







Wartales
Wartales は、広大な中世の世界で富を求めて傭兵のグループを率いるオープンワールド RPG です。世界を探索し、仲間を募集し、賞金を集め、古代人の墓の秘密を解明しましょう!
みんなのWartalesの評価・レビュー一覧

HeavyLight
2023年04月15日
スマホのGoogle翻訳アプリでカメラを使用して翻訳していれば、ほとんどの概要は即座に理解でき、プレイに大きな支障はありません。
多くは静止している状況で翻訳が可能で、ときおりバトル中に数秒で消えてしまうダイアログ(味方を誤爆したら注意書きが出てきたりするようなタイミングなどで)がありますが、なんとなく分かるし、そもそもゲームのルールに関しての詳細はどこかのwikiに書いてあると思います。
購入前の大きな不安はここしかなかったので、同じように迷っている方はぜひGoogle翻訳片手にプレイしてみてください。
もちろんゲームは面白くおすすめです。

フォロスト
2023年04月09日
傭兵団を率いて、あちこちを戦闘しながら旅するゲーム。
全体的にややおすすめ。素晴らしいところもあるが、欠点もある。
〇良いところ
自分は「Battle Brothers」や、昔の「ファイヤーエンブレム」といったターン制SRPGが大好物なので、それだけで◎。
・アップグレード要素が楽しい
ゲーム内実績でレシピが開放されるシステムや、物資を使ってキャンプの装備をアップグレードできるシステムがある。そのおかげで、「次はあれを作るために、石炭を集めよう」みたいな小目標が次から次へと湧いてきて、没頭できる。また、キャンプの見た目もアップグレードでどんどん良くなっていくので、楽しい。
・あちこち旅をするのが楽しい
マップが広大で、新しいところを発見していく楽しみがある。ピトン(ハーケン)という登山道具を使って山の上から下までのショートカットを作れるシステムがあり、それが使える地点を探す楽しみもある。風景も美しい。
〇悪いところ
・キャラクタークリエイト、NPC生成のバリエーションが不十分
自キャラやNPCの顔がほぼ同じような顔なことに加えて種類もかなり少ない。そのため、自キャラの見分けがつかないし、敵にもモブにも自分のキャラクターと同じ顔のやつがいる。クエストをくれるNPCですら、顔や髪型が被ってる。もっと個性が欲しい。そうでなければ、愛着がわきにくい。
キャラクターを自由に作らせている割に個性を出せないのが、未完成の印象を受ける。あと数日でアーリーアクセスで無くなるが、これが完成形なら、プレイヤーに変にキャラクリをさせる余地を与えずに、製作側でキャラクターの性格付けもそれに則ったストーリーもちゃんと用意してあった方が良かった。
※ver1.0追記
ver1.0でこの問題はそこそこ解消された。顔や髭が追加され、NPCの服装もけっこう追加された。女性についてはまだまだ容姿が被っていることがままあるが、男性については髭がある分、容姿の被りも少なくなり、以前より個性が出せるようになったように思う。
・キャラ育成のシステムが洗練されていない
ステータス振りのシステムはあるのだが、攻撃力を高めるSTR、DEXに振る一択のような感じで、育成を楽しむ余地が少ない。キャラクターの武器の種別はキャラクターの職業ごとに固定されているため、STRを使う武器のキャラクターはDEXを全く使わないし、逆のキャラクターは逆で、STRとDEXにステータスが分けられている意味がそもそも無い。そこらへん、ちゃんと考えているんだろうかと思った。あと、Willpowerの存在意義が分からん。
・ランダム戦闘の敵生成システムが稚拙
