







ネオンホワイトゥ
Neon White は、天国で悪魔を退治する超高速の一人称視点アクション ゲームです。あなたはホワイト、天国で永住するチャンスをかけて他のデーモンスレイヤーたちと競うために地獄から厳選された暗殺者です。他の暗殺者たちには見覚えがあるようですが…前世で彼らを知っていましたか?
みんなのネオンホワイトゥの評価・レビュー一覧

Atlatlatlatlatlatlatlatlist
2024年10月20日
100%+[spoiler]レッドメダル[/spoiler]完遂済み
一人称視点のスポーツ系シューティング、敵を全滅させてゴールにたどり着けばクリア
各ステージにはそれぞれ目標タイムが3つ設定されており、より良いタイムを出せばシルバー→ゴールド→エースとより良いメダルがもらえる
タイムを破ると一気に・ステージクリアの積み重ねでは少しづつ各ステージのインサイト(洞察)なる数値が上がっていき、収集アイテムや隠しルートの示唆などが段階的に解禁される
ハンドガンやアサルトライフルなどそれぞれの武器に捨てることで使える固有の能力が存在し、通常の移動やジャンプ以上に自由なルート取りが可能
これらを含めるとこのゲームがスピーディなFPS以上にタイムを詰めるパズル的な面も併せ持っており、ステージの構造や仕様をいかに読み解くかがゲームの核となる部分といえる
「ここの地形が乗れるからここは通れる」「ここの敵は遠くから射線が通ってるからショートカットしていい」「このルートを通れば固有能力を温存できる」というような細かい発見や、正確な移動や狙撃などの基礎的なコントロールが確実にタイムに反映される
エースメダルを入手すると世界ランキングが表示され、タイムを更新すると破ったライバルの人数が表示されるのは確実にモチベーションにつながった
ハイテンポなゲーム性とスムーズな動作のおかげでまさに時間を忘れて没頭できる傑作

masamasa
2024年07月15日
ゲームシステムは類似ゲームをいくつか思いつくたぐい(ミラーズエッジは2008年発売だ...2008年!?) なのだが、それらと比較して圧倒的に面白いゲームだと感じた。
何が良いのかというと、ゲーム体験の素晴らしさが一番に上げられる。思うにゲーム体験を素晴らしくする為に逆順でゲームシステムやレベルデザインをしているんだろうな...と、その意図を大きく感じられる作りになっている。
ある主のゲームにある"最適化"という楽しみ方は非常に難易度が高く時間効率が悪い遊びなのだが、例えばSpaceChemやFactorioのようなゲームではそこに如何に誘導してそれを味わってもらうか?(特に日頃そういう部分を味わうことがない人に) に手を変え品を変え尽力しており、このゲームもまさにその類型と言える。
...ゲームシステム,ゲームジャンルは別物だが。
ということで(大きく省略)、世にいるゲームの本質にかじりついて味わう過食症気味の雑食ゲーマーに必携の逸品という作品だと思う...そう感じた。(各所で絶賛されている後追いで、今更ながら。)
とりあえず買ってみて、さ、...ね。

Tch
2024年05月21日
100%クリア済み。
結構面白いゲームでした。
とにかくアクションが気持ちよく、もっとうまくなりたい!とモチベーション高く最後までプレイできました。
慣れてくると明らかに操作がスムーズになって良い動きができるようになるので上達を感じやすかったです。
ただ、いくつか気になった点もあります。
・後半になるにつれて1ステージにかかる時間も長くなるため、リトライを繰り返しているとかなり疲れる。
ステージによっては10回くらいやり直したりもするのでかなり疲労しました。
・ストーリーは面白くない。
特に先が気になるようなワクワクドキドキの展開はなく、単調に感じました。
総じて満足なものの、クリア後にやりこみたいと思えるほどではないといった感じでした。

