












イースIX -Monstrum NOX-
バルドゥクに投獄されている間、アドルは呪いを受けてモンストラムとなります。彼は新しく見つけた力を使って、グリムワルド・ノックスが街を飲み込むのを阻止しなければなりません。
みんなのイースIX -Monstrum NOX-の評価・レビュー一覧

hettiman_21
2021年12月28日
追記
パソコンリカバリーしたらクラッシュなくなった…。
頻繁にクラッシュするパソコンは汚いのかも
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イース8とってもハマったから買ったけど、
カスペルスキーを無効化しても、
最低まで画質下げても、クラッシュしまくりで萎えました♡
これなら30fpsでも、Switch版買えばよかった

funamoto
2021年12月15日
2021年12月16日追記
下記状況から別PCにWindows11Proをクリーンインストールしてやっと安定動作するようになりました。
元のPCでボンボン落ちていたのがうそのようです。
2021年12月14日時点で
・開始早々に落ちる
・ランダムに落ちる
・最初の戦闘が終わってもセーブする間もなく落ちる
なのでちっとも先に進めない
内容自体は面白そうなのに、今のところは残念としか言い様がない。
ちなみに同じ環境でYs8は何の問題も無く動きます。

An
2021年11月22日
全体的に面白い イース8と合わせてARPGが好きならぜひ買うべき
唯一気になる点
その時々で最適なスキルを連射するのが最強というのは
ゲーム的にもロールプレイ的にもダサいということ
違うスキルを使うと威力が上がるとかもう少しなんかあると思います

Aki
2021年11月03日
NIS Americaということでエラー落ちが心配でしたが、クリアまで一切不具合なくプレイできました。
アクション性がさらに増した良作。
クロアカ・マキシマが一番複雑な構造に感じるのが唯一の不満点。それ以降のダンジョンは全て初見で宝箱の取りこぼしもなく攻略できたので、最初に攻略するダンジョンが異能を駆使しろと言わんばかりの造りなのは厳しかったです。
※蒼い花びら集めは"人形"が仲間に加わってから始めるのをお勧めします。

Wiilinton
2021年10月28日
めっちゃ面白いです
移植にあたってwindowsへの最適化が入念に為されているのかプレイは非常に快適でロードもほとんど待たされません
ノートPC版2060のグラボでも最初から最後まで4k画質でヌルヌル動いてくれます
ただこちら側のアクション能力が強すぎてゴリ押しした方が有利になる場面が増えた感じなのは
人によっては評価が分かれるところでしょうか(お陰でイースシリーズの中でも一二を争う簡単さになってます)

ShiningTrapezohedron
2021年10月26日
ストーリーはちょっと無理な筋書きな所もあるし、町中アクション部分はちょっとストレス。
町中アクション部分では、ネズミ返し的なものがやたらある為、複雑な街をパルクール的な感覚で歩いてく、というノリではないです。ワープがいたるところにあって便利な為、そっち使うかーという。街の中に何故か落ちてる宝箱を探す為に使うんですが、あとレースですね、異能の使い道が結構幅が狭いです。
サイズ感としては手頃なのかもですが。
前作に比べて、設定が一応ストーリーにも生きて来ている感じはするのですが、如何せん、「町中から出れないんだ」→「ストーリーが進むにつれて行ける場所が増える」の為の障壁という設定が、ゲーム上のご都合だなあという所が強いかなと。
あと、怪人と言われるんですが、どちらかというと戦隊ヒーローモノじゃなかろうか。お前ら結構そのまんまな姿で市民に見られてるやんというのはあります。最大の欠点は夜がないところで、まあでもそこら辺まで頑張るのは難しいよねとも思います。
もうひとつ、監獄のダンジョン繰り返し使われるんですが、適当にやってて覚えるほど深みはないので、もうちょっとややこしい事になってたらなあとも思います。
まあでも、好き嫌いなくこの程度なら苦行部分はないというところでは、高水準なゲームだと思います。
ただ、特におすすめするかというと微妙。

kijineko
2021年10月16日
イース8から正統進化したと思う。
仲間が増える毎に色々なところに行けるようになる。
イース8より難易度はかなり低い。
難易度NORMALでは適当に強スキル打つだけで余裕。
花びら集めは透視スキルを使えるようになってからでよい。
グラフィックはいいとは言えないがWQHDでGeForce Experience推奨設定にしたらそれなりに見れる。
サンプリングレートが2倍だとRTX3070でもFPSが60切るので1倍に変更した。
値段は高いかもしれないのでセールで5000円以内なら買いだと思う。

黒猫のこねこ
2021年10月02日
断断续续还是趁国庆打完了,也不用硬跟伊苏八做比较,总的来说剧情也挺好,中间还是一度出乎我的意料。其他方面自然也不用多说,音乐、解密、操作什么的,个人都挺喜欢。
说说我不太喜欢的地方:1.游戏的地图探索率问题,最后大地图都100了还是没完成成就,可能是某些小地图里面有黑点,但我实在懒得一个一个去检查了,这个达成率有点苛刻。
2.每次剧情中间的时间需要收集200点数解锁区域,一开始还好,后面打下去确实让人有点厌烦,可能这就是我拖了这么久才打完的原因吧。
[spoiler] 3.我还是忘不了那个女人--丹娜,比起八代的丹娜,这一代的圣女形象还是稍弱,受限于剧本其本人的出场率不高,更多的还是传说与他人的描述。所以我想说的是,谁会不喜欢一遍nyanya一边甩尾的猫猫呢? [/spoiler]

junfall
2021年09月26日
8のシステムを大幅に流用してるけど、ボリュームやシナリオの出来は8未満、という感じ。
怪人ごとに探索に使えるスキルがあって徐々に開放されてくけど、この手のシステムにありがちな、いかにもここでこのスキル使ってください、とか、一度使ったらもうお役御免、みたいなのが少なめなのはよかった。
悪くはないんだけど、8が90点としたら75点ぐらいかな。