敵集団の数がこちらの数に比例しているというのが丸わかりで、傭兵団に人を増やしていこうという気になれない。また、人を増やせば増やすほど戦闘にかかる時間が伸びてかったるくなる。
・各キャラクターの役割が択一なのが嫌
キャンプでの料理係などのキャラクターの役割を決めて割り振れるシステムがあるが、各キャラクターに一つしか割り振れない。ということは、キャプテンを含めて、全部で9種類ある役割を割り振ろうと思ったら、傭兵団に最低9人は必要になる。戦闘が頻繁にあって前述の増員すればするほど敵も増えるシステムだから、自分としては少人数でいきたいのに、役割分担をしようと思ったらそこまで増やさなきゃいけない。増員を強制されているようで個人的に嫌だった。
〇備考
文字が小さいので、設定画面でフォントサイズを大きくした方がよい。
日本人なので(?)、文句が多くなってしまったが、基本的にはけっこう楽しんでる。

ラフィン
2023年02月20日
購入前に期待した通り、楽しいです。
ゲームデザイン的には、Mount&Blade2みたいなマップ移動+ターン制のバトルとなっています。
一応メインクエストはありますが、Mount&Bladeと同じように自分で目的を持ってダラダラやる感じなので、合う合わないはあるかと思います。
傭兵団を率いてクエスト受けてと、今までありそうでなかった傭兵団が主体のゲームでおすすめです。
PCOTで翻訳しながらのプレーになりますが、
吹き出しについては、画像検索で翻訳が必要になります。
しかしながら翻訳が面倒なので、日本語実装を強く希望します。
→現在は有識者さんが非公式MODを作ってくださったので機械翻訳ですが、日本語でプレイできています。感謝です。+他の有識者さんが翻訳修正頑張ってくれてます。

Buridaikon
2023年01月17日
Mount and Bladeの戦闘シーンだけターン制ストラテジーにしたゲーム。
Mount and Bladeと同じように、最初はレベルも低く、装備も悪質で、最低限の食料とお金しかない。
一定期間ごとに野営キャンプを設置して食料とお給金を全員配布しないと、パーティー内の士気や人間関係が悪化し、様々なペナルティが発生する。
序盤は簡単なミッションを引き受けながらとにかく来月の給料の支払いと食料を確保するために悪戦苦闘することになるが、その無力具合がとても面白くやりがいを感じる。
食料も生肉ばかり食べさせていると、「もっと人間らしいものが食べたい」言い出す人が出てくるので料理スキルを誰かに覚えさせる必要があるが、その料理はコストに見合うだけのバフ効果を発揮するのが労力に見合うものとなっていたり、ゲーム内でやるべきことがとても多いが、その一つ一つが面白さを感じられるように丁寧に作られている。
良い点
・世界が広い。最初は全員同じ地域からスタートするが、その時点でかなり広いと感じる。メインクエストを進行させたあとに他の地域にノーコストでいけるようになる。その時点で世界がものすごい広いことをあなたは実感することになるでしょう。
・すべての行動にリターンがある。街道が敷かれてはいるが、そこから外れた場所にこそたくさんの楽しみがある。森に入れば猪や狼にでくわして肉や素材、材木を確保できるし、山に入れば山にしか手に入らない薬草や鉱石がある洞窟、山賊の群れに出会う。池では釣りができ、山奥の酒場ではそこでしか買えないレシピが手に入る。
・魔法やファンタジー要素もある。世界には遺跡があり、そこを探索するとモンスターと戦うことになり、遺跡の謎を解けば魔法の武器が手に入ったりする。また、夜中の森では幽霊と戦うこともあるが、それらの非現実的要素はゲームの世界観を全く壊さない。