iz
2024年05月13日
3Dフィールドを設置されてる武器カードを拾って使いながら走り抜け、敵を全滅させてからゴールに入るゲーム。
武器カードは通常使用に加え、1回で1枚すべて使い切って出す特殊アクションがある(例:ハンドガン 通常使用で銃を撃つ・破棄することで空中ジャンプ)
これらを駆使してゴールへ!
という流れなのだが、このゲームには武器アクションを駆使してショートカットできるような道がいくつかある。君だけの最短ルートを見つけ出して最速タイムを出すのだ!!というあたりがRTA系げーむとか言われてる理由です。
同じステージもショトカしてタイム縮めるのが楽しい。オンラインランキング見るとみんなの速さには驚く
音楽もめっちゃ良くてサントラ買っちゃうレベル。
ストーリーもくどくならない程度にあって、キャラの見た目もかっこいい&かわいい
めちゃめちゃオススメです!

Seika Lizette
2024年03月29日
神ゲーです みんなやろうね
でも、例えばApex Legendsでキャラコン好きな人は絶対に遊ばないでください。
操作が気持ち良すぎてNeon White大好き星人になってしまいます。
そんなゲーム

T3basakiShriMp
2023年03月02日
非常に爽快感のある3Dアクションゲーム。
最後(100%クリア)まで非常に楽しくプレイできた。
難易度は全体的に易しめだが、クリア時間を短縮していくのが非常に楽しく、
手軽に俺めちゃくちゃこのゲーム上手いかもという感覚を味あわせてくれるような作りになっている。
極端に難易度が高かったり理不尽な場面もほとんどないので、ストレスなくゲームを楽しむことができた。
難易度の上がり方も絶妙で、新しいアクションやギミックが少しずつ追加され、
その度に少しの難易度上昇と新たな爽快感が生まれ、それが終盤まで続いていく。
最終的にはスピード感溢れる非常に爽快なアクションが楽しめる。
幕間の会話イベントが少しテンポを悪くしている部分もあるが、ここは好みによるかもしれない。
簡単に爽快感や達成感、優越感を味わいたい人にはおすすめ。
もちろんタイムアタック狂にもおすすめ。

Felix_asterisk
2022年12月28日
[h1] 1秒でも早くクリアしたくなるゲーム [/h1]
初心者でもタイムアタックが楽しくなるゲーム。
まずはステージに慣れるために1プレイ。
次にもっと早くゴールするために1プレイ。
さらにプレゼント探しに1プレイ。
1秒でも早くするためにルートの最適化、キャラコンの最適化を考えている頃にはこのゲームの辞め時を失っているはず。
やり直しを1ボタンでできるようにしているシステムが偉い。
またソウルカード(スキルみたいなもの)が2種類までしか持てないのも、タイムアタックに複雑な要素を排除している良いシステム。
敵の銃弾を撃ち落とすと、さらに速くなれる。
1秒でも速くなる可能性があれば、もう1プレイしたくなる2022年の良いゲームでした。