i.koui.chi
2021年09月25日
難易度イージーとナイトメアで2周して全実績解除したので、レビューします。
過去作は、Steam版のⅧをクリア済み。セルセタは購入してますが、システムがⅧと違いすぎて序盤で挫折。
システム・アクション(バトル)/モーション・音楽・キャラクター・ストーリーの順で記載。キャラクターとストーリーはネタバレ含むので、最後の方に回します。
1.システム
基本的にはⅧと同じ。なので、Ⅷが遊び安いと感じる人はIXもおすすめ。ゲームとしてのボリュームは少ないと感じる。
個人的には、フラッシュムーブ、フラッシュガードはⅧよりやりやすいが、街中でのラルヴァとの戦闘時の動作が安定しない。
SPは時間経過で蓄積されるので、スキルを使用しやすい。が、一周目の終盤までこの仕様に気づいてなかったので、スキル熟練度MAXにするのに苦労した。
気づいていれば、序盤から意味もなくスキル連打して道中でMAXにしたのになぁ…
クラッシュは2回発生。うち一度は、ゲームが起動できなくなり再インストールしたが改善せず。PCを再起動すると起動できるようになった。
今作のロケーションシステムは失笑するしかない。陳腐な場所とか、逆に怪人以外無理な教会の天辺とか観光には使えないでしょ。
何でもかんでもⅧのシステムを流用すれば良いという訳ではないということですね。
レコードでは、モンスター図鑑になぜか一周目では真アドル編の監獄地下の腕が銃になってるゴーレムが登録されなかった。何度も殺されたやん! 何で登録されないのさ?
他の方も言及されてますが、真アドル編(監獄パート)は不要だと思います。Ⅷのダーナ編と比べるとあまりにお粗末。何でもかんでも(ry
周回引き継ぎ要素に、SPと降魔具を含めてほしかったな。これが含まれてないせいで、2週目も宝箱漁ったり、花びらと落書きを収集して回るという苦行を強いられた。そういうのは1回で満腹です。
今作は舞台が都市で、普通に買い物ができるため、余ったお金で食材を爆買いして料理を大量に準備できます。アクションがそれほど得意ではない私でも、SP無限のアップル系料理でスキル連打すれば、難易度ナイトメアのボスでも簡単に料理できます。まさに、マネーisパワー。いや、料理isパワー?
その他: 好感度システムって…、ドギを上げる必要があるってことは作品間の移動中に何か嫌われるようなことしてるんですかね、アドル君?
オープニングアニメが今回無かったのはなんで? フルプライスなので、付けてほしかった。ま、あの曲じゃアニメは合わないかもね。
2. アクション(バトル)/モーション
今作は怪人の異能で街中でもいろんなアクションができるわけですが、自分、高所恐怖症気味なので、冷や汗ダラダラでしたね。
コントローラー握ってる手が汗を掻きすぎて汗疹で手のひら脱皮しました。ものすごくかゆい。この状態だと指紋認証通らなくなるし勘弁してほしい。
というわけで異能ベースで評価すると、赤の王△、白猫✕、鷹✕、人形○、猛牛✕、背教者△。
クリムゾンラインは有用ですが、どこでも使える訳ではないというところと、ほんのちょっとのカメラ移動で表示・非表示が切り替わって安定しないのがイラッとしましたね。マップに表示されないので、活用しづらいというのもある。背教者のデモンズウィスパーで上の通路にある台座の植物を壊してクリムゾンラインを表示できるのを知ったのは2周目でした。
ヘブンズランとハンターグライドは前述のとおり嫌いでしたが、それだけではなく便利ではあるけどプレイ時間をかさ増しするギミックとしての役割が大きかったと思う。中盤以降、ハンターグライドでの飛び移り+ヘブンズランのアクション難易度が異様に高い箇所が何度かあり、非常に苦痛でした。ラスダンのある宝箱はゲットするのに2時間かかった。異能ゲージの消費を半分にする降魔具が作れることに気づいたのはその宝箱をゲットした後だったので、コントローラーを投げそうになった。
ザ・サードアイは便利、というか革新的で、プレイ時間を短縮してくれるギミックでした。いつでもどこでも使えて有用。ノーヒントでもガンガン進められるし、グリムワルドもこれがないと視界一面真っ赤で、敵も赤っぽいのが多いので視認しづらい。花びら探索時も全力活用。ラスダンのギミックにもなってるし、全編に渡って非常にお世話になりました。
ヴァルキリーハンマーは…、これ自体は可も無く不可も無くなんですが、これが登場すると敵の中にこれじゃないと崩せない防御をしてくる奴が出てきて、結果として戦闘のテンポが悪くなるので嫌い。
シャドウダイヴはかなり使い所が限られるので、地味で空気な印象。ダンジョンのダメージギミック回避や敵の広範囲攻撃の回避に使えるのに気づいたのは2周目(またかよ…)。あと、街中の宝箱で取り方がよくわからなかった3つもシャドウダイヴ関連でした。ノーヒントでこれはきつくない?漢字変換すると車道ダイヴになるので自殺志願みたい。
異能のせいか、戦闘も前作に比べて高さが関係してきて面倒くさい。鳥型で真上から攻撃してくる敵とか、やたら上下方向に長くて上半身が見えないのでフラム・フラガのタイミングが測れない敵とか。
その他、戦闘アクションの回避ボタンと通常アクションのダッシュが同じボタンなのはどうなんだ…、街中で突然前転してからダッシュする人って客観的に見て変人じゃないか?
セイレン島みたいな文明が存在しない絶海の孤島なら気にならなかったのになぁ。
今回は街中移動中に通行人に接触すると「気をつけろ!」とか「無礼な奴め!」とか言われるのがうざくて、NOXゲージ溜め作業中とか音声なしでプレイしてました。通行人の音声って設定で切ったりできるようにしてほしかったな。
3.音楽
タイトル曲以外は印象に残らなかった。タイトル曲はいい曲だがⅧの曲を継ぎ接ぎしてアレンジしてるように感じる。
その他の曲は、印象には残らない反面、邪魔にもならないので、作業用のBGMの方向性としては有りなのかも。
ただし、街中でラルヴァと戦闘するときの音楽は明確に嫌い。一周目でNOXゲージを溜めるために頑張りすぎたのかなぁ…
あと、Bluetoothヘッドホンを使用していたが、バッテリー切れでオフになった後、充電して再接続しても音楽が流れない。
Win + G でゲームバーを表示して、ヘッドホン認識しているの確認してるんだけどな…
これは、ゲームを再起動しないと直らなかったので不具合だと思う。
4.キャラクター
男キャラを雑に評価。
真アドル: 監獄パートがダルくて嫌いになった。前作であんなに鍛えたのに軟弱になりやがって、死にすぎ。明らかに売っちゃいけない最強武器を売り払うとか何なの君? どうせなら次回作の舞台に着払いで発送したとかにしてくれませんかね? で、最終章でお金払って受け取れるようにするとか。
赤の王: 街中では目立つが、色のせいでグリムワルドだと見づらいため、ジャスティスブルーを装備し、赤の王->青の王に矯正クラスチェンジ。これにより、真アドルとの同期シーンでは赤毛のアドル<->青の王で、Ⅷの同期シーンぽくなる(色だけね)。
鷹: 連続殺人犯(辻切り)。普通に考えて仲間にしては駄目な奴だし、キャラとしても好きにはなれなかった。クカカって聞くとイラッとする。攻撃範囲が狭いので、全般的に使いづらい。テンペストなんとかは射角を調整すればラスボスに有効(な気がする)。
背教者: 病弱なせいか移動が遅い。こいつだけシューティングゲームだが、今ひとつ間合いがつかめず、性能を出しきれる技術がなかった。悔しい。
続いて女キャラ。
白猫: 猫なのにケルベリアンなのはなんで?かわいい強い。街中では、なんか庇護欲がくすぐられるお嬢様ルック。手袋がチャームポイント。
人形: ザ・サードアイのせいで、作中一番有能な気がする。アイスブルーを装備すると、グリムワルドでも見やすい。ダッシュは車輪を使っているようだが、絵面としてはホバーしているように見え、早い。戦闘時も間合いが横方向に広いため、使いやすい。ほとんどこいつメインで使ってた。武器を構えるモーションはダーナから流用しているようで、個人的にポイント高い。
猛牛: ダイナマイツだがコブ付きで所帯じみてるせいか、あんまり色気は感じない。攻撃力は高いが移動は遅く、微妙に使いづらい。何とかラインて…、もう少し何とかならんの?
アプリリス: ヒロインのはずだが、絡みが少ない。3Dだと前髪パッツンなのに、タイトルだとぼさっとしてて、別人かと思った。造形は一番好みだった。外套の下は袖なしベストに短めプリーツスカート。髪型も相まって、JKっぽい。そういえばモデルのジャンヌ・ダルクもティーンエイジャーでしたね。グリムワルド開始と終了時の言動と所作が厨二ぽいので、一回でお腹いっぱいになりました。言い変えると言い回しが古臭くて大仰なのだが、設定上500年前の人物なので、仕方ないのか。こいつに率いられた解放軍は厨二病の集団じゃないのか? という疑問が尽きない。
アプリリスと人形はストーリー上のメインキャラのハズだが、矛盾というか設定の穴が多い気がする。誰かチェックする人はいなかったのか。
5.ストーリー
中盤まではストーリーに必然性が無いというか、主体性が無く他人事に巻き込まれている感で、プレイヤーとしては置いてきぼりでした。
2周目プレイ時はV章までイベントを全部スキップしましたが、何の支障も有りませんでしたね。メインストーリーが動き出すのは、スミノフが出たあたりからなので、そのあたりから把握すれば良いかと。問題は、ストーリーの矛盾点とか粗さが目につくところかな。いくつか例を上げると、
* ロスヴィータはアネモナを置いて戦争に出征し、帰ってこなかった。つまり、世間に知られるロスヴィータがアネモナと一緒にいたことは一度もなかったのに絵画が残されている意味が不明。
* お前達実はホムンクルスなんだよ! -> 実は自分もホムンクルスでしたッ! シリアスなシーンのハズなのに、ストーリー俯瞰するとギャグというかコメディじゃない?
* というか、大人のホムンクルスは作れないって話と矛盾してない? もしかして、しゃとらーる君(8歳)だったり?
* ゾラが錬金術に手を出したのって、戦争終了後でしょ?で、一朝一夕で究められるはずはなく。ホムンクルスの戦士を半神の代替とするまで、数十年単位で時間が経過してるんじゃないのか?つまり、白猫の元になった英雄もホムンクルスの材料になる頃は40~50代だったりしない?背教者の元の英雄は故人になってない?
* 百年戦争終結と時を同じくして、神々の世界では主神グリムニルとル・キが刺し違えた…、ってどうやってその情報入手してるの?
* 神魔の指輪は半神の戦士達の長の証、ってだからそれどうやって入手してるの?
* そもそも聖女ロスヴィータって、民間の英雄なのか、星刻教の偉人(聖人)なのか、主神グリムニルの使徒なのか、今ひとつ立ち位置が良くわからん。
* エンディングでアドルと人形以外は、再錬成で元になった人間と融合しているけど、何かホムンクルスであることに明確なデメリットあったっけ?
というあたりかな。
バルドゥーク監獄禁域は放置しないで、監獄もろとも消し去るような豪快なエンディングにならないもんですかね。でないと、再発防止ができてない気がする。

