












両手いっぱいに芋の花を
ダンジョン RPG ジャンルを現代風にアレンジした日本のインディー ゲームです。 種族とクラスを選択できるキャラクター作成があり、レベルアップするとさらにカスタマイズするための能力ポイントが得られます。ゲームは3人のキャラクターのパーティーを使用します。 ダンジョン探索では、探索にはグリッドベースの移動と一人称視点が使用されますが、NPC、興味のある場所、または戦闘とのやり取りでは三人称視点に切り替わります。 現在のゲームプレイでは敵が表示され、歩き回っているようには見えません。また、戦闘開始時にエンカウンターによって追加の敵が追加されることもないようです。 戦闘はターン制でキャラクターにはスタミナメーターがあり、ブロックするにも一定量が必要なため、管理しないと危険になる可能性があります。敵の行動は上に表示され、プレイヤーが各ターンの行動を決定するのに役立ちます。
みんなの両手いっぱいに芋の花をの評価・レビュー一覧

miluru
2023年10月25日
難易度自体は抑えられているものの、ある程度考えないとクリアはできないという絶妙なバランス。
また敵とのレベル差で経験値が決定されるので、育てていないキャラでもほんの数戦で最前線に出せる程度まで育成出来るのもありがたかったです(そういう意味ではレベルを上げて物理で殴る完全脳筋プレイは無理かもしれないが)
気軽に楽しめる、でも探索や戦闘の楽しさはしっかりと味わえる非常に良いゲームでした。

999
2023年10月15日
体験版をプレイし、続きをしたくて購入しました。
○ タイトルのユニークさ
怪物やボスを倒すだけが目的のゲームには飽きていました。冒険の大義が微笑ましい。
○ キャラデザインや戦闘の可愛さ、手軽さ
リアルさを追求してビジュアルに凝りすぎるよりも、デフォルメした控えめな演出だったので、かえって小気味良かった。
○ 低価格
全体的にこれぐらいのボリュームなら、クリアまで疲れなくて済みます。お手軽。続編が欲しいと思える。
△ 淡い色調ゆえの見にくさ
パステル調の色彩が特徴だけれど、どれも似たコントラストのせいか立体感が薄れている。もったいないです。3D表示でありながら輪郭線をつけてメリハリをつける、とか、できるものですかね?技術的なものはよく分かりませんが。
△ BGM
もう少し記憶に残る音楽が欲しい気がした。あまりドラマチックでないというか・・・。個人的にはイースやファミコンのウィザードリィみたいなの(羽田健太郎さん作曲)が好きです。このゲームの世界観には合わないかな。
クリアして、エルフのお嬢さんの悲願が叶った場面がとても良かったです。
次は芋以外の作物で続編といきますか!

イノリ
2023年09月28日
最高のダンジョンゲーでした。
このゲームで何より特徴的だと感じたのは、一戦ごとに精神力(俗に言うMP)以外が全回復することです。
そのシステムにより一戦一戦の重要度も増しており、道中の雑魚戦だろうと下手なプレイングをすれば全滅しかねない調整がなされています。ただし全滅しかねないといってもその難易度調整が絶妙で、理不尽と思えるような戦闘はほとんどなく、攻略をしっかり考えればどうにか切り抜けられるという塩梅になっています。
各職業の技を駆使しながら戦闘を切り抜け、かつ過剰な消費を抑えなければ次以降の戦闘が立ち行かなくなるというバランスはまさしく「これぞダンジョン探索」と思える体験でした。
ショートカットの配置も親切で、仮に全滅してもペナルティなしですぐにリトライできます。
各職業はそれぞれ複数の強みを備えており、序盤でもある程度職業としての動きができるようになります。また複数の強みがあることによって、特定戦闘で相性が悪くて置物になるということがほとんどありません。みんな何かしらの仕事はしてくれるので、徹頭徹尾気に入ったキャラクターのみで攻略することも全然可能です。
個人的に驚いたのは、この手のゲームでは机上の空論になりがちな避けタンクが普通に機能していたことです。なんならこれが気に入って購入を決めました。
シナリオも大変すばらしかったです。
始める前は「なにこのタイトル?」と思っていたのですが、クリアした後に見返すとジーンと感動が広がる名タイトルでした。
他の方も言う通りゲームボリュームが若干控え目で、このプレイ時間で全実績解除できているわけですが、ダンジョン攻略にかまけすぎてシナリオから脱線するということもなかったのでそこは良し悪しです。
少なくとも僕は次回作が会ったら迷わず買うと思います。