・ボスがいる。このゲームはダンジョンでの探索パート以外はシンボルエンカウント方式だが、ただの山賊や狼の群れだけでなく、とんでもなく強いボスが歩いている。一人倒すのに仲間が3人死んだが、挑戦しがいのある面白いコンテンツった。
改善してほしい点
・PT全員に給与が発生する。PT内の人間全員に対して給与を支払う必要があるため、「では操作している私は何者なのか?」という違和感が消えない。
・進める道と進めない道が視覚的にわかりにくい。山を探索するときに、角度が急だったり幅が狭くてここは通れそうもないと思えるようなところが実は通過できたり、それほど急でもないのに通過できない山道があったり、進行可能な道なのかどうかがわかりにくい。
・PTメンバーが自己主張するわりに目的や背景が不明瞭。キャンプしている最中に、PTメンバーから「俺はもっと大物になりたい。」とか、「もう戦いはやめてどこかで平和に暮らしたい」とか相談されるが、メンバー一人ひとりの過去や旅だった目的などが不明なのでキャラクターに感情移入しにくい。性格的な特性がステータスやPT内の人間関係に反映されるような要素を追加して、一人ひとりの個性を彩ってほしい。

whitecoffeefire
2023年01月10日
お勧めしません。
・育成要素がありません。
レベルアップはありますが、好きにステータスを振れません。
・武器の装備にレベルキャップが有る。
上記の理由により、格上を倒して装備を手に入れても適正レベルに上がるまで
装備できません。
・戦闘が長い
範囲攻撃はあるが、2マス~4マス程度なのに敵の数が異様に多い。
一つの戦闘でも(雑魚戦ですら)15分以上かかる
・アップデートが改悪

xsatorux_tanaka
2022年11月29日
バトルブラザーズ風味を求めているならかなり毛色が違うので手を出さない方が良い。怪我の治療や装備の補修はアイテムを消費して一瞬で終わる。そういう管理項目があるという風にしか感じられず、傭兵サバイバルの雰囲気は薄い。戦闘職で装備を分け、ダメージはステータス依存(武器性能自体がストレングス+いくつとか)、生産職(サブジョブとして付け外し可能)によるクラフトはミニゲームの作業ありと昔のオンラインRPGっぽさが随所に漂う。ともかく時間を使わせる単純作業の繰り返し感が強い。じわじわとやれることが増えるのを楽しめる人向け。
初期PTはどれを選んでもそこまで変わらない。強いていうなら斧を使うウォリアーは薪割スポットで素材の材木を作れるため最初からいた方が楽。他の生産職は作業可能エリアに行けば自動解放されるのだが、薪割だけ戦闘職依存。素材スポットは時間経過で再利用できるため、プレイヤーの知識の有無で序盤に一番差が付くポイントになる。マップやクエストは固定。収入のメインになる依頼は出る順番が前後し、すぐ手近で済む討伐クエでも出ない時は延々と出ない。
①戦闘がかったるい
戦闘は命中100%がデフォ。乱戦状態の初期配置でZOCなどもないので互いにキャラを飛び込ませていきなり殴り合う。交互の手番制でNPCは行動順が固定。手番前に潰せる奴に最初から集中砲火を浴びせると効率的。はっきり言ってSRPG風味のパズルゲーなので仕組みが分かると飽きる。
どのぐらいパズルか。例えば攻防ともチート並で1ターンに何度も行動できる「エリート」との戦闘クエストは、行動パターンを理解するとレベルを問わず完封できる。弓の移動力半減を当て、相手の行く先を誘導していればそのうち片が付く。ドロップ確定のレジェンド武器は倒したレベルに応じて強さが変動するので(金でアップグレードできるがお高い)、ノーマルまでは攻略を後回しにした方がお得。ハードは逆で早めの取得推奨。開始1カ月もすればエリートのLVが11まで上がり、武器の装備必要LVも10になって終盤まで使えない飾り物になる。