バナナ
2021年09月19日
既にPS4版でやりつくしたのだけど、お布施の為に購入。
アクション部分はおもしろい。
操作性が良く、フラッシュガードや回避を決めつつ技を叩き込む。
異能を使い、壁登りをしたり空を飛んだりできることも多く楽しい。
ただ、街並みのグラフィックはPS3初期のレベルだし、キャラモデリングは特に白猫がイラストと違いすぎるのが残念でならない…イラストだと細身な感じなのにモデリングは寸胴(きみ写真と違くない?)
走り方等のモーションも変すぎる。
同社の軌跡シリーズに比べて明らかに手抜きなのも悲しい。
あと、8に比べても技やロケーションが少なかったり全体的にボリュームが無く、後半のシナリオも色々すっ飛ばした感がある。
これから盛り上がるのかなって思ったら急ぎ足でもうラスボスなので、あと2,3章は欲しかった。
発売前はギルド運営出来るとか書いてあった気がするけど、そんなものはないし、マップの左下に変な空白があるし、もしかして色々削られたのかと邪推してしまう。
セリフ回しが軌跡の構文ほどではないが、……ぁ……とか、ハハとか多いと思った。
8の時はそんなにひどくなかったのに。
「クカカ」みたいなおかしな笑い方とか、「70点だな」とかいちいち点数付ける痛々しキャラ付けも多い。
以前近藤社長のインタビューで、ユーザー間でセリフ回しが問題視されていることについては特に重要視していないとおっしゃっていたが、正直言ってもっと深刻に考えてもらいたい。
読んでいて苦痛に感じるレベルの痛いセリフはどうなのか(しかも同じ言い回しをやたらと多用する)
軌跡のほうでも言えるが、長年支えてきたファンが愛想尽かしてアンチに闇堕ちする前にもうちょっとなんとかしたほうが良いと思う。
モデリングやモーションは、新エンジンを開発したとのことで次回作でよくなることを期待しています。
否定的なことを書いてしまったけど、アクション部分はおもしろいので買って損はないと思います。

