






メタルドッグス
終末世界の軍犬・ポチは、富士山麓の村で謎の老科学者と出会う。今年30周年を迎える異端のJRPG『メタルマックス』のスピンオフ、最新作『メタルマックスゼノ リボーン』がローグライクアクションゲームとして登場!
みんなのメタルドッグスの評価・レビュー一覧

cu_fu_rin
2021年08月29日
アーリーアクセスで最後までクリア。
とりあえずロックオンしてSEを撃ちまくるゲーム。
ミサイル系SEがほぼ100%当たるのでそれ3つ積めば移動しながら攻撃できて敵の攻撃も当たらんかな。ぶっちゃけ現状では主砲は威力は高いが基本単発リロードのためDPSはSEのほうが高い、副砲はリロード速度と連射力に優れているが射程と威力が微妙で、ロックオンした敵に真っすぐ飛んでいかず、当たらない弾も多いのでやはりSEに劣る。
何よりミサイル系SEは壁を超えて敵をロックして攻撃できるのでノーダメージでクリアも可能(部屋に入らないと反応しない。)
そのためおそらく毒付与して逃げるイソギンチャクの賞金首も、部屋越しに撃つだけで完封できる。
まあドラム缶を押し続けてる中毒者向けかな。

jinarobo
2021年08月28日
シリーズは今回が初購入になりますが、ほぼ完成に近い状態で遊べる要素が薄っぺらくてやる気が無くなりました。
30年も前からあるタイトルなので、きっと過去シリーズの方は面白かったんでしょう。
良かった点
・犬が可愛い。
・博士がちょっとイカレてて可愛い。
悪かった点
・使用できる犬(キャラクター)が複数いますが、違いがなく育成要素もレベルを上げて最大HPを伸ばすだけで使い分ける意味がない。
・所持できるアイテム数が少ないため、複数キャラに装備を着けておくと鞄が圧迫される。
・回復や補助アイテムの装備場所が2箇所しかない。
・PC用のゲームなのにコントローラー表記で分かりにくい、キー設定も出来ない、マウスでゲームプレイできない、照準させてくれない。
・武器を同時に3つ装備できるのに複数同時攻撃ができない。マシンガンの飛距離が短すぎる。
・ロックオンが扱いにくい。ロックした相手を倒したとき、解除されずに別の敵を勝手にロックする。
・戦闘がただのゴリ押しで面白みがない。
・一部の敵が横や後ろの防御が高いため向き合って戦うように作られてる。正面に立つと銃弾の嵐で地獄。
・武器のオプションは攻撃アップさえあれば他はいらない。
・クリア時の演出やBGMが古臭い。
どう考えても2000円超えとは思えない内容のゲームです。ワンコインで買えるなら丁度いい内容かもしれません。