kuzira
2023年08月25日
長年Wiz系のゲームをプレイしていなかったのですが、久々にこの作品を手に取りました。
昔ながらの探索する+装備を集める+編成を考えるというWIzの基本となるような要素が詰まっているだけでなく、
ストーリーもとっつきやすくボリューミーではないものの最後にはとても満足なエンディングを迎えることができました。
ただ、装備に関しては装備ごとにエンチャントのようなランダム要素はないので、同じ装備を何度も敵を倒して厳選するようなトレハン要素がないので、その点が少し残念でした。
20時間弱で実績をすべて解除できるくらいのゲームなので、面白そうだと思ったらぜひプレイしていただきたいなと思いました。

Reck
2023年08月06日
もうRPGなんて長いしめんどくさいしやらないかもなあ
と思っていましたがセールで何となく衝動買いし、最後まで飽きずに遊べました。
RPGの面白い部分だけを詰め込んだゲームで、とにかく快適の一言。
敵からドロップした武器が強くて嬉しい、宝箱から出た防具が強くて嬉しい。こういうのでいいんだよ、とプレイ中に何度も思いました。
基本的に不要な部分はバッサリ切り落とした作りになっている印象ですが、全ての敵や技に対して専用の説明テキストがあったり、マップを3Dで表示出来たりと、要所での作りこみに強いこだわりを感じました。
個人的にはSteamで買ったゲームの中でも間違いなく上位に入る傑作です。
![SakuSaku [JP]](https://avatars.steamstatic.com/248afa5fcdc3be45fdb048c1378f29214636223e_full.jpg)
SakuSaku [JP]
2023年08月02日
面白かったです
すごく丁寧なダンジョンRPG
8つの職がそれぞれ複合職的な感じで、この職じゃないとコレができない!ということは少なく
いろいろなパーティー構成(3人まで)を楽しめるのが良かったです
世界観なんかも語りすぎず、でも現実感があるちょうど良い感じ
次回作を期待してます
要望として
強化要素がゲームクリアまでほぼ使わず、埋まらず、だったので
クリア後に闘技場みたいのがあればより楽しめたなと思いました7

Coo
2023年07月28日
一戦一戦に重きを置いた一人称視点の3DダンジョンクローラーRPG。
戦闘はターンごとに行動の種類順(防御>攻撃>回復)で敵味方入り乱れて一斉に行動が展開されるコマンド選択式で、精神(MP的なもの)以外の要素は一戦ごとに全回復する上、消耗品の概念もないというシンプルな仕様。
敵はシンボルエンカウントでダンジョンを一度出ると復活するが、ダンジョンを出なければPTの再編成や精神の回復もできない為、ショートカットが開通されるまでの連戦を同じPTと限りある精神でこなす必要があり、そういったPT編成の吟味とリソース管理がこのゲームの肝となっている。
装備や編成をしっかり考えないと雑魚戦でも余裕で負けることがある歯ごたえある難易度だが、低レベルの味方を高レベルの雑魚と一回戦わせるだけでレベルがバカスカ上がる為、一度育成に失敗したから詰むといったこともない親切設計。
ストーリーはこじんまりとしていながらも説教臭くなく、暗すぎもせず、かといって取って付けたような薄すぎる内容でもなく、キャラ立ちもしていて十分に良質。
グラフィックもローポリながらもモーションはそこそこ豊富で、一時停止するシーンによってキャラが扉の鍵穴をいじっていたり、通路の先を覗いていたり、手を振ってくれたりと、戦闘以外でもよく動いて可愛い。
全てが簡素ながらも十分な質を有した良作。テンポもいいし、ダンジョン構成も戦闘バランスも程よく練られているし、内容に不満点はほぼほぼ見当たらない。ただボリュームや簡素さを考えると価格は少し高い方だとは相対的には思う。そのあたりが許容できる人には十分にオススメ。