Violet@DQN
2022年09月02日
微妙ゲーすぎる、何が面白いんだこれ?メタスコア90点?正気か?
他のパルクールゲーのSEUM,Deadcore,Verlet swingに比べて面白くなさすぎる
唯一褒められるのが曲が良いくらい
2時間でギブアップしました。実績的にはゲームの3分の1終わったくらい?
良い悪い箇条書き
微妙ポイント
・導線が見えてこなさすぎるステージ、繰り返しありきすぎる
・ゲームスピードがあると見せかけてない。ふわふわした浮遊感がゴミ
・面白いけど求めてないストーリーパート(個人的に)
・ロードが長すぎる、全体的にテンポが悪い
・メタスコア90点という期待からのメタスコア70点くらいの微妙さ
良いポイント
・曲
・導線が見えてこなさすぎるステージ、繰り返しありきすぎる
これ自体は他のパルクールゲーにもあることなんだけど、それにしても酷すぎる
ジャンプだけのゲームではなく道中に置いてある使い切りのアイテムを使いながら攻略していく形式。一定時間以内にクリアしないと実質クリアじゃないので失敗したときのリカバリーがないに等しい不親切システムとレベルデザイン。
これやるならステージごとに武器選んで無制限に使えるクールダウン方式にしてほしかった
敵倒したらクールダウン解消する方式でよかったのでは・・・?
各ステージにはだいたい「隠しルート」みたいなのがあるのもめんどくさかった。
何で最初にステージ探索してからゲームしないといけないんだ・・・?
感覚でやってもできないこともないけど、「これ使っていいのかな?」とか先の見えない謎のリソース管理を求められるのがキツすぎた
他のゲームだとスタートからゴールまでカメラがサーッと抜けて「だいたいこんなステージですよ」って言ってからスタートしたりするのでそういうの見習えないのか?
・ゲームスピードがあると見せかけてない。ふわふわした浮遊感がゴミ
割とやべーところ。
爽快感のあるゲームに見せかけて無駄に浮く。月面にいるのか?ってくらい浮く
着地まで遅いのでスピード感がびっくりするくらいない。アイテムを使うと着地まで早くなったりはするんだけど、ゲーム的には倍くらい落下速度あっても問題ないと思うけど小学生がやるの想定してゲームでも作ったのか?
・面白いけど求めてないストーリーパート(個人的に)
これは完全に個人的すぎる意見なんだけどこの手のゲームにストーリーパートいらねぇよ。
声優頑張ってるし割と魅力あるキャラクター達だと思うけどアクション面も爽快感ねぇわテンポ悪いのにストーリーパートまでついてくるとかいう地獄っぷりで驚きのテンポの悪さに戦慄する。別枠でギャルゲーでも出しとけ。
・ロードが長すぎる、全体的にテンポが悪い
ステージの雰囲気自体は良いけどグラフィックはそんなにすごくないこのゲーム。
のくせにロードがなげぇ。確かに5~10秒くらいで終わるけど、今時基準だと長すぎる。
ステージ自体は短いと20秒くらいで終わるくせにロードが長すぎる。
上記のパルクールゲーだと1,2秒でロード終わるぞ、Verlet swingに関しては0秒だったぞ。
しかもクリアしたときに演出が無駄に長い。スキップできるけどそれでも無駄に長い。
無駄が多すぎるゲームのくせにショートカットキーがない。クリックしないとダメとかいう神仕様。正気か?というかこの手のゲームやったことないやつが作ったのか?
ユーザーが求めているのはステージを何秒で駆け抜けれたっていう時間だけどキャラランクとかプレゼントボックスゲット!とか求めてないねん。
・メタスコア90点という期待からのメタスコア70点くらいの微妙さ
上記の理由から超絶微妙ゲーなのにメタスコアが何故か90点ある。
キャラデザと音楽だけで90点つけたんか??????????????
期待してやってみたら微妙すぎるという地獄。
クソゲーかな?って思った買ったなら傷浅いけど無駄に「いつか面白くなるやろ流石に・・・」みたいなこと思いながらやるハメになる。
良い点
・曲
曲メッチャいいけど1ステージ30秒くらいで終わるせいでまともに聞けない。
ガチで謎ゲー。
以上です。
あんまクリアしてないゲームこき下ろしたくないけど耐えれなかった。
2時間プレイして6面くらいで多少面白くなり始めたけどそれでもダメだった。
このゲーム面白いって思う人は逆にlovely planetとか上記にあげたSEUM,Deadcore,Verlet swingでもやってメタスコア10000点!とか言っててほしい。馬鹿にするわけじゃなくて少なくとも俺の上げた不満点は解消されてるゲームなはずだ。