Hidemaru
2021年08月30日
[h1]30年以上続く国産ARPGの金字塔[/h1]
やっぱりイースはPCで遊びたい、というわけで待ってました、Steam版。
クリアタイムは探索もしっかりやって78時間、全実績解除時点で88時間です。
探索をあまりやらずに進めた場合は40時間ほどでクリアできるそうです。
難易度はナイトメアを選択。
油断しているとアッサリ死ぬし、ボス戦ではフラッシュガード・フラッシュムーブをしっかり意識して狙って行く必要があり、程よい緊張感のあるバトルが楽しめました。
とはいえ、戦闘中は回復アイテム使い放題なので、ある程度のゴリ押しも出来るし、ナイトメアとは言ってもダークソウルのような高難度アクションに比べたらだいぶヌルいので、アクションゲームに自身のある方は最高難易度であるインフェルノでもいいかもしれません。
ちなみにイージーは実績を回収する時以外は全くオススメできません。ただ敵の前で攻撃ボタンを連打するだけの作業ゲーになりおそろしくつまらなくなります。
そして次にシステムですが、これは前作である「Ⅷ」とまったく一緒です。
違うところがあるの?ってくらい一緒。
拠点に仲間を集めて発展させていくところや、キャラクターの好感度を上げたり、要所要所でタワーディフェンスゲームが入ってくるところまで一緒。
個人的にはまだこのシステムに飽きていないので今回は楽しめましたが、次回作でも同じだったら怪しいかもしれません。
唯一の新要素に異能アクションがありますが、これは戦闘向けというよりも、使えるようになることで探索できる範囲が広がるといった感じになります。
戦闘でも使えないことはないのですが、正直、異能を使うくならフラガ・フラムを使った方がいい場面は多いです。
クリムゾンラインによる詰めは最後まで使い所がわかりませんでした。
ただ、壁登りや滑空の異能を使った立体的な移動は楽しく、探索や収集が大好きな人はきっとハマるでしょう。
しかし、それも街中だけで、ダンジョンやフィールドでは殆どの壁にねずみ返しがついており、結局は特定のルートでしか移動できません。
上下に広いダンジョンは良いのですが、プレイヤーになるべく長距離を歩かせるために異能による自由な移動を制限してしまっているのは少し残念に感じました。
それから今回の冒険の舞台は「街」な訳なんですが、前作と比べるとスケールダウンしてしまった感は否めませんでした。
開発陣もそれを気にしてか「たまにはこういう冒険もいいだろ?」なんてセリフを登場人物に言わせてる訳なんですが、未知の無人島に比べるとマップの大部分が「街」なので、地図を埋めるにしても「あの谷の先はどうなっているんだろう
」とか「あの山の向こうには何があるのだろう」とか、そういった「探索することのワクワク感」は正直、前作のほうがありました。
また、ダンジョンの殆どが人工物なのも気になりました。まぁこれは街が舞台である以上仕方のない事ではあると思いますが……。
そしてグラフィックですが、これはまぁ15年位前のレベルですね。
でもそれが決して悪いということではなく、個人的にはこのくらいあれば十分。
キャラクターの表情も豊かだし、なによりイースにもとめているのはグラではなくシナリオだからです。
肝心のシナリオですが、これはもうさすがと言うべきでしょうね。
先が気になるような展開はもちろん、あっと驚く仕掛けなんかも用意されていて本当によくできております。
主要キャラクターの背景が丁寧に描かれているからすごくキャラが活きていますし「過去シリーズとの繋がり」がかなり意識されていると感じました。
今回は時系列的に最も新しい話になるのですが「赤毛の冒険家アドル」としてある程度名が知れているということもあって、過去の冒険について触れるといった場面が多いです。
また、イースファンから度々ネタにされるような事を登場人物に喋らせたり、過去作をプレイしてる人に撮っては胸熱な展開があったりと、あくまでもイースシリーズはアドルの冒険譚なんだ、という事を強く意識させてくれます。
[spoiler]ちなみに前回に引き続き今回もラスボスは地形です。[/spoiler]
そしてイースと言えばヒロインですが、今回は明確なヒロインというのは居なかったように思います。
前作では全ての女性がアドルさんを好きになりましたが、なぜかそのあたりは今回かなり控えめになっています。
最後に音楽ですが、これは言わずもがなですね。今回もハイクオリティなイースサウンドが楽しめます。
個人的には前作に比べるとやや心に残る曲が少ないかなとも感じましたが、やはりそれでも素晴らしい。
場面ごとに音楽を作ったのではなくて、まずイースっぽい曲を作っておいて、それをあとから当てはめていったんじゃないの?って思う部分もありましたが、そこは小さな事でしょう。
今までシリーズに触れたことがある人はもちろん、そうでない人もとにかくプレイしましょう。面白いから。

tomato
2021年08月22日
感動した。アクション要素が多いと聞いてクリアできるか不安だったけど、必要以上に難しいことはなかった。ストーリーを程よく楽しむことができた。イースシリーズは今後も期待したい。

ulveth
2021年08月20日
今作はほぼオープンワールド。
8と比べるとマップの広さなどスケールが小さくなったように感じる。
戦闘の爽快感はこっちのほうが上かも?
ただ各エリア開放の達成感がもう少し欲しかったかも。
各人の異能は壁登りと飛行ばっかり使うようになってしまう。
今作のヒロインは・・・
ええと、なんというか厨二病系です。
舞台が中世みたいな所でもそう感じます。
好きですが。
ネガティブなこと書いてしまってますが
やっぱり面白いんですよ?
8がトコトン良くて印象深かったからそれと比べてしまうというだけで。