moo
2023年07月23日
とっても楽しかった。
グリッド式の移動システムが嫌いでないなら是非遊ぶべき。
押しつけがましくないストーリーの語り方もよかったし、人の善意が感じられる物語にもほっこりした。
戦闘はシンプルながら意外と奥が深く、テンポもいいので難しい戦闘のリトライにもストレスをあまり感じなかった。
マップの作りもよく考えられていて、特にショートカットの設置が上手。
一探索ごとの戦闘回数は少なめで探索範囲をどんどん広げていけるのがとても楽しい。
なにより、自部隊のリーダーであるダークエルフのおねーさんが一番の高評価ポイント。
通路で会ったときこちらを見て手を振ってくれる姿に癒やされる、とても可愛い、大好き。
全体のボリュームもたぶんこれぐらいでちょうどいいんだと思う。
これ以上長くするとレベルアップまでの戦闘回数が増えてしまうとか、レベル上限が高くなるとかになって、長所である軽妙さが失われそうな気がする。
アイテム収集が実績になってなかったのも高評価。
敵からのドロップアイテムはかなり多く設定されているが、それを粘って集める必要がないゲームになっていて、だからこそドロップ品の実用上の価値が高まっていると感じた。
最後までダレることなく遊べるゲームになってるのはどういうゲームにするかの判断が的確でブレてないからだと思う。

red-eye
2023年07月23日
程よい歯ごたえに、カワイイダークエルフちゃん
終末感漂う世界観も芋さがさなきゃという使命感を燃やすいいアクセント
良作です

snow2powder
2023年07月15日
良ゲーでした。
探索はWiz系の3DダンジョンRPGですが、戦闘システムはセブンスドラゴン2020に近いです。
3人パーティ、職業別のスキルツリーといった特徴が似ているなと思いました。
セブンスドラゴンの方はデストロイヤーで迎撃しようにも思うように敵が攻撃してくれないなどのストレスがあって結局サムライでゴリ押しするみたいなことがありましたが、こちらは相手の攻撃と狙う味方キャラが事前にわかるので、ナイトでガードしつつウィザードの炎の壁(近接攻撃に自動反撃)を付与してカウンターで敵を一方的に倒す、みたいな自分の考えた戦術がカッチリはまる気持ち良さがあります。一方で戦闘アニメとかは派手さはないです。

LR-sag
2023年07月14日
他の方たちのレビューにもある通り、既存のRPGを極限まで簡素化しつつも(なにしろ消費アイテムすらない)、ダンジョンの探索と戦闘のおもしろさにがっつり比重を置いたゲームになっています。
ゲームの内容に関する不満はほとんどないのですが、3点だけUIに関する改善要望があります。
①チーム編成時にキャラクターのステータスや技能、装備品を確認できるようにしてほしいです。
確認のためには一度メインメニューから「調査員」を選択しなければならないので、チーム編成時にもキャラの各種情報が確認できるようにしてほしいです。
②キャラの装備品(武器・防具)を選択する際に、対応するスキルを参照できるようにしてほしいです。
各キャラの持つスキルには、特定の武器や装備でないと発動しない、使用できないスキルがあります。槍を装備していると攻撃力上昇、盾を装備していないと使えない、重装の鎧を装備しているとステータスアップ…などなど。
そのため、各キャラの持つこれらのスキルと対応した装備をさせているかどうかが非常に重要です。現状ではスキルの確認と装備の一覧を行ったり来たりしなければならないので、ここを改善したもらえたら嬉しいです。
③スキルポイント割り振り時の手間。
スキル一覧から習得・レベルアップしたいスキルを上下で選択→Aボタンでスキルポイントを振る→さらに画面下の「確定」を選択して完了、というのが一連の流れ。しかし、Aボタンでポイントを割り振った後に「やっぱり別のスキルを習得・レベルアップしたい」と考えて振りなおそうとBボタンを押すと、ポイントの割り振りがリセットされるどころか、ひとつ前のキャラクター選択画面まで戻されて最初からやり直しになります。例えば十字キーの左右でポイントの増減ができるようにするなど、一段回分の手間を減らしてほしいところです。
また、スキル一覧を開いている状態でLB/RBを押すとキャラクターの切り替えが可能ですが、スキルの割り振りが完了して「確定」を押してしまうとこれもまたキャラクター選択画面まで戻されます。本当は
「確定」→画面はスキル一覧のまま→LB/RBで次のキャラへ→スキル選択
とやりたいのですが
「確定」→キャラクター選択画面へ→上下ボタンでキャラ選択してAボタン→スキル選択
となり、これもやはり操作手順が一段階増えてしまっている上にLB/RBによるキャラ選択機能を有効に活用できない状態です。
以上3点です。
ゲームの面白さが損なわれるような不満点ではありませんし、人によっては細かすぎてしょうもないと思われるかもしれませんが、個人的にはちょっと気になってしまったので一応書いておきます。

