







The Banner Saga
The Banner Saga は、バイキングをテーマにした戦術ロールプレイング ビデオ ゲームです。
みんなのThe Banner Sagaの評価・レビュー一覧

timupopo
02月04日
我々と同じ人間、角の生えた巨人ヴァール族、そして謎多き種族ドレッジ…
神々が作った3つの種族が織りなす重厚そうなストーリー、こちらは全3部作の1部め!
そして、3つのパート(行軍、戦闘、会話)から構成されるゲーム内容!
そう…すべて3が関連…
1周目が終わった直後のレビューとなります、マルチエンドらしいよ?知らんけど…
あなたは謎の種族ドレッジが襲ってきたので逃げて旅してたら何故か仲間が増えていきキャラバンのリーダーに!?
え、僕また何か選択しちゃいました!?
<行軍パート>
旅を続けるには腹も減るからご飯が必要!この時代は金よりも名誉で飯が買えるんよ!
でも、人間の戦士やヴァール族だけでなく民間人もおるんよ…
いろんな人がおればそりゃ色々と揉めることもあるんよ…
あなたは何かを犠牲にするような選択も強いられたりすることもあるんよ…
移動シーンはぬるぬるアニメーションだけど、飛ばせません
<戦闘パート>
よくある2DのSRPG
特色はぬるぬる動くアニメーションと敵と味方のターンが必ず交互に行われること!
そして、いわゆるHPと防御という2軸のステータスがあり、どちらから削るかなどの戦略性も少々ありけり
ですので、各キャラに設定されたクラスとそれに付随する専用スキルをうまく使いこなせれるととても良いのではないでしょうか!!
わたくしは難易度簡単でゴリ押ししました、ごめんなしあ。
ただ、慣れてくるとぬるぬるアニメーションを加速させたくなる
<会話パート>
製品説明欄にもあるように、ヴァイキング時代の北欧神話の世界観に基づくんだってさ?
やっぱそういう時代だし「うるせーばか!ぶん殴るぞ!!」的なスタイルでも良いし、「ええんやで、過ちはあるんやで」といった聖人ロールプレイもできたりできなかったり
ただ、重厚そうなストーリーや重い内容の選択肢が出てきますが、何よりの問題が1つ!!
独特な世界観に基づく専門用語などがノーヒントで飛び交ってきます
君、頭から角生えてるけど何?え、ヴァールっていうん?なにそれ!!
君、いきなり襲ってきたけど何?え、ドレッジっていうん?なにそれ!!
そして気がつけば完走していると…!そんなゲーム
音楽や映像はきれいだと思うよ!!

Chikara
2023年08月21日
素直に続けるのが辛かった、セール中にまとめて3まで買っておいてのでどうしようかと困っている。
セールになると安いし高評価なので手が伸びでしまうとは思うがとりあえずカットされていないプレイ動画を見てから判断した方が良いと思う。
とりあえず1は萎えたけど2と3は面白いかもしれないと思いながらも遊ぶ気が起きないのが現状です。

kaishisui
2022年09月29日
海外サイトでは大概SRPGランキングで上位に顔をのぞかせている作品で、戦闘システムはユニークで面白い。雰囲気、グラフィックも○。移動もグラフィックで景観が変わっていくのも個人的には○。
ただ、開発費捻出の為にクラウドファンディングで募ってた通りでボリュームが一作品あたりは薄く、一周10時間程度とSRPGにしては薄いので×。シリーズ3作合計で1作品くらいのボリュームなのを3作に分割された感じ。

Pneuma
2022年06月02日
実績コンプ済みです。
戦闘が特徴的で結構難易度が高いので人を選ぶ部分があるかなと思います。
北欧神話やこの絵柄が好きであれば物語だけでも値段分の価値があると言えるかもしれません。
戦闘部分は楽しいというよりは、よしうまくいった、というような感情で爽快さのようなものを求めている場合は会わないと思います。
戦闘はどうしても肉を切らせて骨を断たざるを得ないシステムなので常にそれなりの犠牲を伴う形です。
このゲームは物語も戦闘も、一種の非情さとか冷酷さみたいなものが伴っているので、そこでも合う合わないがありそうです。
私はその戦いの非情さみたいなものを含めて好きな作品だったのでオススメします。

yasuP777
2022年05月08日
一巡プレイした時点でのレビューです。
難易度ノーマルでクリア、プレイ時間10時間ほどでした。ストーリーもバトルも面白く、飽きることなく一気にプレイできました。
バトルパートの難易度が高く、緊張感のあるプレイが楽しますが、育成の状況で詰むといったことはなさそうです。システム上ユニットの攻撃力がだんだん下がっていくので各個撃破ではなく、まんべんなく叩いていくというちょっと変わったプレイングが求められましたが、慣れれば安定してきます。それ以上にアドベンチャーパートの方が気が抜けません。
会話ベースの選択肢が頻繁にあり、一つ一つが物語の進行にかなり大きな影響を与えます。結構簡単にキャラクターが死んでいきます。育てていたキャラでも一瞬でロストするので最初信じられなかった。しかも任意のタイミングでセーブができず、戻しに手間がかかる場合がありそうです。私はそういうものとあきらめてやり直しはほぼ無しで進めてみました。レベルアップによる成長要素は少なめのゲームデザインなので、ロストによって進行不能になるリスクは低いと思いますが、好きなキャラを育てて無双するといったスタイルは難しく、その辺りは作品の評価が分かれるポイントになると思います。
なんでもマルチエンディングで、エンディングによって次作のストーリーが変わるとか。3部作一巡した後に戻ってくるかもしれません。

