面も悪い面もどうしようもなく「人間」であり、彼に感情移入できるかどうかでストーリーの評価は変わってくるだろう。
ちなみにゆめにっきリスペクトの性なのか、ストーリーの謎などはプレイヤーに考察させるような作りになっていて、良く言えば奥が深い、悪く言えば不親切である。特に説明もなしにポンポンと話が進んでいく上に謎に対する明言もないため、英語がわからなかったり登場人物を覚えていないと置いてきぼりを食らうかもしれない。
ネタバレにならない範囲で覚えておきたいことをリストアップすると、
・先述したように世界からは女性が突如消えており、結果的に子供もいない。女性がいなくなってからは数年~十数年くらいの年月が流れており、人類は緩やかに絶滅へと向かっている。
・この荒れ果てた世界で流行っているのがJoyと呼ばれる薬物で、主人公Bladも愛用者である。
・舞台はカンザス州オレイサ(Olathe)。この辺りを仕切っているのはランドー軍団(Rando Army)と呼ばれる集団である。
・ポストアポカリプスの常か通貨も廃れており、雑誌(magazine/mag)がお金代わりである。
●個性的なキャラクター
個性的。もう超個性的。イカれた世界観に呼応するようにキャラクターたちもイカれており、とてつもなくどうでもいい話をとてつもなく長々と話し続けるおじさんやポーズが決まらないからといって敵前逃亡する戦隊、輝けるブルドーザーの貴公子やホで始まってモで終わる人たちの集落など一度覚えたら忘れられないような個性あふれるキャラクターがたくさん登場する。
また、Bladは旅の途中で様々な人達を仲間にすることが出来るのだが、彼らもとてつもなく個性的だ。個性的すぎて3人しか連れ歩けないのがもったいなく感じるほどである。ちなみに仲間にできるコンパニオンはなんと20名以上。好みのメンバーを集めて最強のパーティを作ろう!
●不親切なゲームシステム
これってセールスポイントなの?と思うかもしれないが、個人的にこれはいい要素だった。
このゲームでは安易な行動に対する高いリスクが存在する。
例えば一部の敵が持つ即死攻撃だ。通常、倒された仲間はKOされるだけであり、アイテムを使ったり宿屋で回復するとまた戦うことが出来る。が、即死攻撃を受けるとその仲間は死亡してしまい、永久に蘇ることはなくなる。
また、野宿も危険だ。篝火があるとその場で野宿し、回復することが出来るのだが、この際ランダムイベントが発生し、最悪の場合仲間が一人永久に攫われてしまうことがある。大してHPも減っていないのに安易に野宿したりすると痛い目をみることがある。用心しよう。
これのどこがいいところなんだよ!と思うかもしれないが、つまるところ、安易な行動が制限されることで、プレイに程よい緊張感が生まれるのである。敵と戦う際に「こいつ即死攻撃持ってないだろうな…?」とか戦々恐々としたりフィールド上のNPCを見て「あいつ俺が近づいたら襲ってこないだろうな…?」とか疑心暗鬼に陥ったりとRPGには珍しい、”初見殺しの緊張感”がこのゲームにはある。
筆者は現在2周目をプレイ中だが、もうどこでどのイベントが起こるか分かってしまってるのでいまいち緊張感に欠けており、「あああ記憶消してもっかいやりてー!」と頭を抱えている。
●ゲームバランス
戦闘はかなり大味…というかピーキーである。具体的に言うとボスにすら状態異常が効く。
なので運さえ良ければボスを永遠に状態異常にしたままハメ殺ししたりも出来、楽々倒せる…と言いたいところだが、ボスもボスで大概であり、超火力を持ってして一撃で体力の9割を持って行ったりする。
バランス崩壊してるじゃないか!と思うかもしれないが、どっこいそうではない。こちらに強みがあり、相手にも強みがある。それを押し付けあうとどうなるか。
実は互いのインフレ部分を押し付けあうことによって、奇跡的に戦闘におけるバランスが取れるのである。この搦手が主体の戦闘スタイルは女神転生シリーズを思い出す。あれより幾分かこっちのがピーキーだけど。
●音楽
これは絶対に外せない。
一度聞いたら忘れられないような個性的なBGMがてんこ盛りである。購入する際は是非サントラ入りバージョンを。
~総評~
サイケデリックな雰囲気、ポストアポカリプス、陰鬱で重苦しいストーリー、ブラックユーモア、良BGM……これらの要素が琴線に触れた方は是非購入して欲しいゲームである。
残念ながら現在日本語化はされていないが、有志によると日本語化自体は可能なそうであるので今後に期待しよう。
[spoiler] Keey-ya, Spaghetti![/spoiler]

