














クライスタ
プレイヤーは美少女・畑田麗を操作し、死んだ妹・畑田未来を“生き返らせる”ため、辺獄の異世界の悪魔と契約を結ぶ。辺獄に漂う魂たちと戦いながら物語が進んでいきます。また、特定の敵を倒すことで「ダンマツマの思念」が出現し、「浄化して泣く」ことで主人公の精神を成長させていきます。それに応じて「シソウ」または「メンタルアーマー」と呼ばれる武器を入手できます。
みんなのクライスタの評価・レビュー一覧

hamu-taro
2020年05月20日
約18時間かけてストーリーを終え、残すところは実績解除の旅だけの段階でレビューを書いています。
■良いところ
キャラクターが魅力的。BGMも良い。随所にあるイラストや全体の世界観がすごく良い。特に自室のシーンはPCの背景画面としてずっと流していたいくらいよくできている。
■悪いところ
とにかくアクション部分がダメダメ。
最初の2-3時間くらいは楽しめるが、中盤から雑魚・ボス問わず敵が無駄に硬くなり、戦うのが面倒になってくる。雑魚を無視して先に進むにしてもマップも無駄に広い上に迷路になっているので余計に時間がかかる。そんなマップを周回する度に走らされるのだから苦行以外何物でもない。ゲーム時間の7割近くをこの苦痛のアクション部分に費やされる。
■可もなく不可もないところ
周回する毎に謎が明かされていくストーリー。全体的に作りこみが雑。純粋なシナリオの量も少なめ。周回時のルート分岐は「何をしたから、こうなった」という因果がなく、パーティ分断時の誰と一緒になったかだけで結末が変わる。最終ルートで何をすべきか分かったのもその一つ前の周回で「黒幕が自分でバラしたから」というのもなんだかな~という感じ。
■まとめ
他のレビューで書かれている通り、「アクション部分は苦行」、「ストーリーはそこそこ良い」です。作りこみの甘さが目立ちますが、それなりに面白いゲームだと思います。
もっと作りこまれていたら良作になれた、いわゆる「もったいないゲーム」です。続編が出れば次も買いたいです。

ふり§flikuali
2020年05月15日
迷子の蝶々のなかにリウ〇チを見つけたので満足しました。
最初はみらい可愛いなあとか思いながらプレイしていたが、クライスタをやる前にカリギュラODをやっていた自分、思い出されていく過去の記憶、大事な【家族】の死、少しずつ怪しくなる雲行き、開発がFURYU、などとんでもなくやばいフラグの数々に本気で心がくじけそうだった。
周回すればするほど希望の未来が見える…そんな風に思わせる良く出来たストーリー。
…もしかしたら一周だけして終わりにした方が幸せなのかもしれないね、お姉ちゃん?

MayThe4thBeWithU
2020年05月02日
PS4を持っていないので知らなかったのだけれど、セールでしたので購入してみました。
間違って殺めてしまった妹の蘇生を信じて戦うアクションゲー。
倒されると泣き言や恨み節を言いながら敵は死んでゆく。
主人公の女の子はそれに同情しちゃって泣きながら戦うんですよねえ。
そこがエロチック。
グラフィックもいいんですが、お話や主人公の心情にもマッチして、泣く主人公がイイ。
泣いてる女の子はカワイイですからね~
そんなものを求めてる方は買いですぞ。

Win-CL
2020年03月09日
[h1]幾つもの 零した涙で 取り戻す
明るいみらい 久遠の輝き[/h1]
(2020/3/10)
一通りクリアしたのでレビュー。(難易度ノーマル、プレイ時間44.8h)ちょこちょこ前章のボスを倒したり、実績解除を進めながらでこの時間。実績解除割合46/51。ここから全解除に励みます。
一言で表すと
[b]メスガキの泣き言を聞きながら
切れ味の悪い剣でボコスカ殴打する[/b]ゲーム。
シナリオはとても面白い。周回前提のゲームと知って『うへぇ』となったけれども(理由は後述)、シナリオのおかげで最後まで遊べました。[b]シナリオ最高、音楽最高、声もデザインも含めてキャラクター良し[/b]。唯一、[b]肝心のアクション部分が致命的に悪かった[/b]という悲しいゲーム。[b]アクションゲームじゃなければ完璧だったのに[/b]。泣きたいのはこっちだよ。