あの世のどこかで
2021年08月10日
ファルコムの2大看板のうちまだ比較的頑張ってる方。
細かい解説は先人のレビューに非常に参考になる物が多いので詳しい説明などは省いて思ったことをメインで書きます。
ストーリー:
史実をモチーフに背景設定をただ作っただけでそれを一切生かしていない。展開も次々に仲間と合流する>全員集まったら唐突に事件の真相を告げられる>力合わせて解決という[strike]駄作の[/strike]王道テンプレ構造そのまんまの流れを山なし谷なし状態のまま最前速で突き進み感情移入も盛り上がりもなくあっさりと終わる。[spoiler]初期設定の在庫ストックがなくなったとたんにこれか…さすがだなウォイ[/spoiler]
前作は7人目の嫁であるダーナ嬢とアドル本人以外は全員外野だったから適当に流しても気にならなかったけど、今回は怪人全員が主役級なんだからメインシナリオに絡めてちゃんと掘り下げてほしかった。
アクション:
戦闘に関しては相変わらずのフラガとムーブによる無双ゲーだがキャラ間の格差緩和や敵の挙動強化、スキル性能の調整など完全ではないものの前作と比べて明らかに進歩しているという点は評価できる。[spoiler]よくて現状維持、基本はだだっ滑りする同社のライバル作品とは大違い[/spoiler]過去作のボスを引用したギミック性高めの敵が追加されたことも評価できる。[spoiler]どうせならバッティングセンタークラスの奇抜なボスを入れてくれればさらに良かったと思うがさすがにきつかったかな。[/spoiler]
異能に関しては正直思いつきでとりあえずつけてみました感が強かった。町を縦横無尽に駆け回れるようになったものの本当にそれだけ、異能を駆使した謎解きやパルクール風のステージもないしダンジョン内で活躍する場所も通り道にとりあえずつけてみた的な物ばっかで異能をうまく使えばショートカットできるよとか異能をうまく使えば行けなかった場所にも行けるようになるよ的な物も一切なかった。[spoiler]これじゃあ従来のアイテムによるアクション解除と同じだから…[/spoiler]しかもほとんどが序盤ですぐに解除されるせいで後半の野外マップでは異能によるシーケンスブレイクを防ぐためにすべての崖がオーバーハング状に切り揃えられたご都合主義マップとなってしまっている。[spoiler]ここぞとばかりのやらかしアピール感がすごかったです。[/spoiler]
ボリューム:
一本道のJRPGなのにメインシナリオがたっだ25時間程度で終わってしまった…コンパクトすぎるゎ!!
どっかのフリーシナリオオープンワールド見たく数百時間分のサブクエあるわけでもないし、周回するごとにストーリー展開が変わっていく内容でもない。これぽっちの内容でフルプライスはさすがにありえないから。
総評:
アクションまぁまぁストーリーはいまいち。ライトユーザー向け作品として考えればまぁ普通に楽しめる内容だと思うが。
価格は日本製CS上がり作品特有の超ぼったくり設定なので、定価でおすすめできるはずがありません。
言語データだけ吸い出して他国向けの廉価版出たときに買うかセールなどで5000割るのを待った方がいい。
その他(製作者への愚痴):
[spoiler]CS版ならともかく既存の消費アイテムDLCをPC版で販売するのはやめた方がいいと思うぜ…PCユーザーならセーブデータいじれば買わなくても簡単に手に入るからどうせ売れないだろうし、しかもそれを手間賃レベルで提供するのではなくMMOの課金アイテムパック張りの価格で出してたらユーザーの反感しか買わんってそれ…[/spoiler]

KaHo
2021年08月07日
相変わらず良作
しかし、ストーリーに関しては個人的に8のほうがおもしろかった (このシリーズは8と9しかやってないが)
自分は8と9、両方とも難易度ナイトメアの探索率100%で初見クリアしたが、8は大体70時間くらいでクリアしたのに対して、9はたったの30時間なので、人によっては本作はボリューム不足かもしれません。
異能アクションの操作性があまりにも悪かったのが唯一の不満点です。

TpzLeader
2021年08月06日
イースシリーズ最新作、2019年に発売されたPS4版の移植、追加要素なんかはないけど、PCの性能によってはPS4版よりなめらか&快適に遊べる。
今作の舞台は監獄都市バルドゥーク、シリーズ最大の広大な都市で「怪人」としての力を持ったアドルと仲間たちの新しい冒険が始まる。
ゲームシステムは傑作であるイースⅧを継承し、さらに怪人としての特殊能力「異能(ギフト)」を使い、空中移動、壁のぼり、滑空などの多彩な力で広大な都市をオープンワールドゲームさながらにすみずみ探索できる、これがついつい寄り道してどこかに青い花びらや落書き、宝箱がないか、ここはどうやって登るかとかいつものイースにはない楽しさ。
前作同様のバトルも、前作よりさらにSPがたまりやすいおかげか、スキルをガンガン使えて、いつものイース同様軽快なアクションで爽快&快適。
物語も、今回はいつものイースとくらべるとちょっとダークな雰囲気、仲間も怪人をはじめ、一癖も二癖もある個性的なやつらぞろい、そして一人一人にしっかりした物語があって魅力的。
前作であった防衛戦にあたるグリムワルドの夜の戦うたびに広がる行動範囲とともに謎が深まり先がきになる物語もひきこまれる。
今回も、基本的には独立した物語で、今作からイースを始めても十分に楽しめるものとなっている。
しかし過去作品をプレイしていると、「コイツは!!」というヤツがいたり「あれ?この語りかけてくる声は?」という場面もあったり。
ゲームとしては初代イースのコンセプトどおり「誰でもクリアできる、しかしちゃんと手応えのある」という難易度で、ARPG好きなら誰でも、好きでない人も好きにさせるような、そんな楽しく、遊びやすいゲームなので、ぜひともプレイしてほしい一作です。