ToLchock
2015年06月28日
きっと10年後も思い出す強烈な個性を持ったゲーム。
//簡単に紹介すると
RPGツクールVX Aceで制作された横スクロールで進んでいくRPG。ブラックユーモアに満ち、荒廃した世界で数々の"選択"を迫られていく。
変態とおバカさんがたくさん登場し、表現豊かな動きが魅力。そのコメディータッチな絵柄にバイオレンスな描写を加える手法は反則級の破壊力!ストーリーの本筋はシリアスなので愛らしいドット絵に惹かれて買うと面食らうかもしれません。割合は7コミカル:3シリアスくらい。
//プレイして思ったことなど
[list]
[*]戦闘はコマンド選択式。たまにコンボを「w,a,s,d」から組み合わせて入力するシステムがあるおかげでやっていて飽きない。
[*]大事な場面での選択肢が絶妙に汚い(褒め言葉)。どっちを選んでもマイナスしかないのだが、選ばなければその状況を切り抜けられず非常に悩む。
[*]要所での映画のような手法(音だけで場面を演出、回想シーン、フラッシュバック)が効果的に物語を引き立てていて、主人公の想いが心に突き刺さりました。
[*]英語について。Google翻訳にかけながらやると25時間ほどで最後までいけました。たまにでてくる熟語やスラングが厄介だけど、難しい文法は使われていないので割となんとかなります。
[*]次回作『LISA: THE JOYFUL』が2015年の夏にリリース予定
[/list]
//まとめ
万人に向けて気軽に「これおもろいよー」とオススメできないが、おっさん好きでバイオレンス耐性があるなら間違いなくハマるはず。

Gnoll
2015年06月21日
問題作という表現が一番しっくり来る逸品。
ぶっ飛んだ世界とぶっ飛んだキャラクター達、それでいて要所要所で鋭く心を抉りに来るストーリーとイカすBGM。
確実に人を選ぶタイプのゲームではあるけれど、他に類を見ない魅力がそこには有る。
是非ともプレイして頂きたい。

FestiveSandwich
2015年05月06日
男しかいなくなった世界でヤク中のイカレ男が拾ったのは、女の子の赤ん坊。世界で最後の女だった・・・
個人的に2014年最高のRPG。
ストアページを見るとバカげた内容に見えるかもしれないけど、一度プレイしたら徹底的に作りこまれた変態と暴力の世界観に取りこまれる。
壊れた主人公Bradの自分勝手で惨めな旅路を目撃しよう。
ストーリーを理解できる程度の英語力は必須。でないと面白さが9割減る。問題ないなら今すぐ10ドル用意して開発重点。

tape
2015年01月15日
bald=ハゲ
このゲームをやって知りました
切ない結末のゲームです
心が弱ってる人はやらないほうがいいでしょう
音楽はとてもいいです
ボート乗ってるときのBGMが最高です

tesc
2015年01月10日
壊れたヤク中が壊れた世界で、自己中心的な愛を貫く話
主人公は、選択と犠牲の果てに何を見るのか?
音楽、ゲーム性、そして何よりストーリーと文句なしの出来です。
なお、可能な限り選択肢はセーブリセット無しで進めることをおすすめします。
作者の他作品Lisa The Firstとつながりがあるため、こちらのストーリーを先に知っておくと良いかもしれません。