イージーはSTRかDEXの火力全振りでOK。ノーマル以上は敵が簡単に死なないのと頭数も同数以上がデフォなので、移動力にも振って「エンゲージ」の活用必須。盾持ちのタンカーを相手の火力職や範囲持ちなどに張り付けるのが定石。目先の火力より相手に届いて拘束できることが重要になる。
霧や暗闇など視界制限はプレイヤー限定ハンデ。暗闇に適応した盲目キャラを仲間にしても変わらない。友軍NPCも同様。敵側は常に全て見えているので、奇襲を仕掛けたプレイヤー側がガンガン奇襲されるという馬鹿げた戦闘が普通に起こる。PC、NPCで完全に色分けしたシステムなのでリアリティーも糞もないし、今後の拡張性は期待できない。難易度を上げるほどプレイヤー1人→敵2、3人と交互に動かせるキャラ数に差が付き、敵のLVも同格か格上になる。逆を言えばこれぐらいやらないとプレイヤー側に被害を強いられない程度に脳筋AI。ハードでやってみると良い。キャラのスペック格差と頭数頼みなだけで戦術的な難易度はイージーのまま。
致命的なのが初期配置のめんどくささ。配置の全体図をぱっと見できず、MAPをドラッグし、自動配置で散らばった仲間を探す作業を毎戦闘の最初にこなす。敵の配置と動く順番を確認し、味方の1体1体をひたすら掴んで置いての繰り返し。仲間が20人を超える頃には配置可能なマスがとっ散らかり、戦場の端っこに置かれた奴に気付かず戦闘を始めてしまうことが普通に起きる。これなら固定陣形で毎回始まってくれた方がよほど気楽。正直なところそれに疲れてプレーを何度も打ち切っている。アホみたいな回数の戦闘をこなす前提でこのデザインはない。
極めつけの罠はアンブッシュ(奇襲)。マップ上で敵の視界外から接触した場合は敵のクリティカル率が、プレイヤーがキャンプで休息中に奇襲を受けた場合はプレイヤーのクリティカル率が下がる。何方の場合も戦闘マップ中央で敵が団子になり、プレイヤーは包囲側になる。包囲の配置は1エリアが普段より手薄になり、障害物が多いステージだと1列横隊で置くしかなったりする(防御の弱い遠距離キャラは当然危なくなる)。しかも敵の遠距離キャラは中心部に必ず固まり、移動力が低い段階では動き出し前にエンゲージで潰す手もほぼ使えなくなる。これなら普通に戦った方が楽と思える程度に罰ゲーム。
なお遠距離キャラ以外は基本的に槍と弓で嵌め殺せる。後衛は味方と隣り合って行動終了すると、スキル攻撃に必要な行動力を回復できるパッシブがLV2で取れる。槍のLV3スキルのスピアウォールは範囲内を移動する敵に先制でスタン(行動を強制終了)を喰らわすカウンター技。槍弓を並べると互いに回復し合いながら通常攻撃+スキル攻撃を繰り返せる。各戦線で一番硬い敵は槍弓で嵌め、周囲を片付けたら前衛組を別方面の援護に回していくと戦いを優位に運べるだろう。ハンマーはLV2スキル攻撃の火力ダウンとLV3前衛共通のディフレクト(通常攻撃を盾守備に変更、エンゲージ中は行動力1回復)で被ダメ1桁の鉄壁となり、自給自足で永遠にスキル攻撃を打てる。
②無駄な装備の細分化
戦闘職ごとに使える武器が限られ、さらに装備レベルが1刻みで設定され、クラフトの善し悪しでボーナスが付く。少ない装備グラで枠色だけ変えて無駄にアイテム数を増やす量産型MMOのお約束感が凄い。ごちゃごちゃとジャンル分けしてる癖に町の鍛冶屋で装備は買えず(何を売って飯を食ってるのだろう?)、戦闘のドロップ率も悪い。人間型は10人倒して何か1つ落とす程度。気楽に野良バトルをしてると装備の修理代で赤字になる。