yamashuu
2020年07月15日
結論言うと、そこそこ面白いです。
ただ、ファイヤーエンブレム等の日本のSRPGを期待してプレイするなら、ノーマルだと難しいのでEASYでプレイする事をオススメします。
中盤辺りまでノーマルで自動セーブを駆使しながら味方を殺さずプレイしてましたが、如何せん仲間のレベルは上がらないし購入して装備できるアクセサリーもほとんど買えません。(双方、戦闘で得た名声値を使ってパワーアップさせる。)
それも全キャラ育成ではなくキャラを絞ってもジリ貧になります。
ついでにシステムの楽しみも十分に堪能できません。
こんな状況でシナリオ上仲間が入ってくると中盤辺りまで同レベル程の追加だったのが、途中から高レベルになってきます。
これじゃ追加キャラ頼りで育成がつまらなくなるので、EASYに切り替えました。(攻撃力が上がり若干プレイしやすくなります。)
ま~そんなゲームなので、日本産ファンタジーSRPGの様な感じでシステムも楽しみつつプレイしたいならEASYをオススメします。
ただ、それでも戦闘が筋肉バカのガチンコ肉弾戦ベースで、敵が硬すぎて弓兵等が余り使えないので、非常に戦闘の展開が単調で地味ではありますね。
とは言う物の、一応オススメではあります。

しけた
2020年06月15日
最初の印象は「戦闘がアナログのボードゲームっぽい」です。
HPと攻撃力を同じパラメータで表していたり、
妙な命中率で無駄にハラハラすることもほとんどなく、
詰将棋的にプレイできた。
このへんは好みが分かれるかもしれないけど、個人的には面白かった。
(行動順に特徴があるけど割愛)
ビジュアルはきれいだけどやや日本人好みではないのかも。
でも戦闘の手書きアニメーションや、行軍のアニメーションなど、
見ていて結構小気味よかった。
システム的な点はやや弱くて、UIがいまいちな感じ。
編成画面なんかはもうちょっと一覧できたりするとよかったかも。
レベル(ランク)はmax5ではあるものの、レベリングはできないので、
ある程度、育成するキャラを絞る必要がある。
ただ、恐ろしくあっさりイベントでキャラクターが死ぬので、選択肢のたびにビクビクしてしまう。
[spoiler]ファソルトとオネフは確定で離脱するので育成しないほうが無駄が省ける[/spoiler]
ストーリーは3部作の1作目というのもあると思うが、数時間で1周できる。
ただ、あっさりキャラクターでイベントで死ぬので、何周もしたくなる。
最後の展開には、まじかぁとなるものの、北欧的な死を賛美するようなところがあるので、まぁ納得。

minsc
2020年02月09日
戦闘システムが面白くない。
戦闘はターンベースで、駒を1個ずつ敵と交互に動かしていくタイプですが
双方の頭数に関係なく1個ずつ交互です。
例えば味方5敵1なら、こちらが5個を1個ずつ動かしてる間に敵は1個が5回動けるのです。
敵の数が減れば減るほどこちらが不利になってくるので、敵を生かさず殺さず全体的に弱らせていく必要があります。
一つ一つの戦闘が非常にかったるい。
雰囲気はデザインは良いんですけどね。
全実績難易度:とても大変

sayoko
2019年04月02日
このゲームに「ファイアーエムブレム」や「ファイナルファンタジータクティクス」の様な
戦略シミュレーションRPGを求めていたらオススメできない。
このゲームは戦略ゲームに見せかけたほぼノベルゲームだ。
何故なら味方をロストする場面はイベント中の選択肢によるものが殆どだから。
戦闘中に倒れても負傷状態になり次に出撃する時にステータスが下がるだけで死にはせず
しかも全滅して戦闘に負けても物語は続くので
最悪、負け戦を延々と続けていても最後までクリアできる。
極論になるがこのゲームには戦闘は要らないんじゃないかと思えてしまう。
そのくらい戦闘に重要性を感じないし、ノベルを読んでる時間が長い。
難易度を最高にすると戦闘中にロストするとか、もしかしたらあるのかもしれないが
やってみようと思うほどの深いやり込み要素もない。
精々一週目で選ばなかった選択肢を試すくらいだ。
グラフィックは綺麗。ヌルヌル動くユニットアニメーションには感動する。
がっつり西洋ファンタジーの雰囲気を味わいたい人には良いのかもしれない。
シリーズ物だからか短いので定価で買うにはちょっと高いかなという感想。
もしこのゲームが難しいという人がいたら
手持ちのユニットで伸びしろが多い者を優先的に育て
食料は街で毎回買って常に30日分ほど備蓄し、余った名声は育成に回して
敵のHPより防御力を先に0にしてから戦闘してみてください。
キャンプは行軍中、任意のタイミングで出来ます。画面上のアイコンから選択出来ます。
もし選択肢でユニットをロストしても代わりが次々出てくるので
あんまり気にせず続けて大丈夫です。選択肢ロストは初見殺しなので仕方ない。
街で装備品を買う時はアイコンについてる数字とユニットのランクが見合ってないと
装備出来ませんので、現状装備出来ない高価な物を買わない様に注意してください。

