








ロウグブック
伝説的な出会いと物語に満ちた、絶えず変化する世界に入りましょう。カードを作成し、完璧なデッキを組み立て、ローグブック自体を倒します...さもなければ、死ぬまで挑戦してください。 Roguebook は、手続き的に生成された世界で展開される、シングル プレイヤーのローグライク デッキ ビルダーです。
みんなのロウグブックの評価・レビュー一覧

Houduki
2021年06月19日
[h1]デッキ構築型ローグライクゲーム[/h1]
このキーワードにときめく、そこのあなた
・・・おすすめの一品がありますよ?
と、中間あたりまで高難易度が終わりましたので
デッキ構築型が好きでRoguebookどうなの?
という方向けにレビューを描かせて頂きます。
(慣れないレビューですので長文駄文失礼いたします)
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[b]独自のシステムについて[/b]
◎ヒーローを二人まで組み合わせて冒険に出よう
それぞれのヒーローのカードが使えるのに加え
前に出て敵の攻撃を受け止める前衛と後衛の概念があり
これがまた非常に上手く出来ている。
このヒーローで相手の攻撃を受けたい
前に出すには最初にこのカードを…あぁ、でも最初に使うと
このカードのコストが下がらないから………など戦略性に富むバランスに仕上がっている
ヒーローの特徴がそれぞれ出ているのもとても良い
○インクで本のマップを切り開こう
インクでマス目を切り開くビジュアルは視覚的にも綺麗…ですが
ランダム性が高いため少々煩わしく感じる人も居るかも
「高難易度の特殊ルール」によってはガラッと遊び方が変わり
シンプルなマップではない、からこその追加ルールがあるので
個人的には肯定気味
〇デッキが膨れ上がるこそのボーナス
「カード削除」手段はレアイベントになるので
非常にデッキが膨れ上がりやすいです。
ですが、代わりに「デッキ枚数が〇〇枚以上」になるたびに
ヒーローごとの「パッシブステート」がもらえます。
ステートも中々強力で、膨れ上がるからこそのメリットは非常に感心しました
ですが、デッキは圧縮!圧縮したい!効率を!という気持ちもありますので
その辺りは、圧縮をテーマにしたヒーローが出ればなぁと期待してます
〇カードにジェムを付けて強力にしよう!
カードに付与効果が付いたジェムを付けることで
カードの能力を強化することが出来ます。
複数攻撃するカードに攻撃力+を付けて火力を伸ばしたり
使用時にコピーカードを創って悪さをしたり色々と出来ます。
ジェム穴は1~2個ランダムでカードに付くので
強力なカードにジェム穴が1つしかない!と嘆くことも良くあります。
◎ビジュアルアート
とても綺麗!
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[u]賛否両論な点について[/u]
▼ノートを集めることで次回の冒険が楽になる
(例:初期コインが+されるなど)
周回要素としては楽しいのですが
強化を前提にバランスが組まれているため、初回クリアはきついかも
▼一部強力なランダムイベントがある(またイベントの出会いに運が絡む)
ランダムイベント自体はアートも凝っていて楽しいのですが
一部、個人的に非常に強力なイベントがあります。
またランダムイベント自体の出会いに運が絡むため
もう少し数を増やして遭遇率を上げてほしい。
(〇〇%で成功系が少ないのでそういうイベントも個人的に欲しい)
▼一部の敵が強い
基本的に隙を見せたらゲームを終わらせるレベルの殺意…!
▼『ネタバレ』3ボスについて
[spoiler]現状のラスト2種類の3ボスについて
どちらも搦め手的なボス「デッキ破壊」と「全カードコスト上昇↑」なのでデッキによっては詰みます。[/spoiler]
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総評
数日で20時間近く遊ぶくらいには非常におもしろいです。
Slay the Spireなどのデッキ構築型がお好きなお方
おすすめです!さぁRoguebookの世界に飛び込もう!!!
備考:日本語翻訳のおかしい部分はアプデで改善されたみたいですThank you!

dblood.jack
2021年06月18日
Slay the Spire ,Monster Train,One Step from Edenに続く良作のデッキ構築型ローグライク。
従来型のそれとは異なりデッキを肥やすことによるメリットが存在するのは個人的に◎。
反面、カードを削除する方法が極めて乏しくカードの強制破棄によるデッキ破壊を仕掛けてくるボスもいるので、圧縮スキーのプレイヤーにはストレスを感じさせられる場面が多いかも。
ローカライズの質がイマイチなところも気にかかるが、ゲーム自体の仕上がりは中々良いので今後の改善に期待したい。

Zilch
2021年06月17日
Demo版から長い事遊んでいたので製品版はまだ少しのプレイですが、今後の参考になればとレビューします。
いわゆるSlay the Spire系を遊んだことがある人ならすんなり楽しめるローグライトカードゲームです。
大きく異なる点はは以下の通り。
・マップがマス目単位のフィールドになっており、最初はスタート地点からボスまでの1本道しか開けてませんが、
筆のアイテムを使って視界を確保することで、移動範囲として拡張する事が出来ます。
マップには敵やお金、体力回復など様々なマス目が存在しているので、フィールド探索を行いながらデッキ構築を行っていきます。
このシステムの傾向もあり、1ゲーム当たりのプレイ時間は少し長めになってしまっています。
・操作キャラが2体選択可能で、それぞれ独自のカードとレリックを持っています。
キャラクターは4種類おり、スタート時に誰を連れて行くか選択します。
また、前衛後衛のシステムがあり、前衛は殴られ役なので、体力に応じて前衛後衛を入れ替えたり、配置によって効果の変わるカードを使ったりなどの戦略性があります。
・カードの強化システムがジェムをハメ込む形式となっており、強化されたカードに対し、ジェムの効果を追加する事が出来ます。このシステムにより、カードの効果を自分好みに伸ばす事が出来ます。
・レリックも全体に効果があるものと、キャラごとに装備させるものがあります。
キャラ単体に装備させるものは、そのキャラにしか効果がありませんので、
レリックの効果とキャラの性能を考えて、装備させる必要があります。
・パピルスのノートを集めることで、ゲーム終了後に恒久的な能力の上昇をアンロックする事が出来ます。
このシステム前提に難易度設計がされているので、いきなりクリアまで行くというのは中々難しいかもしれません。
▼ その他気になった事
・翻訳
日本語が怪しい。カード名が「ノ」の1文字だったり、名前すら表示されないものがあったりします。
カードの効果も、怪しい日本語で若干理解しにくいものがあったのが気になりました。
※ 発売直前のアップデートで修正されました!
・クラッシュ
マップ移動してたら移動不可範囲に勝手に移動してクラッシュしました。
直前でオートセーブされていたので被害は少なかったですが、こういうバグは早めに潰してほしいですね。
▼総評
楽しいです。
1プレイあたりの時間が多少長い事を除けば、Slay the SpireやMonster Trainを楽しめた方にオススメできる1本だと思います。
クリア後にもアセンション的なやりこみ要素もあるので、長く楽しめる一本になりそうです。