abyssblue
2023年07月12日
ダンジョン探索に侵食してこない程度の主張しすぎない世界観説明、それなりに日本史を知っていれば容易に連想できる元ネタがある芋を普及させるためにその花を探すという目的、シンプルさとある程度の自由度を両立させた戦闘バランス、喋らない主人公達の代わりにキャラ立てを独りで担い見事にその仕事を果たしているリーダー、といった感じでがっつりやりこむ気力はなくても十分プレイでき、クリアまで飽きずに遊べる。下手なAAAゲームなんかより満足度は高い。
悪い意味で気になる点は特定の職業が異常に優遇or不遇されている点と終盤が比較的駆け足な印象を受ける点だろうか。ある程度ゲームバランス崩れてもいいからクリア後に高難易度マップがあったらもう一段評価が上がったと思う。ただ今の段階でも十分価格以上の満足度が得られる。

Duke.moon
2023年07月08日
色んな要素を簡略化したスキルツリー系の3DダンジョンRPG。
とにかくプレイヤーにフレンドリーな要素が多い。
以下はその一例。
・戦闘は固定シンボルかつ、その場から移動しない(敵の背後から接触すれば圧倒的有利に戦闘を始められる)。
・戦闘は100%逃走可能(ターン中に死亡しない限り)かつ、一度戦闘した敵は図鑑に登録される。
・戦闘終了時に体力とスタミナは全回復する(MPに該当するものは帰還するまで回復しない)。
・進むごとにショートカットが解禁され、無駄に往復しないで済むダンジョン構成。
・ダンジョンからの帰還はメニューの1ボタンで可能(ノーコスト)。
これだけ見ると「ヌルゲーでは?」と思うかもしれないがバトルは決してヌルくない。
職種やスキルなど戦闘面のバランスが練られており、育成や戦闘重視のプレイヤーなら楽しめる。
個人的に良心的だと思うのは凍結やスタンといった1回休み系の搦め手もボスに有効な所。
クールタイムがあるのでハメ続けられるわけではないのだが、ボスにやたら耐性を付けて選択肢を減らしてくるバランス調整には辟易していたので嬉しかった。
総じて、面白さに直結しないストレス部分をそぎ落とした結果
3DダンジョンRPGの持ち味を損なわず一番おいしい部分の割合を増やすことに成功した傑作。
進化と言うと仰々しいかもしれないが、新要素を付け足しただけの作品よりよほど意欲的に感じた。

umaaji298
2023年07月01日
3Dダンジョンゲーです。程よい感じの難易度で達成感あります。ダークエルフねーちゃんはカワイイ。
従来3Dダンジョンゲーと一番違うのはmap高低差の設計でしょうか。なるほどーと思いました。
キャラクター表現はシンプルですが、かぶりものと装備できちんと見た目が変わるのでマイキャラ感十分あります。

Nipesotsu
2023年06月15日
素朴ながら最後まで飽きさせない3Dダンジョン探索RPG。
一見古風なRPG。グラフィックは地味ですし、ストーリーやダンジョンもコンパクトです。
しかしゲームデザインは丁寧で古いゲームに多い煩わしさが目立つ要素はほぼありませんでした。
また、背景となる世界観もきっちりと作りこまれており、奥行きの感じられるキャラクターが派手さはなくともリアリティのある物語を展開します。全体として、あらゆる無駄がそぎ落とされているためにコンパクトなつくりでも濃密で満足感の得られる出来になっています。
また、戦闘システム・ゲームバランスの出来もよいです。
ある程度レベリングによるごり押しができなくはないものの相性を考えた編成・戦術が重要になっています。クラス(ジョブ)・スキルに性能差はあるものの死にスキルのようなものはほぼなく、自分の好きなビルドで最後まで楽しめます。
とりあえず無料版を試してみて、どうにも合わないという人でもなければ万人に勧めたいと思える出来です。
無理に不満点を挙げるならゲームボリュームくらいでしょうか。私はクリアまで30時間弱くらいでした。