どれだけレベルアップしたところで、たまに新しい技を覚えるだけで、別に[b]攻撃速度が格段に上がるわけでもなし。攻撃範囲が広くなるわけでもなし。[/b]通常攻撃のコンボ数は最初から最後まで五回で固定。(一部イベントを除き、主人公以外は殆ど操作していません。数回だけ強制的に動かす機会があったけど、使いにくかったので)。
攻撃やスキル後の硬直がわりと長い上に、緊急回避もどのタイミングで使えるわけでもない。更には、こちらの攻撃力が上がっても敵も章を進むごとに硬くなっているので、結局倒すまでに殴る回数はそう変わらないという罠。ぶっちゃけ[b]爽快感とは程遠い[/b]。せめてキャラ切り替えじゃなくて、チームでわいわい戦ってくれれば気も紛れたのに。
背景は幻想的でもあり綺麗だと感じるのだけれど、マップも同じものを使いまわしにしているところが見られた。敵もそれほど種類がいるわけでもなく、[b]だんだんと飽きが出てくる[/b]。それぞれの特徴がある敵が十体かそこらで、章や周回分の色違いでボスを含めて百体近く。装備を落とす少し強い個体を倒すと、図鑑的なものに数行程度の生前の記憶が記されていく。各々で三つ。図鑑完成の実績解除のためには各三体ずつ倒せということです。
ダメダメなゲームシステムに埋もれているけれど、[b]回復アイテムが自動使用[/b]のため、ゲームオーバーになりにくいという点は評価したい。実際、ストーリーを最初から最後まで遊んでHPが0になったことは一度も無いし。理不尽な敗北が無くて、ストレスはやや軽減された。
もちろん、回復アイテムは切らさないよう[b]常に買って揃えておく必要がある[/b]。状態異常回復アイテムの個数はもう少し増やしても良かった。当たると(無効の装備を付けていない限り)必ず状態異常になる遠距離攻撃を撃つ敵がワサワサ出てくるのなら。そういうとこだぞ。
――と、九割がた愚痴みたいなものになってしまったけれども、[b]それでもオススメなんです[/b]。[b]なぜならシナリオが良かったから[/b]。[b]音楽が良かったから[/b]。[b]キャラクターが良かったから[/b]。
ゲームシステムが足を引っ張る中で、他の全てが無理やりに牽引して最後までユーザーを送り届ける。[b]それがCRYSTAR[/b]。いろんな意味で泣けるゲームです。[b]良い子の皆はセールを待って買おうね[/b]。
最後にこの言葉で締めましょう。
一周目を乗り越えられるかどうかで、[b]ガラッと評価が変わります[/b]。
最後まで遊んだとき、この言葉がまた違った見え方をするはず。
[b]なによりも、流した涙を糧として笑う、
あなたの未来は、きっとステキだと思うから。
涙に意味を、与えてあげて。[/b]
(2020/4/29)
追加で8時間をかけて全実績解除、攻略終了。
図鑑を埋めるのが苦痛で仕方ない。出る場所を把握して、リセット&ロードのマラソン推奨。だいたい確率が低いのでも5回に1回は出てくる感覚。
レベル上げに関してはクリア後のボスラッシュ一択。[spoiler]対ボスなら777が強い。ビームの使い勝手がいいが、移動しない固定型のボスなら周囲を回転する刃のスキルを連発するのもいいぞ。[/spoiler]

yarimahidato
2020年03月08日
ストーリーは最高に良かった。内容はともかく流れが良い。ストーリーがなまくらだと言われ非難されるゲームが増えてる中、Crystarのストーリー完成度の高さは飛びぬけてると思う。
ゲームバランスについては敵キャラのハメ技多すぎ(苦笑)なので結構厳しめに感じました。

caorenqi
2020年02月24日
絵、良い。楽曲、良い。シナリオも、まぁ良い。悪魔姉妹の眼鏡の子がカワイイ。
雑魚敵に来歴が設定されているのはポイント高め。
ただいかんせんゲーム部分が……
雑魚敵の種類が少なく、中盤以降は色違い強化版が出現するばかりになる。