minix2poo
2018年08月19日
有名処の「ファイアーエムブレム」や「うたわれるもの」、こういった類のSRPGが好きであれば一度はプレイしておくべきかと思います。
但し、似ているとはいえ、上辺だけのファイアーエムブレム等と比べるといろいろと奥行きのあるゲームシステムになっています。先ず言っておくべきことは、このゲームがローグライク的なゲームだということだろうか。基本的にはオートセーブであり、ゲームを中断するとそこからまた続きをプレイする形になります。自分で狙ってセーブは出来ないものの、以前のセーブデータをロードすることはできます。但し、自分でセーブ場所を決めるわけではないので、ロードし直してやり直す等する場合は、結構前のシーンまで戻る必要があり、完全なローグライクではないものの、トライ&エラーで何度でもやり直すプレイスタイルは極力やりにくい作りになってます。
プレイヤーは主人公たちが統率するキャラバンを追う形で、キャラバンが無事に目的地に着けるよう色々な選択を下しながらアドベンチャーパートと戦闘のシミュレーションパートを交互にこなしていきます。バナーサーガはストーリーにかなり力を入れている為、必然的に会話文などを読む機会が数多くあります。その際にキャラバンの運命を左右する選択肢を頻繁に迫られる事となります。選択肢によって戦闘を回避したり、せっかく育てた仲間が死んでしまったり、仲間に裏切られたり、キャラバンが食糧難に陥ったりと、欲をかけばかく程支払う代償が大きい可能性が高い中、物語がどう転ぶか分からない、そしてトライ&エラーで簡単にやり直しさせてくれないのがこのゲームの醍醐味ではないだろうか。
戦闘に関してはノーマルモードでプレイしましたが、かなりシビアな感じがします。ぎりぎり全滅を免れ勝利できるといった戦闘を何度も経験しました。仲間は戦闘でやられても基本死亡扱いにはなりませんが、数日負傷状態となり、回復するのに休ませる必要があります。しかし、休ませるということはキャラバンが移動せずにその場に留まり、食料だけが減っていくという状態ですので、回復させるとすぐに食糧難に陥り、回復させずにキャラバンを進めた場合は負傷状態で急な戦闘に巻き込まれるリスクを負うかどうかの判断を迫られたりします。
戦闘では各キャラ毎にHPと防御力に数値があり、キャラを倒すにはHPを0にする必要があるところは従来のJSRPGと変わりませんが、防御力の数値が高いと基本HPへのダメージが中々通らないので、まずは防御力を削っていく必要が生じます。こういったとこで従来の日本製SRPGと比べると戦略性が試される作りになっているといえるでしょう。やり直しが中々利かないので結構頭を使います。但し、戦闘でキャラを一度移動させるともう元の位置に戻すキャンセルが出来ない作りなのは正直ローグライクとは言えストレスに感じました。間違った場所をクリックしてしまってキャラがそこに移動してしまってから敵に攻撃が届かない事に気付いた時にはもう遅いんです。。。1ターン無駄にするような感じです。
総じていうと不満は殆どない、かなり遊べるストーリー重視のSRPGだと思うので、ヴァイキングや北欧神話的なファンタジー世界観などに興味があれば一度はやっておくべきタイトルだと思います。
セーブデータは2に引き継ぎ可能で、手に入れたアイテムや、選択肢によってどの仲間が生き残り引き継がれるのかはプレーヤーの選択次第なので、選択肢はくれぐれも慎重にどうぞ。

Siro
2018年08月05日
「ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~」や、「オウガバトル」に近いです。
プレイしたことがあるひとは、戸惑うことなくBanner Sagaをプレイできるでしょう。
音楽、美術、世界観素晴らしいです。
Live2Dライクなアニメーション、使用フォント、マップ、北欧系の音楽、壮大な自然、
世界観を壊さない美術が徹底されています。
行軍パートが冗長だと言う人はいますが、私はいつも景色にみとれてしまいます。
ラストの死者送りのシーンは、とても美しくて感動してしまった。
設定資料集や画集があったら買ってしまうと思う。
選択肢パートに関しては、
かなり理不尽にキャラクターが離脱したり、ぽっくり死んだりします(エギルサン…)
育てていたキャラクターが死んだ時の衝撃よ(エギルサン…)
後半、なかなか名声を集めることができずジリ貧行軍キャラバンになるので、
キャラクターをなかなか成長させることができません。

Euno
2018年03月04日
かなり骨のあるSRPGです。このゲームのノーマル難易度はファイアーエムブレムのルナティック難易度くらい難しいです。独特のシステムに最初は戸惑いますがパズル要素が高く、一旦仕組みを理解すると短時間で敵戦力を無効化できます。
世界背景は古代~中世北欧をベースにしたファンタジーで、首長と領主と王の関係は係長と課長と部長くらいのゆるい上下関係です。
この世界では巨人族と人間族が共存していて、お互いの王は仲が良いのですがドレッジと呼ばれる共通の敵勢力(機械の魔物)に脅かされながら暮らしています。
精神的なもの、何を尊んで何を嫌うかが古代北欧基準になっているので、不必要に荒っぽいのは嫌われますが少し腕っ節で黙らせるのは行軍の士気を上げてくれます。
良くも悪くもあるこのゲームの特徴として先行き不透明で何があるかわからない不安な状態で過酷な連戦を強いられるゲームデザインになってるので、レベルを上げてからボスに挑むとかアイテムを買い溜めて備えるのは無理です。
<良かったところ>
・絶対に楽にならない常にギリギリの戦闘
・個性的なキャラクターが豊富
(すぐ死ぬのがネタになってる生存アチーブのあるキャラ、人を傷つけるのが苦手な心優しいキャラ等)
・統一された世界観で小説を読んでるような気分になる
・ストーリーは一本道だけど上手く戦えたときの達成感から夢中になれる
<悪かったところ>
・戦闘前に敵の配置や行動順が見れないため挑んでから直前ロードして作戦を練る必要がある
・マス目を測るものがないため、敵まっすぐに配置したキャラが1歩ズレてて戦術が崩壊する
・ZOC概念(支配領域)がないため前衛の壁を抜けて真っ先に後衛を狙ってくる
・そのため全キャラ防御を高めないと集中で狙われる
・各キャラ固有のスキルが弱すぎて普通に殴ったほうが強い
・ゴミアイテムが多いので、うっかり買った数章あとに後悔して初めからやり直すハメに
・セーブを任意に出来ないので狙ったアイテムを買うには二章までをリセマラすることになる