クリス
2021年08月03日
フェルガナ・7・8・セルセタプレイ済みです。
30時間ほどでクリアいたしました。
■よかった点
・ストーリーが良し!
謎が解けた瞬間の衝撃と物語の終わり方が最高に良かったです。
・縦に広いマップ
壁を登ったり飛んだりと縦横無尽に動ける今作、これまであまりなかった上下の立体的に移動するのが楽しい。
・キャラクターごとのクセが少ない
8やセルセタと比べ全体的にキャラクターの操作が行いやすい印象です。スキルも強力な物が多く演出が派手なので爽快なアクションが可能です。
■悪かった点
・マップの種類の少なさ
今作は一つの街で物語が完結しており代り映えしない瞬間が多かった。逆を言えば街一つだがかなり作りこみがされている。
・演出がすごすぎて操作が追えない
今作これでもかと戦闘のエフェクトがありますが派手過ぎて自キャラが何をしているか分からない瞬間があります。
■総評
全体的にはストーリー良し!システム良し!演出良し!と非常にいい作品です。
しかしクリア後(正確にはクリア直前)のやりこみ要素が少ないので長く遊びたいといった方には向かないかもしれませんね。

gundam2001
2021年07月26日
コントローラーはDS4でプレイ。
ゲーム部分は常時ヌルヌルでファストトラベルも即移動できて快適でした。
クリムゾンラインというゼルダなどでおなじみのフックショットと壁のぼりと滑空での
街やダンジョンの探索がとてもおもしろかったです。
決定キャンセルのボタン問題も解決したしARPG好きにおすすめです。

Yunoka
2021年07月26日
Ys8 セルセタ Ys9 クリア済レビュー
特にクラッシュしたり、バグで強制終了する場面は
自分のPCでは、無かったが
最高設定だとムービーでFPSが少し落ちるぐらいでした。
一応spec貼っときます
CPU : Intel(R) Core(TM) i7-8700
GPU : NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti
Ys8でハマってる人は、多分ハマると思いますが
値段も値段なので閃の軌跡4のセールが1ヶ月後に来てたので
それ待ちでも良いと思います。(セールするか、わかりませんが)
Ys8のアクションが好き
フラッシュムーブやスキル好きな人には、おすすめ。
自分はエンディングで鳥肌者でした。
ただ、2周目するほどのゲームでは無いかな・・・。
[strike]とりあえずキリシャでスキルぶっ放してれば勝てるイメージがあります [/strike]
[strike]強すぎなんだよこの猫 [/strike]

rizonandy043
2021年07月24日
イース8より探索に高さの要素を追加ししてる、代わりにフィールドを狭めた形に見えてますが、お勧めです。
ストーリーも面白いのですがボリュームが少ない、、ちょっと残念です。

sasyame
2021年07月24日
[strike]タイトル画面からBGMが流れません。声や音は流れますが、ゲーム中でもBGMが流れません。軌跡シリーズや過去イースシリーズでは流れるんですけどね…。 [/strike]
(追加)
外部HDドライブから、内蔵SDDにデータ移動たらBGMが正常に稼働しました。どうやら外部HD自体がダメになりかけていたみたいです。お騒がせしました。

店長
2021年07月23日
個人的には評価が「良い」か「悪い」しかないのでどちらかといえば「良い」という感じ。
ほぼ全シリーズやってきたがイース8が一番好きで100点とすると65点くらい。
●良い点
①異能(ギフト)を使うことで街やダンジョンの移動が自由。壁上りや飛行など。
いままであったようなこのくらいの段差(見えない壁)も移動できないのか!という不自然さがなかった。
ストーリー上、見えない壁はあるが理不尽さはない。
②全キャラクター使いやすい。
個人的にはイース8のときは偏った編成であったが、今回は皆、戦闘に参加した印象。
逆にいうと個性がないのかもしれないが私はよかったと思う。
③イース8ではなかなか溜まらなかったエクストラスキルを連発できる。
通常戦闘でも固いやつであれば2回使えたりもする。これは非常に満足できた。
④迎撃戦でいちいち呼び戻されない。
8ではこれが一番イライラしたが今回は戻される、ということはない。
●悪い点
①異能(ギフト)のせいで単調なダンジョン。
逆に、飛行や壁上りができてしまうので構造が似たような構造ばかり。
壁紙だけ変えました、みたいなダンジョンが多かった。
②敵が少ない。
イース8のようにフィールド、ダンジョンにいる敵の数が極端に少ない。
爽快感がまったくなく1~2匹倒したら少しあるいて、の繰り返し。
稀にはあった4~5匹同時戦闘は通常戦闘ではほぼないと言っていい。
8のときのように連続した戦闘がなかった。
1回の戦闘の敵数が少ない上に、ほかの敵グループとの距離もあるので連続した戦闘は期待できない。
もう一度言うが連続した戦闘がないわけではない、ただ、前作に比べると極端に少ない。
③ダメージの数字が非常に見づらい。いくら与えてるかよく見えない。フォントは8がよかった。
相手のステータスゲージも見にくくHP残がわかりにくかった。
④8であったような迎撃戦がわけわからん。
乱戦、というかキャラと敵の暴動みたい。敵の攻撃が見づらい。
できなくはなかったがwaveごとのノーダメージが難しい。
迎撃戦だけ無駄に敵が多い、通常戦闘に分けてあげてほしい。
⑤フィールドマップが少ない。
巨大な監獄都市とその周辺一部が舞台。
なので街やダンジョンでの時間が多く、フィールドがほぼなかった。
肝心のフィールドもだだっぴろい平野で作りこまれてない。
壁上りできないように行動範囲をむりやり狭くするねずみ返し。
肝心の監獄も収容人数何人ですか?ってくらい広い。
リアルがまったくなかった、個人的には一番興ざめした部分。
⑥ボタンのコンフィグがひどい。他の方も書かれている内容。
総合評価
イース経験者には正直あまりお勧めできないと思った、が経験者は買ってしまうだろう。
イース初見の人は是非やってもらいたい。
私は物足りなかったのでクリア後、イース8をまた最初から始めています。
イース経験者なのでとりあえず買ったからクリアしました、という感想。
たぶん2週目は1年後くらいかな。