装備品を扱うキャラバンに話しかけると買い物画面で取り扱い商品が見れるので、盗んだり、襲ったりして奪うのが確実。ただし装備は盗品扱いになって犯罪メーターも跳ね上がり、ガードとの追いかけっこ生活が始まる。キャラバン襲撃は一般人襲撃と商品窃盗(戦利品として荷物に入れるたびに増える)で犯罪メーターを二重取りされるので、無難にいくなら窃盗。襲うならロープを用意してポニー捕獲も狙うこと。通常の動物と違ってロープが3つ必要。いちいち馬小屋で買わなくとも済む。ポニーがいないキャラバンは襲撃の旨みが少ない。
システムは単純。まず極端な盾ゲー。装甲とダメージカット率を鎧に上乗せするタイプなので、鎧を重ね着してるぐらいの効果がある。両手武器は片手を圧倒するほどの火力がなく壊れ性能のレジェンドを除けば使う価値なし。盾一択。2つ目はドロップ装備が敵勢力の属性や編成に大きく左右されること。同じ武器でも勢力ごとに通常攻撃の形式や火力が異なる。しかし運搬制限がきつく、戦う機会はアウトロー・ガードとそれ以外で雲泥の差なので相手勢力ごとに武器を換装する余裕はない。序盤から敵に登場する短剣と弓は手に入れやすく、片手剣は意識的に所有勢力を狙わないとキャラバンか鍛冶頼み。鍛冶素材も剣だけLV5からきつくなる。武器を縛ってLV分けまでしておいて入手難度に差を付けた意味が分からない。
基本は斧ハンマーの片手+盾だらけにすること。難易度が上がるほど重鎧+火力デバフのハンマーの価値は上がる。どんな相手でも安定してエンゲージで足止めできる。ただし装甲を持たない獣や装甲の薄い軽鎧相手だと斧の火力で押した方が早く倒せるので、ハードならハンマー一択という訳でもない。剣は死に職。
③傭兵の暮らし方
食品関係で買う価値があるのは加工用の塩だけ。あとは森にいる猪や狼を狩り肉を稼げば済む。基本的に序盤はこの2種しか出ないので、豚焼肉と狼のソーセージのレシピ(どちらも生肉+塩)を解放すれば食糧問題は解決できる(獣系のドロップは潤沢で頭数相応に肉か素材の皮が落ちる)。犯罪メーターが貯まっておらず、何か盗んでおきたいと思ったら塩か装備の補修材を狙うと損しない。
メーターがMAXの500付近になると相手に警戒されて当分盗めなくなるので、散々暴れて400に近づいたら腹を括ってスキルブック(1個300)などの高額品を狙う。MAXを超える分は切り捨てになるので結構お得。一度500まで行くと手配解除までかなり時間がかかり、ガードの追いかけ方も本気モードになる。ある程度ゲームの回し方を覚えるまでメーター100付近の手配度1で留めておく方が安全。
序盤は南東と南西の鉱山を速攻で解放して鉱石掘りを始め、動物狩りで皮、薪割で材木を集める。その3種で鍛冶に勤しんでレベルを上げよう。釣りは釣り小屋だけ他の用事のついでに定期巡回すれば十分。魚は釣りスポットに各3匹と供給が限定的で種類も無駄に多い。料理レシピを解放してもキャラバンから買うなり盗むなりしないと役に立たなくなる。魚に資金や犯罪メーターを回す余裕はない。魚料理は全スルーして釣った分だけ生食が楽。
鍛冶レベル2段階でLV3装備のレシピが取れる(知識メーター消費)ので量産に着手するのが基本。LV3装備はミニゲーム全成功で最高水準にするとLV5の標準並になる。火力がないとしんどいので「片手剣、斧、ハンマー」のレシピから無難に取るべき。次に金属盾のレシピ。NPCは軽装や両手持ちの盾なしキャラが多いので盾のドロップが必然的に少ない。鎧は重中軽の3種しかないのでキャラバンからの盗みで1番賄いやすい。