倒し方は変わらないのに無駄に硬くなるだけ。一周目後半から二周目あたりは特にやっててつらい、というかだるい。
三周目になると零と777が超性能の必殺技を習得するので気持ちよくなってくるのだけれど。
(小衣姉さんと千ちゃんはいまいちうまい使い方がわからなかった)
回復アイテムはオートで使ってくれるし、ボスはだいたいボタン連打してれば倒せてしまう。
プレイ時間12時間くらいの内容にまとめてくれてたら良ゲーだったかも。
777ビームは爽快。

SETSUNA_Arc
2020年02月13日
一言で表すなら「泣きたいのはこっちだよ!!!!!11」と叫びたくなるほどの駄作。
ARPGパートでは少女が常に泣いており、それにより必殺技ゲージがたまっていくのだが、そのARPGとしての出来が素人がUE4やUnityで作った同人ゲーム以下では?(というか比べるのすら同人に失礼) と思わされるくらいの商品未満レベル。
ARPGとしての酷さを箇条書きすれば、
・通常敵にはアーマーがないのでタイマンになれば攻撃連打で完封可能
→なのに戦闘終了後に「強敵だった……」と言い始めるイベント多数。なんでそんな仕様でタイマンをさせるのか。
・アーマーのある敵が常に移動を続ける
→ボス敵で発生。弱攻撃を連打しても連携がつながらない。弱攻撃→おっかける→弱攻撃という「俺はなにをやってるんだ……?」と途方にくれたくなる虚無の局地のような戦闘をさせられる。しかもボスなのでHPがクソ高い。さらにこういう戦闘が一回では終わらない。テストプレイはしたのだろうか。
・人間タイプボスもはめられる
→攻撃ボタンだけではめられないなら上空に打ち上げればよい。起き上がりに打ち上げ技を重ねればノーダメで倒しきることも容易。
・ラスボスまで攻撃ボタン連打で撃破可能
→回復アイテムオート使用という仕様なので回復アイテムと強化アイテムを持ち込めば連打で勝利可能。バカバカしくて最終的にスティックに指を当てずに右手のボタン連打でごり押しクリア。
・通常敵の種類が異様に少ない
一桁の数の敵を色換えして配置しているだけ。20時間近くやらされるゲームで正気か?
・マップタイルが常に同じ
ユーザーが侵入できない背景部分のみ代わりマップタイルは同一のレンガ風の床が続く。マップの構造も似たりよかったり。塔を上るという展開なのに平面のマップを探索させられて、けれどシナリオでは塔を上っている形になってたのを見たときは苦笑してしまった。
・周回前提ゲーなのにマッピングが引き継がれない
→クリアデータ引き継いでるのに!? 嘘だろ!?
・弱攻撃と強攻撃で通常敵を倒すのに必要な攻撃回数が同じ
→序盤の敵を弱攻撃で倒すには3回の攻撃が必要だが、強攻撃を試したところこちらも3回だった。火力は確かにあがっているが、隙がでかいので……。こんな初歩的なレベルデザインのミスをプロがするのは恥ずかしくないのだろうか。
・スキル攻撃が弱い
→威力ではなく、通常攻撃からうまくつながらない、ためが長い、隙も長い、使い勝手も悪いと酷い出来。弱攻撃連打以外させる気がないのか?
・使用に耐えない性能のキャラ多数
→4人キャラがいるのに主人公を使い続ければ問題がない。ほかのキャラはあまりに弱すぎる。趣味で千ちゃんを使っていたくらい。777も遠距離ができるのは得がたいが……。
→そもそもこのタイプのゲームでなぜパーティー性にしなかったのかわからない。ほかのキャラも勝手に戦ってくれたらいいのでは?
・装備の強化属性つけがランダム
→バランス調整をサボったとしか思えない。結局セーブ&ロードで強化属性を厳選できるのでただのプレイ時間稼ぎにしかならない。初期PSゲーレベルの調整方法。
・イベントシーンをスキップすると必殺技が暴発する
→ADVパートをスキップすると、ARPGパートに戻ったときにボタンを押している判定になり、暴発する。なのでARPGパートに戻る前に指を離さなくてはいけない。
・必殺技時、画面が見づらい
→ブラーがかかりまくって敵の行動が見えない。制作者は本当にアクションゲームをやったことがあるのか?