sensyuraku
2018年02月11日
ターン制+格子状のマス目という日本人に馴染み深い形式のSRPG。主な特徴は
・体力=攻撃力なのでダメージを与えることが被ダメを減らすことにもなる。勿論その逆も。
・ユニットが選択肢一つであっさり死ぬ。復帰なし。
・キャラバンを率いて旅をし、士気と食料をコントロールしながら進んでいく。
先行きは常に不透明で道中の選択肢も結果が予想しづらく悩ましい。このやりくり感がゲームの醍醐味。オススメ。

ReOftheOwl2
2017年12月24日
突然の厄災から逃亡を余儀なくされたキャラバンを率いての資源管理パートとシミュレーションRPG的戦闘でゲームが進行する
移動部分は自動横スクロールによる絵を見ているだけだが、情景を表現するアートな画力とそこに乗る場面に適切な音楽は雰囲気があり演出の仕方として申し分ない
要所で起こるイベントやメインのストーリーは主にテキストと絵で表現され、さながら小説を読むような読解力と想像力が必要になっている、
難解な地名や人名が絡み、海外の神話的表現があるにもかかわらず驚くほどローカライズが丁寧なのは好印象でしかない
ストーリーを読み進め選択肢による展開の分岐はさながらゲームブックのようでもある
世界の終焉が背後から着実に迫りそれから逃げるのか戦うのか?まるでディザスタームービーのようにプレイヤーを引きこむ展開は続きがとても気になり次回作が楽しみです

sixous
2017年07月16日
渋茶のような枯れた世界観と物語は大人向け。ゲームシステムは少々とっつきが悪く、選択肢であっけなくキャラクターが死んでいきますが、とりあえずイージーモードでまず物語を進めていくことをお勧めします。日本語ローカリゼーションも秀逸。

Lady_Burger
2017年05月27日
ヴァイキング時代の北欧神話がモチーフのSRPG。
3部作の1作目。日本語対応済。
主人公はキャラバンのリーダーとして
大勢の仲間を率いて旅をすることになる。
戦闘はターン制、それほど複雑ではなく
昔からあるようなSRPGといった印象を受けた。
むしろ特徴的だったのは
プレイヤーに迫られる決断がかなり重いところ。
旅の途中色々な場面で出てくる選択肢では、
内容次第でプレイアブルキャラがあっさり死亡。
あっけにとられたプレイヤーも多いだろう。
ちょっとしたことで非戦闘員が何十人も死んだり
物資を持ち逃げされたり。無情な世界だなと思い知る。
逆に一つ一つの決断が重いからこそ
頭を悩ませながらプレイすることになるので
そこが本作の魅力なのかなと思う。
グラフィックと世界観に惹かれて購入したものの、
想像以上に厳しい旅だったので
結末を見届けたい気持ちが強くなった。
残りの2作も購入したいと思う。

defatist
2016年12月29日
ストーリーはいい
だが戦闘システムがよくあるSRPGと違い
将棋を同じコマを使うには他のコマを全部使い一巡しないといけない感じのイニシアチブシステム
なので各個撃破戦術は余り使えず全体的に削ったほうが楽に戦える
(次に行動する敵ユニットを倒してもその次の敵ユニットが行動する)
この戦闘システムに疑問をもっちゃうと遊ぶのが辛くなるのでやめたほうがいい

12587415
2016年09月10日
公式で日本語が追加されたのでプレイしてみました。
マス目制のSRPG、敵と味方が1人ずつ交互に行動する。
相手のHPがそのまま攻撃力になるので、敵の数を減らすより敵を倒さないで、他の敵のHPを削るといった戦略が必要。
道中の選択肢で難易度が激変。選択肢の数が非常に多い、それによって育てた味方が離脱したりもします。
セーブはオートセーブしかないので、やり直しができない緊張感があります。
クリアまでは短めで8時間程度。敵の種類も少なく、レベルも5までしかないのでキャラを育てるSRPGがやりたい人には向きません。雰囲気やストーリーが気にいった方向けだと思います。