moke357
2023年06月05日
非常によくできたダンジョンゲー。
本当にストレスなくプレイさせてくれる。無駄なお使いや素材アイテム集めがほぼ必要ない。
レベリングの為の周回もほとんど必要なく色々なキャラを作って育てられる。
戦闘は1戦ごとに考えて攻撃や防御・補助をしないと負ける感じ。その分戦闘数は少なくできる。
ダンジョン内固定の場所にいる敵と2,3戦すると迷宮内をショートカットできるようになり探索の度に行ける範囲が広がっていくのが楽しい。
音楽も中々良くボスは残りHPによって何段階か戦略とBGMが変化するのが楽しい。
世界観は見た目が可愛いローポリの割に荒廃した世界なのが伺える。
主人公たちは世界を良くする可能性の一つを探していく、というのが良い。
ラストもそこはブレずに良い読了感のあるエンディングだった。
思いもかけない所で良作に出会えて良かった。次回作が出たら買います。

momura2
2023年05月31日
全実績解除済みです。本当に久しぶりに心から楽しめるRPGに出会えました。このゲームの素晴らしさは他の方々が様々コメントされていますので、ちょっと違った視点に触れてみます。
プレイ時間からお分かりの通り、私はレベリングやアイテム獲得をとことんやりこむタイプです。この場合、目標となる敵をいかに繰り返し手早く倒せるかが重要になります。その点でもこのゲームは非常に優れており、一度倒した敵はショートカットを通って他の敵に遭遇せずにすぐにその居場所に到達でき、さらに背後や側面からの接敵となり高命中率での先手攻撃が可能になります。また、直前に使用したスキルは改めて選択する必要がなく、特に単体敵相手や全体対象スキルの場合はテンキーの3を三回押せばスキル使用が決定するのも、スピードアップの点からは地味にありがたい点です。誠にマニアックな視点になってしまいましたが、おかげで本当にストレスフリーで私なりの遊び方を堪能できました。

TOMXXX
2023年05月26日
[h1] いってらっしゃい、頑張ってね。[/h1]
[h1]そう見送ってくれる人がいる限り僕らはどこまでも進んでいける [/h1]
プレイ中はまさしくこんな心境でした。
いやー、ともすればNPCは無味無臭が多いダンジョンRPGでこんなキャラを出してくるとは。
そんな訳で色んな意味でとっつきやすいダンジョンRPGの名作です。
実績コンプまで約25時間、wiz系で例えるならエクストラダンジョンを差し引いた本編シナリオくらいのボリュームです。
ダンジョンRPGの楽しさは主に「MAPを完成させる」「キャラを強くする」「アイテムを収集する」の3点かと思います。
・MAPについて
ダークゾーンやワープゾーンの無いオーソドックスなタイプですが、1階層が複数の高さで構成された立体的な構造になっています。その為「登ることは出来ないけど1段したなら飛び降りる事が出来る」事で視覚的に分かりやすい一方通行を活用したデザインになっています。従来の3DダンジョンRPGに慣れ親しんだ人でも結構新鮮でした。また地図はダンジョンを縮小した内容で表示させるので「あれ?そういやスイッチってどこだっけ?」と悩んでもいちいち歩き回る事無く確認できるので安心です。
・キャラ育成
いわゆる「世界樹の迷宮」に代表されるスキルポイント制によるビルド形式です。
職業は全部で8つ。タンク役、火力担当、バフ・デバフ担当等をそこからスキルアップで育てていく流れです。パーティーは3人なので一人ひとりの役割を明確にしたビルドにした方がいいかも知れません。
とは言え、自分の場合はウォーリアー、ウィザード、ソーサラー(加えてたまにレンジャー)の火力ゴリ押しでしたが。
・アイテム収集
アイテム図鑑が備わっており、いくつかの収集品は被り物としてキャラの見た目を変えたり(ステータスには影響しません)拠点となるアジトにインテリアをとして加わります。また、敵の情報も遭遇時点で見ることが出来る上にドロップアイテムに関しての情報(何種類落とすのか分かり、入手済みはアイテム名表記で記録される)も判明するのでこれらを活用すればアイテムコンプもそこまで大変ではありません。当たり前ですがゲームクリアよりは敷居が高くなりますが。
・戦闘に関して
HP・MP・スタミナの3種があり、各種行動でスタミナを消費しつつスキルでMPを使う。スタミナは1ターン休めば全回復しますがMPはダンジョン攻略中は回復しません。そんな感じでリソースを考えつつ戦いますが、1回潜るのに対してまともに戦闘出来るのは精々3~4回です。敵は固定配置なので1回の戦闘に結構全力で挑むバランスとなっています。各種ダンジョンは大体3回程度戦闘でショートカットが開放される構造なので安心して挑んで下さい。
ちなみにデスペナルティは一切ない上にダンジョン探索中はコマンドから一気に帰宅出来るのでその点も初心者には優しいシステムとなっています。
総じて「ダンジョン探索は快適に」「戦闘はビルドや敵の行動に合わせた戦略性が求められる」という感じのバランスです。
・リーダーのダークエルフのお姉さんが可愛い
そして個人的に最大のポイント。ダンジョンを進めば次の階層の入り口付近で待っててくれて話しかけると身を案じてくれて、振り返れば手を振ったり手振り身振りで鼓舞してくれる。また、ボス戦で敵が強力な技を仕掛けようとしてる時にはロボット物のオペレーターばりに注意喚起などもしてくれる。台詞一つ一つがほんと可愛らしい。ともすればダンジョンRPGってストイックにひたすら奥に奥に・・・と淡々と進むことになるのだが、だからこそちょっとしたアクセントがプレイヤーのモチベーションを上げてくれる。
デフォルメされた3Dグラフィックといい、ビルドによる多彩な戦闘といい、総じて丁寧に作られたゲームです。やりこみ的な要素が薄いのだけが残念ですが、3DダンジョンRPGに興味がある人には手放しでオススメします。ぜひプレイしてみて下さい。そしてダークエルフのお姉さんの可愛さに悶えて下さい。