・ボスの攻撃パターンが単調
→初見でノーダメクリアすらできるだろう。単調な攻撃パターンが数個セッティングされているだけか、そこにたまにピンチになると理不尽な攻撃をぶっ放してくるようになるのがいるだけ。アクションの楽しさなどみじんもない。
・全体的にバトルプランナーが仕事をしていない
→中ボス戦で「通常攻撃が遠距離」、「命中すると状態異常(操作方向逆、スキル使用不可、など)」の敵が「高耐久」で「複数体」が「閉所」で登場したときは本気でいらだちが声に漏れてしまった。敵を攻撃してる間に視界の外から遠距離攻撃が複数飛んでくる→一発でも当たるとダウンし致命的な状態異常発生、である。しかもこのイベント戦は周回プレイで何度もやらされる。ありえない。
・ダウンのテンポが悪すぎる
→通常敵の攻撃ひとつで大仰にダウンする、無敵がないので囲まれるとゴリゴリ減る、テンポも悪い。
ざっと思い浮かぶところでこんなところだろうか?
深く考え込まずにこれだけ列挙でき、しかもこれはマシになったと言われているパッチ後である(Steam版はもう当たってるものならば)。
ちょっと、現代で遊べる商業ゲームとしてはあり得ない出来の悪さ。プレイ中は本気で涙が出て「有料で体験できる拷問」と自分の中で評判だった。
ADVパートについては……。
有名な氏が書いた作品と当初気づけないくらい、杜撰な展開の数々に精神をやられてしまいスキップを多様してしまった。それほどの出来。ちなみにそれでも話は理解できる。たいしたことをしゃべっていないので……。
こちらも一応箇条書きに。
・今日日バックログが実装されてないゲームとかありえる!? スキップが実装されてるゲームだぞ!?
→しかも周回前提ゲームである。未読スキップと既読スキップもないので未読展開をスキップしてしまうし当然見直せない。本当にこれはゲーム会社が作ったのか。
・オートモードがない
→フルボイスのゲームでオートモードがないとは正気か……?
・出だしから辻褄のあわないストーリー
→登場人物が虚空の彼方に落下する。それを見た主人公が精神をやられる。正気を取り戻すと「助けにいかなきゃ……」と進み出す。この時点でおかしい。死んだと思ったから狂ったのになぜ生きている前提で行動するのか。そしてダンジョンを進むと落下した登場人物が普通に生きている。主人公は喜ぶ。おかしいだろ!!!
・クリアするたびに聞かされるお説教ポエム
→ゲームの都合上強制で悲惨なエンディングを何度も見せられるのですが、終わったあとに毎度「あなたの行動いいね! それはそれでそんな考え方じゃこの末路だけど」とあげて落とすポエムを聞かされる。しかもスキップできない。しらね~~~!!!
・プレイヤーには茶番とわかっている状態で進行させられる
→映像作品でやってくれ~! プレイヤーとして介入してるんだから判明してる事実にはリアクションしたくなるだろ~! インタラクティブなメディアの利点を理解してくれ~!
・勝手に盛り上がるな~~~~!!! 説明しろ~~~~!!!
・味方になるヤンデレは好きだけどあんな自業自得キャラが急に改心してキャラ化するの冷めるからやめてくれ~!
・たいして効果的な演出効果がない状態で無駄にループさせるのやめてくれ~!
・主人公の性格がクソ化になるのやたらリアリティあるけど冷や汗が出てきてそれどころではなかったの勘弁してくれんか。
・胸くそが悪いのとダークは別物なんだよなぁ~
・明らかにバッドエンドな展開でハッピーエンドの実績を解除とかミステリで主人公を犯人にしたがる中学生か。
総括すると最終ルートだけちょっと面白かったけど……という出来映え。
開発会社のリソースが限られてて大してストーリーが組めなかったのかな?とか邪推したくなる内容。
少ない登場人物で関係を構築していたのはさすがと言うべきなのか……。
一応ゲームの良かった点をあげるなら、
・OP映像が神がかってる
・楽曲とイラストのクオリティも高い
・キャラクター設定もキャラが立っているので良し
・簡単にパンツが見える。
・スキンでちゃんとパンツが替わる。
キャラに関しても味方以外はステレオタイプで雰囲気だけの「あーこういうキャラいるいる」みたいなものばかりなのですが……。ラスボスの格も低すぎるし終わり方のスケール感が……。
まあともあれ定価で買うようなゲームではないです。8割引で買うくらいがちょうどいいですが、それはそれとして購入自体をおすすめできる内容ではありませんでした。

WuWa Daisuki
2019年12月04日
プレイし始め
うーん、シナリオはいいけどアクション部分は有名メーカーと比べるとやっぱり微妙だな
動き堅いし回避貧弱だし死にスキル多いし探索も作業感が(ry
本編クリア後
えいっ! それ! やぁ! じゃじゃーん!