UDK_4910
2016年06月15日
交互ターンを採用したシミュレーションRPG
ゲーム進行自体はオートセーブですが、別にやり直しは効くのでそこは安心設計。
救われないストーリーと世界観なだけあって人やヴァールの命が凄まじく軽く
判断を誤ると今まで戦っていた仲間があっさり死ぬこともあるのが怖い。
(このゲームで味方が永久離脱する原因は基本的にイベントの選択肢による分岐が大半)
あれ?こんなので死ぬの?みたいな雰囲気で離脱されることもあるので選択肢は慎重に選びましょう
とあるキャラクターを最後まで生存させるのは心が疲れました。
シナリオ的なところを見るとメインの会話に絡んでいるのはだいたいルーク(Rook)・アイヴァー(Iver)・アレート(Alette)。
それ以外のキャラクターに会話がないとは言わないけど、シナリオの進行上会話の比率が偏るのはしょうがないのかなと思った
ハコンをメインにプレイできるシナリオも思ったより少ないので、もう1パートぐらいハコン側の視点が欲しかったかなという気がします
また、道中で発生するランダムイベントによって食料や名声を入手したり、同行する市民などにも影響が出るため
「自身の判断がどんな影響を及ぼすのか」じっくりと考えさせられるのはよいシステムだと思います。
でも基本的に食糧難で死人が出ても戦闘するキャラクターたちにとっては戦闘開始時の精神力が落ちるだけだったりするので
実績を意識してプレイしない限りはそんな足かせにならなかったりもする。
ルーク側が常にぎりぎりの管理を強いられてるせいでそっちにまで構う余裕が少ないというのもありますが。
戦闘のシステムは実に洋ゲーらしいと思った。(小学生並の感想)
攻撃役、防御を下げるブレイク役、攻撃を受けるタンク役としっかり分かれているのでキャラの個性はかなり強め。
敵は当然ながら、味方をすり抜けられないので(ルークやエイリク(Eirik)除く)ので次にどう動くかも考えて配置するのも面白い。
メインの敵であるドレッジよりも、たまにある人間・ヴァールとの戦いのほうがむしろ選択肢が多く大変だなあという印象が強かった。
まあ、基本的に使えないキャラというのはほとんどいないので好みで選んでもまったく問題はないレベル。
レベルアップのステータス割り振りもある程度自由ですが、基本的に役割分担がはっきりしてるゲームなので
何度かやると的確な割り振りが固定されがちではあったり。ルークのブレイクや盾持ちヴァールの防御力とか。
日本のゲームではなかなか味わえない濃厚でダークなお話がとても魅力的なので
ぜひともプレイし、歯ごたえのあるゲーム性を堪能してみましょう。全員生存も慣れればなんとかなります。
2作目もやりたいが英語は苦手です。有志による日本語訳が出るまで待ちましょう。待たねば。
あと、ルーク側に一人いる隠しキャラクターはパッチを当てる以外でどうやって出るのでしょうか。
ストアページの背景にいるあのオッサン(Trygvvy)のことですが。そこだけ気になったぐらいでした。

AnPonTan
2016年04月17日
The Banner Saga 2も近々発売と言う事と日本語化が可能と言う事で購入しました
1周やってみた感想ですが、とっても良かったです。
なにが良かったって、雰囲気・音楽・ストーリーなど現実的な話としてお値段に見合う内容だった事でしょうか(セール時に購入はしましたが・・・)
よくあるRPGのように、どんどん強くなるわけでもなく、戦闘も多数あるわけでもなく限られた戦闘の回数の中で、誰を戦闘に参加させて誰がトドメをさすか等を悩みながらやるゲームです(トドメをさした敵の数&名声と言うポイントを使ってLvアップなので)
ボリューム自体は、それほど無いですが仲間がプレイヤーの選択によって軽く死んでしまう為に、プレイの仕方によればそれなりに時間がかかる様な気もします
全員が生きたままor仲間になったままストーリーが最後までいけるのか、日本語での攻略Wikiなども発見できなかった為、情報に頼る事もできず、『え・・・ここで亡くなるの・・・さっきレベルあげたのに・・・』と悔しい思いもしながら、1周楽しめました
2周目は、もうちょっと仲間増えないかなと・・・1周目の選択を思い出しながら始めたところです
しばらくは2の有志による日本語化は来ないでしょうが、とっても続きが気になってます(私の英語力では・・・応援してます!)