Polyscias
2021年07月23日
PCで『イースIX』がプレイできる日をずっと待っていました。「監獄都市」と呼ばれる巨大な一つの街を舞台に、“異能”を駆使して監獄と怪人にまつわる秘密に迫るアクションRPG。
クリアタイムは42時間。大自然の中を冒険してきた従来のシリーズとは趣きが異なり、街の探索がメインとなる本作。それ故に少し狭苦しく感じる場面がある反面、家々の壁を駆け上り、遠くへ飛び移るといった自由でストレスフリーな移動が新鮮です。物語も戦闘も期待を裏切らない仕上がりでした。
[h1]どこまでも登れる街の探索[/h1]
基本的な構成は『イースVIII』と似通っています。属性別の3人パーティー、迎撃戦、途中で場面が入れ替わるシナリオ等。そこに本作独自のアクションが加わっています。
これまでは障害物でしかなかった壁を利用して道を切り拓いたり、街に散らばったアイテムを見つけたりと、便利でスピード感ある新しいアクションの使い勝手がなかなかよかったです。
異能はキャラクターごとに別々の能力が備わっていて、物語が進んで仲間に加わると追加されていきます。一度仲間になってしまえば全員で共有されるため、わざわざキャラチェンジする必要はありません。使うのに面倒さとか煩わしさとかを感じさせず、処理落ちもなく、[b]思い通りに街のあちこちを駆けまわれました[/b]。
最初からファストトラベルが使える事、点在する商店は拠点に集約される事で、広い街でも利便性は損なわれていません。
けれど不満なところも無くはないです。
章が進むごとに牢屋に掴まっているアドルに切り替わります。ここでは怪人化していないので一段ジャンプと通常攻撃だけで進んでいきます。不自由さの方が目立ち、前作ほど切り替わる意味を見出せませんでした。
シナリオ的にその場面が欠かせないのは理解しています。この話があったからこそ、後の展開にも繋がって納得するのですけど……。それだけ異能アクションの出来が良いとも言い換えられますね。
もう一つ、ダンジョンがどれも同じような見た目で[b]進展している実感が薄かった[/b]です。街を冒険する性質上、地下通路や遺跡といった似たり寄ったりなダンジョンが続いてしまうのは仕方ないのかも。
使える異能が増えると攻略が多少変化するのと、見上げるほど上下に広いフィールドで迫力があったのは良いのですが、景観にももっと違いがあれば。
[h1]怪人の呪いと歴史が絡む物語[/h1]
今作は一つの街が舞台ということで物語の規模もそれなりかと思えば、想像していたよりも重く、結末まで興味が尽きませんでした。突如投獄され、しかも謎の女性に怪人化された所から物語が始まります。その後に判明するもう一人のアドルの存在に、過去に出会って消滅したはず魔物たち……。
導入からして勢いがあり、謎を散りばめつつ、最後まで目が離せませんでした(少し疑問は残りましたけど)。
ぶっきら棒な性格や謎に包まれた出生と、初めは親しみにくかったキャラクターは各イベントでその理由が解き明かされます。別れの時には名残惜しさや晴れやかな気持ちになるくらいに。
今作も負けず劣らず個性的な面々が集う拠点に、怪人それぞれの“人”として成長する姿があり、街の人々との会話も楽しめました。
街では制限された行動範囲を「グリムワルド」と呼ばれる迎撃戦を攻略して広げていくことになります。いきなり仲間になるキャラクター全員が一堂に会するのは意外でした。
[b]進行の都合と怪人の設定を紐付けた制限の仕方は悪くない[/b]のですが、「グリムワルド」が手間に思ってしまうことも。進行上必須でポイントを溜めて出現させなければなりません。今回は仲間6人全員で戦うので前より楽……というよりも、あまり苦労しなくて若干作業感すらあったかもしれません。
また、シナリオにはいつにも増して過去作のファンサービスが多く見られました。メインストーリーには影響無い範囲で過去の出来事に関する話がちょこちょこ出てきます。多少なりとも過去作に触れていた方がより身近に感じられます。シリーズ経験者ならば「そんな事あったな~!」と、冒険の思い出が蘇ってきて懐かしい気分に浸れるでしょう。
[h1]異能が加わった戦闘[/h1]
簡単操作でスキルをバンバン発動して戦うスタイルは変わらず。そこへさらに怪人特有のアクションが追加されて操作の幅が広がりました。
前作と同様、派手なスキルに機敏な操作と、尚且つレスポンスも良好です。フラッシュガード・ムーブの受付時間は緩めで出しやすく、SP回復からスキルを叩き込むのが気持ちいい。敵の攻撃を受けてダウンした時以外は入力で待たされることがありません。
この軽快さはさすがシリーズを重ねてきただけあります。
新しく追加された要素は異能以外に「ブースト」があります。
ブースト状態になれば各種能力が強化される他、HPが自動回復するようになります。このおかげで以前ほど回復アイテムに頼らず、また立ち止まって回復する手間が省けるようになりました。
街の移動で活躍する異能は戦闘中にも出番があります。ロックした敵に急接近したり、チャージ攻撃で敵のガードを崩しつつSP回復したり。SP回復は『イースSEVEN』ほど意識して常にチャージボタンを押し続ける必要がないようにも調整されています。
ボス戦では異能を使わないと倒せない敵も出てきますが、その時はセリフで知らせてくれるので倒し方が分からずに詰まることはありません。
戦闘でも異能アクションの存在感があって、それがきちんと機能するように上手く組み込まれています。
スキル性能に優劣はあれど、どのキャラクターでも好きなように攻略できるバランスとなっています。
個人的にすごく嬉しかったのが[b]遠距離攻撃スタイルが復活[/b]した事。敵に張り付いてガードとスキルを連打する近接系キャラクターとは明確に差別化されており、ちゃんと敵との距離を保ったまま戦えます。チャージ攻撃を挟みつつ次々とスキルを打ち出していくのがまた違った面白さがありました。
例に漏れず難易度が複数用意されているため、アクションに不慣れでも安心です。とにかく楽に進めるならEasy、手応えある敵と戦いたければ更なる高難易度へと好みに合わせて選べます。
[h1]その他の気付き[/h1]
・一部の曲が印象に残りにくい
序盤のダンジョンや街の外に出てからのフィールド曲はどれもノリが良くてメロディーがはっきりしていて、思わず手に力が入ってしまうような熱気さえ感じさせます。ですが一部の曲(ラルヴァ関係や他のダンジョン)は単体で繰り返し聴きたくなるほどではなかったかなと……。異質な空間での戦いという雰囲気を重視した結果でしょうか。
・やり込みが前作より少ない
クリア後に「Time Attack」が解禁されるくらいで、前作にはあったそれ以外の要素(隠しダンジョン、パーティ人数変更、ギャラリー等々)がありません。本編各章のボリュームが少なめなのも相まって、贅沢かもしれませんが物足りなさがありました。
・反転する[b]ABボタンはオプション設定可能[/b]
言語設定を「日本語」にすると決定・キャンセルの配置が入れ替わります。[strike]CS版に準拠したこの仕様はPCゲームに慣れていると「余計なお節介しなくていいのに」と思ってしまいました。しばらくすれば適応できるとはいえ、オプション設定させてほしかったです。[/strike]
2021/07/26 (Ver.1.0.6)のアップデートでオプションに追加されました!
・衣装DLCがきちんと販売されている
店舗特典だった衣装DLCが惜しげもなく全て販売されていて嬉しい限り。このためにSwitch版を買い直すなんて事をしなくて済みます。「ザ・モンストルム・ショーセット」はネタっぽさが強め。「特典コスチューム&アイテムセット」は全部可愛いので買いましょう。
[h1]特典は無くても大丈夫[/h1]
Steam版では早期購入特典として発売から1週間の間だけDLCがおまけで付いてきました。内容は数曲のミニサントラとアートブック、前日譚の小説(英語)です。
PS4版の特典と同じようにみえてサントラの収録曲は異なっています。あちらは一部の曲がループではなくアウトロ有りの仕様で、それでしか聴けないバージョンでした。一方Steam版の特典サントラは市販のと同じループです。
限定衣装DLCなんて貴重な物が貰えるのであれば別ですが、特典を逃したからと言って悔やむほどではないと思います。
[h1]まとめ[/h1]
これまでの長所を継承しつつ、新たな異能アクションを取り入れた[b]探索・戦闘は操作性が抜群[/b]です。
前作と比較するとどうしてもボリュームや開放感に欠けるのは否定できません。しかし一つの街を題材にしながらも壮大で予想もつかない物語は健在ですし、本作独自のアクションを存分に発揮できる理に適った舞台だったのではないかと思います。
ここまでレビューが長くなってしまったのも、それだけキャラクター・システム・戦闘に魅力が詰まっているから。アクションRPGとしては他の追随を許さない完成度でした。