ででーん! ばばーん! ぱんぱかぱーん!
777びぃーーっむ/(^o^)\ビビビビ

crow
2019年09月15日
自分が殺してしまった妹を救うためお姉ちゃんが奮闘するアクションRPG。
フリューは有名どころの人材を集めて微妙ゲー作るのが得意だけどこれも大体そんな感じ。
アクションRPGでありながらアクション部分が単調すぎて仲間が全員開放される頃には飽きる。
操作感は緊急回避動作が付いた無双みたいな感じ。ただしコンボは最初から最後までアップデートが無い。必殺技の威力のバランスもおかしい。
雑魚敵は固く、種類は少ない。10種類くらい。
ボスは攻撃パターンが多くて4種類くらいしか無く、それでいてやたらと硬い。
操作キャラの動作の特徴出しに失敗しており、使えるか使えないかの2値しかない。
小衣と777はキャラ性能がこのゲーム自体に向いてない感じ。
プレイする際は難易度を易しいにすること。ボタンを連打する回数が減る。
難易度は敵の硬さと攻撃力にしか影響しない。当然実績にも影響しない。
マップの構成も無駄な分かれ道からのかなり進んだところで行き止まりなどが結構見られ単純に不快。
「涙で強くなる」と謳っている部分もストーリーの根幹には関わるものの、ゲームシステム上はよくあるシステムに涙を取ってつけただけ。
装備品のバランスも悪く、無理に素材集めて武器合成とかする必要は無い。ストーリー進めれば最強武器がこっそり荷物袋に置かれる。
一方でシナリオ、アートスタイル、キャラデザイン、BGMは本当に素晴らしい。
初回特典のサントラとか普通に買えるようにしていいのではないかと思う。
ゲーム内では音量調整に失敗してるのかあんまり聴こえないし。
特筆したいのは久弥直樹氏によるシナリオ。泣きゲー作ってた当時から切れ味が全く鈍っていない。
ゲーム上の駄目駄目な部分を補って余りあるくらいだと自分は思ったので一応おすすめとしておきたい。
プレイ時間は20時間くらい。自分のプレイ時間は29時間だけど、9時間は寝落ち。

nelia
2019年09月06日
<クリア済み>
シナリオは『Kanon』『ONE ~輝く季節へ~』『sola』などの代表作をもつ[b]久弥直樹[/b]
BGMは音ゲーなどでよく聞く[b]削除 / Sakuzyo[/b]
メインビジュアルは上に上がっている削除氏と交流がある[b]リウイチ[/b]
……お、おれ……おれ、は……?
おれ、が……リ[spoiler]ウイチだ[/spoiler]
リウイチ氏だけしっかりしたものを書けなくて申し訳ない。
[strike]お空のゲームとかしかやってるイメージがないので書けないとかではない。[/strike]
[h1]アクション部分について[/h1]
このゲームARPGなのだが進むにつれ敵が固くなっていく。
まぁそれはいいのだがシナリオが進むと遠距離攻撃してくる敵が増えてくるまぁこれもいい。
問題はここからでキャラクターの攻撃範囲が狭く、
敵AIはプレイヤーが近づくと離れてから攻撃する。
プレイヤー接近+攻撃→敵離れる→敵からの攻撃を受ける→
のけぞる→のけぞってる間ほかの敵に殴られる。
なかなかむずがゆい思いをする。
また敵の種類も色違いの使いまわしが多くまたこいつか・・・と思う点があった。
それとスキルも使えるものが敵が離れるなどで使うものがだんだん固定化されていく
マップ埋めが好きな方はまだ楽しめるかもしれないがマップのギミックも
ほとんどないので単調で飽きてくる
上記の通りアクション部分に関しては個人的には苦痛だった。
[spoiler]ボスは遠距離攻撃ばっか使ってくる敵が多いので777使って倒そう。[/spoiler]
[h1]シナリオやBGMについて[/h1]
Kanonなどを手掛けてるだけあって面白く、少し暗めですが続きが気になるようになっています。
BGM!これね!これはとてもいいわ!好き!やっぱり削除さんのBGMはいいわ!
とてもいい!好き!
これが書きたくてレビュー書いてるわ!!!!好き!
やっぱどれもこれもいいわね!最高よ!ここのBGMはLAST DANCEに収録されてそうだなぁ
とかここのBGMはAngelFalseに収録されてそうだな!