定期的に盗んでサブジョブの盗賊の経験値を稼ぎ、アウトローを捕まえて監獄に売る(報奨金+治安貢献で犯罪メーター減少)のがこのゲームの正しい傭兵暮らし。盗みで経費削減する前提の経済バランスなので、犯罪メーターが高すぎてもダメ(MAXに近づくと警戒されて盗めなくなる)。アウトローは一度に3人までしか買い取ってもらえず、次の買取に数日待つことになる(処刑が終わるまで牢屋の空きがないという設定)。
ただし監獄送りにするまで荷物持ちの奴隷扱いとなって野営のたびに脱走するリスクがあり、毎日食糧を食わせないとならないので、次回分まで確保しようとか考えず捕獲用の手錠は3つ買ったら充分。キャンプ画面で傭兵と動物たちで奴隷を囲めば脱走確率を減らせるが、たまに強行突破され、近くにいた奴がけがを負わされるイベントも起こる。奴隷を確保しても輸送量は非常に低いのでそれ目的だと管理が面倒で割に合わない。
④奴隷がなかなか仲間にならない
野営を繰り返すと奴隷の信頼度が徐々に上がる。捕獲時は瀕死に追い込んで負傷させた状態なのでまず薬を消費して怪我を直してやる必要がある。そこから10~30日程度で「満足」となり、さらに10日程度で会話が発生して傭兵として雇うよう交渉して来る。同じ戦闘で捕まえたキャラでも関係改善の日数がばらつく。
何十日も食わせて脱走防いでの作業自体が面倒でたびたびゲーム進行が止まる。序盤はストレスしかないので狙わない方が良い。体感上だがPTの疲労度が貯まるほど脱走フラグも立ちやすくなる。しかもロードで結果が変わらないので、キャンプ直前でセーブしてしまうとフラグ回避の悪あがきを延々とやる羽目になる。
我慢の末に仲間にしても、NPC専用職は通常雇用の傭兵と違ってスキルがないので通常攻撃しかできない(つまり火力に期待すべきでない)。両手と盾で初期能力値に違いがあるので吟味必須。まともな防具さえ与えれば肉壁役は務まるので、重鎧が装備できる剣ハンマー優先。斧短剣槍弓はスキルなしだと入れる意味がない。一応LV6で取れるスキルはあるので、手間を考えたらLV5なら捕まえ時か(連れ回している間も経験値が入る)。通常雇用がかなりきつい金額まで上がる仲間15人ぐらいの頃を目途に雇えるように運んでおくと良いかも。雇用時は影響力をどっさり取られるので同時期に2人捕獲→雇用が限度。キャリアプラン分も考慮していないとLV1の能力のまま据え置く羽目になる。
⑤動物は別枠扱いにできなかったのか?
動物を捕獲すれば次の戦闘から使え、給料も要らない手軽さが魅力。スキル成長もNPC職のスカスカツリーと違ってしっかり用意されている。しかし装備が付けられないので攻防とも迫力に欠けて死傷しやすい。弓でLV5パッシブのビーストマスタリーを取らない限りオート操作で、行動順がNPC同様に固定されるため非常に扱いづらい。動物と言えどもPT人数にしっかりカウントされるので、とりあえずの頭数で数頭入れようものなら序盤から傭兵の雇用費が跳ね上がる。
適切に使うならマスタリー必須。捕獲する価値があるのは狼のアルファと猪のスノー。2つ目のスキルを取れるLV5以上が目途。ポニー同様にロープが3つ必要。HPへの直接ダメージで病気感染を起こす野ネズミとは相性が悪く、巣討伐クエストを終えてから捕獲した方が良い。主な使いどころは弓潰し。エンゲージすれば素手殴りしかできない弓相手なら装甲なしのハンデも埋まる。移動力を20m以上にすれば弓をどこに置かれても対処可能。
⑥傭兵なのに死んだら即リセ
生産職のレベリングに非常に時間がかかるので、実質的に序盤から担当しているキャラの固有能力化して替えが効かない。特にクラフト系はゲーム進行にダイレクトに関わるものが多く(収穫系はミニゲーム頑張ればどうにかなる)、死人=即リセやむなしのゲームデザイン。傭兵団運営ゲーとして考えるなら生産要素は団共有のレベルで良かっただろうに。コンパニオンを完全な非戦闘職にしたBBはその辺が分かっていた。ワーテイルズは何でも屋の冒険者が何故か傭兵的な討伐依頼ばかりこなしているようにしか見えない。