shibacho
2021年07月22日
PS4版でクリアした後、steam版でもクリア(Normal)。ボリュームは23.7時間。Ys8 の時にあったような突然ゲームが終了するような事象はなく快適にプレイできました。設定にもよりますが、グラフィックボードがGTX 2060SUPER Tiの時は4K解像度でも60FPSを保ってプレイが可能。ただ、グリムワルドの夜イベント前に入るムービーが30FPSで作られているため、明らかにカクカクしてるのが若干残念。
アクションゲームとして見ればYs8 とほぼ変わらない操作感で、垂直ダッシュとか滑降とかセンツロウ4っぽい要素が入ったYs8って感じです。Ys8やったことない人だったら先にYs8やった方がいいかな…って感じです。ストーリー的な意味合いではなくゲーム的な面白さという点であまり変わらないから。
また、ボス戦闘に関しては手順を踏んで倒さなきゃいけないというのはシリーズの他作品に比べてかなり減っている印象です。
ストーリーとしては、アドルと赤毛の青年が別々の状況におかれているというのが物語の大きなヒキになっているのですが、真相が明らかになる場面でそれを良しとするかどうかで評価が割れると思います。サブキャラクターのイベントとしてはキリシャの商売人としての成長とか色々良い点もあるんですけどね。
総評としてはアクションもサクサクだし音楽もいいしストレージもこの手のゲームにしてはあまり食わないし、Normalでもゴリ押しでクリアできる作品なのでオススメです。

HAKASE2772
2021年07月18日
アクションRPG、イースシリーズのナンバリングタイトルの9作目。2019年にPS4で発売されたゲームのPC移植版です。ノーマルモードでクリアしてのレビューです。
主人公のアドルが監獄都市に閉じ込められるという、いつもとは違う状況の中で、一風変わった冒険をする物語です。最近よく見る「ゲーム的なシチュエーションを強制される構図」の話になっています。シリーズものですがストーリーは独立しているので過去作をプレイしていなくても楽しめます。ただし、今作はこれまでと比べるとゲーム内にセルフオマージュ的な要素もあるので、過去作を知っているとさらに楽しめると思います。
街での活動がメインになるのですが、高い壁と結界によって閉じ込められているという閉塞感がうまく表現されています。街の中でも戦闘はありますが、会話などの邪魔にならない仕組みが採用されています。その一方で、ダンジョン等ではこれまで同様、走り回りながら敵をザクザクと倒していくような爽快感のある戦闘を楽しめます。
システム的には「異能」とよばれるギミック以外は、基本的にはイース8とほぼ同じと言っていいと思います。馴染みがある人なら従来通りの楽しみ方ができると思います。難易度も幅広く用意されていて、自分はアクションは得意ではないですが「ノーマル」だと簡単に思えたので、アクションがかなり苦手な人でも楽しめると思います。
今作ではフィールドの移動に「異能」が使えるところが大きな特徴になっています。ゲームが進むと「壁の駆け上がり」や「滑空」などの能力が使えるようになります。「ダッシュの高速化」をするアイテムもあるので、中盤以降は街の中を自在にかけまわることができるようになります。
自分が知っている他のゲームでいうと、「セインツロウIV」のような感じのかなり爽快感がある移動システムになっています。ただし、パズル的なマップとの兼ね合いからか、例えば反り返りのある壁を駆け上った後でジャンプをして無理やり飛び越えたりするようなことはできません。
この「異能」は戦闘でも生かすことができる仕組みになっていて、数は少ないですが「異能」を使うことが倒すのにほぼ必須なボスもいます。ヒントは表示されますが、気づかないと倒せないので注意が必要です。パズル的な戦闘が好きな人ならそういった要素も楽しめると思いますが、純粋なアクション好きだと少し面倒だと感じるかもしれません。
ストーリー的にはそこまで深いものではないですが、きれいにまとまった話になっていて、一部にオマージュ的な要素もあり、従来通りの戦闘も楽しめるので、これまでイースシリーズを楽しんできた人や、爽快感のあるアクションを楽しみたい人にオススメします。

nminoru
2021年07月17日
イース8に引き続いてイース9をプレイしたが、異能アクションで高さ方向を含めたフィールドを縦横無尽に移動できるのが気持ちがよい。
序盤はダンジョンが中心で分岐はあるものの通路を直線的に進む窮屈な印象があるが、4部でエスタット街道に出れるようになった後は広いフィールドを駆け回れるイース8の感覚が戻ってくる。BGMもエスタット街道・霊峰エル・ドラ・ミリアンヌ平原など野外フィールドの曲の方がよい。