とか思いながらアクション部分は苦痛ながら耐えられました
削除さんのBGMが気に入ったそこのあなた!通販でも売ってるから買おう!
音系・メディアミックス同人即売会「M3」2019年10月27日にやるから直接買いに行くのもいいぞ!
(削除氏が来るかどうかまだわからないけど
リウイチ氏は…Arcaeaの仕事来るといいね…
────────────────────────────────
[u]真面目に書くと[/u]
敵キャラクターのショートストーリーなどがあり、
メインストーリー以外でも楽しめる点はあります。
ここは人にもよりますが、キャラクターがかわいい。
リウイチ氏の褐色キャラはあんまり見ない気がするのでレア?
BGMは…語ると終わらなくなるので止めます。
声優さんの演技もよくアクション部分のところ苦痛さを緩和緩和してくれます。777カワイイヤッター
[h1]総評[/h1]
アクション部分をどうにかすれば満点だと個人的には思った。
もういっそのことアクション部分消してノベルゲームとして
作ったらよかったかな?という感じがしないでもない。
本当に今すぐやりたいという方以外はウィンターセールとか待って
安くなったら買ってもいいかもしれない。

わはびぴと
2019年08月31日
注:かなり人を選ぶゲームです。
チュンソフトだとおもったらフリューだったでござる…。
すごく普通のARPG。ダクソ系じゃないARPGならまぁそうなるわなという見本みたいな作品。画面は綺麗。
ストーリーは死を扱っているため割と暗いが、少女漫画チックなスピリチュアルな雰囲気が主なので、全体的に小綺麗でグロテスクな要素はほぼない。
世界観はよいと思うが、演出不足で最初の掴みに失敗しているように思える。
感情移入もろくにできていない序盤で主人公にとっての大事件が起きた場合、主人公が激昂するのは理屈ではわかるが、見てる側としてはたいして心が動かないという、脚本上のありがちなミスに見事にはまっていると感じた。
一応まだ序盤なのでストーリー全体に関する感想は保留とする。
とりあえず主人公簡単に泣きすぎ感はあった。
ゲームとして一番問題だと思ったのが、モーションの硬さ。
恐らく手付のモーションなのだろうが、すべての動作が唐突で、かつ重さを感じない。
キビキビと動くのはいいのだが、その各動作につながりがないように見える。
これは3Dでは非常に機械的な印象を与えて違和感のもとになる。
せめて剣の軌跡ぐらいはつけてもよかったのでは?剣をどう振ってるのかさえよくわからないぞ。
ドスドスいう足音もマイナス。いくらなんでもそれはないだろう。
おかげで爽快感はあまりないと言わざるを得ない。爽快感がないから単調になる。
フリューの3Dは毎回そんな感じだ。
ゴッドイーターあたりのモーションを見て勉強すべきだと感じた。
イベントシーンでも、せっかく3Dモデルがあるのにとにかく動きが少ない。もっと大胆に動かすべきだろう。
移植ならこれ以上の改善は恐らく見込めまい。
どうしても欲しいならとりあえずセールまで待ったほうがいいんじゃないかな。
※30時間プレイ後追記
『キャバーン!』
男の手首は木工用ドリルビットめいて高速回転した。
彼はあたまよわよわな褐色幼女が大好物だったのだ!
「これは実際淫乱ロリビッチでは?」
彼は狂っていた。
ストーリーがすごく面白いと思ったら、ONEとかKanonの人なのね。納得。
最初こそ置いてけぼりを食らったが、キャラの会話のテンポがよく、またキャラも魅力的でかつ行動に一貫性があるので、段々のめりこんでいくことになる。
全体的な会話のボリュームも多く、心理描写などを特に丁寧にしている印象を持った。
3Dモデルの演技は酷いものだが、声優の頑張りにかなり助けられており、それなりに見られるものにはなっている。たまにすごくシュールな絵もあるが。
超真面目、えせ関西弁、侍、あたまよわよわ褐色幼女、というありがちな組み合わせだが、互いにうまく補いあっており、始終暗い話の中でも話がズレていかないのは流石の構成力といったところ。伏線も丁寧に張ってある。
全員満遍なく不幸になるし、主人公が追い詰められて泣かされまくって段々病んでいく様も自然で違和感がない。
創作では最後まで極強メンタルなキャラが多いなか、いい意味で人間味のあるキャラ付けがされていると思う。
まだエンディングまでは行っていないが、この様子なら期待できそうだ。
後、音楽が素晴らしい。
音楽を削除ってなんだと思ったらSakuzyoか…。これ削除って読むのか…。
クラッシックベースの重厚な曲からjazzyな曲、熱い曲などどれも非常に素晴らしい。
単調なボス戦も、音楽が素晴らしいのでなんかすごい戦いみたいに見える。
でもサントラ付いてきて喜んでたのに10曲しかないとはなにごとだ。
30曲ぐらいはあったろ!もっとあったかも!