そもそも傭兵が雇いづらい。きつい値上げで奴隷雇用に目を向けさせるのはまだ意図が分かる。しかし酒場や監獄でスカウトできるキャラがランダムで、同職が固まって出る、悪トレイトとゴミスキル持ちばかり。ゲームが進むと加入時のLVは少しずつ上がっていくのだが、職の装備縛りと装備LVの縛りがあるのでLV差が開いたキャラを育てるのはすごくめんどくさい。
BBみたいに雇用リストが拠点の数だけあり、平均能力に応じて雇用費も差別化されてるならまだしも、雇用費横並びの1周期5枠でこれはないだろう。しかも入れ替わり周期後はトレイトだけ固定され、初めて施設に入った時刻に応じて職業だけ変動する(キャラ確定後は次周期まで固定)。つまり1人増やせる資金が貯まったら酒場と監獄をチェックし、良トレイト持ちの枠がなければ次まで我慢するしかない。発見したら1時間おきの変化を確認して欲しい職になるまで待つ作業がある。
初期面子を含めてたかが10人程度の編成に物凄く時間を食う。宝の持ち腐れになるミスマッチなトレイトの組み合わせが少なくないからだ。ただでさえ自由度が低く感じるのに、監獄の場合は狼や猪が枠を埋めていたりするし。下手したら2匹同時ポップ。雇用費は人間と同額で全くメリットがなく、入れ替え1回分を無駄にされるだけ。この制作者は本当に傭兵ゲーを作りたかったのだろうか。古臭い要素を盛り込んだ作業的なMMORPGにランダム雇用とターン制バトルを付け足しただけにしか見えない。
⑦軽装前衛は殴り合わない
BBと似ているところがあるとすればガチムチ重装備が正義というところ。直接HPにダメージが入る毒や出血などを除けば、装甲を全て削らないとHPが減らない。BBは装甲無視の貫通ダメを狙った武器選びもあり得たがそういうのは見かけない。近接盾なし軽鎧のレンジャーは先に進むほど脆さが露わになる。ほとんどの敵が軽中鎧で装甲差もほぼない最序盤こそ片っ端から喉を掻き切って大活躍だが、敵がLV4になった辺りから中鎧+盾や重鎧キャラの相手はしんどくなる。BBと違って敵モブのHPがレベルとともに高くなっていくので、毒付ナイフとLV3の範囲攻撃の毒ガスでスリップを撒きまくったところで「装甲を残したまま倒す」なんて夢のまた夢。
LV5パッシブの追加攻撃を取れば多少はマシになる。1アクションごとに追加で投げナイフ(射程4m、ノーコスト、クリティカルヒットあり)を放つ優れもので、LV1とLV3のスキル攻撃やサブの投擲武器も含めると全職で最大の手数(LV5時点で1ターンに4発+4発)を出せる。一発当たりの火力は盾持ち前衛に物足りないが、格下の野生動物相手だとレンジャーの弾幕ゲーはかなり強力。ネズミの巣討伐は相手の数が多くともHP自体はしょぼいのでレンジャーを育ててから行くと頼りになる。
ノーマル以上ならサポ役に徹してLV3は煙玉を取り、隊列の後ろに置いて動き出しはターン後半にする。煙玉は範囲内のエンゲージを解除し、エンゲージ中だった味方が目の前の相手に1発入れる。敵味方の数が増えて1方面で4、5人が殴り合う環境だとかなり手数が増える。役職スキルの攻撃指示(エンゲージ中の味方に1回攻撃させる)も持たせると、指示で1発→煙玉で1発入れられる。LV5以降は追加の投げナイフも1アクションごとに絡むので馬鹿にならない。移動力ありきなので、鎧を格落ちさせても移動力+アクセを付けられるアタッチメントの穴を重視。エンゲージで敵を根こそぎ足止めし、レンジャーが動いて一掃するイメージ。