Teeeez
2016年04月06日
[h1]The Banner Saga―[/h1]
それは旗に縫いこまれた、人の記憶。旅の記録。そして旗の物語。
[u]ストーリー[/u]
昔々、人間と巨人族《ヴァール》は領土や支配権を巡って争いを続けていた。そこで神は黒き破壊者《ドレッジ》を創った。
新たなる脅威を前に人間とヴァールは戦争を終結させ、同盟を組み、二度の大戦を経てドレッジを地下深くに封じ込めた。
以降ドレッジは地上に姿を見せる事もなく、世界は平和な時代を迎える。
太陽が動きを止めたその日、ドレッジが再び地上に姿を現すまで。
[u]決して後戻りはできない旅[/u]
このゲームの目玉とも言える行軍システム。プレイヤーはキャラバンのリーダーとなり、旅のあらゆる局面で判断を下す必要がある。
キャラバンの疲労を考え休息をとるか、一刻も早く目的地に到達するため行軍を続けるか。
ドレッジの大軍の正面を突破するか、見つからないように迂回をするか。
キャラバンを飢えさせないために食料を買うか、それともキャラバンを守るために戦士の強化を行うか。
選択の結果次第では、仲間を失うこともある。
このゲームはオートセーブ1つとチャプター開始時のセーブのみとなっており、イベントがどのような結果になろうとも後戻りはできない。
(どうしてもやり直したいなら、チャプターの頭からやり直すことになる)
[u]ボードゲームのような戦闘[/u]
戦闘システムはシンプルかつ独特で、メインとなるステータスは防御力、体力、精神力の3つ。
細かいルールは割愛するが、敵を倒すとRenown、名声ポイントが手に入る。
味方は戦闘不能になると、数日間負傷状態となりステータスが低下する。
キャラのレベルアップにはこの名声ポイントが必要なのだが、キャラバンの食料や装備アイテムの購入にも名声ポイントが用いられる。
イベントの結果であっさりキャラが死んだり離脱したりする可能性があるので、慎重にレベルアップをする必要がある。
また、
・レベルアップによって強化できるステータスは5つあるのに対し、1レベル上がるごとに割り振ることが出来るのは2ポイントのみであり、1レベルアップによるステータスの差はあまり大きくない。
・負傷やイベントによりキャラの入れ替わりが頻繁に起こるので、そのときのメンバーに合った戦略で臨機応変に戦うことになる。
この2点により、「強キャラのレベルを上げて無双する」ような戦い方が通用せず、限られた持ち駒でボードゲームをしているような、シンプルながらも奥深い戦闘システムとなっている。
[b][Pros][/b]
[list]
[*]二転三転するストーリー
[*]後戻りはできない行軍システム
[*]シンプルながらも奥が深い戦闘システム
[*]美しいアニメーションと音楽
[*]設定が盛り込まれたマップ画面
[/list]
[b][Cons][/b]
[list]
[*]モッサリした戦闘モーション
[*]早送りできない行軍シーン
[/list]
The Banner Sagaは3部作となっており、今作では壮大な物語の導入部が描かれる。
ストーリーにはところどころで分岐があり、マルチエンド。
難易度ノーマルでクリアするのに10時間ほどで、人によってはボリュームは少なく感じるかもしれないが密度の濃いストーリーとなっている。
2016年4月現在、とても上質な有志日本語化MODが配布されているため、英語が得意でなくても快適にプレイできる。
2では今作のセーブデータが引き継ぎ可能となるようなので、この際にプレイしてみてはいかがだろうか。

YTakanashi
2015年11月27日
北欧・ノルド的な世界観のRPG。
(かなり大雑把に言うと)巨人族と人間族の住まう地を黒い騎士達が侵略してきたので、キャラバンを組んで逃げながら戦うといった感じです。
ゲームはキャラバンパートと戦闘パートに分かれており、キャラバンパートでは様々なイベントが起こります。選択肢によっては味方が減ってしまったり、食料を盗まれたり、士気が下がったりとデメリットのある結果となることも少なくありません。そのため、英語が読めないと少し厳しい部分があります。(有志の方による日本語化パッチがありますので、それを使うとスムーズに進められるかと思います)
戦闘においては「アーマー」と「ヘルス」がそれぞれ設定されており、アーマーを削る攻撃か、ヘルスを削る攻撃かを選択できます。キャラクターによってどちらを破るのに適しているのかが違っているので、オールラウンダー的な育成をするより、適材適所で特化した育成を行った方が戦いやすくなります。ヘルスが減り瀕死状態になると攻撃力も激減してしまうので、防御面にも気を遣いながら戦闘をしなければなりません。
戦闘不能になったキャラクターは数日間の間戦闘に参加できなくなります。permadeathではありませんが、深追いをしてやられると次の戦いが厳しくなります。引き際を見極めるのも肝心です。
システム面も然ることながら、絵や音楽が良いところも好印象です。北欧神話風の神秘的な雰囲気を持ちながら、少し寂しげなツンドラの空気を感じることが出来るでしょう。

yupika@スト6練習相手ぼしゅう
2015年11月14日
大人版FEというか、ハード・ファンタジーSLG。
まず仲間が死ぬ。永久に死ぬ。それも戦闘に負けてじゃなくて、イベントでだ。
僕みたいなあんまりリロードしながらベスト選択肢探したくない勢には戦々恐々のシステム。
どんな選択をしても死ぬキャラもいれば、何かとトレードオフなこともある。(多分)
難易度ノーマルでも一戦一戦は重く苦しい。
HPは≒攻撃力なので、HPが減ったキャラは誰も倒せないし倒される。
基本的に戦略はそういった消耗と戦線離脱は念頭に置いて戦うことになる。
イージーでやってみたらものすごい簡単だったので、クリアしたいだけ、物語読みたいだけでやりたい方はイージーにすればいいだろう。
ただ、この難易度の高さと選択肢の容赦のなさが相まって、とてもいい味になっている。
世界の終わりを実感できるようなゲーム。
雰囲気としては今は無きコンパイルから出たAfterDevilForceというゲームが似ています。
日本語化は有志の方が99%終わらせているし、とても丁寧な訳でオススメ。