DOMINGE
2021年08月28日
メタルマックスシリーズのスピンオフであるローグライクゲーム。らしい。
ダンジョン潜って敵を倒して金なり武器なり拾って強化して勝って!買って!駆って!を繰り返すハクスラゲー。
アーリーの謳い文句だと10時間だったけどとりあえず5.5時間でアーリー分のシナリオが終了、ドロップ吟味に凝っても10時間付き合うのはちょっと厳しいかも?
●良かった点
・戦闘及び火力のバランス。正直敵は終始やや硬めに感じるシーンが多かったがそれだけに上位の装備を拾ったり買ったりした時のブレイクスルーの快感が気持ちいい。賞金首モンスターとの戦闘もなかなかにヒリつく敵火力とダレない程度の硬さで楽しめた。主砲機銃S-Eの定番セットが実際取り回しも良いがラッシュの存在で一種に染めた方が瞬間火力も良く、しかしラッシュにゲージ貯めが要るためその道中でのチャージの取り回しは染めると悪く…等ある程度選択に悩ましさが生じるのも上手い。装備に付随している追加効果を任意で引き直せるのも嬉しい点。
・グラフィック。ある程度ゼノ系の流用にせよイラスト類や成長していく拠点の見た目、犬の装備品による見た目の変化等小粒ながらどれも整っていると感じた。
・BGM。歴代のメタルマックスのBGMのアレンジが中心だが知っている旋律が流れるまで(気づくまで)に中々時間がかかったり賞金首戦で宿敵を挟んでから満を持して例のBGMを流したり拠点BGMが最後の最後で聞きなれた物になったりととにかく溜めてからのカタルシスが心憎い。ただこれに関してはメタルマックスに親しんだ人間の色眼鏡越しの感想なので普通の人にとってはなんて事ないBGMかもしれない。
・テキスト。特にハンターオフィスからの依頼文が最高にイカレているしイカしている。クリア毎に入るミンチとの寸劇も楽しい。
●疑問に思った点
・シナリオ。アーリーアクセス版故にチュートリアルの段階だけでシナリオが動くのはここからなのかもしれないが犬たちが西に向かう理由や無人の筈のハンターオフィスが何故か依頼を受けられるし報酬が出るしの説明もない。これもアーリーで序盤で終わってるからだろうがダンジョンが終始ギミック説明なのも少し怠い。
・キーコンフィグが無い。辛うじて決定ボタンのABを入れ替える程度。ABを入れ替えてプレイしたが武器が上からXYAだがボタン配置的には上からYXAの為感覚的な乖離に苦しんだ。YXBだともっと面倒そう。ラッシュも右に置きたい。兎角コンフィグがしたい。
・キーボード操作が壊滅的。パッド前提と言うかほぼパッド必須の作りの為か画面上のキー表示は全てパッド表記で(メニューで操作表は呼び出せるが)キー配置もかなり操作しづらい。前述のコンフィグ不能も相まってキーボードでのプレイはほぼ無理と言っていいほど。
・手持ちの狭さ。みるみる種類が増えていく状態異常対策アイテムや回復アイテムによってどんどん枠が圧迫され一クエストごとに倉庫やショップで拾った装備類を整理する必要が出てくる。出撃していない犬の装備が装備欄を占有する意義も分からない。道具系は所持上限こそあれど道具枠の圧迫はしないでほしいがそうなると回復が持ち込め過ぎる事が問題になるのだろうか…
・ローグライクの意味。今のところマップやアイテムが自動生成・配置される意義が全くない。若干の難易度のブレは起こすかもしれないが…ついでにマップも移動速度に対して結構広くて探索が煩雑。確かにアクションなのである程度広くないと辛くはあるが結局閉所での戦闘も起こるには起こる。
●まとめ
アーリーアクセス故の粗削りなところはあれどゲームとしてもメタルマックスとしても十分に楽しめた。このまま要素やダンジョンが増えていくのが非常に楽しみ。少なくともメタルマックスに親しんだ人には無条件で勧められると感じた。

Ninore
2021年08月28日
2時間半くらいプレイして、一通りの機能を全て解放したと思われる時点での感想。
2R以前の作品ははほとんどやった事あるくらいにはシリーズファンでもちろんポチも大好き。
最悪お布施になってもいいやという気持ちでいたので迷うことなく買ったけれども、
ゲームとしては値段相応には楽しいので、そこは安心していいと思う。
ただしキーボードでの操作性がすこぶる悪く、設定変更もできないので、ゲームコントローラーはあったほうが良いだろう。
システムとしてはアクションタイプのハクスラで、武器集めと厳選がメインのゲームだが、
それを考慮するとちょっと微妙な点がいくつかあった。
まず、プレイ2時間あたりで倉庫がいっぱいになるくらいには大量の武器がドロップするため、売ったりして整理する必要があるが、ウィンドウのページめくりができないため、キー長押しでひたすら降りていくしかない。これが地味にめんどい。
たいした機能ではないだろうから早めに実装してほしい。
次に武器の戦略性について、武装には機銃、大砲、S-Eの3種があるが、機銃が要らない子になっている。
今作ではどの武器も弾数無限になっており、シリーズでの通念である「機銃は弾数無限」のアドバンテージはない。
その代り弾幕と手数で攻める武器に変わっているのだが、これがシステムと全くマッチしない。
まず武装は3個装備できるが、通常時は一度に1個の武器しか使えないため、火力を集中させる事は出来ない。
そのためなるべくロングレンジから攻撃開始することが望ましいが、機銃は短射程のため接近しないと当たらない上に低威力なので、敵が攻撃してくる前に倒しきる事が出来ない事もしばしば。
またダンジョンは全体的に狭く、敵が大挙して進路を封鎖することも多いため、弾幕よりもごり押しの突破力の方が役立つシチュエーションが多い。
結果ヒット&アウェイにおいてもロングレンジにおいても大砲・S-Eが強いということになり、よっぽどなザコが次々に出てくるような場合じゃない限り機銃の出番がない。
加えて「ラッシュ」というシステムがあり、これを最大限活用しようとすると武器は同種でそろえる事になるため、サブウェポンとしてお守り代わりに機銃を採用するというわけにもいかない。
更にラッシュ中はリロードもマガジン弾数も関係なくなるため、単純にDPSが高く出せる大砲3連装、S-E3連装が良いという事になり、機銃はここでも最適解になり得ない。
武器特効みたいなものが実装されれば変わってくるかもしれないが、現状機銃の使い道はない。