⑧槍と弓は結構重要
無難に遠距離かまして安地から動かないでいられる(敵に近寄らないで済む)弓はこのゲームの手番制でかなり役割が大きい。NPCは割と大雑把な初期配置なので、こちらから突っ込まない限り1ターン目が空振りになるキャラがかなり出るからだ。エイム(射程2倍)とノックバックを合わせれば、敵の後列を味方に接触できない位置まで下げることも可能。周囲の味方の人数分だけ行動力を回復する隊長スキルも弓が一番扱いやすい(味方の密集地に移動した後でも敵を攻撃しやすいので)。ただし味方の遮蔽判定があるので敵味方が乱戦状態の2ターン目から位置取りが面倒。
槍はLV5パッシブのサポート攻撃を取ると、隣接する味方が近接攻撃を受けるたびに攻撃してきた敵に槍が反撃するようになる。槍自身が接近戦に入ると機能しなくなるので、盾持ち3人に前と左右を囲わせるインペリアルクロス的な陣形を組むと強い。相手の槍に押し出されるか、裏から回り込まれない限り崩せない。近接だらけの動物戦や援軍盛り盛りのゴーストパック戦(動物の幽霊軍団)だと特に効果を発揮するだろう。常に多方面作戦を強いられるゲームなので槍も2人は欲しい。ハードだと3人。肉壁は奴隷ルートと動物捕獲で後からでも補充が効く。
前述したLV3スピアウォールは使い勝手抜群。近接系1人を問答無用で1ターンパス、スキルブックを使ったグレードアップで2人までになる。近接で唯一警戒すべきはダッシュの一直線切りを持つ両手剣(たしかレジオン系)。通常移動とダッシュ切りの移動力が別枠で隊列の角から複数ヒットを狙ってくる。槍だけで対応するのは厄介。LV3非推奨はハープーン。投げ槍の貫通攻撃で弓同様に味方遮蔽あり。使いどころが非常に限られる。
⑨一発逆転を狙うなら遺跡の遺物解析
南西の山中にある遺跡を探検すると正体不明の遺物が4つ見つかり、解析に3~7日かかる(キャンプで専用の机を使用して調べられる)。7日かかるレアものはゲームバランスをぶっ壊せる。

Langhult.Vandaele
2022年10月19日
とても良きです。
序盤の苦しさがノーマルでも適度に良く舐めてかかってるとチュートリアルでミートパイルが出来上がります。
戦闘で消耗してしまうリソースの補填や傭兵たちを維持するためのコストを維持しつつ、金を稼ぐのは某漫画のような世界観です。
ワールドマップは無視界の状態から自分で開拓していきマップを広げ、村や拠点を探索することでイベントが発生し特殊なクエストが進行できます。
クラフトでは自分たちの装備や野営の道具などを作ることができ、レシピはNPCからの購入やランドマークを発見することで獲得できる知識ポイントなるものでアンロック。
またハーケンのような登山道具を作り[spoiler]本来であれば通行料の発生する国境を裏道で越境[/spoiler]することも。
何より良いなと思ったのが、上記のように世界観がよくロールプレイがはかどること。
あたかも自分がその世界で生きているというような感覚になり、戦闘で苦しい状況になったときは歯痒くなり、自分の傭兵たちにお給料を払えなくて怒られたときは申し訳ない気持ちになります。
ネズミから貰った疫病を治すためのおくすりを買えなく、自分の仲間が野営中に発狂してるのはなぜか笑ってしまたけど。
ちなみに私は英語弱者ですが、PCOTという翻訳ツールのおかげでマウスオーバーしないと出ない以外のものは、全てLore含め理解することに問題なく進行できます。
プレイ開始するにあたり手探りでやらず先人の知恵をお借りしたい場合は Wartales のコミュニティハブのガイドに先駆者様がビギナーズガイドを日本語で書き記してありますので参考に。