xxx-rinatin-xxx
2015年10月03日
日本語化できるまで放置してたからレビュー出遅れてもうたー(><; あたたた。
とりあえずNarmalをクリアしましたので感想をば。(注:一部ネタバレあり)
面白いの一言。
とは言え、人によっては合わない人も居るかも知れませんが...。
全体的に見て、北欧神話のような神話の世界をまるで短編小説を読みながら
主人公達を通して体感しているといった感じです。
ゲーム内容の詳細については他の方々のレビューを参考にしてもらって、
私は独自の違う視点でレビューします。
ゲーム進行(物語)は主にハコン(ヴァールという巨人族の戦士)とルーク(人間の狩人)の
2人の目線で物語が描かれ、もう一方の進行が終わるともう一方の進行に移るといった
感じで進んでいきます。
ハコンの巨人族グループは食料も豊富で戦士数も多く、ぶっちゃけごり押し(突撃オンリー)でも
なんとかなっちゃいます(笑
一方、ルーク側は食料が乏しい上に戦士数も少なく、おまけに民間人も一緒にキャラバンに
同行するため、厳しい戦闘や食糧不足に悩まされます。
またキャラバン行軍時に発生する様々なイベントで、リーダーとしてどう決断すべきか
初めは選択することに悩むことになるでしょう。(私も悩みましたよー)
で、2回目(最初の1回目は途中勝てなくて挫折)
意を決してゲーム進行中(行軍中)の途中でキャンプを張り、
無理やり食料0にして、100日以上キャンプを張り続け民間人0、戦士0、ヴァール0
の状態にしてみました。
結果、...どうやら主要メンバーは兵量0になっても死なないようです(笑
私はこの民間人0、戦士0、ヴァール0の状態でゲームを続け、なんとクリアしてしまったorz
どういうこっちゃー!
しかも途中で発生するイベントの中で、食料0なのに食料を盗まれただと!?・・・。
まぁゲーム上では民間人を誰一人救えなかった、ただの無能なリーダーですよ...はい。
しかも盗まれるはずのない食料盗まれてるし(笑
更に言えばヴァールの大橋で死体運び手してたら、いきなり鉄壁のエギル君死んじゃうし!
(※自分の選んだ選択肢によって、手塩に育てたキャラがあっさり死にます。しかも文章で)
( 同様に序盤村人を助けるを選択したら、仲間になるはずの双子の兄弟がメンバーに
( 入らなかったりします。)
終盤に居たっては、アレーレが・・・私のアレーレ、アレーレがぁ~~~・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
まぁこうなることは前々から察してはいたのですが、いざそうなるとやっぱり意気消沈します。
話も悪く言えば『尻切れトンボ』で終わります。え?終わり?って感じです。
とは言え、すぐThe Banner Saga2も出るので、話の続きが気になるところ。
2でアレーレ復活お願いしますぅ~~(-人-;)
姉や妹でもいいから、そっくりさんの別人ってことで...って、たぶん無理でしょうね。
とまぁ話は尻切れトンボの状態で終わってしまいますが、
あのとき、こっちの選択を選んでいたら??
こっちのキャラを今度は育ててみよう等など、2週目3週目をついついやりたくなる
そんなゲームです。