HAC
2022年07月20日
アニメチックなキャラデザと簡素なポリゴンから、正直トレイラーを見た時点ではあまりピンと来なかったけれど、遊んでみるとよく作られていて、めちゃくちゃ面白いです!
パルクールアクションとして練られており、ステージデザインが優秀、ショートカットを探してのタイム短縮が楽しい。これは大絶賛してもいいな!と思えた作品。
[h1]操作まわりはシンプルで、間口が広い[/h1]
操作は、WASDでのFPS的な移動に、左クリックの射撃と、右クリックの特殊移動のみ。武器はカードのような表示で道中に落ちていて、これを拾って使っていく。黄色ならピストルと空中ジャンプ、紫ならマシンガンとボムジャンプ、青ならスナイパーとダッシュ、という具合。
特殊移動は武器を破棄することで行える。武器としての性能はあまり重要ではないので、走り抜ける中で行える移動方法が次々と切り替わっていくという認識でよい。
最初こそ遅めの移動に感じるだが、すぐに水上をスケートのように高速移動し、空中をダッシュで駆け抜ける爽快感を味わえるようになる。
なによりいいなと思ったが、万人に勧められるだけの間口の広さ。システムがシンプルで馴染みやすく、複雑な操作も要求されない。ゴールまでのルートも結構わかりやすく提示されており、ステージを進めるだけなら難しい操作もタイミングどり要求されない。
それでいて楽しいのが、ショートカットを探してのタイム短縮。ほぼ全ステージにショートカットが用意されており、普通に走っているより大幅にタイムが縮められる。特殊移動の使用タイミングを工夫しての、想定されているショートカット以上のショートカットを探すのも楽しい。
最終的に開発者レコードやグローバル記録を上回るのが目標になり、コンマ数秒を競う世界になるが、そこまでやりこむかどうかはプレイヤー次第。
[h1]優秀なステージデザインがミソ[/h1]
本作の最も褒めるべき箇所は、ステージデザインの良さ。特殊アクションの種類も限られているが、また同じパターンだなと思わせないだけの、ギミックの使い方がなされている。ショートカットもそれなりに気づきやすい位置に用意されているため、攻略動画なんかを見ることなく、ショートカットに気づく楽しさを味わわせてくれる。
トレイラーではキャラクターにスポットがいきがちだが、かなりゲーム性重視の内容で、アドベンチャーパートもプレイを邪魔しない程度の分量となっているのも好印象だった。物語も進んでくるとそれなりに面白くなり、プレイを続けるための適度な牽引力になってくれている。
全12章あり、ステージ数もかなり豊富。8章辺りまでは難易度の上がり具合もゆるく、この手の作品が得意でない人でも満足できるだろう(さすがに最終盤となると何度かリトライが必要になる)。
あえて難点を挙げるなら、トゥルーエンドを見るためのプレゼント集めがダルいことだろうか。ステージ数が多く、凝った場所に隠してあるだけに、全部集めるのにはかなり骨が折れる。クリアまでは20時間程度だが、プレゼントを集めると+5時間というところ。
[h1]総評、万人に勧めたいラン系アクション[/h1]
近作だと例えば、GhostRunner難しくて途中で投げ出した!という人にもおすすめできる内容でありつつ、めちゃくちゃハマったという人にもイチオシという稀有な作品。万人に勧められて、それでいて奥が深い、こんな作品そうそうないです。気に入ったら気楽にタイムアタックに挑戦しましょう!
2,950円というと安くないなと感じるかもしれませんが、その価値はあります。シンプルにアクションの楽しさを味わわせてくれる内容で、最近遊んだ作品の中でもぶっちぎりでおすすめ。多くの人に遊んでほしい。

DJarama
2022年07月07日
スタイリッシュアクションゲームの皮を被ったパズルゲームです。
私自身あまりパズルゲームをしないのですが、丁度いい難易度で解くのが楽しかったです。
気が付けば全エースメダル・全プレゼントを取得するまでやり込んでしまいました。
パズルゲームといっても最低限のアクションをこなす腕前は必要になります。
ですが、それよりも覚えたり、工夫したりの比重の方が大きかったです。
シューティングの技術よりも根気が必要です。
根気と言ってもヒントが優秀なので
私のように1から探すのが苦手な人間でも気持ちよくプレイできました。
特にプレゼントはパズル要素が強く、解けると頭が良くなった気になれます。
1コース1コース丁寧に作り込まれており、なかなかやり応えがありました。
パズルゲームとしておすすめ出来る作品です。
また、キャラクターが海外で生まれたとは思えないくらい格好よくてかわいい。
アジア兼外でヴァイオレットちゃんみたいに小さくておっぱいがおおきい女の子が生まれるなんて
嬉しい限りです。