seld
2023年05月26日
とにかく丁寧に作られた探索系RPG。
戦闘の難易度は高めというか、力押しだけでは難しいバランスになってはいるものの戦闘回数次回は少ないことと
低レベルのレベル上げが非常に容易なことから構成を考え直せばすんなり行けたりもする。
シナリオもほっこり気味で「こういうのが良いんだよ」と思える良作。

メラトニン
2023年04月30日
最初から目的が明確で、キャラが可愛くて、最後にほろりと来る、そんなゲームです。行ってらっしゃいと手を振ってくれるデークエルフがとても良い。

ぽやん
2023年04月29日
大体においては良いゲーム。
個人的にダメだと思ったのは、こちらの命中が一部の職業を除き基本的に自陣のフォーメーションと敵との位置関係でしか上下しないのに対し、中盤以降の敵の回避が何の根拠もなく高くなっていくこと。
しかも命中率100%未満は数値に関係なく外しまくるから尚更だ。
その反面、敵の命中率はこれまた根拠もなく非常に高くなっていって、こちらの回避スキルに意味があるのか疑問に感じた。
勿論、ガードもスキルも使用せずに通常攻撃をめくら押しするだけで勝てるような雑魚はそうではないが。
強敵相手に役に立たないスキルに何の意味がある?
あと広D3階の水浴びで火ダメ半減は無意味だと思う。せめてそのフロアにいる間は有効、程度にしてくれないと・・。
若干粗探しのような指摘をしたが、良いゲームです。登場人物が非常に少なくてちと寂しいが。

ta_ichiro
2023年04月26日
どこか懐かしい雰囲気のダンジョン探索型RPG。スキルツリー方式の育成で慣れている人には取っ付きやすい。
戦闘も距離とスキルの発動時間回りがコマンド式のRPGとしてはかなり細やかなシステム。
また、中盤以降は一手誤れば一撃で戦闘不能になりパーティが瓦解するので歯応えがある。
パーティは「調査員」として島の遺跡を巡る冒険をするが、ストーリーは冒険を邪魔しない程度のフレーバーとして程よい形で機能している。かなり細かい設定はあるが前面に押し出していない感じ。「お姉ちゃん」が健気でかわいい。
個人的には程よいボリュームでした。

ajipon777
2023年04月20日
プレイ開始当初は、チープなグラフィックとどこかで聞き覚えのあるBGMにゲンナリし、暫く放置していました。
しかしながら、メインダンジョンの二階をクリアした当たりで認識を改めました。
システム自体は非常にオーソドックスなダンジョンRPGなのですが、バランス感覚が秀逸です。
難易度・ボリューム・キャラ育成何れも本当に丁度良いバランスで、ダンジョンRPGの良さがギュッと濃縮されたような作品でした。
戦闘と探索がメインですが、結末含めシナリオも評価に値します。
「圧倒的に好評」は伊達じゃないです。
ダンジョンRPG好きならプレイすべきでしょう。