Haco Slacker
2015年05月14日
約24時間で難易度Normalをクリアしたのでレビュー。
本当に「[b]考えることを要するゲーム[/b]」でした。
[h1]はじめに[/h1][list]
[*]神話の面影が世界のあちこちに残り、人と巨人が共存する世界。
[*]地図を広げれば、世界の1つ1つの場所に与えられた設定。
[*]武器の重量感やキャラの息遣いが感じられるアニメーション。
[*]美しい旋律に彩られたBGM。
[*]優美なアートワーク。[/list]
パッと思いつくだけでも魅力的なところが幾つも挙がります。細かなところまで設定が行き届いていた世界を求めていたので、あっという間に引き込まれていきました。
ひとつ残念なのは、英語が難しく卓越した[u]英語力がないとストーリーを完全に把握するに至らない[/u]点です。私は分からない単語が出る度に辞書をひいてはプレイしていました。それでも出てこない単語があるのです…。[u]是非ローカライズを検討して欲しい[/u]というのが本音です。
[h1]「*いしのなかにいる*」の再来[/h1]
原則オートセーブのため時折現れる選択肢のチョイスが非常に重要で、選択1つによってはテキストでのストーリーテリングの中で、先ほどまでピンピンしていたユニットが簡単に死んでしまいます。死亡したユニットに支払った通貨やアイテムは戻ってこないため、[u]理不尽な死に対して憤りを感じてしまうかもしれません[/u]。私も大切に育てていたユニットに限って死んでいき、その後の戦闘がつらくて何度か投げ出そうと思ったところが何回かありました。(無駄に時間がかかっているのは投げ出し未遂によるものです…)
ロードすればいいじゃない、ときっとお思いでしょう。[u]1回のチェックポイント分戻される時間とユニットの死のトレードオフはなかなか難しい判断[/u]だと思います。ひょっとすると死とはセーブ&ロードによってコントロールできるべきではないという意図が含まれているのかもしれません。
[h1]戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ[/h1]
戦闘不能に陥ったユニットは負傷状態となり、一定期間を経るまで戦闘能力が低下した状態での参戦となるため、極力戦闘不能とならないように終わらせたいのは誰しもが思うはずです。しかしながら、平面だといって侮っていると[u]難易度Normalでもユニットが本当によく戦闘不能に陥ります[/u]。
一般的なシミュレーションRPGでは出現した敵を各個撃破すればするほど自軍は有利となりますが、このゲームは行動順序が必ず自軍と敵と交互となるため、闇雲に敵を倒していると行動順が遅く敵同士の立ち位置で阻まれていた[u]無傷の敵が連続行動して自軍が全滅する[/u]、というのも割とよく見る光景なのです。
[h1]現実をきちんと見すえてよりよい選択肢を選ぶのだ[/h1]
レベルアップは一定数の敵を倒したという条件を満たした上に、レベルアップに必要な対価を支払うことで行われます。この対価は[u]キャラバンの食糧維持やアイテム購入のために使われる通貨と同じリソース[/u]となっており、通貨の供給自体がイベントと戦闘でしか得られず有限であるため、大変貴重となっています。使う場面を誤ると引き連れているキャラバンの民が餓死したり、強力なアイテムが店頭に並んでいる時に金欠となっていたりと、本当に頭を悩ませることでしょう。
[h1]禁忌の呪文「Developerモード」[/h1]
以下は一度クリアした方が抱えた不満を解消?するための魔法です。一度もクリアしていない方は本来の楽しさを失ってしまうかもしれません。そもそもは[u]MOD開発のために用意されたモード[/u]であることも補足しておきます。MOD開発者と開発者のやり取り原文は[url=https://steamcommunity.com/app/237990/discussions/0/558747218082331765/?l=japanese]コチラ[/url]を参照ください。
[u]Developerモードの導入方法[/u]
[olist]
[*]SteamライブラリにてThe Banner Sagaのプロパティを開く。
[*]一般タブより「起動設定...」を選択。
[*]プロンプトにて「--developer」 と入力してOKをクリック。
[*]The Banner Sagaを起動するとDeveloperモードがアクティブとなっています。
[/olist]
※上記方法でアクティブになっているかどうかはゲーム内でコンソール起動で確認可能です。
※未検証のものもありますので、[u]At your own risk[/u]でお願いします。
コンソール起動
[table]
[tr][td]Ctrl+Shift+@[/td][td]日本語の106キーボードでは左記の3キーを同時押し[/td][/tr]
[/table]
コンソールコマンド
[table]
[tr][td]developer[/td][td]developerモードの有効、無効切り替え[/td][/tr]
[tr][td]items_unlock[/td][td]アイテムのレベル制限を取っ払う[/td][/tr]
[tr][td]saga item_all[/td][td]全てのアイテムをキャラバンに加える(難易度崩壊)[/td][/tr]
[/table]
どこでも
[table]
[tr][td]Ctrl+Shift+F8[/td][td]クイックセーブ(編成中・戦闘中・イベント中は不可能)[/td][/tr]
[tr][td]Ctrl+Shift+F9[/td][td]クイックロード(最寄のチェックポイントまたはクイックセーブ)[/td][/tr]
[tr][td]Ctrl+Shift+F10[/td][td]ロード画面[/td][/tr]
[/table]
戦闘中
[table]
[tr][td]Ctrl+Shift+H[/td][td]選択したユニットのアーマーを剥がす[/td][/tr]
[tr][td]Ctrl+Shift+J[/td][td][/td][/tr]
[tr][td]Ctrl+Shift+K[/td][td][/td][/tr]
[tr][td]Ctrl+Shift+L[/td][td]降伏(敗北)[/td][/tr]
[/table]
キャラバン
[table]
[tr][td]Ctrl+Shift+→[/td][td]加速[/td][/tr]
[tr][td]Ctrl+Shift+←[/td][td]減速[/td][/tr]
[/table]
[h1]おわりに[/h1]
華々しい業績を経て晴れて続編が製作されることが決定しているようです。今作からどの程度、後の話が描かれるのか今から楽しみでなりません。次回作はXboxOneとPS4でのリリースも決定しているとのことですので、ローカライズにも期待したいところです。
もし貴方がシミュレーションRPGやストラテジーが大好きならば是非プレイしてみてください!

Meat Man
2014年12月15日
美しいイラストで構成されたSRPG。
戦闘などは目新しい要素はありませんが
キャラバンといいますか、行軍といいますか…
旅先で様々な人達と出会い、
何百人という仲間と共に旅をするシステムが見所です。
時間と食料の概念があり、
休まず長時間移動をしていると仲間は疲労します。
さらに人数分の食料が確保されていないと、
バタバタとメンバーが飢え死にします。
旅先で町を見つけたら補給をするか?仲間の装備を強化するか?
または人数を増やさないようにするか?
数はいるけど金や食料を持っている部隊を仲間に入れるか?
など個性的な戦略を楽しめます。
プレイ時間は1週6~7時間程度。
ED分岐有りです。
~ プレイ中に個人的に気になった点 ~
中々面白みのある行軍システムですが
キャラの歩いているアニメと華麗なイラストを見ろ!
と言いたげに早送りやスキップが出来ません。
歩くシーンを長々と眺める事になり、テンポが悪い欠点もあります。
最初は綺麗だなーと見ていますが、見慣れてきたら
早く次に進みたいのに時間ばかりが過ぎていきます、二週目なら尚のこと。
セガサターン版 北斗の拳が頭によぎりました、
いや、あっちより断然面白いですが。
あと仲間の種類は多いのですが、出入りが激しく
アイテムや経験値が無駄になる事もしばしば。
アート寄りでゲームとしては色々不自由な点はありますが、
個性的なイラストに行軍システム。
中々練られた戦闘バランスと楽しめる要素はあります。
セールの時なら有りな作品だと思いますが、
選択肢の要求が数十箇所もあるので、
英語が苦手な方だと少々辛いかもしれません。
※日本語化が可能になりました。
~追記 12月20日~
説明書っぽい簡易ガイドを作成しました。
駄文ですが、何か判らない部分があったら流し読みでもどうぞ。
http://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=357833615