RAMIONET
2022年07月03日
神ゲーです。
2022年のインディーズゲームGOTYになりえる作品なんじゃないかな・・・。
天国行きを賭けた罪人たちのサバイバルレース。
本作は一人称視点のスピードラン系ゲームであり、すべての敵を倒した上でゴールに辿り着くまでのタイムを競い合うゲームとなっています。スピードランと聞くと、加速のために"暗黙の了解"的テクニック(バニホなど)を求められたり、発動にジャスト入力が求められる仕様があったりなど、ジャンル名の響きの割にせせこましい操作を求められるイメージがありますが、本作ではそういっためんどくさい仕様は一切なく(直線で走れば最大スピード、ジャスト入力系もなし)、直感的にさくさくスピードランを楽しめるゲームとなっています。
この作品の最大の特徴は、瞬間的な加速やダブルジャンプといった移動アクションをワンクリックの"カード破棄"で発動できるという点です。初期武器の刀を除き、コース上で手に入る武器カードには銃器として攻撃に使用するだけでなく、"破棄"することで武器固有のアクションを発動できるようになっています(拳銃=ダブルジャンプ、ショットガン=任意の方向にダッシュetc...)。この移動アクションは敵や障害物を破壊する効果が付与されているものもあるため、それを加味したうえでどのカードをどのような順番でどのように使用していくかがタイム短縮の鍵となります(繰り返しになりますが、そうしたゲームの肝となる要素を謎テクとかではなく""ワンクリック""で発動できるというのがこの作品の美点です)。
コースはサブクエスト含め100以上(1コースにつき十数秒~1分前後)と大ボリューム。メインミッションには3つの目標レコード([spoiler] +目標タイムが非公開 の開発者レコードが隠し要素として存在します[/spoiler])が設定されています。体感的に、"シルバー"は初見プレイで正規ルートクリア、"ゴールド"では正規ルートでスムーズにクリア、"エース"がショートカットのルートを開発してクリア、ぐらいの設定になっています。ゴールドランク以上を達成したコースではコース上にショートカットのヒントが提示される仕様になっており、この手のゲームに慣れてない自分にとってはルート開発のアイディアが学べてよかったです。エースランク獲得後は世界中のプレイヤーとの競争となりますが、このあたりから単なるルート選択だけでなくプレイヤースキル(無駄に滞空しない移動、正確なエイムなど)が物を言うようになるゲームデザインも秀逸だと思います。
ADV要素は、日本のアニメやJRPGから影響を受けているとのことですが、なんとなく学生コメディっぽいノリで話は進んでいきます。一応、記憶喪失である主人公ホワイトの前世をめぐる謎についてや天界の構造についての謎が徐々に明らかになる、というストーリーはあるのですが、あくまでゲームの進行を促すおまけ的なものにすぎず、日常パートは仲間たちと他愛もない会話を交わす程度のものなので(キャラクター自体はなかなかキャラが立っていて面白いのですが)、ADV要素をメインに据えて遊びたい人にはこの作品はそぐわないかもしれません。あと、BGMはMachine Girlというアーティストが担当。この作品でMachine Girlという名前を知れて良かった、と思えるぐらい優れた楽曲がたくさんあり素晴らしかったです。
まとめ。スピードランというジャンルをかなりカジュアルに仕立て上げながらも、タイムアタックの醍醐味までそぎ落とさず両立できたゲームといえます。同ジャンルでは数年前に『Hot Lava』というゲームが発売されまして、そちらも初心者向けの配慮としてバニホやストレイフ等のテクニックを学べるようデザインされたゲームでしたが、遊びやすさや人への薦めやすさを考えるとNeon Whiteに軍配が上がります。発売日がSteamのサマーセール付近だったため、やや陰に隠れ気味なリリースでしたが、今後知名度が伸びて世界ランキングがにぎわうことを望みます。