snj
2021年08月28日
ファミコンかスーファミのリメイクですかって位の中身でした。スマホ向けで出せば?ってレベル
メタルマックスを懐かしんで買ったけど、ローグライクもトレハンもハクスラもキャラビルドもな~んにも楽しみが無い。
アクションゲームとしても温い。
グリムドーンと同じ価格帯なのが許せないこの怒りどうしたらいいの。
某記事によると、EAでのコンテンツが総ボリュームの70%程度、残りの30%はクエストの追加とかやり込み&周回要素の追加等を予定してるとのこと。いやいや、全然少ないし、ベースの質を上げないと周回もやり込みもかなりの苦行になるのが目に見えてると思うんだけど。
唯一、賞金首のあの曲がかかったときは興奮しましたが、そこがピークでした。あ、曲が流れるのは賞金首とエンカウントしてからにした方が盛り上がると思います。(旧作がスチームで出たら即買いするだろうな…)
他の方のレビューで記載がありましたが、ドラム缶を延々と押せる人は買ってもいいのかも。ちょっと何言ってるかわからないって人は他のゲームをどうぞ。

catarts
2021年08月28日
まず、最初にこれはローグライト/ローグライクではなくてハック&スラッシュだ。
Rogueの系譜みたいなのを求めてやると期待外れなので、それを念頭に置かないといろいろアレなことになると思う。
その上で楽しむにはいいゲームだと思う。
現在公開中の全ステージ+全Wantedをクリア済みで合計7.4時間。
悪いところもあるが、全体的にはとても良いゲームだと思う。
■良いところ
・直感的な操作性とやり直しのしやすいステージのためストレスは少ない
・邪魔にはならないけど、きちんとフレーバーを添えるストーリー。
簡単にスキップできるちょっとした会話劇だけど、ドクターの心情変化がなかなか楽しい。
・武器種によって大分特性が違うのとステージ/敵相手で使い訳がなかなか楽しい。
・犬のデザインがよくできていて、走ってる姿や止まっている際に尻尾を振るのはポイント高め
・ゲームバランスが割と良くできていて、どこかのステージから急激に難易度が上がったりはしないが、
順序に沿って進めていくと気がつくとそれなりに熟練して強化されている。
■悪いところ
・犬の声が犬ではない。特にポチ(柴犬)が酷い。これを聞いて犬の鳴き声というのは納得できない。
・犬種を選択できるのだが、このあたりのシステムの練り込みがいまいち。
柴犬→ドーベルマン→ブルドッグの順で解放されるが、レベルは犬ごとに独立している上に、
ブルドッグは移動が遅いが攻撃力が高いといった特性がある訳ではないので、
気軽に切り替えられないし、かと言って育成したり使い分けたりする楽しさもない。
これなら単純に見た目が変わるだけで良かったように思う。もちろんストーリー分岐も今のところはない。