フルサントラを強く希望する。
初期設定ではBGMの音量が狂っているのでSEとボイスを半分程度にまで下げよう。
ここまで見ると完全に手のひらを返したように見えるかもしれない。
しかしゲームとしてはやはり限りなくクソに近い凡ゲーなのだ。
一番酷いのが敵の使いまわしが極めて多いこと。色違いで4種類は出るぞ!
イベントボスなのに雑魚の使いまわしだってするぞ!
せめて立ち絵と合わせる努力ぐらいはしろ。
ネームドも雑魚の流用だぞ!それなのに100体もいるのか…。
これと、綺麗だが代わり映えのしない、ほぼ色違いの似たようなステージが延々続く。
これは心が乾く。
話が面白いから続いてるが、これでストーリーが普通だったら即投げてるレベル。
また、上で指摘した動作の硬さ、これは各モーションをキャンセルできないことが大きく影響している。
ダッシュは無敵らしいが、なぜかモーションが終わってから発動するため、ギリギリで避けるなんてのはまず無理。大抵食らった後にダッシュになる。
ので、そもそも近づかれないように立ち回る必要がある。
見た目に反してARPGとしてはかなり古臭いシステムなので、爽快感とは無縁。
むしろ多対一でどう敵を一体ずつ処理していくかが重要なゲームと見たほうが良い。
難易度は難しいにするのがおすすめ。敵はかなり固くなるが、途中で回復アイテムが出ず、持ち込んだ分で持たせないといけないので緊張感がある戦いができる。
普通や簡単だとヌルゲーすぎて高確率で単純作業になってしまい、主人公より先に心が死んでしまうだろう。
また、4人操作キャラがいるが、バランスがいいとはとても言えない。
特に関西弁が、短い射程と狭い判定のくせに大振りでのろまという、ナックル使いの面汚しみたいな性能なので、特にストレスが溜まると思う。
スキルも大振りばかりで、欠点ばかりを集めたようなキャラになっている。
主人公が一番バランスがよく、強いので、特にこだわりがないなら最後まで主人公で多分問題ない。
ただ、打ち上げや混乱(動けなくなる)が効くボスは一方的にタコ殴りにできるので、全く使えないキャラというわけではない。弱い敵に強い感じ。
まぁ三すくみ要素を入れなかった点だけは評価する。
他に、武器の強化に素材を要求するのは頂けない。
見た目が変わるといっても色違い程度なので、武器はほとんど数値の違いでしかないが、鍛えるのにステージ固有ドロップ素材がいる。あの苦行に近い行程をまた歩かされるのだ。
一応クリアすると店売りされるところは温情ではある。その金も歩いて稼がないとダメだがな!
もう一つ、ネームドを倒すとフレーバーテキストが開示されるのだが、3回倒さないとすべて開示されない。それはボスも例外ではない。歩け歩け!
それが100体もいるとか修行か何かかな?
とりあえずボスは簡単にしてマラソンすればいいが、それでもかなり時間を食う。ボスは1回で全開示でよかったのでは?
とまあ、ゲーム部分は本当にろくでもない。
素材はいいのに料理が下手で台無しだ。非常にもったいないと言わざるを得ない。
なので、評価はおすすめしない、とする。
どうでもいいが、泣き言システムとかいうクッソ情けないシステムは好き。使わないけど。
<総評>
ARPGとしての面白さを求めるなら全然ダメ。心が乾いていくのでやってはいけません。
ただ、かわいい女の子をひたすら不幸な目に合わせて精神的に追い詰めて泣かせて病ませる精神的リョナメント重点なゲームなので、そういうので蚊柱を立てられる重篤な人間は即買いだ。
あとあたまよわよわ褐色幼女好きも買え。百合もあるぞ!
ヒャッハー濃厚な姉妹百合だー!
ゲームは-100点だがシナリオと音楽が素晴らしいので+100点。褐色幼女で+1000点!
「77…いや777だ」
彼は狂っていた。