Stella Hoshimi
2022年07月02日
とんでもなく遊びやすいパルクールゲーでした。全員やれ。
拾うカードを上手く使って駆け抜ける、と聞くと難しそうに聞こえるが実態は真逆。
滅茶苦茶ビギナーに優しいパルクールゲーです。
カードが2種類、3スタックしか一度に持てず、
加えてカードは基本使い切るマップ構成になっており、
ルート構築はかなりやりやすかったです。
また、パルクール系あるあるの難しいテクニックはほとんどなく、
主人公の動作もジャンプとカードのメイン/サブくらいなのでかなりシンプル。
タイムを詰める楽しみをこれほどまでに気軽に味あわせてくれるゲームはなかなかないかと思います。
あとBGMがとんでもなくgood. ジャングルとかブレイクコアとかいいよね!!!!!!!
ほんとにBGMいいのでまずは [url=https://machinegirl.bandcamp.com/album/neon-white-ost-1-the-wicked-heart] bandcamp[/url]で聞いてみましょう。
とにかくおすすめ。まじでおすすめ。

yupika@スト6練習相手ぼしゅう
2022年06月19日
マリオカート64のマリオサーキットで壁越えショートカットの為に、
やや無理やり崖からキノコ使って走ってたやつにはもってこいのゲーム。
[h3]誰だってスーパープレイヤー!間口は広く奥深いを達成したえらいゲーム[/h3]
このゲームはハイパーゴッドスピードタイムアタックゲームで、かなりマゾ向けです。
1ステージで同じ手順の繰り返しを百回も二百回もやれる人向けです。
しかし、マゾ向けながら、「まだ開眼していないマゾ」にも向けているのがいいところなんですね。
いうなれば普通の人をマゾにさせるゲームです。
その導線についてここでは説明しましょう。
まず、このゲームはいわゆるメダル制です。
1コースは1分くらいで終わります。
そのクリアタイムによってACE~銅メダルまでがあり、
10ステージを1チャプターとしたまとまりがあり、次のチャプターに行くためには獲得メダルの内容に応じたゲーム内のランクという緩めの縛りがあり、先に進むためには少しだけ上位のメダルが必要です。
よくある仕様なのですぐ頭に浮かぶと思います。
この少しだけってのがよくて、何も全部でACE(最高ランク)取れとかそういう話じゃない。
まあ少し頑張ってくれやというわけで一度クリアしたコースをリプレイすると、
大抵のコースはコースを覚えているだけで金メダルくらいまでは取れるようになっています。
で、ここからがうまくできているんですが…
金メダルを取ることでそのステージのヒント機能が開放されます。
ヒント機能とは、1ステージ中1個だけショートカットすべき場所を示してくれます。
このショートカット自体は少し考えればわかることだったり、それほど驚きがないことが多いのですが、
それでも「あ、このゲームには”決められたコース”なんてないんだ」と気づかせてくれるきっかけになっています。
また、このショートカットを使用することでほとんどのコースでは少しくらいミスしてもほぼ確実にACEメダルに到達できるようにもなっています。
ここが素晴らしいんですね。
つまり、1コースは3段階になっているわけです。
最初は初見でただクリアするだけのステージ、
2段階目は金メダルを取るために最初にクリアしたときの導線を最適化するタイムアタック、
そして3段階目はショートカットによって見えた”己のコース”を本当の姿を詰めていく段階。
このゲーム、コースはすごく見やすくできていて例えばジャンプで乗るべきところやアイテム、敵がなんとなく結べるように置かれています。
しかし実はどう進むかは完全に自由なんです。
つまり作り手による決められたコースはなく、逆にマップに対してコースを自分で設定するのが大事なゲームなんです。
だからこそこのタイムアタック3段階目以降、自分でコースを作る段階というのがとんでもなく面白くなってる。
そして、この3段階目まで自然とやりこみできるようにもゲームが誘ってくれる。
[s]”プレイヤーの創意工夫を呼ぶゲームこそ真のゲームである。”[/s]
これなんですわ。
それだけではなく操作・アクションの仕様上もこの誰にでも向けに間口を広げ、
またプレイヤーの創意工夫を呼ぶゲームの工夫()がよく練られている。
・ジャンプがふわふわジャンプ
バニーホップみたいなしょうもないテクニック…例えばジャンプ連打や超シビアなジャンプなどがほとんどない。
ステージも「ジャンプして一瞬見えたところを撃つ」みたいなものはない。ジャンプ中に無茶苦茶回転しながら撃つとかもそんなにない。
これによって初心者や上級者の差が生まれづらくなっている。
つまり基本的にジャンプ=悪なので「ジャンプを減らせばタイムは上がる」という単純な式で少しでも早くなるための工夫を考える土台になっている。
・スキル制によるいい塩梅の縛り
このゲームはステージ中に拾ったスキルによってゲーム内でできることが変わる。スキルといっても自由には組めない。
同時に2スキル、3スタックまで、そしてスキルが武器でもある。
このデザインによって、プレイヤーの自由度をいい形に絞っている。
スキルは二段ジャンプ、平行ダッシュ、急降下等で、これらスキルを使うことは必ずタイム短縮につながる。
逆に言えばこれをどこで使うかを考えるだけ、というのがやはりプレイヤーが何か工夫を考える際の基準になっている。
・(細かいことを言えばたくさんある…)
例えば、このゲームのロケジャン(自分の足元にロケットを撃つことでジャンプの飛距離を伸ばすテクニック)は
必ず真上に飛ぶようにできている。足元の角度で速さが変わると一気に難しいゲームになるのだが、その点の心配はいらない。とても初心者向けでいい仕様だと思う。
他にも、最大スピードは簡単に到達する。なので、ジャンプと同じく「どうスピードを出すか」みたいなのはほとんど考えなくていい。最短距離を歩いていればそれ以上は早くならない。もしくは設定したコースが遠回りなだけである。
・これはアクションではないが…他人のリプレイは見れない。
他人のリプレイが気軽に見えたり、他人の明らかに早いゴーストが走るとつまらなく感じるだろう。
このゲームは答えは自分で探せというデザインだ。
もちろんわからなかったらYoutubeなどで調べればいいし、そういう攻略もまたアリだとは思うが、ゲームの仕様にタイムしか記載していないのはちょうどよく感じる。
総じて、
誰でも遊べるのになんとなく極めちゃったかも感が味わえてしまう良ゲームといえよう。
ただし、やはり「物語が好きで〜」なんて人にはやはり向かないかもしれない。
ストーリーは面白いところもあるし、ADVモードのよく動く感じは好ましくはあるが、
やはり結構だるいと感じるし、タイムアタックするゲームにこれは必要かなとは思う。
ただ、ストーリーの展開とともにゲーム内も盛り上がる工夫がされているので、最後までプレイした結果ストーリーもかなり好きになってしまった。
「ゲームの攻略に創意工夫をしてみたい」人向けながらも見かけより「FPS苦手な人向け」でもある。

Triple Okawari
2022年06月19日
パルクール系一人称視点アクションゲーム。
目玉のソウルカードシステムは二段ジャンプや無敵ダッシュなどの特殊なアクションを実行できる回数券のようなもので、カスタマイズなどのRPG的な要素は一切無し。ステージ内で拾えるソウルカードをどこで使用していかにゴールまでの道のりを縮めるか…というのを試行錯誤するのが主な楽しみ方となります。タイムアタックやルート構築の面白さに重きを置いているので、トリガーハッピー系のアクションが遊びたい場合はコレジャナイになる可能性アリ。逆に言えばソニック的なアクションゲームを求めているなら肌に合うこと間違いなし。
ここまでの話だと難易度が高そう…という印象を受けるかも知れませんが、そういった敷居の高そうなアクションゲームをいかにカジュアルにするか?という工夫がかなり散りばめられている作品なので、アクションゲームが下手でもそれっぽいプレイが出来て十分楽しめます。
アクションゲーム部分がかなり丁寧に作られていて満足度の高いものになっている一方、ストーリーやADV部分に関しては正直取って付けた感が否めずあまり質のいいものとは言えないかも。魅力的なキャラクターデザインに惹かれてこのゲームに興味を持つ方も多いかと思いますが、アクションゲームにそこまで関心がないのであればセールを待ったほうが賢明かも知れません。

ramayana9518
2022年06月18日
スタイリッシュにRTAを遊ぶゲーム。ストレスになる要素が徹底的に排除されていて、思わず何度もトライしたくなる。
Machine GirlのBGMも最高。

mimirairan
2022年06月17日
普段アクションゲームはほとんどプレイせず、
特にスピードラン系はイライラしちゃうから苦手…
でもたまーに、ふとやりたくなることないですか?
僕はそれが今日だったんです。
(…と発売日にレビューを書いてから1週間、
未だにほぼ毎日起動しては走り出しているので若干改稿)
Neon Whiteは “for freaks by freaks”を掲げた
FPSタイムアタックアクションですが、
それは決してマニア以外お断りという意味ではなく、
僕のようなカジュアルプレイヤーでも十分に楽しめるよう
非常に上手く設計されています。
アクションにおける
操作性やリスタートの速さといった基本的な部分はもちろん、
タイムを縮めていくための導線がきちんと用意されているのが
好印象で、レベルデザインも秀逸です。
(特殊ステージを除いて)各ステージクリアまで1分以内、
ゲーム進行にタイムアタックが必須なものの、
プレイを重ねていけば最低限のショートカットルートを提示してくれるので
クリア自体は過度なストレスなく楽しめると思います。
一見ややこしそうに見えるカードシステムも特に気にすることはありません。
操作は単純、ランダム要素もなく、
ステージ内で使用可能なスキル回数と考えて差し支えないです。
基本的に色んな判定は優しめで、パッドでも十分楽しめますが、
タイム短縮を考えればさすがにキーマウ推奨かな。
あと、これすごいんですけど、
画面の作りが上手いからか、挙動のおかげか
このスピードで動くのに3D苦手な人も酔わない・酔いづらいと思います。
僕も苦手な方なんですが、視野角最大でも大丈夫です。
ADVパートに繋がる要素として
ステージ毎に各キャラの個別ストーリー進行用の
プレゼントが配置されており、
パズル的な探索ができるのも良く出来ていますね。
まずステージをクリアし、
プレゼントを探しながら改めてルートを精査、
ADVを進めながら次のタイムアタックへと上手く誘導されます。
ちなみに個別ストーリーでは
キャラ毎にいくつかのサイドクエストが開放されるのですが
これらのステージの多くは厳し目のキャラコンを要求する、
難度の高いものとなっていて、そちらの需要にも答えてくれます。
ADVパートについては、
見てわかるとおりバチバチに日本のアニメ・ゲームの影響下にあり、
馴染みやすい…かと思いきや、ノリ自体はアメリカンな感じなので
僕はちょっと刺さりませんでした。
好みの問題はあれど、
ここに関しては正直オマケ程度と考えた方がいいと思います。
個人的には邪魔なほどで、アレな言い方にはなりますが、
ストーリーが気になるのにアクションで詰まって進めない!
というよくあるストレスが軽減されてたかもしれません:-P
気に入ったステージで存分にスコアアタックを楽しんで、
他のステージもやりたいなってなったときに進めればいいんだよって
言ってくれてるようにも思いました。
ローカライズ自体はフォントにまできちんと施されていて、
丁寧な部類です。
総じて、
(そもそも)マニア向けであるスピードランゲームを
単にカジュアルプレイヤーにも間口を広げただけでなく、
きっちりと導線を用意し、誰でも気持ちよくなれるように作られた
良いゲームだと思います。
一方でキャラクタービジュアル等のパッと見わかりやすい要素は
アクション沼に引き込むための罠なのでそこは注意:-P
が、スピードランに少しでも興味があれば、飛び込んで後悔はないでしょう。
まぁ、プレイすればすぐわかるからとりあえずやればいいと思うよ。
無駄を削ぎ落としたシンプルな画面、操作、
リスタート時にも途切れず続く、みんな大好きmachine girlのブレイクコアに、
ああ、このゲームのデベロッパは信用できるなって。